記録ID: 668298
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
鳳凰山登山道クラッシックルート(かいじ国体コース)
2015年06月28日(日) [日帰り]


体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 12:38
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,663m
- 下り
- 2,663m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 12:38
距離 28.2km
登り 2,665m
下り 2,665m
16:55
ゴール地点
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
>鳳凰山登山道・芦安から千頭星山 >かつて芦安地区の人たちが山や畑仕事に使った道が、1986(昭和61)年に山梨国体山岳競技コースとして復活した。その後、あまり手入れされずにいたが、最近あらためて整備された。登山口から山頂までの標高差は約1,200メートル。厳しい登りが続く半面、静かでしっとりとした山登りを楽しむことができる。 >芦安の高台にある集落・沓沢の山の神が登山口。車道から見上げる大ツガの手前に登山口の標識がある。うっそうとした樹林。はっきりした道をたどり、山腹の左斜面を行くと小さな沢(仲見沢)のガレを渡って尾根に出る。ヒノキの植林地、ツガやブナ、ミズナラの巨木帯、アシビ帯へと植生が顕著に変化していく。背の高いクマザサの急斜面を終えると、右から大きな尾根が合流するピークに着く。 (登り約2時間半。下り約1時間45分) >ピークからは左へ直角に曲がる。広葉樹のやせた尾根を下ると15分ほどでやや広い平らに出る。本平(ほんでえら)と呼ばれる場所で、昔はここまで畑仕事で登ってきたという。ここから山腹の左斜面を登り、カラマツと笹の広い尾根に出てゆったりと進む。尾根から右斜面の登りとなり、御庵沢林道コースへの分岐に着く。 (尾根合流から登り約1時間半。下り約45分) >御庵沢林道への道を右に見送り、カラマツと笹の中を行く。左手には、金山沢を隔てて大きなガレが見える。登り切ったピークは四十貝山。芦安では「しじっけえやま」と呼ぶ。貝のことをこの辺では「けえ」という。山名の由来は不明。山名の看板に1991メートルと書かれているが、実際の標高はもっと低い。背丈が低くなった樹林の急斜面を越えると、明るく広い尾根の緩い登りとなる。小さなピークに「千頭星山へ1時間」の標識が立っている。少し下って登り返し、トラロープを過ぎるとすぐに右手に岩があり、「シカ岩」の看板。ここから先、所々にトラロープが張られている。針葉樹林帯、ダケカンバ帯を過ぎ、「サザレ岩」の看板を見送ると、針葉樹林の下は苔がうっそうとしてくる。道が平らになり、笹が現れてくると間もなく視界が開ける。甘利山からの登山道に合流し、左へひと登りで千頭星山の頂上に着く。 (御庵沢分岐から登り約1時間半。下り約50分) ※注意 >紹介した登山コースは、あくまで参考です。コースタイムは人によって違いますし、登山道も変化があります。登山前にガイドブックや登山記録を調べ、自分の判断で登山計画をたてて下さい。遭難した場合、捜索が速やかにできるよう登山計画書を登山口で提出して下さい。各登山口にボックスがあります。山小屋でも受け付けます。この南アルプスNETから山梨県警察本部のホームページにリンクすれば、インターネットでも登山届を出すことができます。個人の責任でしっかりとした計画をたて、安全で楽しい登山ができるようお祈りします。 南アルプスNET http://www.minamialps-net.jp/data/article/1080.html 以前は画像付きで紹介されていたコースです 【千頭星山合流点〜大ナジカ峠〜苺平】 地図では破線となってるルート。千頭星山から樹林帯を10分ほど歩いた展望地までは明瞭なハイキングコース。展望地から大ナジカ峠まで200m程下って崩落帯の脇をかすめながら650m登る。過去に歩いた時よりも若干荒れ気味となっていた。 【苺平〜辻山〜夜叉神駐車場】 メジャールート |
写真
感想
熊レコになってしまった感もありますが・・・
鳳凰山登山道クラッシックルート(かいじ国体コース)を歩いてみました。(国体では御座石へ下山??と聞いていますが車の回収の都合により広河原へ降りる計画でコースを取ってます。)
広河原に下りバスかタクシーでへ芦安へ戻る計画でいたが歩行ペースが上がらず夜叉神へエスケープする事とした。鳳凰は何度も歩いているが過去の経験から苺平到着11時をタイムリミットとして判断した。ルートデータがネット上に見当たらず現地で山道の状況と地形図を照合しながら進路を決めて行く必要があり読図力が試された。南アルプスのサイトにはこのルートが‘‘最近‘‘あらためて整備されたとあるが整備された道を追うことは出来なかった。
1日に2回熊に遭遇してます
1050m付近及び1200m付近
動画は2回目に遭遇した熊の親子
朝一の熊が追いかけて来たかと思ったけど別のでした
距離は30mスマホ撮影で粗いです
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コメント
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こんにちは、C-chanと申します
いい道歩きましたね~!うらやましいです。
芦安から千頭星山へのルートには前から興味深々、いつか歩いてみたいと思っているところ・・・一人で入る勇気はなかなか出ませんけどね
ところで、熊に2回も遭遇したということですが、その時、クマよけ鈴を鳴らしていたでしょうか?
鈴を鳴らしてもあまり効き目がないと時々聞くので、どうだったかなと思って・・・是非教えてください
こんばんはc-chanさん
始めましてになりますがいつもレコ拝見させて頂いております。鳳凰と言えばc -chanさん。冬の鳳凰に行く前には雪付きの状況などを教えて頂きとても助かりました。
さて熊鈴の件ですが
ソロでバリルートなど歩く際はいつも鳴らしてます。一般ルートではうるさいので鳴らしません。モンベルの結構大きな音が出るやつをザックに付けてます。
今回の件で熊鈴によって熊に遭遇しないって事にはならないのが解りました。熊に早く気付いてもらうには一定の効果があるのでしようか…最初に会った熊はバキバキ木を折ってこちらに自分の存在を気付かせてるようでした。熊も相手に存在を知らせる行動を取っているような感じがしました。
最初の熊は登山口から20分も歩かない内に遭遇しました。芦安の同僚に話したら普通だよ〜ですって。道路を歩いてるのを見かけるそうです。
ruhasamenさん、やはり鈴を鳴らしているからと言って、安心はできませんね~
とにかくニンゲンとしても早く気付いて距離を持つようにしたいですね。
参考になりました、情報をどうもありがとうございました!
(返信不要です
ruhasamenさん
こんばんは
千頭星山こんなルートがあるとは知りませんでした。
いつも詳細なコースレコ大変勉強になります。
毎回行ってみたいレコですが、オッサンの体力と経験値では到底無理です。
クマですが、良く撮影できましたね!
逃げず正面向いて対峙するのは正解だと思います。
オッサンも10m位近くまで遭遇しましたが、睨めつけてクマの方が逃げました。
まー恐くて固まっただけですが…
背中を向けたらダメみたいですね。
繁殖期であるこの季節お互いオスには気を付けましょう!
(遭遇は性別選べないか!)
おはようございます
このルートはかなり前から温めていたルートでヤマレコには上げてませんが途中までの下見は2回行ってるんですよ。ピストンする場合は登山口にドンピシャで戻るのは難しいルートかと思います。
熊・・・
朝一に出会った熊は子連れ熊より一回り大きくオスの熊だったと思います。樹林の中はまだ薄暗く相手の出方も予想出来ず身構えるのが精一杯で撮影どころではありませんでした。
親子は
熊が木から落ちて来た時は「なんだよまたかよ・・・」ってな具合でさほど驚く事も無かったのですが威嚇する動きをしていて何か様子がおかしい。小熊が逃げ遅れて木の上に取り残されていました。ゆっくり後ずさった事で敵意が無い事を悟ってくれたのかどうかは解りませんが、母熊も落ち着きを取り戻し小熊を呼ぶ優しい声を発するようになりました。その場に居ないとなかなか表現は難しいですが、、、「来ないな」と感じる物があってからの撮影となってます。
レコ拝見しました。
実は私、ruhasamenさんの前日の6/27にこのコースに取り付いてみたんですが、登山口から20分ほどでルートを見失って引き返しました(1100mくらいでちょっとトラバースする所だと思います)。
またトライしようと思いますので、そのときには参考にさせて下さい。
良く言えば下見…私も以前ルートロストしてます。3度目でなんとか抜ける事が出来ました。
軽く探索するつもりで入山したのですが沓沢登山口に戻る事が出来ずにずっと下の温泉宿に降りてしまった事があります。
はじめまして。
実は私も今年7月に四十貝山を訪れました。
千頭星の方から四十貝山を経由して南東の林道に下ろうと思ったのですが、道を失い時間的・精神的余裕がなくなってしまい甘利山へ戻りました。
その際に芦安に下ることも考えたのですが、分岐付近でこんなに荒れているのではとトライしませんでした。
少々興味深い山域なので再訪しようかなとも考えています。
少しでも情報をと思いお尋ねしたいのですが、、半壊した「芦安(沓沢)」道標は通過されたでしょうか?。全壊・半壊した作業小屋はどうでしょうか?。
このルートを歩く場合は下りにしたいと思っています。よろしければ、ご教授ください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-678783.html
に、写真を載せております。
熊に関するやり取りも参考になりました。速攻でヤブに逃げ込んだ子熊を前にして呆然とした反応しか出来なかったことがあります。本格的に遭遇したら何も出来ずに殺されちゃうんだろうなあ、と思ったものです。
milano さま
はじめまして
四十貝山を狙うとはかなりのマニアですね!
私が歩いたルート上で道標、作業小屋共に通過した記憶がありません・・・獣道を使いながらピークPを取りに行く作業の繰り返しでしたので本線を追えて無かったのかもしれません。
このルートを下りにしたいとの事ですが私は千頭星から芦安へ下れる自信がありません。登りは高みを目指せばなんとでもなりますが・・・過去2回芦安から途中まで登ってますが下りは苦労した記憶があります。末広がりの尾根歩きで尾根の芯が取りにくく獣道の交錯する箇所が多数ありますのでかなり難しかったですよ。
ご回答、ありがとうございました。
どうもかなり難しそうですね。
登りでも下見2回ですか...う~ん。
プランは練り直します。
大変参考になりました。重ねてお礼申し上げます。
こんにちは。
今日アップした後にruhasamenさんの記録を見たんですが、やっぱりクマがいましたね。だからここを単独で行くのは躊躇していたんですよね。
今回の山行前にネット検索したけど引っかからなかったのは、ラッキーなことだったかもですね。千頭星山からの下りは結構苦労しました。でも登りも体力的には辛いでしょうね。ここのコメント欄見ていると結構興味がある方が多いですね。
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