蛭ヶ岳 姫次 お父様がいらっしゃった場所へ…
- GPS
- 10:21
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,632m
- 下り
- 1,637m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 10:21
天候 | 快晴なれど風強し → 午後3時頃から曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口に近い釜立林道の駐車スペース(黍殻山登山口駐車場)に車を駐めるつもりでしたが、カーナビの設定を誤って青根浄水場に到着してしまい、面倒なのでそこから出発しました。 青根浄水場 https://maps.app.goo.gl/fyxofCFEeTT2yXPN7 黍殻山登山口駐車場 https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=19884 |
コース状況/ 危険箇所等 |
袖平山の北尾根を除いて一般登山道です。 【袖平山の北尾根】 バリエーションルートです。踏み跡あり。 ピンクテープや黄色テープがたくさん付いています。(テープが付いている場所まで行き、よく見ると次のテープが見つかるくらいの頻度) 標高900mでルートが北東と北西に別れます。私は北東へ降りました。森林整備用の踏み跡がたくさんあってわかりにくいですが、ピンクや銀色のテープが手がかりになります。私は標高720m付近で小さな涸れ沢を渡って東側の尾根へ移り、作業林道(ブル道)に降りました。そのまま西側の尾根を下っても別の作業林道に降りられるようです。 ヤマビルはいませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
半袖Tシャツ(赤い「丹沢遊人」)(1)
ズボン(青緑)(1)
日除けジャケット(青緑)(1)
ジャケット(黄色)(1)
ダウンジャケット(青)
レインスーツ(上:紺色/下:青色)(1)
帽子(草色)(1)
サポートタイツ(1)
サングラス(1)
ヘッドランプ(1)
予備電池(3)
腕時計(1)
デジカメ(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
筆記具セット(1)
保険証(1)
飲料(1)
トイレットペーパー(1)
熊避け鈴(1)
スマートフォン(1)
充電バッテリー(1)
充電USBケーブル(1)
計画書(1)
ストック(2)
非常食(500kCal以上)(1)
ツェルト(山吹色)(1)
救急セット(1)
ヤマビルファイター
ガスバーナー(1)
ガス缶(1)
コッヘル(1)
コップ(1)
万能ナイフ(1)
箸(1)
日焼け止め(1)
タオル(1)
マスク(1)
|
---|
感想
一週間前のhellopumpkinsさんの足跡をたどり、姫次〜蛭ヶ岳〜袖平山を歩いてきました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6581931.html
遡ること約2年前、hellopumpkinsさんの日記を読みました。登山好きだったお父様の写真をご実家で見つけたが、どこの山なのかわからない、と。
https://www.yamareco.com/modules/diary/516702-detail-272345
富士山の宝永山の位置からして東側から撮影されたことは明らか。富士山の手前に山の稜線が幾重にも重なっていることから、撮影地は丹沢なのではないかと推測しました。とても興味深かったのですが、写真に写っているお父様の周囲にはこれと言った特徴が見当たりません。
とはいうものの、左側に色濃く写っている稜線の途中には特徴的な尖りがあります。その尖りを手がかりに、左側のコル(凹部)が山神峠なのではないか、稜線の一番高いところは伊勢沢ノ頭で、右側の谷間はユーシン渓谷なのではなかろうかと推測し、Google Earthで色々と探してみましたが見つからず。時々思い出しては探してみたのですが、どうしても見つかりませんでした。
それから2年ほど経ち、奥野幸道さん著『丹沢今昔』を購入しパラパラとページを捲っていると、127ページに、太平洋戦争に出征する直前(昭和17年)に奥野さんが雨山峠で休憩している写真がありました。向こうには富士山。見た瞬間、hellopumpkinsさんのお父様の写真を思い出し、日記にアクセスして確認すると…違った!
惜しかったな、違ったか…と思いつつ1ページ前(126ページ)に戻ると、「姫次から見た神ノ川林道」の写真があり、それを見た瞬間、再び「あ!」となりました。手前の峰々(大笄や小笄など)が描く曲線、宝永山の位置、富士山手前の白っぽく写っている場所(草原?演習場?)などを比較し、撮影された場所は姫次辺りであろうと確信しました。
もちろん、早速hellopumpkinsさんにご報告しました。先週末は私の都合が悪く御一緒できませんでしたが、山行記録を拝見し、写真の場所や袖平山北尾根の様子などを事前学習でき、とても助かりました。
私の父も登山やハイキングが好きで、大学時代にワンゲル部に所属して色々と大変な山登りもしたそうです。私が幼い頃に何度か家族で丹沢を歩いた記憶があります。富士山にも登りました。私が15年ほど前に丹沢を歩き始めたきっかけは、人生で辛く疲れることがあり、山に癒やしを求めたことでした。辛い時に「そうだ、山に行こう」と思い立つ人は少ないと思いますが、私の足は山に向かいました。きっと幼い頃の家族登山の経験や父の山の話が私に影響したのだと思います。
hellopumpkinsさんのお父様への思いと私の父への思いがどこか重なるような気がします。丹沢を愛する者として、謎解きに貢献でき、とても嬉しく、光栄に思います。
先ずは場所の特定からご連絡までありがとうございました。
出来ればご同行できれば良かったのですがタイミング叶わず残念でした。
山道、1週間で全く雪が無い様ですし、暑さ対策が必要だった様ですね。
コメントの辛い時の山に行こうが共感出来ます、辛いときこそ山なんですよね。(昨年の沼津アルプス思い出してしまった、あの時は参っていたしなぁ)
ともあれ1枚の写真から父の訪れた場所の特定、それに伴い自身が訪れたり皆さんと共感できた事、ネットと言いますかヤマレコっていいなぁと今回思いました。
始めは道間違い防止で使っていましたが少しずつ自分の記録として投稿なり始めたら楽しくなってきた感じです。
これからも安全に楽しく山行してレコ上げていければと思います。
この度は色々とありがとうございました。
この度は不思議な御縁でお父様の写真の撮影地を特定でき、hellopumpkinsさんに喜んでいただき、自分の足でも訪問することができ、とても嬉しいです🙌
私事ですが15年前とは違った辛い状況に今も置かれていますが、山歩きという趣味があって助かっています。
SNSに写真を共有するとプライベートが暴かれるリスクもありますが、今回のように良い形で成果が出て、その想いを多くの人と共有できるなんて、素敵なことですよね。
私はヤマレコを自分のブログ代わりに使い始めました。ひとつひとつの思い出が山行記録として蓄積されていきます。過去の山行記録を見返すと、その時の想いが蘇ってきます。
そして、今回、お父様の思い出の1ページを共有できました。いいですね、ヤマレコって。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する