雪の蛭ヶ岳：丹沢主脈縦走

2024年03月10日(日) ~ 2024年03月11日(月)

• GPS: 14:49
• 距離: 28.7km
• 登り: 2,168m
• 下り: 2,167m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:02
• 休憩: 0:43
• 合計: 6:45

7:37 焼山登山口バス停
7:44 7:45 焼山登山口
8:19 8:25 標高540mのベンチ
9:46 9:52 焼山
10:00 10:00 鳥屋分岐
10:24 10:25 平丸分岐
10:47 10:48 大平分岐下 水場
10:56 10:57 黍殻避難小屋
11:04 11:05 青根分岐
11:26 11:26 八丁坂ノ頭
11:52 11:52 東海自然歩道 最高標高地点
11:56 12:16 姫次
12:31 12:32 原小屋平
12:43 12:43 地蔵平道標
12:55 12:56 地蔵平
13:21 13:22 ポッチノ頭
13:53 13:53 小御岳
14:18 14:21 蛭ヶ岳
14:22 蛭ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:35
• 休憩: 1:25
• 合計: 8:00

7:23 蛭ヶ岳山荘
7:36 7:36 中ノ沢乗越
7:49 7:49 鬼ヶ岩
7:54 7:54 鬼ヶ岩ノ頭
8:12 8:12 棚沢ノ頭
8:27 8:27 不動ノ峰
8:30 8:43 不動ノ峰休憩所
8:48 8:48 箒杉沢ノ頭
8:57 8:58 早戸川乗越
9:22 9:39 丹沢山
9:39 9:39 みやま山荘
10:00 10:00 竜ヶ馬場
10:03 10:04 竜ヶ馬場休憩所
10:17 10:17 日高
10:47 10:47 尊仏山荘
10:49 10:51 塔ノ岳
11:07 11:08 金冷シ
11:21 11:22 大丸
11:39 11:42 小丸尾根分岐
11:50 11:51 小丸
11:55 11:55 鍋割山稜
12:13 12:52 鍋割山
13:18 13:18 1,000m地点
13:35 13:35 後沢乗越
13:57 13:57 ミズヒ沢渡渉点
14:01 14:01 本沢渡渉点
14:15 14:15 二俣
14:18 14:24 尾関広氏の銅像
14:39 14:39 黒竜の滝
15:23 大倉バス停

天候

3月10日 晴ときどき曇り
3月11日 快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：神奈中バスで橋本駅から三ヶ木，三ヶ木から焼山登山口
帰り：神奈中バスで大倉から渋沢駅

コース状況／危険箇所等

焼山登山道680m付近からのロープのある急登は細いトラバース道に雪が凍結してい
るところもあった。念のため，この下でチェンスパ装着は正解だった。
主脈の稜線に出てからはほとんど雪。青根分岐からは大勢に踏まれていて歩きやすかった。
姫次からの急な下りは階段がシャーベット状の坂になっていて滑りやすかった。所々木から落ちた氷の塊があるので頭上注意。1480メートル辺りからの急階段はほとんど雪に埋没してるものの，多くの足跡がありそれほど苦労はしない。
蛭ヶ岳から丹沢山はほとんどが雪で踏み跡が多いので苦労しない。朝は凍結気味なので，ポールのキャップを外して歩いた。
丹沢山以降は雪道と泥道が代わるがわる出てくる。鍋割山から下は雪無し。

写真

3/10 7:36

バス停と焼山。期待の青空(^^)/

3/10 7:38

ここを左に入る。

3/10 7:43

林道から見える焼山。かなり雪がありそうです。

3/10 7:47

ここから登山口へ。ここでスパッツ装着。

3/10 8:19

550m辺りにベンチ。

3/10 8:21

汗ばんだので黄色のソフトシェルを脱ぐ。風が少しあるのでハードシェルで歩く。

3/10 8:42

680m付近。2019年秋の台風で崩落した登山道に代わる新しいルート。かなり急でロープが設置されている。滑ると右側に落ちる可能性があるので．．．

3/10 8:48

早めにここでチェンスパ装着。

3/10 8:55

凍っています。チェンスパでザクザク登ります。

3/10 9:01

登ってから振り返って（実際はかなり急です）。

3/10 9:09

元の道に合流（左から来ました）。右が以前の登山道。

3/10 9:14

この辺りも凍結してます。

3/10 9:30

稜線が近い感じ（でしたが，このまだジグザグが続いた）。

3/10 9:39

焼山頂上に向かいます。

3/10 9:44

頂上の展望台（使用禁止）が見えた。

3/10 9:49

自撮りの練習。

3/10 9:52

踏み跡があります。

3/10 10:01

ザクザク登ります。

3/10 10:20

蛭ヶ岳とご対面。雪が多そうですね。

3/10 10:24

平丸分岐を通過。平丸からの道は踏み跡数名分。

3/10 10:32

黍殻山に向かう足跡。ちょっと迷って．．．やめときました。

3/10 10:56

避難小屋の屋根はほとんど雪が載ってません。

3/10 11:00

青根分岐（釜立沢コース）

3/10 11:06

青根分岐からは踏み跡の幅が広くなりました。

3/10 11:10

圧雪の舗装道路。

3/10 11:32

八丁坂も踏み跡多数。

3/10 11:56

姫次で期待通りの富士山ドーン(^^♪

3/10 12:02

雨氷がキラキラ。色を付けたらクリスマスツリー。

3/10 12:10

蛭ヶ岳もばっちり見えてます。

3/10 12:23

姫次から50mほど下ったところの展望ポイントから。

3/10 12:32

原小屋平。

3/10 12:43

蛭龍は白いヘルメットを被ってました。

3/10 12:58

最初の階段。

3/10 13:04

地蔵岳から。富士山の頭に少し雲が。

3/10 13:16

雨氷〜

3/10 13:17

頭上注意！

3/10 13:25

照らされてキラキラ✨

3/10 13:26

この階段が始まると後は頂上まで登るだけ。

3/10 13:37

階段スッポリ埋もれてます。空模様もなにやら怪しげ。

3/10 13:40

最初の人はラッセル大変だっただろうな。

3/10 13:42

階段を上りきって檜洞丸と富士山のダブル。

3/10 13:53

残り0.4キロのベンチはスルー。

3/10 14:16

何度も立休みが入ったけどようやく山荘が見えた(^^)/

3/10 14:18

左足首捻挫以来，約3カ月ぶりの蛭ヶ岳。うれしい。

3/10 14:19

イエイ〜（最初に「遺影」と変換された😆）

3/10 14:20

うっすらと伊豆大島。雲が不気味。

3/10 14:22

明日歩く丹沢山方面。

3/10 14:22

宮ケ瀬湖。

3/10 15:06

小屋泊まりの楽しみ🤤

3/10 17:44

夕食はおなじみのカレー。

3/10 19:34

夜景がきれい。写真はイマイチ('_')

3/11 6:03

マイナス6℃。

3/11 6:04

気が付いたら太陽が昇っていた。

3/11 6:20

朝焼け見逃してしまいましたが，雲一つない富士山で大満足。

3/11 6:20

よくこれだけ氷が付くもんですね〜

3/11 6:21

南アルプス方面をアップで。

3/11 7:20

一晩お世話になりました。

3/11 7:21

白い枝がきれい。

3/11 7:21

チェンスパでザクザク出発。ポールのゴムキャップは外してます。

3/11 7:29

左から風が吹いたってことかな。

3/11 7:43

鬼ヶ岩の鎖場。キャップを外したポールの先を強く突きながら登る。

3/11 7:50

蛭ヶ岳を振り返って。

3/11 7:50

鬼と富士山。

3/11 8:04

棚沢ノ頭への登り返し。

3/11 8:11

棚沢ノ頭から尾根への踏み跡。少し追ってみたら20メートルほどで戻ってました。

3/11 8:15

雨氷重そう。

3/11 8:22

不動ノ峰に登り返して。

3/11 8:22

だんだん遠くなる蛭ヶ岳。

3/11 8:24

写真ばかり撮ってなかなか進まない（1）

3/11 8:25

写真ばかり撮ってなかなか進まない（2）

3/11 8:26

写真ばかり撮ってなかなか進まない（3）

3/11 8:26

写真ばかり撮ってなかなか進まない（4）

3/11 8:28

大山と江の島。光る海がきれい。

3/11 8:42

不動ノ峰休憩所で一休み。小屋で一緒だったハイカーさんたちとも再会。

3/11 8:48

塔ノ岳の上に伊豆大島が浮かんで見えるはずの撮影ポイントですが，伊豆大島が微妙です。

3/11 8:55

丹沢山への登り返し。少し登り，左に回り込んでから急階段で右の肩へ。

3/11 9:17

箒杉沢がウグイス色に見える？

3/11 9:22

丹沢山に到着。4日前に大倉から登ってきたときはモノクロの世界でしたが，今日はカラーです。

3/11 9:22

仏様と富士様．．．あれっ？

3/11 9:23

4日前は完全に氷に覆われてましたが，今日は氷がそのままの形で右横に移動してます。不・思・議！風で動くとも思えない。誰かがどけたのかな？

3/11 9:39

山頂広場のベンチはきれいに除雪してあり，座って休憩できました。

3/11 10:03

竜ヶ馬場から塔ノ岳を望む。

3/11 10:09

日高への登り返し。茶色がだいぶ増えてきました。

3/11 10:24

ついつい富士山ばかり写してしまいます。

3/11 10:26

一旦大きく下り，登り返して塔ノ岳。

3/11 10:43

最後の階段，頑張れ。

3/11 10:49

富士山ここでもご機嫌。

3/11 10:49

無事下山を祈って。

3/11 10:50

表尾根と奥に大山。

3/11 10:51

南アルプスへ飛行機雲。

3/11 11:01

塔ノ岳からは代わるがわる泥道と雪道。

3/11 11:07

金冷しでしばらく逡巡。やっぱりせっかくの雪なので鍋割山稜も歩いてみよう。

3/11 11:09

いい感じ。

3/11 11:20

青空にブナが映える（1）

3/11 11:27

青空にブナが映える（2）

3/11 11:32

日当たり具合によって泥道もありますが，この辺りは良い感じの雪道。

3/11 11:35

奥に大山。手前の尾根には花立山荘。

3/11 11:36

塔ノ岳を振り返る。

3/11 11:41

伊豆大島はぼんやり。結構暑くなり，長袖アンダーシャツに半袖Tシャツで歩く。

3/11 11:42

小丸尾根を覗きに行ったら，最上部はぬかるみでした。

3/11 12:05

鍋割山荘が見えた。

3/11 12:15

到着。寄から来たという4人グループがアヒルを置いてました。聞くと，鍋割山から下は雪がないとのことなので，ここでチェンスパ外す。

3/11 12:14

今日は富士山どこでもご機嫌。

3/11 13:35

激下りを終えて後沢乗越。

3/11 13:56

四十八瀬川に下りてきました。

3/11 14:30

鍋割山稜を振り返る。

3/11 15:23

西山林道を黙々と歩き，静かな月曜の大倉に到着。山カフェ定休日なので，お疲れ様ビールは無し😿

装備

個人装備

アンダーシャツ タイツ Tシャツ ソフトシェル ハードシェル 長ズボン 靴下 指出し手袋 グローブ 雨具ズボン 帽子 靴 ザック 昼食 行動食 水2L ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 スマホ（地図 GPS カメラ コンパス) 時計 サングラス タオル ストック チェーンスパイク 6本爪アイゼン(使用せず) ツェルト(使用せず)

感想

tan1957

12月16日に下りはじめの木道でスリップ転倒左足首捻挫というアクシデント以来，ほぼ3カ月ぶりに蛭ヶ岳に登りました。ブランクに加えて大雪という状況。無理の無いように山荘に一泊して，焼山登山口から雪の丹沢主脈を縦走。せっかくの雪で快晴なので鍋割山にも立ち寄りました。一日目は最後はへとへとになりながら山荘に到着後，ビール他で気持ちよくなり，他の泊り客とも山の話が弾みました。雲の動き，夕景，夜景，星空，日の出と，山荘泊の楽しみ盛沢山。二日目は小屋で一緒だったハイカーさんたちと，要所要所で再会し，ボッチ歩きの気楽さと山で人と話す楽しさが両方味わえました。