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Yamareco

記録ID: 6426230
全員に公開
雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

御池岳 〜 念願叶う、霧氷の輝くテーブルランドへ

2024年02月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:21
距離
14.2km
登り
1,380m
下り
1,379m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:33
休憩
1:48
合計
9:21
6:19
6:21
37
6:58
7:00
22
8:39
8:43
20
白瀬峠
9:58
10:09
18
テーブルランド東端
10:27
10:33
5
10:38
10:44
30
11:14
11:15
15
11:30
12:13
24
12:37
12:40
9
御池岳・鈴北岳分岐
12:49
12:50
31
13:21
13:22
7
13:29
23
白瀬峠
14:50
14:51
27
15:18
15:19
13
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:簡易パーキングふじわら(国道306号線沿い)。トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
この時期は雪の状況次第。今回は大雪から1週間ほど経って、しっかり雪が締まっていて、ワカン、スノーシューなどなくても快適に歩けた。

白瀬峠から真の谷経由のテーブルランドは登山道ではなく、積雪期限定のルート。
3週間前のリトライで御池岳へ。雪の状態次第では長丁場になりそうなので、まだ夜が明けぬ6時前に簡易パーキングふじわらを出発。しかし、登山口直前でゲーターを忘れたことに気が付き、車に戻り、20分ほどのロス…
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3週間前のリトライで御池岳へ。雪の状態次第では長丁場になりそうなので、まだ夜が明けぬ6時前に簡易パーキングふじわらを出発。しかし、登山口直前でゲーターを忘れたことに気が付き、車に戻り、20分ほどのロス…
気を取り直して再出発。木和田尾の登山口に向かって国道を歩いていると、背後では朝焼け色。
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気を取り直して再出発。木和田尾の登山口に向かって国道を歩いていると、背後では朝焼け色。
木和田尾の取り付きは鉄塔巡視路から。「鈴鹿幹線 No.205」の小さな看板が目印です。
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木和田尾の取り付きは鉄塔巡視路から。「鈴鹿幹線 No.205」の小さな看板が目印です。
まだ暗い杉林の急斜面を登って来ました。谷筋から尾根に上がる箇所は、暗いとややルートがわかりづらかったですが、基本的に道は明瞭。2つ目の鉄塔の向こうには伊吹山。
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まだ暗い杉林の急斜面を登って来ました。谷筋から尾根に上がる箇所は、暗いとややルートがわかりづらかったですが、基本的に道は明瞭。2つ目の鉄塔の向こうには伊吹山。
木和田尾は見通しの効く疎林を抜けて行きます。冬枯れの木々に朝の陽が当たっていい感じ。
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木和田尾は見通しの効く疎林を抜けて行きます。冬枯れの木々に朝の陽が当たっていい感じ。
巡視路の入口から1時間で子向井山のピーク。林の中で展望はありません。「鈴鹿300山」って、選定しすぎでしょ(笑
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巡視路の入口から1時間で子向井山のピーク。林の中で展望はありません。「鈴鹿300山」って、選定しすぎでしょ(笑
徐々に雪は増えて行きますが、ルート上はあったり、なかったり。
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徐々に雪は増えて行きますが、ルート上はあったり、なかったり。
鉄塔下に出ました。頭上では風が轟々と鳴いています。テーブルランド、寒いんだろうな…
鉄塔下に出ました。頭上では風が轟々と鳴いています。テーブルランド、寒いんだろうな…
ここの鉄塔、電線は邪魔ですが、なかなかいい眺望です。雪を被った伊吹山や霊仙山の姿が。
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ここの鉄塔、電線は邪魔ですが、なかなかいい眺望です。雪を被った伊吹山や霊仙山の姿が。
朝日に輝く伊勢湾も見えます。木曽三川の河口あたりですかね。
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朝日に輝く伊勢湾も見えます。木曽三川の河口あたりですかね。
木のトンネルを進みます。雪は寒さで程よくしまっていて、歩きやすいです。
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木のトンネルを進みます。雪は寒さで程よくしまっていて、歩きやすいです。
白瀬峠(古い標識では白船峠)と頭陀ヶ平の分岐まで来ました。御池岳へは白瀬峠に向かいます。
白瀬峠(古い標識では白船峠)と頭陀ヶ平の分岐まで来ました。御池岳へは白瀬峠に向かいます。
白瀬峠まではトラバース区間となるので、先ほどの分岐でアイゼンを付けました。
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白瀬峠まではトラバース区間となるので、先ほどの分岐でアイゼンを付けました。
白瀬峠の直前はなかなかの急登です。雪の量も多くなり、時々踏み抜きます。
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白瀬峠の直前はなかなかの急登です。雪の量も多くなり、時々踏み抜きます。
スタートから2時間半で白瀬峠に到着。前回は降雪直後で3時間掛かったので、ここまでは快調です。ただ、前回同様に霧氷の気配がないのが…
スタートから2時間半で白瀬峠に到着。前回は降雪直後で3時間掛かったので、ここまでは快調です。ただ、前回同様に霧氷の気配がないのが…
御池岳は真の谷からテーブルランドの直登コース。真の谷に繋がるV字の沢を下って行きます。ここもツボ足で行けました。
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御池岳は真の谷からテーブルランドの直登コース。真の谷に繋がるV字の沢を下って行きます。ここもツボ足で行けました。
真の谷まで降りて来ました。天気はめちゃくちゃいいけど、春のような陽射しで暑いぐらい。霧氷はやっぱり駄目なのか…
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真の谷まで降りて来ました。天気はめちゃくちゃいいけど、春のような陽射しで暑いぐらい。霧氷はやっぱり駄目なのか…
テーブルランドへの直登開始。冬季限定のルートです。標高差300mを一気に登ります。いきなりシンドイ登り…
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テーブルランドへの直登開始。冬季限定のルートです。標高差300mを一気に登ります。いきなりシンドイ登り…
トレースばっちり、雪も締まっているので、登るには最高なコンデションではあります。かなりの急斜面なので、苦しいのは当たり前。一歩ずつ、ゆっくり行きます。
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トレースばっちり、雪も締まっているので、登るには最高なコンデションではあります。かなりの急斜面なので、苦しいのは当たり前。一歩ずつ、ゆっくり行きます。
もう汗だくです。いつまで続くんだ、これで霧氷なかったら何のために登ってるのか… と思い始めた頃、視線の先の空が近くなって、テーブルランドがすぐそこに。
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もう汗だくです。いつまで続くんだ、これで霧氷なかったら何のために登ってるのか… と思い始めた頃、視線の先の空が近くなって、テーブルランドがすぐそこに。
やっとこのきつい登りから解放される。でも、やっぱり霧氷がない…
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やっとこのきつい登りから解放される。でも、やっぱり霧氷がない…
テーブルランドの入口では、個性的な樹形の木が出迎えてくれました。そして、目映い雪面も。
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テーブルランドの入口では、個性的な樹形の木が出迎えてくれました。そして、目映い雪面も。
登り切って、最初に目に飛び込んで来た木。あれ、樹氷付いてるし! この木、秋に登った時にも、いいなと思った木だ。
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登り切って、最初に目に飛び込んで来た木。あれ、樹氷付いてるし! この木、秋に登った時にも、いいなと思った木だ。
そして、目の前に広がるテーブルランド。直前まで霧氷の気配を感じなかったのに、木々は真っ白。雪は少なめだけど、ドリーネも。念願が叶った瞬間。ちょっと泣きそうになりました。
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そして、目の前に広がるテーブルランド。直前まで霧氷の気配を感じなかったのに、木々は真っ白。雪は少なめだけど、ドリーネも。念願が叶った瞬間。ちょっと泣きそうになりました。
真の谷を振り返って。対岸の鈴鹿県境稜線から一旦、大きく下って、また登って。よく頑張りました。真の谷からは50分でした。もっと登っていたように思えるけど。これがラッセルだと、2時間とか掛かることもあるようです。
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真の谷を振り返って。対岸の鈴鹿県境稜線から一旦、大きく下って、また登って。よく頑張りました。真の谷からは50分でした。もっと登っていたように思えるけど。これがラッセルだと、2時間とか掛かることもあるようです。
こちらは藤原岳方面。あちらは賑わっているでしょうね。
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こちらは藤原岳方面。あちらは賑わっているでしょうね。
温かさのせいか、遠方は少し霞み気味。それでも、霊仙山、伊吹山、そして白山まで見えます。
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温かさのせいか、遠方は少し霞み気味。それでも、霊仙山、伊吹山、そして白山まで見えます。
場所的には東ボタンブチのあたり。逆光に霧氷が輝くシンボルツリーをあらためて眺めて、テーブルランド登頂を噛みしめます。
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場所的には東ボタンブチのあたり。逆光に霧氷が輝くシンボルツリーをあらためて眺めて、テーブルランド登頂を噛みしめます。
違う角度からも、もう一枚。こちらから見ると、霧氷が白く映えて、氷の華が咲いたようです。
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違う角度からも、もう一枚。こちらから見ると、霧氷が白く映えて、氷の華が咲いたようです。
さすがに風が強いですが、爆風というほどではないテーブルランド。早速、散策と行きましょう。ドリーネの淵を行く登山者。雪面に出来た筋は、雪の後に雨が降ったのかな?
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さすがに風が強いですが、爆風というほどではないテーブルランド。早速、散策と行きましょう。ドリーネの淵を行く登山者。雪面に出来た筋は、雪の後に雨が降ったのかな?
ちょっと最果て感を感じる風景。それにしても空が青すぎます。雪は締まっているので、ワカン、スノーシューがなくても、どこでも歩けてしまいます。思うがままに歩いて行きましょう。
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ちょっと最果て感を感じる風景。それにしても空が青すぎます。雪は締まっているので、ワカン、スノーシューがなくても、どこでも歩けてしまいます。思うがままに歩いて行きましょう。
森の中に入って、空を見上げます。思わず笑みがこぼれてしまいます。
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森の中に入って、空を見上げます。思わず笑みがこぼれてしまいます。
繊細で美しい芸術品のような木々たち。なんだか夢見心地です。
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繊細で美しい芸術品のような木々たち。なんだか夢見心地です。
そして、何度も空を見上げる。
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そして、何度も空を見上げる。
この木も立派で存在感がありますね。
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この木も立派で存在感がありますね。
海の中のサンゴみたい?
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海の中のサンゴみたい?
美しすぎて、言葉がで来ない。
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美しすぎて、言葉がで来ない。
小高い丘が塚のように見えて、神々や精霊が宿っているかのような雰囲気のある場所でした。
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小高い丘が塚のように見えて、神々や精霊が宿っているかのような雰囲気のある場所でした。
テーブルランドの西側にやって来ました。2年前の秋に登ったT字尾根の降下点あたりです。琵琶湖の向こうに比良の山々が見えます。
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テーブルランドの西側にやって来ました。2年前の秋に登ったT字尾根の降下点あたりです。琵琶湖の向こうに比良の山々が見えます。
このあたりは雪が多かったけど、踏み抜かずに行けました。
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このあたりは雪が多かったけど、踏み抜かずに行けました。
森に入るたびに空を仰いで、またにんまり。
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森に入るたびに空を仰いで、またにんまり。
霧氷の木を真下から見上げて。
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霧氷の木を真下から見上げて。
テーブルランドでは数組の登山者と行き交いましたが、みなさん歓喜の声を上げていました。
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テーブルランドでは数組の登山者と行き交いましたが、みなさん歓喜の声を上げていました。
まだまだ最高の時間は続きますよ。
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まだまだ最高の時間は続きますよ。
カレンフェルトの岩もいいアクセントになって、造り込まれた庭園みたい。
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カレンフェルトの岩もいいアクセントになって、造り込まれた庭園みたい。
最高の天気をありがとう。
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最高の天気をありがとう。
行く手にひと際、大きなドリーネ。これが青のドリーネのようです。
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行く手にひと際、大きなドリーネ。これが青のドリーネのようです。
少し雪が少なくて、きれいな丸みを帯びたドリーネではないけど、これはこれでアーティステックな感じがしますね。
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少し雪が少なくて、きれいな丸みを帯びたドリーネではないけど、これはこれでアーティステックな感じがしますね。
青っぽさはあるような、ないような? 光の加減とカメラの設定次第ですかね。
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青っぽさはあるような、ないような? 光の加減とカメラの設定次第ですかね。
この先はボタンブチ方面と奥の平方面で悩んだけど、後者に進みます。相変わらず美しい霧氷を眺めながら。雪面に落ちる影もいいですね。
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この先はボタンブチ方面と奥の平方面で悩んだけど、後者に進みます。相変わらず美しい霧氷を眺めながら。雪面に落ちる影もいいですね。
霧氷の門を潜って。
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霧氷の門を潜って。
3連、4連?のドリーネ。ちょっと異世界感あり。
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3連、4連?のドリーネ。ちょっと異世界感あり。
霧氷と絡めて。
木々の幹にはエビの尻尾も。
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木々の幹にはエビの尻尾も。
そして、また見上げる。
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そして、また見上げる。
藤原岳を眺めて。やっぱり県境稜線には霧氷はなさそう。こんなに近い距離でも違うんですね。
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藤原岳を眺めて。やっぱり県境稜線には霧氷はなさそう。こんなに近い距離でも違うんですね。
奥の平に上がる途中から、鈴鹿の南部を見渡します。釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、綿向山など。
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奥の平に上がる途中から、鈴鹿の南部を見渡します。釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、綿向山など。
北側もさっきよりもクリアになっていました。養老山地の向こうに中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスの穂高界隈、そして白山。
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北側もさっきよりもクリアになっていました。養老山地の向こうに中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスの穂高界隈、そして白山。
御嶽山と乗鞍岳。穂高から先はちょっと判然としませんね。
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御嶽山と乗鞍岳。穂高から先はちょっと判然としませんね。
霧氷の向こうに白山。左側の白いピークは能郷白山かな?
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霧氷の向こうに白山。左側の白いピークは能郷白山かな?
軽くひと登りで、開けた奥の平へ。
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軽くひと登りで、開けた奥の平へ。
立派な霧氷の木越しに白山。
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立派な霧氷の木越しに白山。
北側の抜けた景色。白山、伊吹山、霊仙山。最高に気持ちいいです。
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北側の抜けた景色。白山、伊吹山、霊仙山。最高に気持ちいいです。
伊吹山。南側の斜面は崩落で通行止めになっているそうですね。
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伊吹山。南側の斜面は崩落で通行止めになっているそうですね。
霊仙山。あちらには、テーブルランドよりさらに広大な山頂台地があります。積雪期に登った時はガス気味だったので、また行きたいな。
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霊仙山。あちらには、テーブルランドよりさらに広大な山頂台地があります。積雪期に登った時はガス気味だったので、また行きたいな。
奥の平に到着。ここの雰囲気も好きです。
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奥の平に到着。ここの雰囲気も好きです。
ボタンブチに続く緩やかな斜面。あの先は絶壁です。あっちも行こうかと一瞬、思ったけど、登り返しを考えて止めておきました。
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ボタンブチに続く緩やかな斜面。あの先は絶壁です。あっちも行こうかと一瞬、思ったけど、登り返しを考えて止めておきました。
御池岳の山頂、丸山に向かいます。ここは霧氷の林を縫って歩きます。
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御池岳の山頂、丸山に向かいます。ここは霧氷の林を縫って歩きます。
そして、いちおうの目的地なのかな?御池岳山頂に到着。ここまで霧氷を存分に楽しんで来たので、今回はあまり達成感ありません(苦笑
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そして、いちおうの目的地なのかな?御池岳山頂に到着。ここまで霧氷を存分に楽しんで来たので、今回はあまり達成感ありません(苦笑
ここでランチ休憩。今回は機動力重視で簡単に。カップスープとランチパックのたまごサンド。
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ここでランチ休憩。今回は機動力重視で簡単に。カップスープとランチパックのたまごサンド。
この霧氷の下なら、なんでも美味しいのでいいのです。気温が高くなって来たのか、時々パラパラと霧氷が落ちて来ます。
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この霧氷の下なら、なんでも美味しいのでいいのです。気温が高くなって来たのか、時々パラパラと霧氷が落ちて来ます。
食後は雪山恒例の雪だるま君とてるてる坊主の記念写真。毎回、顔作りには苦労します…
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食後は雪山恒例の雪だるま君とてるてる坊主の記念写真。毎回、顔作りには苦労します…
霧氷の木々とのショットも。
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霧氷の木々とのショットも。
では、帰りも長いので、名残惜しいですが、そろそろ帰りますか。まずはカタクリ峠を目指します。登山道は沢沿いに付いていますが、トレースあったので、尾根道を行きます。
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では、帰りも長いので、名残惜しいですが、そろそろ帰りますか。まずはカタクリ峠を目指します。登山道は沢沿いに付いていますが、トレースあったので、尾根道を行きます。
少し下るとすぐに霧氷は無くなってしまいました。雪は適度な柔らかさで、大きく踏み抜くこともないので、トレースのないところを勢いに任せて下って行きます。
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少し下るとすぐに霧氷は無くなってしまいました。雪は適度な柔らかさで、大きく踏み抜くこともないので、トレースのないところを勢いに任せて下って行きます。
真の谷の上流部に出ました。登山道にトレースはなく、小さい尾根を乗り越すようにショートカット。
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真の谷の上流部に出ました。登山道にトレースはなく、小さい尾根を乗り越すようにショートカット。
御池岳から30分と少しでカタクリ峠。コグルミ谷から冬季閉鎖の国道306号に出るルートもありますね。県境稜線で白瀬峠に戻るルートで。
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御池岳から30分と少しでカタクリ峠。コグルミ谷から冬季閉鎖の国道306号に出るルートもありますね。県境稜線で白瀬峠に戻るルートで。
県境稜線はだいぶ雪が溶けていて、地面が出ているところも多かったです。白瀬峠の先のトラバース区間まではアイゼンを付けておきたいので、ここまそのまま進みます。
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県境稜線はだいぶ雪が溶けていて、地面が出ているところも多かったです。白瀬峠の先のトラバース区間まではアイゼンを付けておきたいので、ここまそのまま進みます。
白瀬峠までは冷川岳を越える必要があります。たいした登りではないけど、疲れて来た足には地味に堪えます。
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白瀬峠までは冷川岳を越える必要があります。たいした登りではないけど、疲れて来た足には地味に堪えます。
冷川岳(荷ヶ岳)を通過。
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冷川岳(荷ヶ岳)を通過。
白瀬峠まで戻って来ました。あとは朝に登って来た木和田尾を下ります。
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白瀬峠まで戻って来ました。あとは朝に登って来た木和田尾を下ります。
天気予報どおり、午後からは雲が多くなっていました。
天気予報どおり、午後からは雲が多くなっていました。
雪がなくなると、足掛かりの少ない滑りそうな斜面で、疲れた足には少々シンドイ。転びたくないので、ゆっくり慎重に下りました。
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雪がなくなると、足掛かりの少ない滑りそうな斜面で、疲れた足には少々シンドイ。転びたくないので、ゆっくり慎重に下りました。
杉林に入れば、ゴールはもう少し。やはりこのあたりは杉の落ち葉のせいもあって、少し道がわかりづらいです。
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杉林に入れば、ゴールはもう少し。やはりこのあたりは杉の落ち葉のせいもあって、少し道がわかりづらいです。
御池岳から3時間で国道に着地。あとは10分ぐらい歩いて、駐車場に戻りました。
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御池岳から3時間で国道に着地。あとは10分ぐらい歩いて、駐車場に戻りました。

感想

ずっとずっと行きたかった冬の御池岳、テーブルランド。お目当ては霧氷です。これで3回目の挑戦、前回は3週間前でしたが、霧氷の気配がなかったので、途中で藤原岳に計画変更でした。今回は天気予報の冷え込みは十分に思えるけど、どうでしょう。

前回同様に木和田尾から白瀬峠を目指します。大雪から1週間経って、雪はしっかり締まっており、ツボ足でも歩きやすく、前回(降雪直後)よりも30分早く白瀬峠に到着。ただ、霧氷の気配がありません。でも、今回はテーブルランドまで行ってみることに。

白瀬峠からは真の谷に一旦下って、そこからはテーブルランドまで直登。この登りがとにかく急できつかった…。ただ、トレースはばっちり、踏み抜きもほとんどなく、登るコンディションとしては最高の条件でした。

テーブルランドの直前になっても霧氷はなく。やっぱり駄目か、と諦めていたところ、登り切って最初に目に飛び込んでいた一本の木には、しっかりと霧氷が付いているでは! そして、見渡す先には広い雪原に、カレンフェルト地形のドリーネ、そして霧氷の森。ちょっと感動しちゃいました。

あとはテーブルランドを思うがままに散歩。霧氷が咲いたような林を抜け、足跡のない雪原を突っ切り、ぽっかりと穴の開いたドリーネのそばを通って。そして、霧氷が美しすぎて、何度も空を見上げて。最高に幸せな時間でした。

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