ちょっとなめてました、丹沢主稜(神ノ川ヒュッテ〜檜洞丸〜蛭ヶ岳〜姫次〜神ノ川ヒュッテ)
- GPS
- 11:05
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,267m
- 下り
- 2,267m
コースタイム
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 11:01
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
相模湖東ICから412号、413号経由で神ノ川ヒュッテへ。 ■帰り 中央道が混んでいる可能性もあるかも?と思い、412号、16号経由で八王子ICから。 後からフタを開けてみたら、今日の中央道は混雑はなかった模様。 よくある話だ・・・ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■神ノ川ヒュッテ〜檜洞丸 熊笹ノ峰に出るまでのヤタ尾根は、意外と急で時間がかかりました(もっとも、最近、緩めの傾斜のみ歩いていたため、比較対象は甘いです)。 普通レベル以上の危険を感じるところはありませんでした。 ■檜洞丸〜蛭ヶ岳 一部、登山道が半分くらい崩壊したヤセ尾根もあり、歩くのに注意が必要。 蛭ヶ岳直下の鎖は、ないと登れないというものではありませんでしたが、ここまで長い距離を歩いてきた身には、頼りながら登ることができるありがたいもの。 蛭ヶ岳に登る3ルートの中では、間違いなく一番急です。 ■蛭ヶ岳〜姫次 登りの場合、1時間近く登り続ける階段は地獄ですが、帰りはラクちん。 今日のルートでは、一番、快適に歩くことができる区間。 ■姫次〜神ノ川ヒュッテ 一ヶ所だけですが鎖もあったり、少しガレているところもあったりします。 1,200mより下では、もうツツジが咲き始めていました。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(25L)
ザックカバー
クッカー
ガスボンベ
コッヘル
昼ご飯
非常食
ハイドレーション
水(2L)
レインウェア
防寒着
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
サバイバルシート
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
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感想
私は元々、腰痛持ちで、それが転じて常に背中とわき腹に張りを感じていました。
昨年末、家の近所に整体院ができたので、ダメ元で行ってみることに。
そこの整体院、最近、よく言われている腰骨を中心のゆがみを取っていくスタンス。
時間をかけて、と言われつつ、最初に行ったときから効果を感じたので、通い続けることにして、すでに4か月超。
その間、まずは張りがなくなるところから始まって、体のバランスが変わって姿勢がよくなったのも自分で感じるほどに。
そうなると、何が変わるかって、歩き方が変わって使う筋肉が変わってきます。
具体的には、ハムストリング(もも裏)、おしり、大腰筋を中心とした腹筋、いわゆる体幹をかなり自然と使うようになってきました。
最近、息子経由で知った「フットボールネーション」という漫画がお気に入りなのですが、そこに書いてあることを身をもって体感しております(関係者ではないので、宣伝するわけではありませんが、面白いので一見の価値はあり!!!なので、中身には触れません)。
この辺の筋肉、これまではちゃんと使っておらず、なが〜いことサボりっぱなしだったのですよね・・・
普段の生活をしていても、最初はすぐに筋肉が疲れてしまいます。しばらくは通勤電車で20分立っているのもツライくらいでしたから・・・
そこで、使っていなかった筋肉を鍛えなおすために、長い距離の山道を歩くことにしました。
4月に入ってからは、奥武蔵で30km超えを2回、歩きました。
2回目は累積標高も1,900mあるコースをラクに歩くことができたので、これで筋力も回復した!!!と自信満々。
そうなると、ちょっと目先も変えたかったのと、2月に2回、一緒に西丹沢に行った人と、花粉がなくなった時期に丹沢主稜に行こうと言っていたのを思い出したのとで、神ノ川を起点に檜洞丸、蛭ヶ岳を周回するコースに行くことに。
ヤマレコを見ていると、歩いている人も多い人気コースですし、コースタイムで11時間だったら9時間くらいでは回ることができるかな?と。
で、はい、甘かったです。
奥武蔵を歩いているときは、どちらかというと長い距離のお散歩モードでトレッキングシューズ。今日は丹沢主稜で鎖場もあるということで、久々にマウンテンシューズ。
マウンテンシューズは底が固いこともあり、(当然、)フラットフィッティング。体のバランスが良くなっていることもあり、この状態から体を持ち上げるには、ハムストリングを使うことを強要されました。
これって要は、正しい歩き方をしているということに他ならないのですよね。
しかも、最近、奥武蔵の傾斜がゆるいコースが中心で、丹沢のような多少、傾斜がキツイコースは歩いていません。
そして、私のハムストリングは、自分で思っていた以上に弱っていました。。。
ゆっくり、ゆっくりと歩く分には問題がないのですし、疲労感があるわけでもないのですが、一向にペースをあげることができません。普段であれば、標準CTの80%くらいを目安にしているのですが、今日は標準CTがやっと。
同行の方は、蛭ヶ岳までの登りはスタコラと行っています。普段であれば、そのペースにはラクについていっているのですが、今日はついていくこともできず、途中で諦めてマイペースに徹しました(もっとも、同行の方も蛭ヶ岳を過ぎてからは、極端にペースが落ちたのは、やっぱり疲れるのね、というのはわかって救いかも・・・)。
いくら長い距離を長い時間、歩くことができても、傾斜がキツイところを、テンポよく体を持ち上げることのは、まったく別モノなのですね。。。
逆に、これまではスタコラと登っていたことを思い返すと、どれだけ別のところ(前モモですね)に負担をかけて登っていたのだろうか?と思うと怖くなりますね。
なんとか歩き切ったので、こうしてレコを書いているわけではありますが、改めて鍛え直さないと、夏にテント背負って縦走など、できない体になっていると痛感。
しばらくは、楽しみつつも筋トレ登山が必要かも・・・
ただ、ハムストリングはダメダメだったものの、腹筋はかなり安定。体感が安定してきたことで、登っていても下っていても、軸がブレなくなり、フラつくことはかなり減りました。
特に下りで軸がしっかりしていると、足を滑らせたりすることも減りますね。
理屈的には、重心を真下にということを実践できているから、何かイレギュラーなことも起こりづらいし、起こってもコントロールが効きやすいということなのでしょう。
そうそう。登っている最中は、さほど疲れは感じなかったものの、家に帰ってきて、風呂に入ってからは一気に各所の筋肉に疲れが出て、今は明日がかなり不安な状態にはなっています。
なんか、ほとんど山行とは関係ない、ウンチクみたいなレコに、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
追記
一晩経って、意外なほどに筋肉痛や疲労感は残っていません。
正しい筋肉の使い方をすると、疲れは残らないものだということも、改めて実感。
初めまして!
このコース、一度歩いた事が有りますが歩きごたえありますよね!でもバリエーションに富み展望も有って大好きです。
ところで、臼ヶ岳はそのまま『うすがたけ』で良いハズですが・・・。
ずっと私もそう読んでいましたし、Wikiでもヤマレコでもふりがなは『うすがたけ』になっています・・・。
何処かにブナと書かれていたのでしょうか
お山の名前って本当に難しくて困りますね
丹沢だけでも未だに読み間違いしているとこ多いです
fumihiko_ono さん。初めまして。
ご指摘、ありがとうございます。
なんと!!!ご指摘のとおり、大いなる勘違いをしておりました!!!
同行した方が、丹沢大好きで丹沢歴が長い方。
その方に「うすがたけ」と読むと教わり、「山と高原」地図を見たところ、確かに「臼」の上に「ブナ」のフリガナが。
「へ〜、やっぱり山の読み方ってわからないもんだ」と思っていました。
が、、、
ご指摘を受けて改めて「山と高原」地図を見たところ、「臼」の上、ちょうどフリガナっぽい位置に、植生の「ブナ」の記載があっただけだったのですね・・・
思い込みで地図を見ていたため、思い切り勘違いしてしまっておりました。
レコの内容は修正させていただきました。
ご指摘いただき、助かりました。
重ね重ね、お礼申し上げます。
丹沢は、蛭ヶ岳まで、かつ、南側からしか
歩いたことがないので、今回のルートには
大変興味があります。
花の名前ですが、3枚目は、「シロバナヘビイチゴ」
7枚目は、「キクザキイチゲ」
10枚目は、「コイワザクラ」
15枚目は、「コバイケイソウ」
19枚目は、「アセビ」だと思います。
komaki さん、こんにちは。
いつもヤマレコ、楽しく拝見させていただいております。
丹沢の北側は、かなり登山口にアクセスはしづらいですが、主脈・主稜へのアプローチとも、南側とはまた違った感じで楽しむことができると思います。
花の名前がそれだけ出てくるのはすごいですね。
花も山の楽しみのひとつで、好きなのですが、どうしても年のせいか、記憶力に容量の限界を感じて、覚えるのを諦めてしまっております。
色々と知識があれば、それだけ楽しみが増えるのだろうと思うのですが。
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