檜洞丸から蛭ヶ岳・塔ノ岳


- GPS
- 14:14
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,285m
- 下り
- 2,651m
コースタイム
- 山行
- 12:38
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 14:09
( 5分単位に丸めています )
西丹沢VC________ 04:55
ツツジ新道入口______ 05:05 −3℃
ゴーラ沢出合_______ 06:00
展望台__________ 07:00 〜 07:10 −6℃
稜線(石棚山分岐)____ 08:10 −6℃
檜洞丸__________ 08:25 〜 08:40 −2℃
檜洞丸−臼ヶ岳のコル___ 09:20 〜 09:30
神之川乗越________ 09:45
臼ヶ岳__________ 10:15 〜 10:25
蛭ヶ岳__________ 11:45 〜 11:55
鬼ヶ岩__________ 12:25
棚沢ノ頭_________ 12:40
不動ノ峰_________ 12:55
丹沢山__________ 13:40 〜 13:50
竜ヶ馬場_________ 14:10
日高___________ 14:20
塔ノ岳__________ 14:55 〜 15:05
金冷シ__________ 15:20
花立山荘_________ 15:35
小草平__________ 15:50
堀山の家_________ 16:10
駒止茶屋_________ 16:30
大倉バス停近く______ 17:35
渋沢駅西トンネル上____ 18:55
渋沢駅南口________ 19:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
2週間前は車中泊の車で一杯だった さすがに今日のこの寒さでは車中泊するようなもの好きは居ない 前夜21時過ぎに着いてゆっくり休んだ 夜中にトイレで目を覚ましたらなんと3台止まっていた |
コース状況/ 危険箇所等 |
ツツジ新道 ヘッドライトに照らされた先にはチラチラ光るものが沢山ある 鹿の目だ 長野県や山梨県で見る鹿は、人を見ると怖がって逃げる けど丹沢の鹿は、人を恐れないので逃げない 丹沢でヒルやダニを拡散させているのはお前たち 鹿 だ!と思っているので私は鹿が嫌いだ で、大声で「アッチャ行けッ」と叫んだら暗闇の中へ逃げて行った その後、ヘッドライトには照らし出されたのは白いポツポツだ ミツマタの蕾がだいぶついていた 蛭ヶ岳−塔ノ岳 気温が上がったのでヌカルミが多いです |
写真
右奥は南アの山々、白い
目の前は檜洞丸、右奥が大室山、その左が菰釣山、さらに左に山中湖と三国山
ず〜と富士山を背中に歩いてきた
この先もうこれ以上高く登る山は無い
なんか、もうホントにサヨナラって感じがしてきた
感想
この日の蛭ヶ岳の気温予想は −2℃ から −8℃ ぐらいだったと思います
これ以上下がると私には山に入る気力が失せるのは昨年冬に実証済みです
どうしよう歩く気力が出るかしら?寒いのイヤだな〜と思いつつも、気温が低い分人は少ないだろうし霜柱が解けてヌカルミにもならないだろうと気力を振り絞って行ってきました
檜洞丸に着いてももちろん誰も居ないのですが一人休憩していたら女性2人組が上がってこられた
姉妹?母子?どちらだろう?って感じのパーティだった
で、若い方の人のズボンがなんと運動着のジャージみたいなもの
ヒェーッ、若い人はその装備でこの寒さに耐えれる訳?と感心してみていた
しかもこのお二人、蛭ヶ岳をピストンされたのだから恐れ入る、強い
まあこんな感じだったので蛭ヶ岳から先は人がそれなりに登っておられるだろうと観念した
しかも気温も0℃を越えて上がっていったのでヌカルミもひどかった
とは言え、ヌカルミは蛭ヶ岳−塔ノ岳 間だけだったし、長靴でないと歩けないと言うほど酷でもなかったです
・大倉尾根から渋沢駅
大倉尾根を下降して大倉の集落に出て少し西寄りに小田急渋沢まで歩きました
本当は大倉尾根の末端は登山道から外れて546m標高点の雨乞岳を越えていきたかったのですが日没になってしまったので普通に大倉集落へと登山道を降りました
私が今赤線を延ばそうと目指しているのは小田原の国府津海岸です
その国府津海岸へ続く山は、梅で有名な曽我丘陵です
では、曽我丘陵と丹沢の山はどこで繋がっている?と調べてみたら、大倉尾根でした
なので大倉尾根を下降してきたのですが・・・
ン?では大倉尾根の左側と言うか西側の谷、勘七ノ沢はどこに流れ出るの?水無川の支流じゃないの?
なんと、勘七ノ沢は丹沢湖の世附川や玄倉川と同じ酒匂川水系でした
これには正直驚きました
・アプローチシューズ
普段履いているトレランシューズ(ALTRA OLYMPAS)では今回の気温に耐える自信は無かったのでmmgさんに紹介してもらったアプローチシューズ=LA SPORTIVA Ortholite TX4 を初めて履いて行きました
正確には初めてではないです、買ってすぐに厚木・広沢寺・弁天岩へ履き比べに行っているので
でも、これで歩いたのは初めて
良い靴ですね〜
ありがとうmmgさん
脱着が甚だしにくいほどにピッタリ感の強い靴ですが、一日歩いて全く痛くありません
ザレの様な石ころの上でも安定感があります
広沢寺・弁天岩の時は、靴底が柔らかくて立ちこみが辛い印象が強かったのですが、今回はその不安もなく安定感がありました
良い靴です
ただ靴裏の溝に深さがないので粘土質の様な斜面にフラットでグーッと乗せて立ちこんだら思いっきり滑って尻もちをついてしまいました
これが立ちこめないの?と笑いながら靴底を見て溝の無いので納得しました
この靴、岩稜歩きには抜群の履きやすさですが、日本の山の場合、岩稜に出るまではどうしても樹林帯です
その樹林帯の下降ではさあどうでしょう、滑らずに歩けるか?
例えば、前穂高・明神岳の稜線歩きは、この靴、実に快適だと想像できます
でも、5峰の西南稜の下降は?スタスタ下れるかしら?
早く試しに行ってみたいです
【 檜洞丸 → 渋沢駅西トンネル上 21.2 km 】
【 糸魚川・梶屋敷海岸 → 渋沢駅西トンネル上 537.6 km 】
追記:
この日は小田急渋沢からそのまま電車で家に帰り、翌日新松田からバスで西丹沢VCへ行き、車を回収しました
コメントありがとうございます
ホント長い旅でした
膝の故障と言う代償もきついですがなんとか丹沢まで戻ってこれました
これも見続けていただいている人が居られるから続けられたと感謝しています
あと1回か2回、最後どんな気持ちで終えるのか自分でも楽しみです
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