記録ID: 617418
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北ア・裏銀座縦走(夏山合宿)
1974年07月25日(木) ~
1974年07月30日(火)
hori-gucci
その他15人
- GPS
- 128:00
- 距離
- 74.4km
- 登り
- 4,945m
- 下り
- 5,185m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:15
- 休憩
- 2:52
- 合計
- 10:07
5:08
87分
葛温泉
6:35
7:57
43分
濁小屋跡
8:40
8:50
80分
尾根取り付き
10:10
10:25
45分
間食
11:10
11:40
90分
昼食
13:10
13:30
45分
三角点
14:15
14:30
45分
休憩
15:15
2日目
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 5:20
- 合計
- 13:45
3日目
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 3:20
4日目
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:25
11:25
0分
双六小屋キャンプ場
4:35
4:40
65分
硫黄乗越
5:45
6:00
80分
休憩
7:20
45分
槍ヶ岳肩の小屋
8:05
8:10
20分
槍ヶ岳山頂
8:30
8:35
30分
槍ヶ岳肩の小屋
9:05
9:35
85分
昼食
11:00
横尾付近の河原
5日目
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 8:15
7:15
60分
横尾付近の河原
9:16
9:18
17分
明神
9:35
9:45
83分
休憩
12:50
12:55
25分
休憩
14:55
15:08
22分
休憩
15:30
二俣付近
6日目
- 山行
- 2:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:05
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
信濃大町―葛温泉(タクシー) 【復】島々―松本(松本電鉄) 松本―新宿―熊谷(国鉄) |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
【7/24】熊谷駅7:12出発。信濃大町14:40到着、14:42出発。葛温泉15:10到着、幕営。 【7/25】日本三大急登に数えられるブナ立尾根は、登り始めは緩やかだが、次第に勾配を増し、1年の村田、慧弔バテる。幕営地を確保するため、OB小柳、2年堀口、持田、清水が先発隊となり、コースタイムの半分で稜線に到着、無事に烏帽子小屋幕営地を確保した。 【7/26】朝、烏帽子岳を往復することになった。朝日を背に烏帽子岳に向かう。途中のニセ烏帽子からは360°の展望。立山、白馬、五竜、鹿島槍、後ろに槍、穂高まで最高の眺めだった。烏帽子岳の頂上はとんがった岩で、1人しか頂上に立つことはできないので、順番を待ち岩の頂上へ攀じ登った。反対側は数百メートルも切れ落ちた岸壁だったため、他の部員は怖がって登らなかった。 今日の行程は短いはずだったので、のんびりと歩いた。昼食の時は1時間半も休み、グリセードや昼寝をして過ごした。水晶小屋から下った地点の幕営禁止区域を今日のねぐらと決め、テントを干しながら昼寝をしていると、夕方5時頃、見回りの警備員に感づかれてしまった。どれだけ言い訳をしても聞き入れられず、そこからコースタイムで3時間の三俣山荘まで歩かされるハメになった。 一度緩んでしまった気持ちは引き締められず、2年の正田陽がバテはじめる。声が嗄れるほど叱咤激励しながら鷲羽山までは頑張ったが、何時に着くか危うくなってきたので、幕営地確保のため自分1人で、三俣目指して駆けおりることになった。30kgの荷を背に前を走っているパーティーを追い抜き、汗だくになって三俣に到着したものの、空いている場所がない。暗くなっているし、もう疲れ切ってしまい、次の幕営指定地まで行く体力はない。小屋の人に拝んで拝んで拝み倒して、何とか指定地外にテントを張らせてもらった。他の部員たちは30分ほどしてから到着した。その夜はぐっすりと寝た! 【7/27】晴れ、槍・穂高がよく見えた。 早く双六小屋の幕営地に到着したので4時まで自由行動として、近くの雪渓でグリセードなどをして遊んでいると、熊谷工業の山岳部が到着、中学時代の同級生と再会した。 【7/28】曇り、霧が深い。視界20〜30m. 2時に起きてテントを這い出るとすごく寒い。おそらく4〜5度程度だろう。 双六から槍の肩まではみんな頑張り、コースタイムの半分で到着できた。途中、前日に滑落して亡くなったという人のタオルとポンチョを見て、滑落した場所を通過した。何とも言えない気分になった。槍の肩に荷物をデポした、槍の肩から頂上までは渋滞しており、列を作って順番を待って岩場と梯子を登り、ようやく頂上に立った。しかし、霧雨のため景色もなく寒いので、校歌を2番まで歌って早々に下りた。 荷物を回収し、一気に駆け降りた。横尾付近の河原に幕営。 【7/29】晴れたり曇ったり 上高地が開ける前は、槍・穂高への玄関口となっていた徳本峠。多くの著名な登山家が通った場所!しかし、期待していた徳本峠は、家族連れやジーパン姿の女の子たちで溢れていた。なんということか、上高地の喧騒を嫌って徳本峠へ来たのに、同じような賑わいであった。しかし、そこから仰ぐ穂高は素晴らしかった! 岩魚止小屋を過ぎ、最後の夜は二俣付近に幕営。夕方から河原の流木を集めて、キャンプファイヤーをした。 【7/30】晴れ 二俣付近の幕営地から島々駅へ。電車で松本へ出る。急に真夏の暑さを感じた。 急行列車の出発までの時間を自由時間としたが、CLの天幸とSLの自分と1年の小野沢が集合時間に遅れたため、待っていてくれたOBの根岸さんに怒鳴られながらホームに駆け降りた時は、丁度列車のドアが閉まったところで、窓から我々を罵る清水や正田達を見送ることになってしまった。仕方なく次の列車を待つ間、松本の街でジンギスカンとビールを根岸先輩からご馳走になった。得した気分になって列車に乗った。 |
写真
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