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Yamareco

記録ID: 675831
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 (新穂高発)テント泊

2015年07月11日(土) ~ 2015年07月12日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
22.9km
登り
2,151m
下り
2,147m

コースタイム

1日目
山行
8:38
休憩
0:12
合計
8:50
6:25
25
6:50
33
7:23
37
8:00
77
9:17
61
10:18
10:30
140
15:15
0
15:15
2日目
山行
6:45
休憩
0:45
合計
7:30
8:10
0
8:10
75
11:00
11:45
0
11:45
200
15:05
35
15:40
0
15:40
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高駐車場

市営新穂高第3駐車場

新穂高駐車場マップ
http://www.hida.jp/kita_alp/sinhotaka_p_map.pdf
コース状況/
危険箇所等
かなり整備されています。千丈分岐まで、ひたすら長いトレッキングのようです(じわじわ高度が上がります)。千丈分岐点からは、急に登山らしくなります。飛騨乗越はまだ残雪あり。千丈乗越は急登、ガレ場でハードです。展望は良いです。

 槍ヶ岳山荘のホームページを事前に確認すると、ピッケル、アイゼンを持っていったほうがよいかという質問をよく受けますが、持っていて自分で判断するように。そして使わず無駄になったとしても、意味のある重みになるでしょうと、よいことが書いてありました。でも、これは7月の頭のことです。現在はアイゼン無しで行けるとのこと(7/13山荘スタッフブログより)。

 日中の標高の低いところは30℃近く、夜のテント場は7℃程度 風も少しありちょいと寒いです。

渡渉が何箇所かあり、増水時は注意という看板がいくつかありましたが、本日はどこもおだやかで問題なく渡れる水量でした。2013 2014年と亡くなった方がいるとのことですので注意が必要です。南沢、滝谷(橋あり 平時は水面から橋まで1m程度)、チビ谷
予約できる山小屋
槍平小屋
穂高平小屋
蒲田富士、白出沢、奥穂を遮らない絶妙な屋根のアングル
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穂高平小屋
蒲田富士、白出沢、奥穂を遮らない絶妙な屋根のアングル
白出沢出合
白出沢の工事現場
休憩できる場所があります
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白出沢の工事現場
休憩できる場所があります
ずーーっとこんな感じ
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ずーーっとこんな感じ
そりゃそーだ。
滝谷避難小屋
滝谷ドーム
透明すぎる水
槍平小屋
最後の水場
キンキンに冷えていて美味しいです
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最後の水場
キンキンに冷えていて美味しいです
千丈分岐点
笠ヶ岳、抜戸岳
山荘が見えるもののなかなか到達できません。
山荘が見えるもののなかなか到達できません。
飛騨乗越は雪が残っています。
飛騨乗越は雪が残っています。
飛騨乗越は雪が残っています2
飛騨乗越は雪が残っています2
西鎌尾根
子槍とミヤマダイコンソウ
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子槍とミヤマダイコンソウ
やっと山荘手前に着きました。槍ヶ岳と記念撮影。
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やっと山荘手前に着きました。槍ヶ岳と記念撮影。
殺生ヒュッテとイワベンケイ
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殺生ヒュッテとイワベンケイ
不吉なNo4にテントを張る。このあたりは眺めがよいけど風の影響を受けます。
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不吉なNo4にテントを張る。このあたりは眺めがよいけど風の影響を受けます。
クローズドセルより断然快適
暖かく、石のゴツゴツを感じにくく、クッション性が高いです。冬にしか使わないつもりが持ってきてしまいました。
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クローズドセルより断然快適
暖かく、石のゴツゴツを感じにくく、クッション性が高いです。冬にしか使わないつもりが持ってきてしまいました。
写真に写っているテントのあたりが風の影響が少なくてよい場所です。
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写真に写っているテントのあたりが風の影響が少なくてよい場所です。
槍ヶ岳と花(ハクサンイチゲ、イワベンケイ)
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槍ヶ岳と花(ハクサンイチゲ、イワベンケイ)
ドキドキ
山荘が小さくなってきました。
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山荘が小さくなってきました。
念願の槍ヶ岳の頂に立つ。
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念願の槍ヶ岳の頂に立つ。
登山者の安全を祈る
登山者の安全を祈る
かの有名な北鎌尾根
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かの有名な北鎌尾根
うおーー、北鎌に人です。なんとこの方、日帰りです。
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うおーー、北鎌に人です。なんとこの方、日帰りです。
穂高連峰
抜戸岳、双六岳
手前:硫黄尾根
奥:三俣、鷲羽岳、水晶岳
手前:硫黄尾根
奥:三俣、鷲羽岳、水晶岳
奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
立山連峰、後立山
立山連峰、後立山
見ているだけで怖いです。
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見ているだけで怖いです。
とんがってる槍ヶ岳の影
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とんがってる槍ヶ岳の影
双六岳方面
カッコいいですね〜。もうすぐ日没です。
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双六岳方面
カッコいいですね〜。もうすぐ日没です。
北鎌尾根
双六岳、西鎌尾根
双六岳、西鎌尾根
鷲羽岳、立山連峰、後立山
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鷲羽岳、立山連峰、後立山
奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
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奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
真っ暗になる前に帰ります。
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真っ暗になる前に帰ります。
ヒュッテ大槍、殺生ヒュッテ
ヒュッテ大槍、殺生ヒュッテ
テント場 
テント場と星
槍ヶ岳と星
槍ヶ岳山荘と星
朝の槍ヶ岳
笠ヶ岳と後ろに白山
笠ヶ岳と後ろに白山
双六岳、西鎌尾根
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双六岳、西鎌尾根
奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
大天井岳
穂高連峰
槍ヶ岳の影と笠ヶ岳
槍ヶ岳の影と笠ヶ岳
1つ前の写真を逆から(笠ヶ岳から見た)日の出 
右が槍ヶ岳
2014 6月撮影
1つ前の写真を逆から(笠ヶ岳から見た)日の出 
右が槍ヶ岳
2014 6月撮影
奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
双六岳、西鎌尾根
双六岳、西鎌尾根
穂高連峰に朝日が差す
穂高連峰に朝日が差す
朝の山頂にて
奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
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奥:立山連峰
手前:真砂岳、野口五郎岳
笠ヶ岳に写る、槍ヶ岳の影
笠ヶ岳に写る、槍ヶ岳の影
奥:中央左八ヶ岳、右端に富士山
手前:ヒュッテ大槍、西岳、常念岳 
奥:中央左八ヶ岳、右端に富士山
手前:ヒュッテ大槍、西岳、常念岳 
帰る前に最後の一枚
帰る前に最後の一枚
小槍に登るクライマー
小槍に登るクライマー
雷鳥のヒナ 初めて見ました。
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雷鳥のヒナ 初めて見ました。
おいしい水よりおいしい水
おいしい水よりおいしい水
槍平小屋のテント場
とても眺めが良いです
槍平小屋のテント場
とても眺めが良いです
雰囲気のよい小屋ですね。
雰囲気のよい小屋ですね。
風が通って涼しい。
風が通って涼しい。
通っただけだけど、これまで見た小屋の中で一番好きかも。
通っただけだけど、これまで見た小屋の中で一番好きかも。
小屋の周辺には小川や花畑があります。
小屋の周辺には小川や花畑があります。
カモシカ
柳谷の堰堤にて
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カモシカ
柳谷の堰堤にて

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

 素晴らしすぎる展望に感激です。富士山、剱岳、奥穂高岳と過去に登った有名ところは全て真っ白視界ゼロでしたので、今回の槍ヶ岳の展望は痺れました。しかも、人がまばらでしたので、山頂でゆっくりと過ごすことができて、ここ最近の運を全て使い果たしたんじゃないかと心配になるほど。

 山頂でのんびりしながら、ああ、これがあの北鎌尾根か〜。なんて思いながら眺めたいたら、なんとソロの登山者!時間はもう17時過ぎあたりで、ええ?日没に間に合うの?なんて考える間もなくあっという間に山頂到着。速い!はやすぎる!と、話を聞いてみると、新穂高から入って、飛騨乗越東鎌、独標、槍ヶ岳、新穂高で日帰りとのこと。槍ヶ岳の日帰りはちょくちょく話しに聞いていましたが、北鎌尾根の日帰りとは驚くばかりです。なんてことだ。さっき大ベテランの人とソロは難しいね〜。とかロープがいるねなんて話をしたばっかりなので余計に驚きました。

 まったり山頂で過ごしながらお話をしたりなんかしていると、いつのまにか登山スタイルと軽量化の話に。いつもより軽量化したけどまだ私の荷物は14kg前後あります。どうもこの方たちのお話を聞いていると1泊で10kg切れるのは普通でウルトラライトな人は6,7kgとのこと。ザックが800gでマットが80g??うおーー、そんな時代なのか〜。靴もトレランみたいなので、荷物も軽量。それでグングン遠くまで行くらしい。へ〜新しい時代が来ているみたいです。

 

 小槍に登っている人を見れたり千丈分岐あたりで雷鳥のヒナを見れたり(いつも雷鳥は割りと厳ついグアーーみたいな鳴き声ですが、ヒナといるお母さんは今まで聞いたことがない優しい声でした)、いいものいっぱい見ることができました。


 槍平小屋がとてもよい雰囲気です。全く個人的な思いですが、いままで見た山荘、小屋の中で一番好きかもしれません。まわりに小川が流れていて花もあり、テント場の眺めもなかなかよいです。ロケーションが素敵です。泊まったわけではないので内部は分かりませんが売店まわりの感じもよかったです。

 新穂高から行く、このルート。途中に沢が沢山あって、いまの季節はいいですね!水場が豊富で冷たくて美味しいし、猛暑日のあつーい時でも水をかぶったりすれば天国です。白出沢の建設やさんが用意してくれている休憩所も助かります。


 めちゃくちゃ暑い2日間でした、初日のザックに入れていた飲み物は2.5L、小屋、山荘で買ったり、水場でくんだのは2Lです。小屋、沢があり、水にはあまり困らないルートですが、もし水場などが無いかったら大変でしょうね。


 2ヶ月近く、ゆるーい日帰り山行ばかりでしたので、体が超なまくらになっていて、テント泊装備はめちゃくちゃしんどかったです。

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コメント

おめでとうございます^^
槍ヶ岳はお初だったんですね〜♪
最高のお天気に恵まれましたね(*^▽^*)

って!!同じ新穂高スタートだったなんて、なんというニアミス!!
お会いできず残念でした。

北鎌尾根日帰り!?
どっひゃーΣ(゚Д゚;すごすぎる・・。
新穂高から東鎌尾根って、どーやって??西鎌じゃないですもんね?
奥穂高経由ってことかな?
すごすぎてルートがつながりません。笑
2015/7/14 21:13
ありがとうございます
FEELさんが出発しているとき、私は車の中で爆睡中でした。笑

そうなんです。聞いただけだと理解できないくらいビックリな日帰りです。

そんなに話をする時間もなく、さーーっと走り去っていかれましたが、たぶんこういうことだと思います。

新穂高、槍平小屋、千丈分岐 飛騨乗越、東鎌尾根、水俣乗越、独標、北鎌尾根、槍の穂先だったと
思います。一度槍の肩を通って(飛騨乗越、東鎌尾根)また戻ってくる(北鎌尾根、穂先)ってことだと思います。千丈乗越を通れば西鎌の一部も通ることになりますが、飛騨乗越の方が歩きやすいはずです。

私の勝手な想像

北鎌尾根周辺意外は最も負荷が少なくスピードの上がるルートどりになってるのかと。新穂高-槍ヶ岳コース(右俣谷)はトレッキングコースのようで歩きやすいし、危険箇所もほどんとなしで、最悪日没になっても道が分かりやすいため経験のある人なら行動可能です。全てがギリギリで加えて体力、技術が常人ではないのだと思います。笑
2015/7/15 10:00
やはり日頃の行いか?
okada_gtx さんこんにちわ。
体調不良がやっと治りそうで、朝のランニングを再開したgraveltrekです。
私は20日〜21日に同コースを計画してました。
なんだか「先に行かれちゃった!」的な寂しさを感じてますが、私の山行では空はきっと鉛色です。
okada_gtx さんの青空の写り込んだ写真がとっても羨ましい限りです。
では
2015/7/15 15:27
Re: やはり日頃の行いか?
岐阜側からスタートなんでgraveltrekさんのホームだな〜なんて思いながスタートしたんですが、やっぱりですか。行くんですね

私と全然ちがうgraveltrekさん視点のレコ楽しみにしてまーす。テント場でのバトル日記最高でした。笑
2015/7/15 15:50
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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