記録ID: 6331734
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父
黒金山〜北奥千丈岳〜甲武信ヶ岳 周回コース
2024年01月01日(月) ~
2024年01月02日(火)


体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 20:11
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 3,233m
- 下り
- 3,242m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 10:51
距離 19.1km
登り 2,381m
下り 880m
2日目
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 10:07
距離 17.7km
登り 896m
下り 2,383m
17:43
天候 | 1日目 快晴(爆風:午後から微風) 2日目 くもりのち小雪、強風(一時的に晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
奥千丈岳手前は倒木地獄、日没で暗く積雪後の倒木地獄は辛かった 北奥千丈岳手前は雪の下にアイスバーンが隠れている 2500m↑は、ほぼ雪の下にアイスバーン状になっていた 日没後の倒木、凍結路で時間が掛かってしまった |
写真
運転している途中で、テント用グランドシートを持ってくるのを忘れたことに気づく。
2カ月テント泊をしてないのでうっかりしてしまった。
いつもは道の駅の隣のPに車を停めているが、空いていると思い、初めて西沢渓谷Pに駐車してみた
2カ月テント泊をしてないのでうっかりしてしまった。
いつもは道の駅の隣のPに車を停めているが、空いていると思い、初めて西沢渓谷Pに駐車してみた
一番高い所が今日の目的地(予定)の北奥千丈岳
爆風の状態が続いてたら林道にでもビバークするかと考えていたが、微風状態になっているので行けるなら山頂エリアまで行きたいかなぁ。
朝弱いタイプなので、初日に行けるところまで行くスタイル。
爆風の状態が続いてたら林道にでもビバークするかと考えていたが、微風状態になっているので行けるなら山頂エリアまで行きたいかなぁ。
朝弱いタイプなので、初日に行けるところまで行くスタイル。
拾った棒をストック代わりに使ってたら1〜2時間で買ったばかりのワークマンのグローブがほつれまくった。
モンベルの4000円くらいのグローブに似てたので使えそうかなと思っていたけど、駄目だこりゃ
外側は防風撥水効果があるみたいだけど、内側の耐久性がまったくないじゃん。
こんなグローブは初めてだわ・・・
なお、スマホ操作は普通にできました。
ワークマンはやめて100均の手袋を装着します(;´・ω・)
モンベルの4000円くらいのグローブに似てたので使えそうかなと思っていたけど、駄目だこりゃ
外側は防風撥水効果があるみたいだけど、内側の耐久性がまったくないじゃん。
こんなグローブは初めてだわ・・・
なお、スマホ操作は普通にできました。
ワークマンはやめて100均の手袋を装着します(;´・ω・)
ゆるやかな道を降りて、林道に出ました。反対側に広場もありますが、開けた展望地は歩いて探さないと駄目そう。
風が爆風のままだったらここでビバーク予定でしたが微風なので山頂に向かいます、が夕焼けを見たいので西側に少し林道を歩いてみました。
微妙ながら夕焼けが見れたので引き返します。
風が爆風のままだったらここでビバーク予定でしたが微風なので山頂に向かいます、が夕焼けを見たいので西側に少し林道を歩いてみました。
微妙ながら夕焼けが見れたので引き返します。
ここまでは順調だったのに、倒木地帯に来てしまった・・・
辺り一面が倒木で道なんてまったくない
ともかく日没後に通る場所ではなかった
倒木を這ってくぐったり、上を歩いたり、枝が引っ掛かったり、道があってるのか確認しながら進む
そんなに長い距離ではないけれど、えらい時間が掛かってしまった(;´・ω・)
辺り一面が倒木で道なんてまったくない
ともかく日没後に通る場所ではなかった
倒木を這ってくぐったり、上を歩いたり、枝が引っ掛かったり、道があってるのか確認しながら進む
そんなに長い距離ではないけれど、えらい時間が掛かってしまった(;´・ω・)
このあとも微妙に倒木があったり、暗いのでルートミスをしてしまうなどあったが、今度は雪の下にアイスバーンがあるエリアにでてしまった。
どうも2500m↑はほとんどこんな感じだった。
ツルツルすべるので、避けて木をつかみながら登るか、雪が多めなところは踏み固めて登っていく感じでクリアしていく(;´・ω・)
どうも2500m↑はほとんどこんな感じだった。
ツルツルすべるので、避けて木をつかみながら登るか、雪が多めなところは踏み固めて登っていく感じでクリアしていく(;´・ω・)
そんなこんなでえらい時間が掛かって北奥千丈岳泊に到着した。
天候自体は荒れてなかったのでよかったが、とにかく腹がヘッタ。
狙ってなかったけど2024年登頂1人目となった(*´Д`)
この先の分岐でビバーク予定だったが、暗くてこの先の道の状態もわからないし微風で山頂も微妙に平っぽい(岩や氷はある)ので、ここでビバークとした。
初日は誰一人合わなかったのだが、まさかの夜22:30に登山者が通過していった。
テント内でうとうとしていたのでびっくりしたw
(トレースがなかった縦走路に翌朝トレースができてたので幻じゃないはず( ゜Д゜)
天候自体は荒れてなかったのでよかったが、とにかく腹がヘッタ。
狙ってなかったけど2024年登頂1人目となった(*´Д`)
この先の分岐でビバーク予定だったが、暗くてこの先の道の状態もわからないし微風で山頂も微妙に平っぽい(岩や氷はある)ので、ここでビバークとした。
初日は誰一人合わなかったのだが、まさかの夜22:30に登山者が通過していった。
テント内でうとうとしていたのでびっくりしたw
(トレースがなかった縦走路に翌朝トレースができてたので幻じゃないはず( ゜Д゜)
夜ははじめて湯たんぽなるものを作ってみたけど、これがまたすごい暖かくて快適でした。
深夜2時ころ、温めなおす。
この時間帯の空は月が半分隠れてガスっぽくなっていた。
朝の天気が心配だったが、この時はそんなに天気は悪くはない
風は結構出ていたが、南東の風でちょうど風が防げる具合になってて助かった(北西だったら直撃)
深夜2時ころ、温めなおす。
この時間帯の空は月が半分隠れてガスっぽくなっていた。
朝の天気が心配だったが、この時はそんなに天気は悪くはない
風は結構出ていたが、南東の風でちょうど風が防げる具合になってて助かった(北西だったら直撃)
7時半くらいに出発しました。
外にアイゼンケースごと出してたら、海老のしっぽがついてとれなくなってしまったので、チェーンアイゼンを装着してケースは外にくくりつけた。
ここなら風は防げそうだけど、結構積雪があったのでショベルで整地する必要があるなぁ
外にアイゼンケースごと出してたら、海老のしっぽがついてとれなくなってしまったので、チェーンアイゼンを装着してケースは外にくくりつけた。
ここなら風は防げそうだけど、結構積雪があったのでショベルで整地する必要があるなぁ
予定より1時間遅れて到着しました。
出発も遅いから仕方ないか・・・
予定では三宝山に寄ったり、水源地に寄ったり、破風山避難小屋から下るコースを歩いたりするつもりでしたが、最短コースで下山することに決定
ここでペアの登山者の方と会いました(今日はこの2名だけ)
出発も遅いから仕方ないか・・・
予定では三宝山に寄ったり、水源地に寄ったり、破風山避難小屋から下るコースを歩いたりするつもりでしたが、最短コースで下山することに決定
ここでペアの登山者の方と会いました(今日はこの2名だけ)
小屋でカップラーメンでも食べようと思ってましたが、山頂は誰もいなくなってベンチも空いたので、山頂ラーメンとしました。
いい感じに時間を潰せたので、運よく展望が一瞬だけ開けてくれたので撤収します!
(歩いてきた縦走路方面)
いい感じに時間を潰せたので、運よく展望が一瞬だけ開けてくれたので撤収します!
(歩いてきた縦走路方面)
装備
個人装備 |
水は2.2+1.1+0.35持参 0.8くらい余った
|
---|---|
共同装備 |
棒をストック代りに使用した
チェーンアイゼン(2日目から使用) カッパ下(2日目から使用) 未使用:ピッケル バラクバ カッパ上 サングラス 忘れ物:グランドシート 持ってくればよかったもの:タワシ |
感想
当初は伊豆ITJに一泊予定をしたかったが2日の天気がいいのが山梨エリアだけだったので、お手軽な甲武信ヶ岳をチョイスしてみるが、普通のコースで歩いても面白みがないので、以前から興味があった今回のコースを歩いてきました。
2日目の天気は晴れのはずが、まさかの大荒れ…
もともと雪がほとんどない状態だったらしいのだが、大みそかの降雪で雪山に変わったらしい。
厳冬期装備はせず、軽めの装備で挑んだが、体感温度はさほど低くなく、ビバーク地も風が当たらないで過ごせたので助かった。
倒木地帯を超えるのは大変だったが、機会があれば無雪期で陽が長い時間の時期にまた歩いてみたい。
3日間天気が良ければ2日目に金峰山にピストンできてたなぁとか思ってたけど、2日目の朝に氷漬けのテントを撤収していて、自分だとやっぱ冬季にテントで2泊は厳しいなぁと思った(避難小屋使えればいいけれど)
久々のテン泊登山、雪山登山が楽しめました。
今年も既存の山でも歩いたことのないコースを多く歩けたらいいなと思います。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:757人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する