会津朝日岳
- GPS
- 08:44
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,372m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂稜線直下に大雪渓がある。 スコップできれいにステップが切られているが、軽アイゼンがあれば安心。 |
その他周辺情報 | 深沢温泉「むらの湯」が近い。 当日は山開きということで割引入浴券を頂戴した。 |
写真
感想
13日夕方、「いわなの里」に到着したとき、駐車スペース2〜3台分しかなくもう少し遅れたら駐車できないところだった。
朝明るくなったらすぐ出発のつもりでシュラフに潜り込んだが、その明け方頃に強い雨音、雷鳴が響き今日の山行は半ば諦め気分で横になっていた。
早々と帰った車もあったが殆どは様子見している。
5時頃には小雨になり空も明るくなって徐々に気分が乗ってくる。
朝食していると、山開き用のシャトルバスが到着、続々登山者が入山していく。
5時半頃出発する。
途中で雨が降ってきたのでザックカバーをするが、すぐ止んだ。
三吉ミチギを過ぎて、再び降ってきたが空は明るく、樹林帯の中なので直接雨はあたらない。この急斜面をジギザグ登ってかく汗より濡れない感じで雨具は着用しない。
人見の松付近まで登るとすっかり雨は上がり、比較的緩やかになった登山道と相まって少し余裕がでてくる。
スタートから約2時間半ようやく会津朝日岳の稜線が見えてくる。
叶の高手から一旦標高100m程降って熊ノ平の雪渓に出る。
ここでアイゼンを付ける。(ここから山頂付近まで雪渓が続いていると思ったがそうではなく、100m程雪渓を進んで途中から右折再度樹林帯に入るのが正解。また自分の思い込みで少し藪こぎするハメになったが、すぐ登山道に戻った)
樹林帯を抜けると稜線直下の大雪渓に出る。
見上げるほどの急斜面で、滑落防止のため地元の方がスコップで階段を作ってくれている。雪がかなり絞まっているので大変そうだ。ご苦労様である。
雪渓から稜線尾根に登る所から道が狭まる。山頂まで直進で100mほどだが、山頂は20人位で満杯になるような狭さ、切り立った稜線上でのすれ違いは登る人降る人の交互通行となり渋滞している。
私はたまたま稜線登山道脇の小さなスペースで休んでいるご夫婦に声をかけたら「まだ山頂に行ってなくて、ここで少し空くのを待っている」ということである。目の前の登る人降る人たちの少し殺気だった渋滞のやり取りに飲み込まれずのんびり山を楽しんでいるという様子に「さすが山登りの達人」などと生意気なことを言ってしまった。
私は御夫婦の脇の空きスペースにザックをデポして、山頂を踏み戻った。
立派な方位盤があるが、ゆっくり山定同座できないほど次々に登山者が到着している。
山頂からは360度の大展望であるが、少しガスが厚いのが残念。
しかい南には丸山岳、奥にはうっすらととだったが会津駒ケ岳。北に浅草岳の大きな山容と奥に守門岳、西には毛猛山と名だたる峰々を展望できた。
下山口に戻ると地元の方たちが、冷たい甘酒や麦茶、お新香でもてなしてくれ、疲れが安らいだ。
こういうのが山開きというイベントに参加する良さなのだろう。
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