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Yamareco

記録ID: 650414
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ハイキング
奥多摩・高尾

ぜいたくな山行・棒の折山(棒の嶺)小沢峠ルート

2015年05月30日(土) [日帰り]
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kenmei negi-ono その他1人
GPS
--:--
距離
18.9km
登り
1,267m
下り
1,372m

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
0:40
合計
6:00
10:00
20
小沢トンネル
10:20
130
12:30
12:50
30
黒山
13:20
20
権次入峠
13:40
14:00
90
棒ノ折山
15:30
30
名栗湖下山口
16:00
さわらびの湯
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
往路=JR青梅〜タクシー〜小沢峠登山口
復路=さわらびの湯〜タクシー〜飯能駅
コース状況/
危険箇所等
小沢峠から棒の嶺山頂は。特に危険なところはありません。急傾斜地などはありますが、じっくり歩けば大丈夫。ただし、踏み跡がわかりにくいところがあり、地図読みの技術は必須。白谷沢は沢沿いの道を歩きます。渡渉を何度も繰り返し、滑りやすい岩もあります。急傾斜の鎖場もありました。慣れていないと怖いかも。
その他周辺情報 コース上にトイレはまったくありません。青梅駅が最後のトイレです。
JR青梅駅のたたずまい
2015年05月30日 09:25撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 9:25
JR青梅駅のたたずまい
バカボンのパパもいるのだ
2015年05月30日 09:25撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 9:25
バカボンのパパもいるのだ
小沢峠トンネルへ。ここまではタクシー利用でした。
2015年05月30日 09:59撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 9:59
小沢峠トンネルへ。ここまではタクシー利用でした。
小沢峠の碑。オザワではなく、コサワと読むそうです
2015年05月30日 10:04撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 10:04
小沢峠の碑。オザワではなく、コサワと読むそうです
ここが入口
2015年05月30日 10:07撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 10:07
ここが入口
間違いやすい分岐。左が正解です
2015年05月30日 10:17撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 10:17
間違いやすい分岐。左が正解です
ほどなくすると。小沢峠に到着しました
2015年05月30日 10:20撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 10:20
ほどなくすると。小沢峠に到着しました
「小沢 峠」さんではありません。
2015年05月30日 10:20撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 10:20
「小沢 峠」さんではありません。
名前を調査中
2015年05月30日 10:33撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 10:33
名前を調査中
群生していました
2015年05月30日 10:45撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 10:45
群生していました
気持ちの良い道
2015年05月30日 11:35撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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気持ちの良い道
長久保山
2015年05月30日 11:41撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 11:41
長久保山
山麓では枯れていたマムシ草の仲間も、標高が高くなると咲いていました。
2015年05月30日 12:06撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 12:06
山麓では枯れていたマムシ草の仲間も、標高が高くなると咲いていました。
馬乗番場だそうです。お侍さんがここまで馬できたそうです。
2015年05月30日 12:19撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 12:19
馬乗番場だそうです。お侍さんがここまで馬できたそうです。
馬乗番場の由来です
2015年05月30日 12:19撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 12:19
馬乗番場の由来です
黒山に到着。ここで食事です
2015年05月30日 12:35撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 12:35
黒山に到着。ここで食事です
食べかけのおにぎりとインスタントみそ汁
2015年05月30日 12:39撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 12:39
食べかけのおにぎりとインスタントみそ汁
黒山山頂
2015年05月30日 12:52撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 12:52
黒山山頂
権次入峠です。ゴンジリと読むそうです
2015年05月30日 13:21撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 13:21
権次入峠です。ゴンジリと読むそうです
権力を次に手に入れる、という意味かな
2015年05月30日 13:22撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 13:22
権力を次に手に入れる、という意味かな
眺望が少し得られました
2015年05月30日 13:22撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 13:22
眺望が少し得られました
山頂からの風景。所沢方面を見る
2015年05月30日 13:35撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 13:35
山頂からの風景。所沢方面を見る
山頂には大勢の人がいました
2015年05月30日 13:41撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 13:41
山頂には大勢の人がいました
山頂は快晴でした
2015年05月30日 13:45撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 13:45
山頂は快晴でした
さぁ下山
2015年05月30日 13:51撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 13:51
さぁ下山
なんとか岩
2015年05月30日 14:22撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 14:22
なんとか岩
スリルが味わえるという白谷沢へ
2015年05月30日 14:38撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 14:38
スリルが味わえるという白谷沢へ
鎖場が一部崩落の注意書きがあります
2015年05月30日 14:38撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 14:38
鎖場が一部崩落の注意書きがあります
もっとよく見る
2015年05月30日 14:38撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 14:38
もっとよく見る
渡渉
2015年05月30日 14:46撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 14:46
渡渉
見事なゴルジュ地形
2015年05月30日 14:57撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 14:57
見事なゴルジュ地形
慎重に降りる
2015年05月30日 14:59撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 14:59
慎重に降りる
滑ると危険
2015年05月30日 14:59撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 14:59
滑ると危険
下山しました
2015年05月30日 15:38撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 15:38
下山しました
名栗湖
2015年05月30日 15:38撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 15:38
名栗湖
名栗湖2
2015年05月30日 15:51撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/30 15:51
名栗湖2
ヤギが草を食んでいました
2015年05月30日 15:53撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/30 15:53
ヤギが草を食んでいました

感想

 「なぜ、こんなところで」と思うような変哲ない登山道で二つも遭難碑
があったのには驚いた。推察するに、悪天候で低体温症になったのだろう。夏でも風雨が強いと体感温度が零度近くまで下がり、低体温症の危険が高まる。臆病者の僕は悪天候では山に入らない。途中から突然悪天候になれば、近くの小屋に逃げるか、下山すると決めている。
 なかなか立派なゴルジュの白谷沢ルートは2回目、ちょっとしたスリルを味わえる。石が濡れているので慎重に。同行のI女史は「面白いわ」とキャッキャ喜んでいました。
 反省会はいつもの「ひものや」。魚の干物がうまい。

  このコースは、様々な山歩きが楽しめる、面白いコースです。なかなか楽しめました。
 棒の折山に行くには、いくつかのコースがありますが、取り付きという点ではこのコースが一番難しいでしょう。小沢峠登山口付近には上成木バス停があるのですが、午前中に一本しかなく、事実上使えません。そのために青梅駅からタクシーとしました。三人で乗車し、一人1100円でした。青梅駅前にタクシーはおらず、予約した方が無難でしょう(前日に予約の電話を入れたのですが、『青梅駅前にはいつもタクシーがいるから大丈夫』と女性のオペレーターに言われ、予約を受け付けてもらえませんでした。が、実際にはタクシーはおらず、お客さんは列になっていました)。
 小沢峠トンネル付近に着いたら、準備をして山道へ向かいます。取りつきはわかりにくいのですが、標識はあります。
 急傾斜を登るとすぐに小沢峠に着きます。風情のある峠です。江戸時代からここを利用していた人がいると思うと、歴史を感じます。
 ここからは本格的な登山道です。登り基調で、アップダウンが続きます。急傾斜地もあり、のんびり攻めたいところ。途中に、寛政年間の日付がほられた社がありました。
 夏の暑さですが、樹林帯の中を進むため、さほど暑くありません。また、他の登山者とはほとんど会いませんでした。棒の折山はにぎやかな山ですが、コサワコースに限っては静かな山歩きを楽しめます。
 危険個所はほとんどないのですが、権次入峠までに遭難碑が二つもありました。いずれも女性で、「どうしてこんなところで」と疑問がわきました。と同時に、命を落とされた方を教訓に、安全登山に努めなければと肝に銘じました。
 また、歩きやすい道が続くのですが、25000図の461メートル峰付近で踏み跡がわからなくなりました。GPS(今いるところがわかる)と、コンパスと25000図(これから行く方向がわかる)を使い、踏み跡に回復できました。もし、GPSもなく、地図を読めなかったら、やばかったです。なぜ、踏み跡を見失ったのか。研究の余地があります。
 山深い小沢コースも、黒山まで来ると大勢の登山者と出会います。また、棒の折山
はにぎわっていました。快晴の山頂は爽快そのもの。来てよかった。
 帰路の、白谷沢コースは、沢沿いの道をゆきます。都内でも珍しいゴルジュ地形が楽しめました。鎖もありますが、慎重にゆけば問題はありません。それよりも危険なのは、沢沿いの濡れた石。不用意に足を下すと、つるりと滑って転倒の恐れがあります。沢で転倒して手をつくと、手首を骨折する恐れもあります。慎重に歩きました。
 さわらびの湯は、到着が遅かったこともあって、ほどほどの込み具合。のんびりしました。帰りも急ぐため、タクシーを呼びました。さわらびの湯から飯能駅前まで、一人2000円でした。
 じっくり山に向き合えて、沢まで歩けるぜいたくな山行になりました。一緒に歩いてくれたケンメイ先輩、Iさん、ありがとうございました。 

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