日向薬師より不動尻を経て大山

2023年12月02日(土) [日帰り]

• GPS: 08:10
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,627m
• 下り: 1,634m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:50
• 休憩: 1:16
• 合計: 8:06

距離 16.6km 登り 1,639m 下り 1,634m

7:24 スタート地点
9:03 9:08 見晴広場B
9:28 9:29 山ノ神峠（山ノ神分岐）
9:36 9:37 不動尻山の神峠分岐
9:44 9:47 山の神沢広場
9:53 9:54 不動尻山の神峠分岐
10:02 谷太郎分岐
10:12 不動尻
10:19 不動滝
10:22 10:31 不動尻
10:49 10:54 ミツマタ群生地分岐
11:17 唐沢峠
11:30 11:32 矢草ノ頭
11:34 梅の木尾根分岐
12:06 不動尻分岐
12:26 13:14 大山
13:28 不動尻分岐
14:02 14:03 見晴台
14:17 14:18 日向越(雷峠)
14:49 九十九曲ハイキングコース入口
14:52 一ノ沢橋（日向川）
15:10 日陰道分岐
15:16 15:17 日向薬師バス停
15:29 15:30 日向薬師
15:33 日向薬師 梅林
15:34 ゴール地点

天候

晴れ
朝　3℃ 後に5～8℃ 下山時10℃
微風

稜線は霜柱が立つ寒さ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日向薬師の第二駐車場を利用
※帰りに気づいたが登山者利用不可と看板があったので日向薬師バス停の無料駐車場を利用した方が良さそうだ。

コース状況／危険箇所等

・日向薬師～弁天見晴入口（65分）
①駐車場から5分ほどの林道脇に梅の木尾根へのハイキングコース入口がある。しばらく整備されていない様で木階段などは半分くらい朽ちており、初めは落ち葉や枝で分かりにくいが、次第に道は明瞭になる。
要所要所に標識がある。
②梅の木尾根に乗り15分ほどで弁天の森キャンプ場への分岐がありここを降るのだが、このルートも半ば朽ちており草木に埋もれつつある。
大沢川を渡り林道を暫く進む。直進すれば五段の滝だが、その先は廃道化していると案内あり。
滝手前で弁天見晴コースに入る。

・弁天見晴コースで見晴広場Bへ（40分）
分岐からいきなりロープが垂らされた急登。ざれた足元も踏ん張りが効きにくい。
15分ほどでひょうたん広場にある東屋に出る。
その先も急登が続き上部は岩場、ヤセ尾根。
グングン高度が上がるので厚木市や大山の絶景が楽しめる。
見晴広場Bは樹木が成長し見晴はイマイチだが、手前の弁天見晴は大展望

・見晴広場B～山ノ神広場～不動尻（70分）
見晴広場Bから山ノ神分岐への降りはかなり急坂で道も細いので注意。
林道に出た後、トイレを利用したかったので山ノ神隧道を抜けたが、トンネル内にライトは無い。
不動尻まではニノ足林道歩きとなる

・不動尻から唐沢峠へ（45分）
整備された登山道で特に難所無し。

・唐沢峠～不動尻分岐～大山（75分）
展望が良い明るい稜線を気持ちよく歩ける。
不動尻分岐までは人も少ないが、雷ノ峰尾根に合流した途端かなり大混雑となる。
（この日分岐から山頂までの短い区間で140人とすれ違った）

※下山はメジャールートの為割愛

その他周辺情報

清川村ふれあいセンター 別所の湯…大人3時間700円

ズンドバー…七沢温泉付近にあるラーメン屋

写真

12/2 7:28

日向薬師の駐車場から車道を降ること5分、ハイキングコースの入口があるのだが、もう何年も整備されて無い雰囲気…大丈夫かこれ？

12/2 7:32

道は落ち葉と枝と草で埋もれかけ…
まぁ行けるやろ、の精神で進む

12/2 7:38

朽ちかけた標識発見。
標識があるだけで少し安心感が😅

12/2 7:42

急登だが道は段々と分かりやすくなる。
紅葉まだ終わって無いのかな

12/2 7:48

朽ちた木階段が散見される。
昔はもっと歩かれていたルートなんかな

12/2 7:51

梅ノ木尾根？に乗った。
ここから暫くはしっかりした尾根歩きだ。

12/2 7:53

いきなり道のど真ん中に熊フンの洗礼！
もう冬眠してるよね…？
慌てて熊鈴を取り出す

12/2 8:03

15分ほどで分岐に出た。
ここから弁天の森キャンプ場方面へ降るのだが…

12/2 8:10

道が無い！？
ほぼ廃道化していてこのままでは数年のうちに消えそうな道だった。

12/2 8:12

標識を発見し道が間違って無かった事を知る

12/2 8:16

大沢川を渡り対岸へ。
対岸の林道？にある標識には「大山経路荒廃」とあった。
事前に調べたところによるとこの先にある五段の滝の先の道は廃道化しているらしい

12/2 8:19

暫し沢沿いを進む

12/2 8:22

ひょうたん広場と五段の滝の分岐に出た。
ひょうたん広場方面が今回予定している「弁天見晴コース」らしい。

12/2 8:23

いきなり急登！
暫くロープの張られた急斜面をよじ登る

12/2 8:30

日向薬師からずっと人工林を歩いてきたがやっと好みの広葉樹林になってきたな。
一気に標高を上げているので眺望も出てきて良い感じ

12/2 8:34

急登をヒイコラ登ってたらなんか東屋が見えてきたぞ

12/2 8:36

ここがひょうたん広場か。
広々してて気持ちいい場所だ

12/2 8:42

ひょうたん広場より先も急斜面が続く！
足元がザレザレで踏ん張りにくいのが辛い

12/2 8:43

おぉ！？
あのピークはもしかしてもしかすると…

12/2 8:43

あの山頂のアンテナは…大山だ！
本日の目標地点だがまだまだ遠いな

12/2 8:46

ひたすらロープの急登が続く

12/2 8:46

伊勢原市眺望ポイント
海が輝いてる

12/2 8:51

ひたすら急登急登！なんか楽しくなって来た

12/2 8:53

めちゃくちゃ天気良いな
来て良かった

12/2 8:54

全然大山が近づいてこないんだが

12/2 8:54

そろそろこの急登も終わりか

12/2 8:56

弁天見晴到着！ご褒美の絶景アリ

この弁天見晴コースおすすめだわ

12/2 8:56

ランドマークタワー見えてるな

12/2 9:00

弁天見晴から先、距離ば短いが岩の痩せ尾根がある

12/2 9:03

見晴広場B到着。
見晴広場の名に反して見晴らしは無い（樹木が伸びたせいか）
ここで今日初めて他の登山者とすれ違う。

実は今日は朝からお腹の調子が悪くて登山前にもトイレに寄っていたのだが、ここでまた激しい腹痛に見舞われた。
うぅ…予定に無かったが、山ノ神隧道の脇のトイレに寄る事にする。
それまで持つかがいちばんの問題だ…😱

12/2 9:15

鐘ヶ嶽、山ノ神方面への下り
かなりの急斜面だが、腹が痛くて気にしている余裕無し

12/2 9:24

正面に見えてきた鐘ヶ嶽のピーク。
彼方は紅葉真っ盛りっぽいな

12/2 9:28

山ノ神峠到着。
腹に不安があるのでハードな道は避けゆったりルート（正面）に進んだ。

12/2 9:36

車道側からだとちょい分かりにくい入口から出てきた。
さあ、早くトイレに駆け込むぞ〜😂

12/2 9:41

山ノ神隧道通過。
トンネルね中は灯りはなく暗くて寒い（これは出口付近の画像）

12/2 9:48

山ノ神広場で九死に一生を得る。
トイレは非常に綺麗でペーパーも完備
ありがとうありがとう😭

12/2 10:02

林道を不動尻方面に進む。
今まで知らなかったルートがいくつも出てきて今後の山行に思いを馳せる。
林道では2人登山者とすれ違った。

12/2 10:11

不動尻広場が見えてきた。
休憩中の登山者の影が見える。
（カラビナやチェンスパやザイルなどぶらぶらさせたガチの人だった。バリルートに行くに違いない）

12/2 10:18

不動の滝にも寄ってみた。
寒いので早々に退散。
広場に戻るとさらにソロ男性1人と自転車の女性1人が来ていた。
意外に歩かれているルートなのか？

12/2 10:33

いよいよ大山への登り開始。
一旦見晴広場Bまで登って下り、また登る…と変なルートで組んだ為無駄に疲れているが、ここから先はよく整備されたルートっぽいのでなんとかなるだろう

12/2 10:49

結構急な登りが続く。
ここはミツマタ群生地との合流点だが、ミツマタ咲くの季節にはかなり混むらしい

12/2 11:00

疲労のためスピードが出ない中、3人ほど登山者とすれ違った

12/2 11:12

久しぶりに樹林から脱出。
大山が見えてるがまだまだ遠いな
ほんと、全然近づいて来ないわ

12/2 11:17

唐沢峠到着。
三峰山からの縦走路に合流した。
ここからは分かりやすい稜線歩きになる筈だ。
唐沢峠で1人の登山者とすれ違った。

12/2 11:19

稜線は既に落葉し冬枯れの様相。
日が翳ると非常に寒い。
まだ大山までは一時間以上かかる筈。
先を急がねば

12/2 11:22

振り返ると三峰山。
年末忘年登山で仲間と行く予定だ。

12/2 11:24

ヤセ尾根部分や崩れた後もあるが、バッチリ治され、整備されている。
さすが丹沢、人気山域だな

12/2 11:27

彼方は厚木市方面だろうか。
稜線に出てから急に人が増え、4組9名とすれ違った

12/2 11:33

矢草ノ頭のピークを過ぎた場所にある日向薬師への分岐。
バリルートな為か枝で塞がれているが、尾根を登ってくる人がいて分岐に気づいた。

12/2 11:40

大山も大分近くなってきたな

12/2 11:44

稜線の眺めは◎

12/2 11:50

振り返ると陽に照らされる三峰山の姿が

12/2 11:53

大山のメジャールートとの合流点が近づくにつれ人が増えてきた。
日向薬師分岐からここまで6人とすれ違う

12/2 11:53

秦野市方面の眺め。
桜で有名な弘法山から大山南山稜の高取山の連なりだ

12/2 12:08

雷ノ峰尾根に合流。
登山開始して既に4時間半、合流手前の急登は流石に堪えた。
あと30分弱で山頂だ。頑張ろう

12/2 12:11

遭難でもあったのだろうか。
大山のかなり近くをヘリが飛び回っていた

12/2 12:14

ここは大山の肩。
不動尻の分岐からは大混雑で、山頂までの20分ほどの間になんと141人もすれ違った（数えた）

12/2 12:20

大山阿夫利神社が眼下に見える。
麓の土産物屋街まで見えてるぞ

12/2 12:24

いよいよ最後の登り！
ここら辺はへろへろだった。

12/2 12:28

登山開始から五時間、遂に大山山頂に到着。
メチャクチャ混んでるな

12/2 12:29

山頂標識は撮影渋滞が発生していた。
それにしても天気良いなぁ

12/2 12:30

飲料が足りなくなりそうだったので売店で追加こうに。
売店も列が出来ていた。

12/2 12:32

大展望で空の上みたい

12/2 12:36

山頂やトイレ周辺のベンチは混み過ぎて席も空いていない。
休憩地を求めて電波塔のある裏手に回る。
設置された気温計で昼なのに4℃。
寒いわけだ

12/2 12:36

アンテナ周辺は小さい子供連れの家族グループに占拠されていた。
ソロ登山者は虚しく去るのみ

12/2 12:36

塔ノ岳から蛭ヶ岳を一望出来るあたりで休憩しよう。

12/2 12:38

あっち晴れてるけど雲が多そう

12/2 13:06

稜線に出てからは霜柱をよく見かけた

12/2 13:07

富士山方面。
30分以上休憩したが、ついぞ富士山が頭を出すことはなかった。
（愛鷹山は見えてるね）

12/2 13:12

休憩を終え、そろそろ出発。
の前に腹がまた痛くなってきたのでトイレへ。
トイレの多い山域でマジで助かった…
特に見晴広場B辺りでは限界近かったしな

12/2 13:13

うーん、良い眺め！

12/2 13:14

下山は雷ノ峰尾根から見晴台経由日向キャンプ場方面へ。
メジャールートだし何度か歩いた事もある既知の道なので消化試合だな

12/2 13:26

不動尻分岐通過

12/2 13:27

真鶴半島が見えた！
ちなみに山頂からは江ノ島も見えたな

12/2 13:38

なんかカラビナぶら下げたヘルメットの人たちが多数居たが、救助訓練でもするのかな

12/2 13:38

眺めの良い道ともそろそろお別れ。
次第に樹林帯へ入って行く

12/2 13:51

ルート上唯一の危険箇所！？

12/2 14:01

山頂から45分で見晴台が見えてきた。
混んでた割に早くついたな

12/2 14:03

見晴台、前に来た時よりメチャクチャ整備されてるな
こんなんだったっけ？

12/2 14:04

見晴台からケーブルカー方面へ行く人がほとんどなのでここから先はまた静かになる

12/2 14:16

日向キャンプ場への分岐。
ここは直進する

12/2 14:18

どデカい地蔵来た〜！
この道はどうやら関東ふれあいの道らしい

12/2 14:49

山道終了。
山頂から1時間半くらいかかった。
後は日向薬師まで車道歩きな為実質ここがゴールだな

12/2 15:16

日向薬師バス停でまたトイレを借りた。

12/2 15:28

日向薬師に来るのも3年ぶりか。
前回はコロナ禍で暇してた時近場の観光で来たんだっけ
この後駐車場まで歩いてゴールした。

12/2 16:12

別所の湯で汗を流す

12/2 17:42

晩飯は久しぶりのズンドバーで醤油ラーメン。
美味いが量がもう少し欲しいかな

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

kukaminn

恒例の大晦日忘年山行のネタに大山三峰山周辺を調べていた時に、そういえば大山は西側と南側からは登った事があるが東と北は未踏だったな…と気付き今回の山行の計画を立てる事になった。

これに日向薬師と大山の赤線繋ぎも一緒にやってしまおうとした結果、日向薬師→弁天見晴→山ノ神峠→不動尻→大山という妙ちくりんなルートが完成した！
地図上だけで線を引き計画を立てたので一度標高上げた後また降ってから登るルートになってしまったのはご愛嬌。

弁天見晴までの急登や大山三峰山縦走コースの稜線歩きなど非常に楽しめたし、まだまだ丹沢は新しい発見があるな、と実感。
大山なんて観光の山と慢心していた自分に喝を入れたい。

次は大山北尾根ルートを歩いてみたい。そう感じた今回の山行だった。