ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 671830
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

【花メイン】百花繚乱!日帰りで唐松岳〜五竜岳へ(黒菱からピストン)♪

2015年07月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
07:48
距離
21.1km
登り
2,161m
下り
2,483m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:00
休憩
0:49
合計
7:49
10:13
21
10:34
10:34
11
10:45
10:50
34
11:24
11:27
7
11:34
11:36
28
12:04
12:05
10
12:15
12:20
8
12:28
12:28
37
13:05
13:05
28
13:33
13:34
3
13:37
13:37
32
14:09
14:32
20
14:52
14:52
4
14:56
14:56
22
15:18
15:19
47
16:06
16:06
18
16:24
16:24
5
16:29
16:30
22
16:52
16:55
9
17:04
17:07
16
17:23
17:24
38
18:02
18:02
0
18:02
ゴール地点
全体にやや早足で歩いています。
(標準CT14時間程度)
天候 曇り 稜線は一部で濃霧

朝方まで雨。雨が止むのを待ってから出発しました。
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
黒菱の無料駐車場に駐車しました。駐車台数は200台とのことですがこの日は20台ほどでした。

リフトは往路のみ黒菱第三ペアリフト、グラードクワッド(片道計600円)利用しました。
営業時間は時期によって変わるので以下をご確認ください。
http://www.nsd-hakuba.jp/green/happo/alpenline.html
コース状況/
危険箇所等
特別危険箇所は有りません。
一部で残雪箇所がありますが通してアイゼンは不要です。

○八方池山荘〜唐松岳
・歩き始めてすぐの分岐は尾根側を通ります。雪渓側はまだ通行止めとなっており、ロープが渡してあります。
・八方池ケルンは9月まで工事のため尾根上が通行止めとなっています。八方池ケルンを経由して進みます。
・稜線上部は雪渓上を複数回通過します。(ベンガラ有、アイゼン不要)

○唐松岳〜五竜岳
・残雪は窪地の水たまり箇所で1か所数メートルのみ。
・頂上山荘からは斜面を巻きながら下るクサリ場が続くので慎重に通過します。
・まだ登山者が少ない時期なので、シーズン中より浮石が多く何となく登山道上の土も緩い気がしました。
・五竜山荘〜五竜岳も残雪は無し。完全夏道を歩けます。
その他周辺情報 下山後に第2駐車場にある「八方の湯」で入浴しました(日帰り800円)
入浴後は施設内にて「温泉うどん」(420円)を食し帰宅しました。
朝、9時半頃まで車内で待機し天気の回復を待ちました。
2
朝、9時半頃まで車内で待機し天気の回復を待ちました。
リフトを乗り継ぎ途中でタカネバラを見かけました
8
リフトを乗り継ぎ途中でタカネバラを見かけました
湿原ではニッコウキスゲが咲き始め。
5
湿原ではニッコウキスゲが咲き始め。
コバイケイソウ。大ハズレの昨年とは一転、今年は各地で例年並みからやや当たりのようです。
4
コバイケイソウ。大ハズレの昨年とは一転、今年は各地で例年並みからやや当たりのようです。
グラードクワッドに乗り、雲上に出ます。
2
グラードクワッドに乗り、雲上に出ます。
八方池山荘付近ではテガタチドリ。
八方尾根をスタートします。
7
八方池山荘付近ではテガタチドリ。
八方尾根をスタートします。
あたりはイワシモツケ
8
あたりはイワシモツケ
岩場ではイブキジャコウソウ
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岩場ではイブキジャコウソウ
エゾシオガマ。
こんな展望が・・・前回3月の時はバッチシ見れたんですけどね(汗)
2
こんな展望が・・・前回3月の時はバッチシ見れたんですけどね(汗)
オオコメツツジ。花弁は4枚です。
4
オオコメツツジ。花弁は4枚です。
再びテガタチドリ。
7
再びテガタチドリ。
ミヤマアズマギク
4
ミヤマアズマギク
斜面からムシトリスミレ。今年は例年よりだいぶ数が多い気がします。
8
斜面からムシトリスミレ。今年は例年よりだいぶ数が多い気がします。
湿原ではイワイチョウ。
6
湿原ではイワイチョウ。
ウラジロヨウラク。
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ウラジロヨウラク。
ユキワリソウ。あまり数は多くないか終盤です。
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ユキワリソウ。あまり数は多くないか終盤です。
稜線に咲くオオカラマツ
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稜線に咲くオオカラマツ
キバナノカワラマツバ。クリーム色がとてもよく目立ちます。
6
キバナノカワラマツバ。クリーム色がとてもよく目立ちます。
咲き始めで鮮やかなタカネバラ。雪渓をバックに。
7
咲き始めで鮮やかなタカネバラ。雪渓をバックに。
八方池付近の雪原ではショウジョウバカマ。
3
八方池付近の雪原ではショウジョウバカマ。
尾根道はケルンの工事中で9月まで通行止め。八方池経由で進みます。
4
尾根道はケルンの工事中で9月まで通行止め。八方池経由で進みます。
雰囲気的にアポイゼキショウかな。
4
雰囲気的にアポイゼキショウかな。
水滴をまとったヒロハヘビノボラズ。
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水滴をまとったヒロハヘビノボラズ。
チングルマが出てきました。
8
チングルマが出てきました。
ツマトリソウ。
キバナノコマノツメ
3
キバナノコマノツメ
ミヤマムラサキ。数は少なめです。
6
ミヤマムラサキ。数は少なめです。
雨に濡れたタカネバラ
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雨に濡れたタカネバラ
クロマメノキの小さな花
2
クロマメノキの小さな花
ハッポウウスユキソウ。ミネウスユキソウより全体にややシャープな印象です。
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ハッポウウスユキソウ。ミネウスユキソウより全体にややシャープな印象です。
樹林帯へ入りました。
マイヅルソウが満開!
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樹林帯へ入りました。
マイヅルソウが満開!
ナナカマドの花。
2
ナナカマドの花。
あまり目立たないですがミネカエデの花。
2
あまり目立たないですがミネカエデの花。
クロトウヒレン蕾です。花が咲くのはまだだいぶ先です。
2
クロトウヒレン蕾です。花が咲くのはまだだいぶ先です。
ハクサンタイゲキ
3
ハクサンタイゲキ
再びムシトリスミレ。雨に濡れてみずみずしいです。
6
再びムシトリスミレ。雨に濡れてみずみずしいです。
ハクサンチドリ。
7
ハクサンチドリ。
斜面ではシラネアオイ。
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斜面ではシラネアオイ。
ちょうど見頃で群生していました。
6
ちょうど見頃で群生していました。
すぐ近くにはオオサクラソウも。
7
すぐ近くにはオオサクラソウも。
ミヤマキンポウゲ。
5
ミヤマキンポウゲ。
雪解け箇所からはエンレイソウ。
2
雪解け箇所からはエンレイソウ。
大きなキヌガサソウ
8
大きなキヌガサソウ
雨に濡れ花びらが透けるサンカヨウ。
9
雨に濡れ花びらが透けるサンカヨウ。
初々しいショウジョウバカマ
2
初々しいショウジョウバカマ
扇雪渓の下部では数回雪の上に乗ります。
(アイゼンは不要です)
2
扇雪渓の下部では数回雪の上に乗ります。
(アイゼンは不要です)
咲き始めたゴゼンタチバナ
3
咲き始めたゴゼンタチバナ
ミツバオウレン。
5
ミツバオウレン。
ハイマツ帯の森林限界へ。上部は濃い霧に包まれています。
1
ハイマツ帯の森林限界へ。上部は濃い霧に包まれています。
イワカガミとチングルマ
3
イワカガミとチングルマ
ベニバナイチゴ。
6
ベニバナイチゴ。
まだ咲き始めたばかりのアカモノ
7
まだ咲き始めたばかりのアカモノ
イワナシもまだ咲いていました。
4月からずーっと見てる気がします(笑)
7
イワナシもまだ咲いていました。
4月からずーっと見てる気がします(笑)
しっとりとアオノツガザクラ
5
しっとりとアオノツガザクラ
チングルマと奥はツガザクラの蕾。
3
チングルマと奥はツガザクラの蕾。
ヒメクワガタ。小さいので見逃しやすいです
3
ヒメクワガタ。小さいので見逃しやすいです
ミヤマタネツケバナ
2
ミヤマタネツケバナ
岩の隙間からツガザクラ。
7
岩の隙間からツガザクラ。
礫地ではクモマスミレ。
3
礫地ではクモマスミレ。
ミヤマダイコンソウ。
4
ミヤマダイコンソウ。
花にはビビッドな紫条の入るミヤマクワガタ
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花にはビビッドな紫条の入るミヤマクワガタ
唐松岳頂上山荘へ。
4
唐松岳頂上山荘へ。
あたりはガスに包まれる中、山頂は見えていました。
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あたりはガスに包まれる中、山頂は見えていました。
登り切って山頂へ。天気も天気なもので割とすいてました。
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登り切って山頂へ。天気も天気なもので割とすいてました。
唐松岳山頂から雲上の頂上山荘を見下ろします。
2
唐松岳山頂から雲上の頂上山荘を見下ろします。
頂上山荘周辺はコマクサが咲き始め。
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頂上山荘周辺はコマクサが咲き始め。
唐松岳をあとにし、予定通り五竜岳へ。
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唐松岳をあとにし、予定通り五竜岳へ。
残雪が遅くまで残る斜面ではハクサンイチゲ。
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残雪が遅くまで残る斜面ではハクサンイチゲ。
五竜岳へと続く稜線。
稜線は雲と風とのせめぎ合い。
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五竜岳へと続く稜線。
稜線は雲と風とのせめぎ合い。
岩場ではコメバツガザクラ。
6
岩場ではコメバツガザクラ。
同じく岩場の隙間から咲くイワウメ。
6
同じく岩場の隙間から咲くイワウメ。
イワツメクサ。あたりにたくさん咲いていました。
4
イワツメクサ。あたりにたくさん咲いていました。
再びクモマスミレ
4
再びクモマスミレ
ミヤマキンバイの大群生!
8
ミヤマキンバイの大群生!
一気に下り登り返します。
4
一気に下り登り返します。
ハクサンボウフウ。雪解けの遅い鞍部に咲いています。
3
ハクサンボウフウ。雪解けの遅い鞍部に咲いています。
タカネヤハズハハコ。咲き始めです。
2
タカネヤハズハハコ。咲き始めです。
ヨツバシオガマ。こちらも咲き始め。
3
ヨツバシオガマ。こちらも咲き始め。
ミヤマクロユリ。唐松〜五竜間で見たのは1か所だけでした。
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ミヤマクロユリ。唐松〜五竜間で見たのは1か所だけでした。
ハクサンシャクナゲ。綺麗に咲いていました。
6
ハクサンシャクナゲ。綺麗に咲いていました。
ハイマツの株元ではコガネイチゴ。
2
ハイマツの株元ではコガネイチゴ。
窪地の水たまりではキヌガサソウ。
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窪地の水たまりではキヌガサソウ。
ほんのりピンクに水滴のミツバオウレン!思わず足が止まりました。
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ほんのりピンクに水滴のミツバオウレン!思わず足が止まりました。
樹林帯から再び森林限界へ。
振り返ると唐松岳が見えていました。
2
樹林帯から再び森林限界へ。
振り返ると唐松岳が見えていました。
ミヤマシオガマの群生。
5
ミヤマシオガマの群生。
濃い霧に包まれる中、五竜山荘へ。
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濃い霧に包まれる中、五竜山荘へ。
小屋は6月下旬から営業しているようです。
復路では小屋泊の方数組とすれ違いました。
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小屋は6月下旬から営業しているようです。
復路では小屋泊の方数組とすれ違いました。
五竜山荘裏(遠見尾根側)ではシナノキンバイが咲きます。
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五竜山荘裏(遠見尾根側)ではシナノキンバイが咲きます。
コケモモの花。
ミヤマシオガマと霧立ち込める五竜山荘
4
ミヤマシオガマと霧立ち込める五竜山荘
岩を覆い尽くすほどに咲くツガザクラ
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岩を覆い尽くすほどに咲くツガザクラ
ウルップソウ。五竜まで歩いたのはこの花に会うのも目的の一つ!ですが思ったより開花が進んでしまっていました。
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ウルップソウ。五竜まで歩いたのはこの花に会うのも目的の一つ!ですが思ったより開花が進んでしまっていました。
キレットへの分岐から眼下を見下ろします。
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キレットへの分岐から眼下を見下ろします。
五竜岳山頂は雲の上。
3
五竜岳山頂は雲の上。
雲上の五竜岳山頂でひと休みします。
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雲上の五竜岳山頂でひと休みします。
山頂からは思いがけず立山方面を望むことができました。
1
山頂からは思いがけず立山方面を望むことができました。
山頂ジャンプ!ちょっとワンパターンになってきた感がありますが;
33
山頂ジャンプ!ちょっとワンパターンになってきた感がありますが;
来た道を戻ります。ハイマツの間からキバナシャクナゲ。
6
来た道を戻ります。ハイマツの間からキバナシャクナゲ。
キレット方面を見下ろします。鹿島槍まで見えなくて残念。
2
キレット方面を見下ろします。鹿島槍まで見えなくて残念。
復路も花を見ながら歩き。
咲き始めたサンカヨウ。
1
復路も花を見ながら歩き。
咲き始めたサンカヨウ。
オオヒョウタンボク。
2
オオヒョウタンボク。
ゴゼンタチバナの花。
4
ゴゼンタチバナの花。
ちょっと咲き終わりですがミヤマオダマキ。慰霊碑の傍に咲いています。
5
ちょっと咲き終わりですがミヤマオダマキ。慰霊碑の傍に咲いています。
イワツメクサとクモマスミレ。
3
イワツメクサとクモマスミレ。
イワツメクサが至る所でたくさん咲いていて見ごたえありました。
6
イワツメクサが至る所でたくさん咲いていて見ごたえありました。
長い登り返しに入ります。左奥には唐松岳が見えていました。
3
長い登り返しに入ります。左奥には唐松岳が見えていました。
イワヒゲ(手前)とイワウメ(奥)
2
イワヒゲ(手前)とイワウメ(奥)
満開のイワカガミ。
3
満開のイワカガミ。
途中ライチョウにも会えました。
20
途中ライチョウにも会えました。
終盤はクサリ場を通過。
特別難しいところはありません。
2
終盤はクサリ場を通過。
特別難しいところはありません。
再び唐松岳頂上山荘へ戻ってきました。
1
再び唐松岳頂上山荘へ戻ってきました。
山荘裏ではミヤマクロユリがたくさん!
7
山荘裏ではミヤマクロユリがたくさん!
誰もいない八方尾根を降ります。
2
誰もいない八方尾根を降ります。
オオサクラソウとシラネアオイの群生。
6
オオサクラソウとシラネアオイの群生。
満開のオオサクラソウ。
15
満開のオオサクラソウ。
咲き始めで色の濃いミヤマアズマギク
7
咲き始めで色の濃いミヤマアズマギク
行きよりも乾いてしっかり花開いたカラマツソウ。
2
行きよりも乾いてしっかり花開いたカラマツソウ。
ミネウスユキソウ
6
ミネウスユキソウ
八方池付近でホソバツメクサ。行きは見逃していました。
5
八方池付近でホソバツメクサ。行きは見逃していました。
ネバリノギラン。花を触るとベタベタします。
2
ネバリノギラン。花を触るとベタベタします。
一瞬だけガスが切れ、不帰2峰北峰と1峰が姿を見せました。
2
一瞬だけガスが切れ、不帰2峰北峰と1峰が姿を見せました。
特徴的な「顔」の八方ケルン。
2
特徴的な「顔」の八方ケルン。
ワレモコウの蕾。
2
ワレモコウの蕾。
咲き始めのトリアシショウマ。
3
咲き始めのトリアシショウマ。
ケルン前にてテガタチドリ。
ピンクのグラデーションが綺麗に思いました。
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ケルン前にてテガタチドリ。
ピンクのグラデーションが綺麗に思いました。
タカネイブキボウフウ。開花前。
4
タカネイブキボウフウ。開花前。
ミヤマシシウド。
5
ミヤマシシウド。
ミヤマママコナ。新しい木道の階段付近にて。
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ミヤマママコナ。新しい木道の階段付近にて。
タカネナデシコ。ちょっと中心がズレてましたが;
8
タカネナデシコ。ちょっと中心がズレてましたが;
リフト終点まで降りてきました。営業は16時半までと既に終了しています。
2
リフト終点まで降りてきました。営業は16時半までと既に終了しています。
グラードクワッドに並行した遊歩道を降りていきます。
2
グラードクワッドに並行した遊歩道を降りていきます。
遊歩道上もたくさんの花々。
タニウツギがこの時期でもまだ咲き始め。
6
遊歩道上もたくさんの花々。
タニウツギがこの時期でもまだ咲き始め。
タテヤマウツボグサ。
11
タテヤマウツボグサ。
ユキワリソウ
白花のユキワリソウを見つけました。奥は普通のユキワリソウ。
5
白花のユキワリソウを見つけました。奥は普通のユキワリソウ。
足元にはモウセンゴケ。
6
足元にはモウセンゴケ。
湿原ではコバイケイソウや奥ではワタスゲの穂が揺れます。
3
湿原ではコバイケイソウや奥ではワタスゲの穂が揺れます。
最後は斜度のキツい車道を降りて終了です。
(降りる方向が黒菱とだいぶ違うのでちょっとあたりをウロウロしてしまいました・・)
2
最後は斜度のキツい車道を降りて終了です。
(降りる方向が黒菱とだいぶ違うのでちょっとあたりをウロウロしてしまいました・・)
時刻は18時過ぎ。無事に黒菱へと戻ってきました。
1
時刻は18時過ぎ。無事に黒菱へと戻ってきました。
帰りは第二駐車場の八方の湯で入浴しました。
3
帰りは第二駐車場の八方の湯で入浴しました。
八方の湯で食べた「温泉うどん」。さっぱりした塩味は歩いた後にはピッタリです。ダシもグッド!
23時頃に帰宅し、翌日は2時起きで嫁とその友人夫婦の4人で尾瀬へ。。
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八方の湯で食べた「温泉うどん」。さっぱりした塩味は歩いた後にはピッタリです。ダシもグッド!
23時頃に帰宅し、翌日は2時起きで嫁とその友人夫婦の4人で尾瀬へ。。

感想

週末は夏山シーズン本番に向けて長い距離を歩きたいと思っていました。
しかし、嫁から日曜日に嫁の友達夫婦と尾瀬に行くから予定を空けるように言われてしまいます・・(^^;
それならばと久しぶりに木曽駒〜空木岳を歩こうか、新穂高からの水晶岳日帰りにチャレンジするかと色々と案を考えますが、急遽職場の飲み会が金曜に決まったり忙しい日が続いたり決行不可状態に・・・
おまけに天気は二日とも雨予報でもはや打つ手なし・・;;
帰宅後に天気予報と雨雲レーダーとを見比べ、白馬村に謎の晴れマークを見つけます。
まぁ晴れなくとも雨に降られなければいいやと出発。
悪天の可能性も考慮し今回はリフトやロープウェーの時間に左右されない黒菱からのルートを歩くことに決めました。

群馬の自宅をAM1時過ぎに出発。黒菱駐車場には4時半頃に着。
リフトの営業は8時15分から。疲れ気味で眠かったのでとりあえず7時台まで寝ることにします。
起きてみたら天気はあいにくの雨。晴れるどころか濃霧に強雨。とても出発する気にはなれません。歩いている間はともかくせめてリフトに乗る間だけは止んでいてほしい!スタートからテンションだだ下がりになるのは避けたいところです。。
雨は断続的に降っており、時折車の外に出て様子を窺ったり雨雲レーダーを調べたりうとうとしながら車内で過ごします。
デッドラインに設定した9時半を過ぎ、ようやく天気の回復を感じたところで出発します。

リフトを乗り継ぎ八方池山荘に10時過ぎ。
雨はすっかり止み霧も途切れ途切れになります。
悪天予報ながらさすがはお花の時期の八方尾根!多くのハイカーが歩かれていました。
時間が遅いので飛ばし気味に八方尾根を登り、2時間ほどで唐松岳山頂へ。
五竜岳への稜線ははっきりと見えており、空気に湿っぽさを感じなくなったので予定通り五竜岳へと歩くことにします。
何度も歩いているルートなので特に不安はありませんでした。
慎重にクサリ場を降りて下った後は五竜山荘まで再び登り返し。さらに五竜岳まで花の写真を撮影する以外はほとんど止まらずに歩いていました。

唐松岳から五竜岳までに会ったのはたったの2人。
うち一人はソロの女性で今回初めての五竜岳だったようでした。
時間にあまり余裕が無かったので少々言葉を交わして別れましたが、悪天予報に濃霧の中の初登頂!恐れ入りました。
五竜岳山頂では予想外に立山方面の展望が開けておりちょっと得した気分でした。

再び五竜山荘へと下り、遠見尾根分岐には14時50分。
時間的には遠見尾根を下ってもテレキャビンの最終に間に合わすこともできそうでしたが、だいぶ余裕が出たので予定通り元来た道を戻ることにします。
稜線では複数組の登山者とすれ違いました。五竜山荘は6月下旬から既に営業を開始しています。
後半の登り返しには苦しめられましたが唐松岳頂上山荘に16時着。
ここからの八方尾根の下りは誰にも会いません。それもそのはず、リフトの最終は16時半。
時折足を止めて、行きに見逃していた花、人が多くて撮れなかった花、綺麗で再び撮った花、下りもたくさんの花々を見ながらまだ十分に明るい18時過ぎには黒菱へと降りきることができました。

当初の計画から二転三転して八方塞がりからの八方尾根歩き(笑)
様々な見頃の花を見ることができ充実した一日となりました。
長文お付き合いありがとうございました。

温泉に入ってからの帰宅だったので群馬には23時頃に帰着。
そんなわけで翌日はAM2時起きの3時出。5時に戸倉で待ち合わせてガッツリ尾瀬歩きです。。
↓翌日の尾瀬レコです。興味がありましたらどうぞ・・
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-672826.html

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コメント

見事な花レコです。
相変わらず見事な花レコです。
花に縁のない私でもこれだけ花が揃うと感動します。
それにしてもこのコースを選ぶまでの過程も緻密と言うか執念と言うか感心させられました。
山の選択を誤ることが多い私ですが大いに反省して今年は緻密に計画して誤らない選択をしたいと思います。
このまま翌日尾瀬に行くのも凄いです。
2015/7/7 9:58
hakkutuさん、こんばんは
いつもコメントありがとうございます

八方尾根はこの時期はお花が咲き乱れるので数多くの花々に出会うことができます
花に縁がないだなんて、hakkutuさんいつもレコにお花の写真載せてるじゃないですか
このエリアを多く歩いているhakkutuさんなら見たことある花も多くあるんじゃないかな〜と想像します

ルート選択は少なくとも緻密・・・ではないですね(^^;
行きたいところに気の向くままに歩きに行っている感じです。
行きたい山はその時その瞬間に幾らでもあるので選択肢に困ることは無いですね〜
この時期は特にお花は外したくないな〜とは思って計画していますが、もちろん大ハズレの時もありますよ
2015/7/7 21:20
kiyoponさん、こんにちは。
毎回凄いレコに驚かされますが、新穂高から水晶岳日帰りの文字を見て(@_@;)しました(笑)。

今回もこの山行後に尾瀬ですか 。恐れ入ります<m(__)m>。

五竜岳・唐松岳のルートも是非行ってみたいと思っています。今夏行ければ嬉しいのですが・・・。

しかし、kiyoponさんにかかればこれだけのお花にお目にかかれるんですね
2015/7/7 10:42
HIDENORIさん、こんばんは
いつもコメントありがとうございます

今回は日曜日の尾瀬歩きが強制参加(笑)な感じだったので日帰りで行けるルートを模索していました。
水晶岳・鷲羽岳の二山日帰りは高瀬ダムからは歩いたことがありましたが、新穂高からもいつかチャレンジしてみたいと思っています。

五竜〜唐松岳は特別に難しい箇所も無く快適な稜線歩きができるルートです。
鹿島槍も含めて通して歩くと南北に連なるロング縦走を楽しめます
そういえば、以前計画を話されていた奥秩父に行かれたんですね!後程レコ見に行きます〜

お花は全て歩きながら見ることのできる位置に咲いています
ちょっと足を止めると色んな花々に癒されてパワーを貰える気がします
2015/7/7 21:28
kiyoponさん☆
  植物図鑑ですね。
 濃霧に遮られて景色は残念でしたが、お花の種類がすごいことになっています
 まさに花メイン。
 今月五竜→唐松に行く予定なのでよく見て覚えて臨もうと思います。
 しかし、どれだけ覚えられるか・・・また同定できるか・・・・
 期待できませんね。
 
 それにしても、23時頃に帰宅し、翌日は2時起きで尾瀬へ!?
 精力的ですね。
2015/7/9 0:12
LArcさん、こんばんは
いつもコメントありがとうございます

八方尾根はお花が多いルートで数々のお花が咲き乱れます
景色はアレでしたが、その分お花を存分に楽しむことができました
例の計画は今月になったのですか?7月ならまだ同じお花がかなり残っているものと思いますよ

やっぱり実際に目で見て観察しないとなかなか覚えられないと思います
LArcさんが歩かれる際の楽しみが増える助けとなれれば幸いです
2015/7/9 21:01
あいかわらず…
という言葉しか浮かばなかった

でも、結果として、そこまで悪天候ではない中、
アルプスのお花を堪能できたようでなによりです。
そして翌日がガッツリ尾瀬ね…

それにしても、見れば見るほど、ガスを消し去るほどの華やかなレコ。
ユキワリソウ、可愛くて、強すぎない薄紫色が気高いねぇ。
2015/7/9 0:34
wildwindさん、こんばんは
いつもコメントありがとうございます

それを言われてしまうとグウの音も出ません(笑)
毎度の山歩きスタイルでもちょっとばかりの進歩があればいいな〜と思いながら日々歩いています

スタート時間は遅くなりましたが、結果的には一度も雨に降られず涼しい中、そして花々に囲まれながら快適に歩くことができました
展望があればなお良し!だったんですけどね

この時期は色取り取りの花が咲くので写真を選んで載せているだけで気分も華やいできます
ユキワリソウはサクラソウの仲間でこの時期の八方尾根を彩る花の一つです
淡いピンク〜紫色の可憐な花は見ていて癒されます
2015/7/9 21:07
こちらも【花メイン】ですね
kiyoponさん、こんばんはー。
こちらも拝見させていただきます。

この夏、唐松&五竜に行きたいなぁ、と漠然と考えていたら、こんなタイムリーなレコが!
地図を眺めているだけではわからない、こんな豊富なお花畑が広がる山域だったとは!
ますます行ってみたくなりました。
(花の名前がわかるわけではありませんが)

そして、相も変わらずのご健脚…
畏れ入るばかりです…
2015/7/17 0:54
rgzさん、こんばんは
いつもコメントありがとうございます

唐松岳八方尾根は特に多くの花が咲く人気スポットです
八方のHPや現地のパンフレットでもお花の情報は入手できるので是非試してみてください
ひとたび歩かれればきっと多くの花に出会えることでしょう
ちょっと強引な回でしたが、無事に歩き切れて良かったなと思っています
2015/7/18 18:11
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