谷川連峰主脈縦走 （平標新道 〜 茂倉新道周回）

2015年06月07日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 26.7km
• 登り: 2,774m
• 下り: 2,852m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:41
• 休憩: 1:04
• 合計: 12:45

4:05 林道ゲート
5:04 5:04 仙ノ倉谷渡渉点の道標
6:55 6:55 平標山
7:30 7:36 仙ノ倉山
8:12 8:20 エビス大黒ノ頭
8:52 8:57 毛渡乗越
9:50 10:05 万太郎山
10:33 10:33 大障子ノ頭
10:57 10:57 小障子ノ頭
11:30 11:38 オジカ沢ノ頭
12:30 12:30 谷川岳（トマノ耳）
12:42 12:42 谷川岳
13:10 13:10 ノゾキ
13:33 13:33 一ノ倉岳
13:48 14:10 茂倉岳
15:04 15:04 矢場ノ頭
16:22 16:22 茂倉新道登山口
16:50 土樽駅

天候

爽やかな晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平標新道：湯沢市街から土樽駅方面へ。毛渡橋手前を右折してしばらく道なりに進み、案内表示に従い左折、さらに進むとゲートがあるので車はそこまで。10台くらい駐車可能。

コース状況／危険箇所等

★平標新道
森林限界まで道は滑りやすかったです。かなり急な斜面もあり、とくに下りでは要注意です。
仙の倉谷の渡渉点までの谷筋の道には要所要所にピンクテープがついており、迷うようなことはありませんでした。樹林帯を抜けた後もよく刈り払われており、不明瞭な箇所はありませんでした。
渡渉が数箇所あり、増水時は通過できないことがあるので降雨後などに下山に利用するのは避けるほうがよいでしょう。
★平標山〜茂倉岳
痩せ尾根や岩稜、鎖場の通過がありますが、荒れた天候でもなければさほど危険ではありません。あとは概ね歩きやすい登山道です。
一ノ倉〜茂倉間に残雪がありましたが、ノーアイゼンで大丈夫でした。
★茂倉新道
普通の尾根道ですが、途中、木の根が露出して歩き難い区間があります。
危険箇所を挙げるとすれば、登山道が万太郎谷側に崩れているところがあるので足元に注意です。
3週間前には慎重に通過した、茂倉避難小屋周辺の残雪はほぼ消えていました。

写真

6/7 4:05

自宅を3時前に出発。
土樽駅に自転車をデポしてから、平標新道への林道ゲート前に駐車。
仕度してすぐに出発。

6/7 4:06

ゲートを通過してすぐに平標〜仙ノ倉の稜線が見えました。
これから始まるロングトレイルへの期待が膨らみます。

6/7 4:23

20分弱でバッキガ平。私の地図にはつり橋と記されている橋はコンクリート製の立派な橋になっていました。

6/7 4:25

橋を渡ると間もなく平標新道の登山口です。

6/7 4:36

はじめは仙ノ倉谷に沿った道。小沢をいくつか渡りますがピンクテープのおかげで迷うことはありませんでした。

6/7 5:02

仙ノ倉谷の渡渉点。1時間弱で通過できました。

6/7 5:04

渡渉点にあるケルン。谷川登山の歴史を感じさせる風格があります。

6/7 5:39

仙ノ倉谷渡渉後は急登が続きます。
沿道のイワカガミになぐさめられながら我慢の登りです。

6/7 5:49

急登が終わると展望の良いところに出ました。
1．仙ノ倉山方面。

6/7 5:49

2．万太郎山〜谷川岳方面

6/7 5:49

3．茂倉岳、大源太山、巻機山方面

6/7 5:50

4．苗場山、神楽ヶ峰、前回登った霧ノ塔・大日蔭山

6/7 5:50

5．日白山 こんな近くで見るのは初めてです。

6/7 5:59

西ゼンノ沢

6/7 5:59

アップで

6/7 5:59

手前のピークが矢場ノ頭かな？

6/7 6:12

6/7 6:13

来た道を振り返る
遠くの山もよく見えてます

6/7 6:14

西ゼンのスラブ

6/7 6:16

遠く米山(中央の三角ピーク)と刈羽黒姫山(右)もハッキリ見えています。

6/7 6:16

巻機、八海山くっきり、守門岳も！
今日はハッキリ言って凄いかも...

6/7 6:16

幾重にも連なる上越国境の山並み

6/7 6:16

今日のターゲットの山々。
お手柔らかにお願いします。

6/7 6:33

6/7 6:35

平標山頂が見えてきました。
広々として実におおらかな山容です。

6/7 6:37

雪田の通過。
ほぼ平坦なので問題なし。

6/7 6:38

なんかいい構図で苗場山が...

6/7 6:42

山頂直下にかわいい池塘が

6/7 6:55

本日最初の山頂、平標山に到着。
ゲートから2時間50分。まずまずのぺ−ス。

6/7 6:55

素晴らしい眺望です。
1．赤城山、子持山、小野子山、榛名山など

6/7 6:55

2．大源太山、三国峠方面

6/7 6:55

3．浅間連山、白砂山、佐武流山
手前に苗場スキー場

6/7 6:56

4．苗場山、神楽ヶ峰、霧ノ塔

6/7 6:56

おそらく佐武流山と岩菅山(奥)かと

6/7 6:56

後立山(唐松岳周辺か)

6/7 6:56

5．遠くの守門岳、八海山、巻機山
手前に日白山、足拍子山稜など

6/7 6:57

6．上越国境、奥利根、尾瀬の山々

6/7 6:59

次は仙ノ倉山です。
すでに早起きの登山者が稜線を歩いていました。

6/7 7:08

東芝ランプと平標山

6/7 7:09

6/7 7:10

6/7 7:17

6/7 7:22

エビス大黒ノ頭の荒々しい姿が見えてきました。

6/7 7:31

仙ノ倉山に到着です。
ここまでノンストップだったので、さすがに水とパンを補給。

6/7 7:31

平標山と苗場山

6/7 7:31

巻機山のうしろに越後三山

6/7 7:32

茂倉・一ノ倉岳のうしろに景鶴山、燧ヶ岳

6/7 7:32

万太郎、谷川、朝日、燧

6/7 7:32

毛渡乗越方面への波打つ稜線

6/7 7:35

浅間山

6/7 7:36

白馬三山

6/7 7:46

エビス大黒の頭へ出発。

6/7 7:47

万太郎山、メチャ遠い

6/7 8:01

エビス大黒へ登り返し。
この辺りで単独のトレランの方に抜かれました。
その方は平標新道〜蓬新道周回だそう、スゴイです。

6/7 8:12

エビス大黒ノ頭

6/7 8:20

水を飲んで、いよいよ万太郎山に向かいます。

6/7 8:34

ここは私も思わず撮りました。
この周辺は切り立った岩壁が見られ、迫力ある景観です。

6/7 8:52

今回の縦走の最低鞍部、毛渡乗越。
ここまでの下りは長かったー。

6/7 9:13

万太郎山への長い登り返しです。
写真に写っている方はヤマレコユーザーのcamp747さん。
偶然にも私と同じコースですが、このコース3回目とのこと。
何度か頂上で一緒になりお話ししました。

6/7 9:13

仙ノ倉とエビス大黒はだいぶ遠くになりました。

6/7 9:16

越路避難小屋

6/7 9:39

万太郎山まであと少し。
ここで痩せた稜線を通過します。荒天時は要注意でしょう。

6/7 9:49

万太郎山に到着。けっこう疲れました。
おにぎりを食べたり小休止です。camp747さんは先に出発され、以降ずっと先行されました。さすが、速かったです。

6/7 10:04

また、単独でテン泊装備の山女子さんとお話しました。こういうの久しぶりです。吾策新道分岐でお別れしました。
さあ、先を急ぎましょう。

6/7 10:20

無骨な魅力がいい、大障子の頭。

6/7 10:31

6/7 10:33

大障子の頭から万太郎山を振り返る。

6/7 10:43

大障子避難小屋とオジカ沢ノ頭

6/7 10:49

小障子ノ頭を越えてオジカ沢ノ頭へ、後半戦最大の登り返しです。
最終ピークの茂倉岳が近くなってきました。

6/7 10:57

小障子ノ頭

6/7 11:01

オジカ沢ノ頭の登りにかかります。
ここを頑張ればもう長い登りはないはず。

6/7 11:25

オジカ避難小屋

6/7 11:27

大人数で訓練かなにかやってました。

6/7 11:30

オジカ沢ノ頭

6/7 11:30

万太郎山は単独峰並みに隣との間があいてますね。

6/7 11:30

俎��山稜

6/7 11:38

次はいよいよ主脈縦走のゴール、谷川岳です。
花シーズン真っ盛りでさすがの人出です。

6/7 11:40

この先、岩稜帯、鎖場の通過があります。

6/7 11:40

オジカ沢上部の斜面。けっこう高度感あります。

6/7 11:57

6/7 12:06

6/7 12:09

6/7 12:10

緩やかな登りで肩の小屋はもうすぐ。

6/7 12:19

6/7 12:23

肩の小屋。賑わっていました。

6/7 12:29

トマノ耳に到着。登山者が大勢でこの前と大違いです。

6/7 12:29

遥々やってきましたという感じ。

6/7 12:30

でもまだ終わりではありません。

6/7 12:30

朝日岳

6/7 12:30

上越国境稜線、巻機山

6/7 12:30

越後駒ヶ岳、中ノ岳

6/7 12:30

平ヶ岳

6/7 12:42

オキノ耳に到着。主脈縦走達成です。
ここで土合に下山という選択肢もありますが、土樽へ戻る電車の時刻が遅いので、歩いて行く方が早いでしょう。

6/7 12:42

トマノ耳

6/7 12:42

西黒尾根と天神平

6/7 12:43

上州武尊山

6/7 12:43

東尾根、険しい...

6/7 12:47

すでに頭の中は茂倉岳での「カンパイ！」でいっぱいです。
もう一気に行きます

6/7 13:02

一ノ倉沢

6/7 13:02

多くのクライマーが壁に取り付いています。
すごい人たちです。

6/7 13:15

6/7 13:30

短いですが一ノ倉岳への急登をあえぎあえぎ登ります。
谷川岳からだいぶ来ました。

6/7 13:33

一ノ倉岳

6/7 13:36

今回のルート上で最大の残雪。
つぼ足でオッケー。

6/7 13:48

ついに茂倉岳に着きました。
達成感マックス！

6/7 13:48

来るべき馬蹄形縦走に思いを馳せ、武能岳、蓬峠方面を眺める。

6/7 13:48

同じく、朝日岳方面。

6/7 13:49

今日のルートを振り返ります。
1.

6/7 13:49

2.

6/7 13:49

3.平標山って遠いなー

6/7 13:51

谷川縦走にカンパイ！

6/7 14:11

お昼も食べたし、下山しましょう。
トレッキングポールを出して膝を労わりながらゆっくり下ります。
茂倉岳避難小屋の周り、雪が消えていました。

6/7 14:21

シラネアオイ、今日は茂倉岳避難小屋の近くではじめて見つけました。

6/7 14:37

仙ノ倉方面はだいぶ曇ってきました。

6/7 14:37

川棚ノ頭から茂倉岳を振り返る。

6/7 15:04

矢場ノ頭。眺望はここまで。

6/7 16:22

樹林帯をひたすら下り、茂倉岳登山口に下山しました。

6/7 16:50

土樽駅から自転車に乗り、車を回収に向かいます。

6/7 17:32

長かった1日が終わりました。
自分におつかれ！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS XZ-10 オリンパス

感想

kikkorin

念願の谷川主脈縦走をワンデイで歩いてきました。
平標山を起点にする場合、元橋から登るパターンが主流のようですが、今回はまだ登ったことの無い平標新道を使うことにこだわりました。
そして、谷川岳でゴール、下山だと、土樽に戻る電車が遅いので、どうせなら茂倉新道で下山する方が早いだろうということで、土樽周回で2番目にロングなコースに挑戦することになりました。
当日は天気に恵まれ、稜線に吹く風は涼しく、また、たくさんの花々に癒されながらという、何重もの好条件のおかげでなんとか歩き通すことができました。
そして、万太郎山まで度々お会いしたcamp747さんからは、ご自身の経験から今回のペースについて情報をいただいただけではなく、先行される姿を時々確認しながら歩けたことはとても励みになりました。またどこかでお会いできたらいいですね。

コメント

camp747

ありがとうございました
kikkorinさん　こんにちは。
日曜は途中までお付き合いいただきありがとうございます。大障子ノ頭で先行されたとばかり思っておりましたが、どうも別のヤマレコユーザーさんと混同していたようでした。
久しぶりにまともな山行だったため昨日あたりは筋肉痛がひどかったです。
お住まいが新潟ということでお会いする機会はあまりないかもしれませんが、kikkorinさんの山行記録はずっとフォローさせていただきます。　本当におつかれさまでした。

kikkorin

Re: ありがとうございました
camp747さん、こんにちは。コメントありがとうございます
まともな山行は久しぶりとのことですが、いいペースを最後まで持続されて凄いです。
私も前半をもう少し抑えていればもっと楽にいけたのかな？と振り返ってみるとそう思います。
でも、camp747さんとの出会いも含め、いい山行ができてとても満足です。ありがとうございました。
こちらこそ、ヤマレコでは今後もよろしくお願いします^^。