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Yamareco

記録ID: 611163
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

藤原岳の花図鑑 ↑孫太尾根↓聖宝寺道

2015年04月07日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
00:30
距離
17.7km
登り
1,184m
下り
1,199m
歩くペース
とても速い
0.00.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

墓地駐車場 - <孫太尾根> - 丸山 - 草木 - 多志田山 - 鈴鹿山脈縦走路分岐 - 藤原岳 - 藤原山荘 - 展望地 - 藤原山荘 - 八合目分岐 - <聖宝寺道(裏登山道)> - 聖宝寺 - 鳴谷滝 - 聖宝寺道登山口 - <自転車で移動しデポした車を回収> - 墓地駐車場
天候 曇 山上部で霧
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
・聖宝寺道に自転車をデポし、孫太尾根登山口からスタート
コース状況/
危険箇所等
・登山道の残雪はわずかで、本日の状況ではアイゼンは必要とせず。登山道は泥んこで滑りやすい。
山麓からの藤原岳
逆さフジと桜
上空には多くの雲が流れていました
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山麓からの藤原岳
逆さフジと桜
上空には多くの雲が流れていました
藤原岳自然科学館に併設されている「自然学習園 ふるさとの森」に立ち寄りました
クロモジ?
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藤原岳自然科学館に併設されている「自然学習園 ふるさとの森」に立ち寄りました
クロモジ?
イチリンソウの蕾、登山道や聖宝寺ではまだ葉のみでした
2
イチリンソウの蕾、登山道や聖宝寺ではまだ葉のみでした
一輪の花を付けたニリンソウ
登山道ではまだ固い蕾でした
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一輪の花を付けたニリンソウ
登山道ではまだ固い蕾でした
ニガイチゴ
藤原岳自然科学館からの藤原岳
3
藤原岳自然科学館からの藤原岳
山麓でニホンザルが地面に落ちた何かを食べていました。
サクラの花かな?
3
山麓でニホンザルが地面に落ちた何かを食べていました。
サクラの花かな?
孫太尾根登山口からスタート
ヤブツバキ
孫太尾根登山口からスタート
ヤブツバキ
ヒイラギとヤマザクラの落下した花
3
ヒイラギとヤマザクラの落下した花
コショウノキ
ヤブサンザシ
雄しべが長短10本
トウゴクミツバツツジ?
3
雄しべが長短10本
トウゴクミツバツツジ?
シハイスミレ?
青川峡キャンピンクパーク
3
青川峡キャンピンクパーク
セツブンソウの若い果実
セツブンソウの若い果実
賑やかなヒトリシズカ
横に這う根茎から多数の茎が直立する
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賑やかなヒトリシズカ
横に這う根茎から多数の茎が直立する
ヒトリシズカ
穂状花序、糸状の3本の雄しべが水平に伸びる
3
ヒトリシズカ
穂状花序、糸状の3本の雄しべが水平に伸びる
ミノコバイモ(美濃小貝母)
学名:Fritillaria japonica
葉は上方で3輪生、下方で対生
環境省のレッドリスト:絶滅危惧II類(VU)
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ミノコバイモ(美濃小貝母)
学名:Fritillaria japonica
葉は上方で3輪生、下方で対生
環境省のレッドリスト:絶滅危惧II類(VU)
ミノコバイモの蕾
2
ミノコバイモの蕾
オニシバリ
アブラチャン?
美女と野獣?
美女と野獣の野糞
1
美女と野獣の野糞
シロバナナガバノスミレサイシン?
2
シロバナナガバノスミレサイシン?
ミスミソウ
花後のヒロハノアマナ
3
花後のヒロハノアマナ
ヒロハノアマナの蕾
1
ヒロハノアマナの蕾
ヤマシャクヤクの蕾
1
ヤマシャクヤクの蕾
フモトスミレ?
シハイスミレ?
フモトスミレ?
シハイスミレ?
ミノコバイモの花の細部
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ミノコバイモの花の細部
ミノコバイモとコシノコバイモとの比較
前回(4/4)観察したばかりのコシノコバイモに似ていますが、花弁の縁の突起形状が異なるようです
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ミノコバイモとコシノコバイモとの比較
前回(4/4)観察したばかりのコシノコバイモに似ていますが、花弁の縁の突起形状が異なるようです
汗びっしょりとなったようなアセビ
4
汗びっしょりとなったようなアセビ
タムシバ
多志田山頂上
少し残雪あり
2
多志田山頂上
少し残雪あり
バイケイソウ
藤原岳頂上は視界不良でした
2
藤原岳頂上は視界不良でした
セツブンソウ
アカゲラ
整備中の藤原山荘の新しいトイレ
整備中の藤原山荘の新しいトイレ
雲の切れ間から伊吹山
5
雲の切れ間から伊吹山
能郷白山
雲海に浮かぶ白山
8
雲海に浮かぶ白山
アズマイチゲ
お菊さんはまだのようでした
1
アズマイチゲ
お菊さんはまだのようでした
員弁川と伊勢湾方面の展望
1
員弁川と伊勢湾方面の展望
ヒガラが目の前で登山道を動き回って、食事をしていました
5
ヒガラが目の前で登山道を動き回って、食事をしていました
植物の種子のようなものをくわえていました
5
植物の種子のようなものをくわえていました
地面の食べ物を探していました
2
地面の食べ物を探していました
フクジュソウ
フクジュソウの果実
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フクジュソウの果実
セリバオウレン
両性花の個体
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セリバオウレン
両性花の個体
セリバオウレン雄花
果実となったものもありました(右上)
1
セリバオウレン雄花
果実となったものもありました(右上)
ボタンネコノメソウとヤマネコノメソウ
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ボタンネコノメソウとヤマネコノメソウ
ミスミソウ
イチリンソウ?
カタクリ
ユリワサビ
シロモジ?
ミヤマカタバミ
以前水場(延命水)となっていた登山道は崩落して、2段の滝となっていました
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以前水場(延命水)となっていた登山道は崩落して、2段の滝となっていました
聖宝寺道の下部で砂防堰堤の北側を巻く
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聖宝寺道の下部で砂防堰堤の北側を巻く
聖宝寺
周辺ではヒトリシズカなどの花が咲いていました
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聖宝寺
周辺ではヒトリシズカなどの花が咲いていました
寺内のサクラとヤマガラ
3
寺内のサクラとヤマガラ
サクラとシジュウカラ
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サクラとシジュウカラ
三度三つに枝分かれしているミツマタ
3
三度三つに枝分かれしているミツマタ
カテンソウ
開き始めた雄花の5個の雄しべ
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カテンソウ
開き始めた雄花の5個の雄しべ
ヤマアイの雄株
タチツボスミレ
モミジイチゴ、葉の裏側に花を付ける
モミジイチゴ、葉の裏側に花を付ける
聖宝寺道登山口で自転車に乗って、孫太尾根登山口にデポしておいた車を回収に向かいました
7
聖宝寺道登山口で自転車に乗って、孫太尾根登山口にデポしておいた車を回収に向かいました
ヤマブキ
藤原岳登山に利用される三岐鉄道の列車
6
藤原岳登山に利用される三岐鉄道の列車
ムラサキケマン
アオキの雄株
ロングトレイルの孫太尾根と藤原岳
5
ロングトレイルの孫太尾根と藤原岳
コスミレ?
道路の隙間に生えていたスミレ
種子に付着するエライオソームを餌とする蟻によって種子が運ばれて、発芽したものかも知れません。
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道路の隙間に生えていたスミレ
種子に付着するエライオソームを餌とする蟻によって種子が運ばれて、発芽したものかも知れません。
キランソウ
カキドオシ
アケビの雌花と雄花
3
アケビの雌花と雄花
ドウダンツツジ(栽培品種?)
ドウダンツツジ(栽培品種?)
ヒメウズ
展開直後のマムシグサの仲間
1
展開直後のマムシグサの仲間

感想

天気予報通りの生憎の天気となり、少し雨も降って雨具を装着することになりました。稜線では風が強くやや荒れ気味の天候でしたが、幸い多志田山付近で少し雨が降った程度でたいした雨ではありませんでした。少し気温が低めでしたが、あまり汗をかかず歩くには快適でした。藤原岳の山頂ではガスの中となり全く展望がありませんでした。藤原山荘から天狗岩方面に向かうと展望地では上空の雲が切れる時間帯があり、伊吹山や白山が雲海上に姿を現す予想外の展開となりました。登山道のあちこちで、カタクリの葉が見られ、蕾も見られました。ミノコバイモは、予想以上に多くの花が見られました。三重県のレッドリストで絶滅危惧IA類の指定を受けているようです( http://www.eco.pref.mie.lg.jp/rdb/pages/asp/detail.asp?detailid=1109 )。フクジュソウは上部の多くの斜面で生育いていましたが、今日歩いた場所では見頃を過ぎた印象でした。探していた花は見つかりませんでした。例年よりも開花時期が遅れているのかも知れません。ヒトリシズカが咲き始め、一人静かに山歩きができました。人が少なかったこともあり、登山道ではヒガラが目の前で観察できました。次の花が咲きそろう頃に再チャレンジしたい花の名山。

【 バックナンバー 藤原岳 】
・[b]1月8日[/b] (2012年)『藤原岳〜天狗岩 スノーシューで新雪を踏みしめる! 』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-160865.html
・[b]1月28日[/b] (2014年)『藤原岳〜 スノーシューハイク+空飛ぶリス 』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-401111.html
・[b]2月19日[/b] (2011年)『藤原岳 白山がくっきり見えた!・表道〜木和田尾』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-99933.html
・[b]3月3日[/b] (2015年)『孫太尾根(藤原岳)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-596384.html
・[b]3月4日[/b] (2014年)『多志田山(節分草と福寿草の藤原岳・孫太尾根)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-412548.html
・[b]3月6日[/b] (2013年)『藤原岳 〜ポカポカの春山ハイク』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-274674.html
・[b]3月17日[/b] (2015年)『孫太尾根(藤原岳Miss美草咲いているかな?)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-596384.html
・[b]3月19日[/b] (2014年)『孫太尾根に春の妖精を探しに〜淡桃色のミスミソウ』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-418185.html
・[b]3月23日[/b] (2014年)『子向井山からの木和田尾(ミスミソウとセリバオウレン図鑑)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-420273.html
・[b]4月7日[/b] (2015年)『藤原岳の花図鑑 ↑孫太尾根↓聖宝寺道』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-611163.html
・[b]4月8日[/b] (2014年)『藤原岳(孫太尾根〜木和田尾)色とりどりの花と鳥』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-426056.html
・[b]4月12日[/b] (2014年)『竜ヶ岳-藤原岳(大鉢山〜聖宝寺道縦走)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-427616.html
・[b]4月24日[/b] (2011年)『藤原岳-御池岳 (花図鑑25種-福寿草・片栗・岩団扇・雪割草・美濃小貝母…) 』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-106928.html
・[b]5月8日[/b] (2012年)『藤原岳 〜冷川岳周回・花鳥蝶図鑑』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-189224.html
・[b]5月15日[/b] (2010年)『藤原岳〜白山・リスに遭う(花の百名山・冷川岳のイワカガミ)』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-64322.html
・[b]10月1日[/b] (2013年)『藤原岳 秋の花といきものばかり』 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-352419.html

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コメント

毎度、勉強させていただいてます。
こんにちは。もうこんなに何種類もの花が咲いてますか?
私が行っても見つけられないでしょうけれど勉強になります。
一度カタクリの花を見たいと思ってますのでalpsdakeさんのレコで鈴鹿近郊の情報を参考にさせていただいてます。
2015/4/8 11:00
カタクリ峠
shige1966さん こんばんは
周辺の御池岳の登山道6合目(通行止め中のコグルミ谷ルート)は、カタクリ峠とも呼ばれるようです。
昨年5月13日に通った際には、そこでこの花が見られました。「御池岳登山道○合目」の案内標識にデザインとして、 カタクリが描かれているようです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=447369&pid=b2085c8189df415206461c30b6621d35
周辺では5月中旬頃まで、あちこちでこの花が見られるかも知れません。
2015/4/8 20:57
Re: カタクリ峠
いつも詳しい情報ありがとうございます。
コグルミ谷ルートは昨年11月に鞍掛峠開通直後に登山口でぎっくり腰を起こして帰ってきました。
今年こそ行こうと思います

それから
「 ↑孫太尾根↓聖宝寺道 」
この書き方いいですね〜、真似させていただいていいでしょうか?
2015/4/9 13:38
国道306号復旧
shige1966さん こんばんは
↑=上り、↓=下りの表記方法は分り易いかと思いました。ぜひ採用して下さい。
国道306号の三重県側の鞍掛峠までの道路が昨年にようやく復旧したようなので、御池岳に登った際の下りに、鞍掛峠東口(ここに自転車をデポ)を利用しようかと思っています。
2015/4/9 21:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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利用交通機関:
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