ウルップソウとツクモグサ咲く八ヶ岳

2015年06月13日(土) [日帰り]

• GPS: 09:34
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,804m
• 下り: 1,798m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:27
• 休憩: 1:07
• 合計: 9:34

6:50 やまのこ村
6:54 6:55 美濃戸山荘
7:27 7:27 堰堤広場
8:15 8:16 赤岳鉱泉
8:21 8:23 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
8:26 8:26 ジョウゴ沢
9:07 9:09 赤岩の頭
9:21 9:30 硫黄岳
9:43 9:45 硫黄岳山荘
10:06 10:06 台座ノ頭
10:35 10:37 横岳（奥の院）
10:48 10:52 横岳（三叉峰）
11:00 11:01 石尊峰
11:05 11:08 鉾岳
11:17 11:17 日ノ岳
11:24 11:25 二十三夜峰
11:30 11:30 地蔵の頭
11:33 11:33 赤岳天望荘
11:54 12:02 赤岳頂上山荘
12:21 12:29 赤岳
12:47 12:48 竜頭峰
12:50 12:50 赤岳
13:11 13:13 中岳
13:20 13:21 中岳のコル
13:44 13:58 阿弥陀岳
14:17 14:19 中岳のコル
14:30 14:30 阿弥陀岳北稜
14:36 14:38 中岳のコル登山道水場
15:06 15:06 行者小屋
15:42 15:43 中ノ行者小屋跡
16:21 16:21 美濃戸山荘
16:24 ゴール地点

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

やまのこ村の駐車場を利用（1日当たり1000円）

その他周辺情報

八ヶ岳温泉 もみの湯(諏訪郡原村 17時以降300円)

写真

6/13 6:56

梅雨の晴れ間を利用して、花咲く南八ヶ岳へ。美濃戸を起点に、硫黄岳、横岳、赤岳、阿弥陀岳を周回します。美濃戸山荘の先で左右に分かれる道を左手に進み、

6/13 7:13

木漏れ日が挿す林道を歩きます。

6/13 7:33

堰堤広場から登山道に入り、北沢に沿って進みます。

6/13 7:40

沢の流れに横岳の稜線が視界に入ってきます。

6/13 7:56

足下にはキバナノコマノツメ。

6/13 8:05

やがて、横岳の岩壁が迫る赤岳鉱泉に達します。

6/13 8:16

ひと息つくと、赤岳鉱泉を後にして、

6/13 8:31

大同心沢、ジョウゴ沢を渡ると尾根に取り付き、シラビソ林の中をジグザグを切りながら登っていきます。

6/13 8:36

林床にはイワカガミ。

6/13 9:07

やがてダケカンバ帯に入り、木々が疎らとなるにつれて視界が開け、赤岳や阿弥陀岳の稜線が見えてきます。

6/13 9:09

赤岩の頭で稜線の上に出て、硫黄岳を望みます。

6/13 9:14

ハイマツの先に蓼科山や天狗岳を眺めながら、

6/13 9:17

岩屑の尾根を登って、

6/13 9:23

広々とした硫黄岳の頂上に到着します。

6/13 9:25

北側には、足下からスパッと切れ落ちた爆裂火口を見下ろし、

6/13 9:28

南側には、これから進む横岳、赤岳、阿弥陀岳を見渡します。

6/13 9:35

大きなケルンに導かれながら、岩屑の尾根を下って、

6/13 9:43

大ダルミの硫黄岳山荘へ。

6/13 9:48

このあたりから、青紫色が鮮やかなオヤマノエンドウが目立ち、

6/13 9:51

チョウノスケソウも。

6/13 9:54

斜面を登り返すと、

6/13 10:01

キバナシャクナゲ越しに硫黄岳を振り返ります。

6/13 10:05

台座ノ頭にかけて砂礫の斜面を登っていきます。ロープで保護されているのはコマクサの群生地で、

6/13 10:06

花咲く時期はまだまだ先ですが、中には気の早いものも。

6/13 10:09

台座ノ頭から奥ノ院にかけての稜線では、

6/13 10:10

ミヤマシオガマ、

6/13 10:12

キバナシャクナゲ、

6/13 10:12

ミヤマキンバイなどが咲き乱れます。

6/13 10:18

いよいよ横岳の核心部の岩稜帯に差し掛かります。

6/13 10:20

カニの横這いへ。鎖場を経て、佐久側に回って梯子を登り、

6/13 10:31

横岳の主峰、奥ノ院の頂上に到着します。

6/13 10:37

先に進むと、お目当てのウルップソウとのご対面です。

6/13 10:43

幅が広がった稜線を進んでいくと、諏訪側の砂礫の斜面にウルップソウがちらほらと。

6/13 10:51

杣添尾根が合流する三叉峰に達すると、阿弥陀岳を背にウルップソウに見入ります。

6/13 10:54

こちらにもウルップソウ。

6/13 10:56

石尊峰を通過し、ハクサンイチゲを眺めながら諏訪側に下ってから、

6/13 11:07

岩壁を登り返します。

6/13 11:09

すると、断崖にクリーム色の花を咲かせているのはツクモグサ。

6/13 11:10

群生地に差し掛かると、盛りは過ぎているようですが、何とか間に合いました。

6/13 11:14

それでも、今はオヤマノエンドウに主役を譲っているようです。

6/13 11:18

雲にかき消されそうな赤岳を眺めながら、鎖を頼りに一枚岩を下って、

6/13 11:34

二十三夜峰の岩峰の基部を通過して地蔵尾根と合流すると、ほどなく赤岳天望荘に達します。

6/13 11:43

この先は赤岳への登り返し。岩礫の急斜面を登って、

6/13 11:59

赤岳頂上に到着します。

6/13 12:28

東の佐久側はすっぽりと雲に覆われてしまっていますが、それ以外は眺めよく、南側には権現岳と編笠山を望み、

6/13 12:39

西側から北側にかけては、これから向かう阿弥陀岳と辿ってきた硫黄岳、横岳の稜線をぐるりと見渡します。

6/13 12:50

赤岳を後にすると、権現岳への縦走路を見送り、鎖が架けられた急斜面を下ります。

6/13 12:50

行く手には阿弥陀岳。

6/13 12:56

岩の隙間をイワウメが彩ります。

6/13 13:13

文三郎道を見送り、ザレた斜面を下って鞍部に下り立つと登り返して中岳へ。

6/13 13:20

中岳のコルの手前から、阿弥陀岳を仰ぎ見ると、

6/13 13:31

梯子が架かる急坂を登り始めます。イワヒゲを横目に、

6/13 13:35

岩角を掴みながらの急登が続きますが、

6/13 13:38

クモマナズナが応援してくれます。

6/13 13:45

急坂を登りきって阿弥陀岳の頂上に到着します。

6/13 13:45

硫黄岳、横岳、赤岳とこれまで辿てきた稜線を振り返り、

6/13 13:48

険しい南稜の先には権現岳。右手には諏訪湖の湖面が輝きます。

6/13 14:05

阿弥陀岳の頂上を後に、赤岳と対面しながら急降下し、

6/13 14:30

中岳のコルからは阿弥陀道へ。横岳や、

6/13 14:34

赤岳を眺めながら下ります。

6/13 14:55

文三郎道と合流し、色とりどりのテントの間を通って、行者小屋に達します。ひと息つくと、

6/13 15:11

この先は南沢に沿って下ります。シラビソ林の中を下り始めると、林床にはミヤマカタバミ。

6/13 15:25

横岳の岩壁を背に、白河原を下って、

6/13 16:13

樹林帯の中をどんどん下ります。最後はホテイランに迎えられると、ゴールの美濃戸までは僅かです。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

iPhone 5s Apple