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Yamareco

記録ID: 610048
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

ガスの中、道迷いに注意! 大血川〜酉谷山→三ツドッケ→東日原

2015年04月04日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
18.8km
登り
1,654m
下り
1,638m

コースタイム

日帰り
山行
7:09
休憩
1:26
合計
8:35
7:20
38
スタート地点
7:58
7:58
12
クイナ沢橋(登山口)
8:10
8:10
25
ドラム缶
8:35
9:05
15
大岩下
9:20
9:20
8
6本丸太橋
9:28
9:28
22
裏向きのカンバン
9:50
9:50
23
東大演習林丸カンバン
10:13
10:20
29
10:49
10:49
8
10:57
10:57
21
大血川峠
11:18
11:22
13
11:35
12:00
48
12:48
12:48
34
七跳尾根分岐
13:22
13:22
28
13:50
14:10
15
14:25
14:25
90
15:55
東日原バス亭
天候 小雨が降ったり止んだり、ガス
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路:秩父鉄道終点/三峰口からタクシーで大血川渓流観光釣場まで(2620円)
復路:東日原からバス→JR奥多摩
コース状況/
危険箇所等
破線ルートにチャレンジ。稜線の北斜面には残雪ありますが、アイゼン等の滑っ止めは不要です。
早朝のお花畑駅。ハイカーは自分だけです。天気が微妙ですから。。。
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早朝のお花畑駅。ハイカーは自分だけです。天気が微妙ですから。。。
秩父鉄道最終駅、三峰口に到着です。里は春真っ盛りですね。ここから予約してあるタクシーで移動です。
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秩父鉄道最終駅、三峰口に到着です。里は春真っ盛りですね。ここから予約してあるタクシーで移動です。
大血川渓流観光釣場までタクシーで2600円でした。先ずは林道歩きからスタートです。霧雨ですね。
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大血川渓流観光釣場までタクシーで2600円でした。先ずは林道歩きからスタートです。霧雨ですね。
歩き出して10分後、林道と遊歩道の分岐があります。自分はauなので、ここはまだ電波がありますね。
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歩き出して10分後、林道と遊歩道の分岐があります。自分はauなので、ここはまだ電波がありますね。
趣のある橋でした。
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趣のある橋でした。
綺麗な水です。
このクイナ沢橋を渡って登山道に入ります。
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このクイナ沢橋を渡って登山道に入ります。
登山道に入り10秒後、いきなり崩落地です。トラロープを使ってトラバースです。しばらくは崩落地を左手に見ながら九十九折を登ります。
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登山道に入り10秒後、いきなり崩落地です。トラロープを使ってトラバースです。しばらくは崩落地を左手に見ながら九十九折を登ります。
登山道に入って10分前後でドラム缶があります。こんな山奥で何を燃やすんだろうか?人に見られたくないようなモノ。。。
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登山道に入って10分前後でドラム缶があります。こんな山奥で何を燃やすんだろうか?人に見られたくないようなモノ。。。
ドラム缶から5分程行くと、分岐があります。左が巻き道、右が尾根直登。自分は巻道を選択しましたが、結果的には5分後に合流しました。
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ドラム缶から5分程行くと、分岐があります。左が巻き道、右が尾根直登。自分は巻道を選択しましたが、結果的には5分後に合流しました。
合流した尾根です。
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合流した尾根です。
更に5分後、再び左が巻道、右が尾根直登。これも後に合流するようです。
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更に5分後、再び左が巻道、右が尾根直登。これも後に合流するようです。
他のハイカーさんの情報にもある尾根筋にある巨大な岩。ここから踏み跡は右に大きく巻きますが、尾根筋を登る山と高原地図の破線からは数百メートル南にズレます。ここで25分のタイムロスしました。
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他のハイカーさんの情報にもある尾根筋にある巨大な岩。ここから踏み跡は右に大きく巻きますが、尾根筋を登る山と高原地図の破線からは数百メートル南にズレます。ここで25分のタイムロスしました。
この崩落地は巻かずにそのまま行けます。
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この崩落地は巻かずにそのまま行けます。
3本(今は6本)の丸太橋も大切な目印。これを渡って進む方向が正解です。
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3本(今は6本)の丸太橋も大切な目印。これを渡って進む方向が正解です。
最大の崩落地に来ました。上に巻いて通過します。
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最大の崩落地に来ました。上に巻いて通過します。
上に巻くためのロープです。急斜面を数メートル登ります。
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上に巻くためのロープです。急斜面を数メートル登ります。
これも重要なチェックポイント。裏向きのカンバンです。ここはUターンするように左に鋭角にまがります。因みにカンバンの表にも何も書いてありません。。。
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これも重要なチェックポイント。裏向きのカンバンです。ここはUターンするように左に鋭角にまがります。因みにカンバンの表にも何も書いてありません。。。
しばらく急登が続き明るい雑木林の尾根筋に到着すると、この丸カンバンが出てきます。ここから20分少々で熊倉山からのルートに合流します。
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しばらく急登が続き明るい雑木林の尾根筋に到着すると、この丸カンバンが出てきます。ここから20分少々で熊倉山からのルートに合流します。
熊倉山からのルートに合流点にもこの丸カンバンがあります。手書きで熊倉山方面と大血川方面が記載されています。
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熊倉山からのルートに合流点にもこの丸カンバンがあります。手書きで熊倉山方面と大血川方面が記載されています。
熊倉山からのルート合流後は踏み跡は明瞭になります。緩やかな尾根を進みます。
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熊倉山からのルート合流後は踏み跡は明瞭になります。緩やかな尾根を進みます。
誰の仕業ですか?
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誰の仕業ですか?
P1650の小黒山に近付くと登り傾斜は急になります。苔むした雰囲気。『The奥秩父』
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P1650の小黒山に近付くと登り傾斜は急になります。苔むした雰囲気。『The奥秩父』
ジブリの世界に迷い込んだような素敵な場所でした。
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ジブリの世界に迷い込んだような素敵な場所でした。
コケのアップ!
小黒山からは必ず南に降りることを確認します。このカンバンの方角が南です。天気が良ければ酉谷山は目の前に見えるのでしょうが今日は全く視界が効きません。
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小黒山からは必ず南に降りることを確認します。このカンバンの方角が南です。天気が良ければ酉谷山は目の前に見えるのでしょうが今日は全く視界が効きません。
大血川峠です。本来はここから右手に両神山が見えるらしいですね。
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大血川峠です。本来はここから右手に両神山が見えるらしいですね。
北斜面には残雪が出てきました。
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北斜面には残雪が出てきました。
長沢脊梁の稜線が見えてきました。あと少し!
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長沢脊梁の稜線が見えてきました。あと少し!
ジャーン!酉谷山に到着です。本来はそこそこの眺望があるらしいのですが。。。
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ジャーン!酉谷山に到着です。本来はそこそこの眺望があるらしいのですが。。。
山頂は風が強くて雨も少し激しくなってきました。
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山頂は風が強くて雨も少し激しくなってきました。
酉谷山避難小屋です。丁度お昼時なので雨宿りも兼ねて休憩しましょうか。
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酉谷山避難小屋です。丁度お昼時なので雨宿りも兼ねて休憩しましょうか。
綺麗な避難小屋です。
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綺麗な避難小屋です。
お決まりのランチ。いやあ美味かった!
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お決まりのランチ。いやあ美味かった!
小雨の中、再出発です。ここからは長沢脊梁を三ツドッケまで歩きます。
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小雨の中、再出発です。ここからは長沢脊梁を三ツドッケまで歩きます。
気温は6度前後で肌寒いです。
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気温は6度前後で肌寒いです。
道そのものは歩きやすいので高速運転です。
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道そのものは歩きやすいので高速運転です。
時折尾根筋を歩きます。風が強いです。
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時折尾根筋を歩きます。風が強いです。
晴れていれば相当気持ちいい道の筈ですが。。。
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晴れていれば相当気持ちいい道の筈ですが。。。
小谷川林道はまだ通行止めなんですね。
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小谷川林道はまだ通行止めなんですね。
高度感のある木の橋です。雨で滑り易いので慎重に行きます。
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高度感のある木の橋です。雨で滑り易いので慎重に行きます。
眺望で有名なハナド岩。今日は真っ白で何も。。。
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眺望で有名なハナド岩。今日は真っ白で何も。。。
三ツドッケに到着です。4ヶ月振りに来ましたが、この山が好きです。ガスの中20分もノンビリ休憩しました。
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三ツドッケに到着です。4ヶ月振りに来ましたが、この山が好きです。ガスの中20分もノンビリ休憩しました。
一杯水避難小屋。ここからヨコスズ尾根を下ります。
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一杯水避難小屋。ここからヨコスズ尾根を下ります。
痩せ尾根もあります。
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痩せ尾根もあります。
左が切り立った崖です。慎重に行きましょう。
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左が切り立った崖です。慎重に行きましょう。
標高1100mまで降りてきました。なぜこうなる?
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標高1100mまで降りてきました。なぜこうなる?
東日原の直前に今日初めての3人組のハイカーさんに出会いました。今日は独り言が多かったです。
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東日原の直前に今日初めての3人組のハイカーさんに出会いました。今日は独り言が多かったです。
東日原も春本番です。
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東日原も春本番です。
無事にバス亭に到着です。20分後にバスが出ます。いいタイミング!
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無事にバス亭に到着です。20分後にバスが出ます。いいタイミング!
バスを待つ間はコレコレ!ザックのポケットでいい具合に冷えていますよ!
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バスを待つ間はコレコレ!ザックのポケットでいい具合に冷えていますよ!
奥多摩駅で靴を洗って電車にのります。ホリデー快速がいいタイミングでありますね!
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奥多摩駅で靴を洗って電車にのります。ホリデー快速がいいタイミングでありますね!
地元に帰ってきました。最近ワンパターン。。。 でもここの煮込みは美味すぎて他には行けません。ホッピー外1中3で仕上げ。
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地元に帰ってきました。最近ワンパターン。。。 でもここの煮込みは美味すぎて他には行けません。ホッピー外1中3で仕上げ。
これもワンパターン。ザックを持って入れる雰囲気のお店って限られますよね。
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これもワンパターン。ザックを持って入れる雰囲気のお店って限られますよね。

感想

都県境でありそれなりの存在感がある長沢背稜は、特に三ッドッケ以西はアクセスの悪さが原因なのか、いつもハイカーさんは少ないですね。そんな山域ですが都内最北端に位置する酉谷山へ行ってみたいと、いつも地図を見て思っていました。
秩父側(大血川渓流観光釣場)からのアクセスは破線ルートとなっていますが、踏み跡が薄く、指導標の無い分岐がある等、バリエーションルートの範疇ですよね。昨年も遭難事例が報告されている様な山域なので、安全を期して雪が消えたらチャレンジしようと計画していました。やっと今日実現です!
天気予報は曇り。実際には一日中降ったり止んだりの天気で、ガスガスでした。でも、これで良しなんです。眺望が有ろうが無かろうが、やっぱり週末は山なんです!(^ ^)

地元駅(西東京市)を4:55発の西武池袋線に乗り込み、途中で秩父鉄道に乗り換えて三峰口へ向かいます。三峰口からは前日に予約したタクシーで大血川渓流観光釣場まで2600円で時間をセーブします。ここから酉谷山まで標高差1100m強を登ります。
暫くは清流に沿って林道を歩いてウォーミングアップです。クイナ橋を越えて登山道に入ると、ほんの5秒後、いきなりの崩落地点です!アハハ、やっぱり悪路ですね。頑張って行きましょう!今日も楽しくなりそうです!
コンパス、地図、GPSは持参し、更に事前にネットの情報をメモしていたのですが、やっぱり中々思うようには行きませんでした。尾根筋にある巨岩を右から巻くのは分かっていたのですが、巻道を進むと踏み跡が薄くなり、山と高原の地図からドンドンずれて、数百メートル南に自分が居るのがGPSから分かります。林業の作業道に入ってしまったと思い、巨岩まで引き返してルートを探しました。結果的には最初のルートが正しいと後から分かるのですが、此処で25分のロスタイムとなりました。山と高原の地図の破線ルートは、実際にヤマレコの皆さんが歩いているルートとは異なるのですね。まあ誤差の範囲ですかね〜…。
なるほど、もう一度そのルートを進み直し更に先に進んでみると、6本丸太の橋や、裏返しになっている看板等、ネットの情報と完璧に一致しますね!安心しました!
熊倉山からのルートと合流し尾根筋を進みます。踏み跡も少しは明瞭になり安心です。P1650の小黒山の手前では、倒木が多く、苔むしていて静かな奥秩父の雰囲気が味わえます。本当に山深い!ジブリの世界に来たみたいですよ!
小黒山頂からの進行方向も大切ですね。南方面に行くのが正解です。ここから一旦は大血川峠まで標高差にして50m弱下り、ここからはガスのなか薄っすらと見える長沢脊梁へ100mほど登り詰めると酉谷山山頂です。今日はずっと雨が降ったり止んだりで、しかもガスガスです。
腹が減ったので酉谷山避難小屋でお昼にしました。
ここからは長沢脊梁を高速運転です。眺望の無い七跳山は雨なのでパス、眺望がいいはずのハナド岩もガスで真っ白!最後は三ッドッケに賭けるしかない状況!山頂で20分粘りましたが、結果はずっとガスガス…。こんな日もありますよね!また来週末に期待です!
さあ下山です。一杯水避難小屋を通過し、ちゃっちゃかとヨコスズ尾根を下ります。切り立った崖の巻き道は慎重に。
東日原のバス停に着きました。今日も無事に帰って来ることが出来ました!ありがとうございます!感謝!(^ ^)


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