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Yamareco

記録ID: 6272742
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳 12月積雪期の赤岳に初挑戦!しかも日帰り!結果クタクタ

2023年12月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
シラトリ その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:12
距離
16.1km
登り
1,437m
下り
1,420m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:39
休憩
1:30
合計
10:09
5:30
12
5:42
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33
6:15
6:16
5
6:21
6:28
0
6:28
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75
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87
9:11
9:50
81
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11:19
2
11:21
11:22
47
12:09
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24
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4
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12:40
6
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4
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13:02
3
13:30
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12
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13:56
32
14:28
14:29
42
15:11
15:12
5
15:17
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21
15:38
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1
15:39
ゴール地点
天候 一日中晴天が続く。山頂でも5m未満くらいの風で、予想よりかなり良かった。行者小屋の温度計で5℃くらい
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳さんそうの駐車場1日800円 4時ちょい過ぎでも営業していた。車を停めて駐車料金支払うと、証明書がもらえ、それを車の外から見える位置に置いてく
コース状況/
危険箇所等
南沢コース、行者小屋までの中間地点あたりから積雪
行者小屋から地蔵尾根は尾根付近、それ以上になると雪と岩のミックスで、アイゼンがの取り回しが難しかった
その他周辺情報 車を駐車した八ヶ岳山荘は1日800円、道路向かいのロッジ?お洒落な建物も、どちらも朝の4時には営業しているように見えました。
日帰りしどかった・・・
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日帰りしどかった・・・
長野県茅野市、山梨にもまたがっている
長野県茅野市、山梨にもまたがっている
南沢から 中間あたりから雪しっかり
2023年12月10日 08:22撮影 by  iPhone 13, Apple
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12/10 8:22
南沢から 中間あたりから雪しっかり
この開けたところ、雰囲気良かった
2023年12月10日 08:42撮影 by  iPhone 13, Apple
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12/10 8:42
この開けたところ、雰囲気良かった
行者でアイゼン装着して、地蔵尾根経由 壁みたいな急登
2023年12月10日 10:08撮影 by  iPhone 13, Apple
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12/10 10:08
行者でアイゼン装着して、地蔵尾根経由 壁みたいな急登
仮設階段とアイゼンの相性が最低!
2023年12月10日 10:22撮影 by  iPhone 13, Apple
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12/10 10:22
仮設階段とアイゼンの相性が最低!
これを登ると岩と雪のミックス あとすこし
2023年12月10日 10:39撮影 by  iPhone 13, Apple
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12/10 10:39
これを登ると岩と雪のミックス あとすこし
これこれ!これですよ
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これこれ!これですよ
尾根近くから見る赤岳 最高!
2023年12月10日 11:08撮影 by  iPhone 13, Apple
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12/10 11:08
尾根近くから見る赤岳 最高!
青空が終日続いたこの日
2023年12月10日 11:09撮影 by  iPhone 13, Apple
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12/10 11:09
青空が終日続いたこの日
この辺で後ろ姿撮影、絵になります。
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この辺で後ろ姿撮影、絵になります。
後ろに見えるのは展望荘 しんどい!
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後ろに見えるのは展望荘 しんどい!
もう、ゼェゼェ、はぁはぁ
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もう、ゼェゼェ、はぁはぁ
山頂到着!三角点!
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山頂到着!三角点!
強風予報が見事にハズレ!良い方にズレるのは大歓迎!
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強風予報が見事にハズレ!良い方にズレるのは大歓迎!
若干の高山病を感じながらも、ココで全てが報われます。
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若干の高山病を感じながらも、ココで全てが報われます。
360度の大パノラマ 
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360度の大パノラマ 
行きます!
阿弥陀岳を左に見ながらジェットコースターのように急下降
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阿弥陀岳を左に見ながらジェットコースターのように急下降
文三郎の名物的な強傾斜階段 降りる際はスリルがあるほど
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文三郎の名物的な強傾斜階段 降りる際はスリルがあるほど
行者小屋でアイゼン外しました。南沢、あと少しで雪がなくなるあたりで、段差を押した瞬間、ステン!岩にお尻を強打!!今でも痛みます。痩せ我慢せず素直にチェンスパ装着がおすすめです。
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行者小屋でアイゼン外しました。南沢、あと少しで雪がなくなるあたりで、段差を押した瞬間、ステン!岩にお尻を強打!!今でも痛みます。痩せ我慢せず素直にチェンスパ装着がおすすめです。
およそ75キロ離れた富士山もこの通りでした。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。
2023年12月10日 12:33撮影 by  iPhone 13, Apple
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12/10 12:33
およそ75キロ離れた富士山もこの通りでした。 最後までご覧いただき、ありがとうございました。

装備

備考 ピッケルを簡易的に収納できる工夫が必要 カラナビ

感想




八ヶ岳・赤岳に、八ヶ岳山荘から日帰りで登りました。

◾️メンバー2名
 自分、りーさん(初対面)

◾️コース、時間
 八ヶ岳山荘→美濃戸→南沢→行者小屋→地蔵ノ頭→ 集合5:00〜16:00解散

◾️感想
 今回で2回目。前回は赤岳山荘まで車で行きましたが、今回は八ヶ岳山荘の駐車場に車を停めて、約50分ほどの林道歩きを楽しみました。ヘッドライトを点けて歩きます。車が通る際、砂埃が舞うので、マスクしとけば良かったと〜って思いました。鼻炎持ち注意‼️二人で話しながら歩いたからか、気分的には「あっ、もう着いた!」そんな感じです。赤岳山荘の駐車場は満車で道路の方まではみ出していましたが、やまのこ村の方はまだガラガラです。
体も暖まってきたので、美濃戸山荘で服装調整し、分岐から南沢コースを辿り、行者小屋を目指します。
南沢半分あたりから積雪していて、ほとんどの方はチェンスパ。ぼくらは何も装着せずにツボ足で。登山道に積雪が始まり初めたあたりが一番滑りやすいポイントです。それはなぜかと言うと、雪が溶けたり固まったりを繰り返しているから氷になり。しかもやっかいなのは、その上に落ち葉だとかが積もっていて、一見すると分かりません。そこを知らずに普通に歩いていくと、ステン!となります。凍結している箇所は慎重に歩く必要があります。積雪がしっかりしたあたりまで進むと、ツボ足でも安心感があります。
行者小屋が近付いてくると、樹林帯から抜けたような広い場所にでました。前方に八ヶ岳横岳だと思われる山容が見えます。この辺りは積雪もしっかりあり、青空と相まって、とても綺麗でした。
しばらくして行者小屋に到着。数組の登山者がアイゼンなどを装着したり、ご飯を食べたりしています。テントも数張りありました。
行者小屋は冬季閉鎖で営業していません。入口に掛けてあった温度計を見ると、マイナス5℃ おぉぉ、、
我々もココでご飯を食べてトイレを済ませアイゼン、ヘルメット、バラクラバなど準備しました。

地蔵尾根から周回します。
樹林帯をしばらく進むと急登が始まります。建設現場で使われているような仮説足場用の階段、アイゼンではとても登りにくい。金属と金属が擦れる音がなんとも嫌な音。慎重に登っていきます。

右手には雪を被った阿弥陀岳が超リアル✨山肌の凹凸、雪が被り、白くなった箇所が立体感を強調しているのか、とても迫力を感じました。

地蔵ノ頭分岐が見えてくると尾根一番の岩場急登です。雪は風で飛ばされている状態。そんな岩場をアイゼンで進むのが難しく、緊張を強いられました。鎖がある場所は通りにくそうなので、鎖を取るか、ホールドしやすそうな岩場を行くか・・・そんな状況ではありますが、右手を見ると展望荘、特に赤岳。強風の天気予報でしたが、そこまで風は強くなく、雲ひとつない快晴が続いていました。

地蔵ノ頭分岐に到着。おぉ!意外と風が弱い。そして富士山もバッチリ見えていました。展望荘越しの赤岳も、めちゃくちゃかっこよかったです✨

赤岳展望荘からも岩と雪のミックス❄️そして急登
雪が少ないため、アイゼンの取り回しが難しい。

少し高山病が出たようで、疲労感と吐き気がほんの少しありました。
山頂からは360度の大パノラマ 雲ひとつない晴天 風が強い予報(15mくらい)でしたが、5mなかったと思います。

山頂から文三郎尾根で下山します。
少し行くと、階段が2つ。この辺りもほとんど雪がなく、アイゼンとピッケルがお荷物に。
キレット分岐までもほとんど雪はありません。暑くなってきたので、ここで服装調整
ピッケルからポールにチェンジ

キレットから行者小屋まで約1時間 長い階段、下りるのも意外と高所感あって緊張
左手に聳える阿弥陀岳が迫力ありあり。赤岳より阿弥陀の方が難しそうな感じがするがどうなんだろうか。いつかは登ってみたい。

行者小屋でアイゼン、ヘルメットを外す。

さぁ、最後の長丁場。南沢を美濃戸山荘へ

緩やかな下りでだいぶん楽になってきたけど、中間あたりで雪がなくなってくると、凍結した箇所が現れ、登りではスリップすることはなかったけど、下りは滑る。3回転び、その最後の3回目に岩でお尻を強打!強烈な鈍痛。右手を着こうと咄嗟に後ろに振りかざしたものだから、筋が伸びたようで、肩も痛む。ただし、骨折などは無いようで、しばらく歩くと、疲労感が先で、痛みは消えた。
歩いても歩いても一向につかない。体感時間がすごく遅くなっている。これでもかっ!と言う自分の中での精一杯のスピードで下る。雪がない岩を飛び跳ねるように歩いた。しかしまだつかない。とても辛かった。足に力が入らなくなって、足首をまっすぐに保つことも難しくなってきた。それでも辛抱して歩く、歩く。
最後の砂防堰堤が見えた時の嬉しさ!
ここからまだ1時間ほどかかるので、それはそれで辛いが、車も走れる林道なので歩きやすく安心感。
30分ほど歩いただろうか、1台の車が近づいてきて、助手席の窓が開き、「乗って行きます?」えぇー!イイんですか?? 向こうから声かけてきてくれるなんて、なんて親切な方。 即の行為に甘えて乗せていただきました。千葉から来たと言う男性ふたり組 その節は本当にありがとうございました。おかげで20分ほど短縮できました。

今回の山行、YouTubeコラボで、年の差一回り以上の方と登山
登山歴も圧倒的に違い、足手まといになりそうな不安がありましたが、なんとか一緒に下山することができた。下りが特に早く、全然追いつけませんでした。疲労があったのもありますが、それにしても早かった。やっぱ経験と若さでこうも違うんだーって思い知らされました。3回も転んだのも、なるべく早くって無理していたのがあったと思う。もし、万が一そこで骨折などしてしまったら、大迷惑をかけてしまうことを再度肝に銘じて、次からも、また、初対面の方と登る機会があると思うので、自分のペースを崩さないように、安全に登山をして行きたい。

この山行、YouTubeで配信しています。


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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
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