鳥甲山（貉平 〜 鳥甲山 〜 屋敷）

2015年07月11日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.2km
• 登り: 1,190m
• 下り: 1,338m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:24
• 合計: 5:57

5:50 貉平
6:40 6:40 万仏岩
7:50 7:50 白�凜瞭�
7:50 7:50 カミソリ岩
9:04 9:28 鳥甲山
10:12 10:12 赤�凜瞭�
11:47 ゴール地点

★コースタイムには写真撮影の時間が多分に含まれています。
★飲料水
プラティパス2リットル、ボトル0.6リットル、凍らせた麦茶0.5リットルを持参。
消費量はボトル2本分1.2リットル、麦茶約0.2リットル、その他カンパイ水0.35リットル。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・貉平登山口には広い駐車場があり、10台以上は駐車できそうです。
・屋敷登山口付近の路肩脇に数台駐車可能。
どちらの登山口にも登山ポスト・用紙がありました。
※下山地の屋敷登山口に自転車(MTB)をデポし、下山後は貉平まで林道(約5.5km)を戻ります。

コース状況／危険箇所等

★危険箇所
�� 万仏岩
ホールド、足場はあるので三点支持を守れば難しくありません。こちらの方がカミソリ岩よりも難易度は高いのでここが難なく通過できればカミソリ岩はまず大丈夫と思います。
�� カミソリ岩
道幅が狭く、東面は切れ落ちていますが、クライミング要素はないので慎重に歩けば問題ないと感じました。鎖の支柱は固定が甘いので、鎖に体重をかけるのは危険です。

その他周辺情報

秋山郷の各地区の温泉、宿泊施設。

写真

7/11 5:00

登山口へ向かう中津川左岸の林道から望む、早朝の苗場山。

7/11 5:04

前方には朝日を浴びる、鳥甲山(白��)の大岩壁とカミソリ岩。

7/11 5:48

屋敷登山口に自転車をデポしてから貉平登山口へ。
屋敷登山口では単独の女性1名が仕度中でした。
貉平では他の車はありませんでした。

7/11 5:49

歩き始めてすぐにヤマアジサイ

7/11 5:52

立派なカタツムリ

7/11 5:55

序盤はブナとスギの混交林です。
気温は涼しくて快適です。

7/11 6:21

急登をしばらく登ると展望の良い場所がありました。
烏帽子岳、岩菅山方面

7/11 6:31

右が佐武流山、左は赤倉山かな？

7/11 6:31

苗場山、後方は霧ノ塔、日蔭山など

7/11 6:32

三角のピークが見えてきました。
右奥には赤�堯�

7/11 6:33

赤�瑤鬟▲奪廚如�

7/11 6:37

岩稜っぽくなってきました。
この先も急登の連続で、攀じ登り系の箇所も多かったです。

7/11 6:39

第一の難所、万仏岩が目前に迫ってきました。

7/11 6:39

取り付きです。

7/11 6:41

梯子から岩の角に斜上したところ。

7/11 6:42

上部から見下ろすとこんな感じ。
なかなか楽しませてくれます。

7/11 6:47

万仏岩を通過すると次のピーク(コブ)が見えました。

7/11 6:56

・・・

7/11 6:57

・・・

7/11 6:59

○○アザミ

7/11 7:03

ようやく白�瑤猟詐紊�見えました。

7/11 7:03

烏帽子岳〜岩菅山に至る稜線。

7/11 7:03

遠くの峰々もよく見えます。
鹿島槍、五竜、唐松。

7/11 7:10

両側が崩壊して痩せています。

7/11 7:10

切れ落ちているので慎重に。

7/11 7:29

・・・

7/11 7:32

ゴゼンタチバナ

7/11 7:35

アカモノ
沿道に鈴なりです。

7/11 7:39

白�瑤猟詐緜床爾惑悗旅發ぅ優泪�リダケが繁茂していて左右の視界が利きません。

7/11 7:46

マイヅルソウ

7/11 7:50

白�瑤猟詐�
展望はありませんでした。

7/11 7:52

第二の難所、カミソリ岩に向けて一旦下ります。
周囲はオオシラビソの疎林。この木の香りはけっこう好きです。

7/11 8:03

・・・

7/11 8:05

カミソリ岩の手前でまた好展望地が。
戸隠・高妻の後方に唐松〜小蓮華

7/11 8:05

妙高・火打

7/11 8:08

カミソリ岩が目前に。

7/11 8:09

金城山〜霧ノ塔の稜線の向こうに越後三山

7/11 8:09

越後三山(八海山・越後駒・中ノ岳)をアップで。

7/11 8:12

なんと、槍・穂高まで見えました。
いい日に来れてよかったー。

7/11 8:17

気を引き締めてカミソリ岩の通過です。
右側はスッパリ切れ落ちています。つまずき転倒は厳禁です。

7/11 8:17

崖を覗くとこんな感じ。

7/11 8:17

鎖の支柱はグラグラしています。
あまり頼らない方が良いでしょう。

7/11 8:17

目線を上げると、鳥甲山頂がはじめて目の前に現れていました。

7/11 8:17

鳥甲山頂〜赤�瑤領農�

7/11 8:18

コメツツジ
難所の途中ですが意外と冷静に花を撮影していました。

7/11 8:18

段差がありますが、ロープがあるので大丈夫。

7/11 8:19

また崖を覗きたくなった。

7/11 8:23

慣れてきました。

7/11 8:23

ここは直登しません。

7/11 8:24

ルートは岩の東面をトラバースしています。

7/11 8:32

通過後に振り返る。
カミソリ岩の全景。

7/11 8:32

トラバース地点をアップで。
遠目で見るとすごいとこ通ってますね。
ここは地面が外傾しているので一歩一歩足場に集中して。

7/11 8:33

右側が崩壊、こっちのほうがよっぽど危険。
藪側を通りました。

7/11 8:36

ここも要注意。
ワイヤーで養生してありますが、足元狭いです。

7/11 8:43

ゴゼンタチバナ

7/11 8:44

山頂への登りにかかります。

7/11 8:44

赤�瑤�らの稜線が近づいてきました。

7/11 8:45

ニッコウキスゲ

7/11 8:46

○○アザミ

7/11 8:46

○○チドリ

7/11 8:46

タテヤマウツボグサ

7/11 8:47

・・・

7/11 8:48

お味はいかが？その1

7/11 8:49

ニッコウキスゲがたくさん。

7/11 8:50

奥に越後三山〜巻機山

7/11 8:50

苗場山

7/11 8:50

佐武流山、白砂山と信越・上越国境の山々。

7/11 8:49

白�瑤肇�ミソリ岩

7/11 8:55

白砂分岐

7/11 8:55

分岐の標柱は倒れていました。

7/11 8:57

・・・

7/11 8:58

山頂はもうすぐ。
ここで山頂から下ってきた単独の男性とすれ違いました。
屋敷から入山、白��方面に向かうとのこと。

7/11 8:59

奥志賀〜草津方面の眺望

7/11 9:03

タニウツギ

7/11 9:04

鳥甲山頂に到着しました。

7/11 9:04

山頂の展望は良くないと言われていますが...
1．妙高・火打・焼

7/11 9:05

2．槍・穂高
この景色が見える場所に陣取って休憩しました。

7/11 9:09

時間は早いですが、とりあえず慣例なのでカンパイ！
ノンストップで腹減りなのでパンを食べました。

7/11 9:32

リスタートして赤��経由で屋敷に下山します。
我が地元、津南・十日町方面の眺め。
真ん中に写っている山の中の平地は鳥甲牧場。

7/11 9:33

ついつい苗場山を撮ってしまう...

7/11 9:39

分岐を左折して赤��方面へ
眼下に雪渓が見えました。

7/11 9:39

赤�瑤領農�を登山者が登ってきました。屋敷登山口で見かけた単独の女性の方のようです。すれ違った時に少しお話しましたが、屋敷〜山頂ピストンだそうです。
※下山後もお会い出来、楽しく山談義しました^^

7/11 9:40

この花は多く見られ、印象に残ったのですが・・・

7/11 9:45

イワカガミ

7/11 9:55

コバイケイソウ

7/11 9:56

ウラジロヨウラク

7/11 10:00

たまに崖際を通ります。

7/11 10:00

崖を覗きたくなるのは人情...

7/11 10:05

この花気に入りました。1

7/11 10:06

2

7/11 10:12

赤�瑤�ら、白�堯船�ミソリ岩〜

7/11 10:12

鳥甲山頂を振り返る。

7/11 10:15

ニッコウキスゲも稜線沿いにちょくちょく現れます。

7/11 10:17

谷底の秋山郷(和山、切明)を見下ろす。

7/11 10:18

・・・
もっといい本を入手しないと...^^;;

7/11 10:22

花粉まみれに...

7/11 10:24

稜線歩きがけっこう長いです。
赤�瑤鮨兇衒屬襦�

7/11 10:25

崖の中腹にニードル状の尖塔を発見。

7/11 10:34

・・・

7/11 10:35

あれが最後のピークのようです。

7/11 10:47

お味はいかが？その2

7/11 11:03

この標柱の先で稜線を離れ、屋敷への急下降が始まりました。

7/11 11:14

アカモノの実

7/11 11:26

タテハチョウの仲間
上で見たのと同じかな？

7/11 11:27

やがて急下降も一段落、気持ちの良いブナ林になります。

7/11 11:32

巨大なコンクリートの雪崩止め。
この先しばらくの間、重機道らしい幅広な道になります。

7/11 11:46

重機道から左に折れて少し下ると屋敷登山口の林道に出ました。
登山口の近くにまたヤマアジサイ。

7/11 11:47

登山ポスト、用紙完備です。

7/11 11:48

登山口から見える、稜線から峰続きの布岩山。

7/11 11:49

柱状節理の大岩壁をアップで
林道沿いに布岩山の説明看板が設置されていました。

7/11 11:53

自転車を回収して、トンネルを抜ける風を浴びながら小休止。

7/11 12:05

貉平へのサイクリング途中、二段の滝と奥の岩壁がかっこよいです。

7/11 12:31

30分ほどで貉平まで戻りました。車は1台のままです。
このときちょうど山頂近くですれ違った男性が白�凜襦璽箸婆技�下山してきました。
今日の入山者は3名、お疲れ様でした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS XZ-10 オリンパス

感想

kikkorin

先週は天気と諸事情で予定変更しましたが、いよいよ満を持して鳥甲山へ。
この山は私の地元からよく見える身近な存在の山（長野県にありながらも長野の平地からは見えず、アクセスも新潟側からなのでほぼ越後の山）なのですが、難ルートの山というイメージが付きまとい、後回しになっていました。
ヤマレコを利用するようになってから、登られた方のレコを拝見して「イケそうかな...」という気になり、計画をあたためてきました。まあ、すでに登頂済みの八海山八ッ峰や荒沢岳と比較してもそれ以上の難ルートということでもなさそうですし...。

白�凜襦璽箸鮗尊櫃謀个辰討澆董�他の方のレコにもあるように技術的に難易度が上なのは万仏岩の方で、カミソリ岩は高度感に臆せず平常心で歩けば難しくはないと感じました。岩稜に慣れている人ならどちらも問題ないでしょう。

それにしても梅雨明けしたわけではないのに最高の晴れの天気に恵まれ、遠く北アルプスまで一望出来てよかったです。すぐ近くに巨大な苗場山があるので広がりのある展望は期待してなかったのですが、期待以上でした。
そして、こちらでは花々もまだ多種多様に咲いていて、写真に収めたのに半分以上も私の植物本に載っておらず、名前がわかりませんでした。

いずれにしても、スリルある岩稜も展望も花も期待以上に楽しむことが出来、大満足の山行なのでした。

コメント

DSA

お疲れ様でした！
おはようございます。
先日、隣の苗場山から見ました。とんがってる山ですね
お気に入りの花は、カラマツソウではないでしょうか??

kikkorin

Re: お疲れ様でした！
DSAさん、おばんです。
そうです、苗場山からよく見える、あの山です 。　登頂まだのようでしたら、いかがですか？　この近辺の山の中では岩がちの山ですよ！（屋敷からのルートは岩稜歩きの要素ないですけどね...）

カラマツソウで検索しました。そうです、間違いありません！ 名前は聞いたことがあったのですが、これだったのですねー 。ありがとうございました。