木曽駒ケ岳 残雪の千畳敷カールを越えて
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.9km
- 登り
- 459m
- 下り
- 462m
コースタイム
天候 | 5/5 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台バスセンター駐車場に駐車する。 伊那バス(駒ヶ岳ロープウェイ・しらび平行) 7:20菅の台バスセンター - 7:50しらび平 駒ヶ岳ロープウェイ 8:10しらび平 - 8:20千畳敷 ⇒登山口:千畳敷駅 ⇒下山口:千畳敷駅 ■帰り 駒ヶ岳ロープウェイ 16:10千畳敷 - 16:20しらび平 伊那バス(駒ケ根駅行) 16:30しらび平 - 17:05菅の台バスセンター 菅の台バスセンター駐車場より、帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山道 全体的に、登山道はよく整備されています。 アイゼン+ピッケルは必須。 ■服装 1.アンダーシャツ長袖 2.ワイシャツ長袖 3.フリース(トレールアクションパーカー) 4.ハードシェル(ダイナアクションパーカー) 1+2+3+4 これに加えスパッツ+ニット帽 |
その他周辺情報 | ■前日の宿泊 5/4 御座松キャンプ場(テント設営無料 It's free!!) |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
予備電池 1
ガイド地図 1
コンパス 1
笛 1
筆記具 1
保険証 1
飲料 2
ティッシュ 1
タオル 1
携帯電話 1
計画書 1
雨具 1 上下
防寒着 1 フリース、ダウン
水筒 1
時計 1
非常食 1
ニット帽 1
サングラス 1
スパッツ 1
ザックカバー 1
12本爪アイゼン 1
ピッケル 1
カメラ 1
|
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共同装備 |
ファーストエイドキット 1
車 1
|
感想
というわけで木曽駒ケ岳です。
前日、立山から降りてきて、ひたすら南下して伊那の地にやってきました。
めざすは、中央アルプスの盟主である木曽駒ケ岳。
立山に登れずに終わってしまったので、その分を取り返そうと、別の山を探していました。
結果、登山時間がそこまで多くなく、難易度がさほど高くなく、それでいて標高の高い雪のある山、ということで、この木曽駒をチョイスしたのです。
■前日(5/4)
せっかくテントを持ってきているので、伊那市、駒ヶ根市あたりでテントを張れる場所を探していました。
キャンプ場は何ヵ所かあったのですが、いずれもそれなりに高い(山のテン場の2倍以上)料金がかかってしまうらしい。まあ設備の充実したオートキャンプ場だから、仕方ないですけど。
山のテン場みたいな、ただ平らな土地とトイレと水場のある、安いキャンプ場はないかと探して、そんなうまい話は無いかと思い始めたころ、偶然見つけたのが、駒ヶ根市の南隣にある飯島町の「御座松キャンプ場」。
なんと、先程の条件を全て満たす(しかもテント設営無料!!)、すばらしいキャンプ場でした。
■菅の台〜しらび平〜千畳敷
翌日、菅の台バスセンターまで行き、そこからバスでしらび平へ。
かなり細く曲がった道をすいすいと進み、しらび平に到着。
そこからロープウェイで、いよいよ千畳敷へ。
千畳敷に着いてみれば、当然ですが千畳敷カールは雪の中。
とはいえ、このカールを登り切ってしまえば、山頂部にはほとんど雪は無いとのことで、このカールが肝と言えるでしょう。
下から見ているとかなりの傾斜で、こんなところ登れるのかとビクビクしながら、アイゼン・ピッケルの装備を整えていざ出発です。
■千畳敷〜乗越浄土〜中岳〜木曽駒ケ岳〜中岳〜乗越浄土〜千畳敷
千畳敷はカールなので、最初はさほど急ではないですが、徐々に急傾斜になっていきます。
買ったばかりの12本アイゼン(mont-bell KAJITAX)は良く雪を噛み、滑らずに安定しますが、それでもたまに滑ることもあり、気が抜けません。
牛歩の如くゆっく〜りゆっく〜り登っていって、標準コースタイムの約2倍である2時間弱をかけて、どうにか乗越浄土まで上がることができました。
しんどかった・・・
さあ、ここまで登ってしまえば、あとはもうボーナスステージ(土管をくぐったらコインがあるアレね)です。
右も左も快晴の中、中央アルプス最高所の稜線を歩くことができます。
ひゃっはー!!
中岳を越えて、木曽駒ケ岳の頂上へ。
御嶽や北アルプスから、中央アルプス、八ヶ岳、南アルプスまで見渡せる素晴らしい景色でした。
それにしても、御嶽はまだ噴煙を上げていますねぇ。
ぜひもう一度登ってみたいと思うのですが。
さて、あとは千畳敷に戻らなければなりません。
今度はあのカールを下らなければいけないわけで、こちらも非常に憂鬱でした。
ただ、登山の事故は下りのほうが多いとはいえ、登りがどんどん遠くに向かうのに対して、下りは生還に近づいていくわけで、そういう意味では気が楽になりました。
今回も時間をかけながら、無事千畳敷まで下山したのでした。
■おまけ
最後に、ロープウェイとバスを乗り継いでしらび平に戻り、せっかく伊那に来たのだからとローメンを食して帰りました。
GWはずっと立山に籠っているつもりだったけど、5/4の悪天候で急きょ目標を変更せざるを得ませんでした。
でも、それでまたいい経験ができましたね。
▼▼▼EXPLORING RECORD========================
ヤマレコ 75記録
3000m峰 4/21
日本百高峰 15/100(+1 木曽駒ケ岳)
日本百名山 23/100(+1 木曽駒ケ岳)
日本二百名山 29/200
日本三百名山 39/300
一等三角点百名山 12/100(+1 木曽駒ケ岳)
都道府県最高峰 6/47
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