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Yamareco

記録ID: 6761140
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥穂高岳 残雪期 ゴールデンウィーク

2024年05月03日(金) ~ 2024年05月05日(日)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
21:50
距離
40.2km
登り
2,155m
下り
2,165m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:56
休憩
0:53
合計
5:49
距離 15.7km 登り 929m 下り 146m
6:03
24
スタート地点
6:27
6:32
4
6:36
35
7:16
7:17
48
8:05
8:40
15
8:55
47
9:42
9:54
53
10:47
21
11:08
44
2日目
山行
5:09
休憩
2:56
合計
8:05
距離 4.4km 登り 1,021m 下り 336m
4:42
2
4:44
4:45
4
4:49
5:03
139
7:22
9:49
89
11:18
11:32
75
3日目
山行
6:00
休憩
1:55
合計
7:55
距離 20.1km 登り 206m 下り 1,683m
7:11
75
8:26
8:29
15
8:44
9:04
15
9:19
9:20
9
9:29
37
10:06
34
10:40
14
10:54
10:59
1
11:00
17
11:17
11:21
51
12:12
38
12:50
4
12:54
13:19
36
13:55
14:49
6
14:55
6
15:06
ゴール地点
天候  5月3日(金)快晴、ほぼ無風、早朝の上高地は薄手のウール手袋をして指先が痛いくらい少し寒かったです。歩き始めて徳沢くらいで気温は暖かいくらい。涸沢に到着しても温暖な気温でした。最高の登山日和。4日(土)快晴、ほぼ無風。早朝も寒く無かったです。日の出に涸沢を出発して雪はアイゼンの爪が良くささって歩き易い。日の出1時間くらいで雪が腐り始める。穂高岳山荘に到着して、白出しのコルでは朝から暖かい微風が吹いていました。5日(日)朝から暖かく微風。3日間最高の登山日和でした。
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
 上高地から横尾までは雪が無かったです。明神から気温も上昇してきて服装は薄着で十分でした。1日目、横尾から涸沢まで、本谷橋までは雪はほとんど無くアイゼン無しで歩行可能でした。本谷橋から涸沢までも、気を使いますがツボ足でも歩行することができると思います(私は本谷橋を通過してからアイゼンを装着しました)。快晴のため、特にSガレから照り返しが強く日焼け止めをタップリ塗っても肌が火照るくらい熱かったです。青ガレからでも良いので日焼け止めの2度塗りを推奨します。
 2日目、4時40分、日の出と共に涸沢を出発しました。雪の状態は良く、アイゼンもしっかり効きます。日の出1時間くらいして朝6時くらいから少しづつ雪が腐り始めます。ザイテングラート取り付き部分まで雪質も悪くなく特に危険な箇所も無く登りや易かったです。ザイテングラート取り付き部分からザイテングラートの涸沢から見て右側(涸沢岳側)の斜面を登りました。奥穂高側の小豆沢は雪崩のデブリが多くコースから避けました。
 注意点として、ザイテングラート右側を登っている際に3回ほど円盤状の大き目の落石が、猛スピードで奥穂高の稜線からザイテングラート取り付き部分まで落ちて来ました(円盤が回転する感じで猛スピードで登山者の横を通過していきました)。今回の登山の中で第1雪壁、第2雪壁以外で一番危険箇所だと思いました。白出しのコルまで登っている最中はしんどいですが常に落石に注意が必要だと感じました。
 穂高岳山荘に着いたら補給と準備をしてイザ核心部と雪壁にチャレンジ!核心部はアイゼンを装着してハシゴと鎖場を移動する以外は、特段夏ルートと変わらずでした。
 以下は朝9時の段階の雪質と混み具合の状態です。第1雪壁は9時には下りの登山者で混みました。核心部を過ぎてから第1雪壁の下で横に避けて12人ほど雪壁を降りる人を待ちました(これが以外と辛かった)。第1雪壁は第2雪壁に比べて距離は長いですが、比較的まっすぐ登り下りが可能で通過し易かったです(第2雪壁と比べてですが)。雪質は悪くなくアイゼンもアイスアックスとピッケルもしっかりと刺さりました(私はダブルアックスで登りました)。ここも慎重に丁寧なアイゼンワークとピッケルワークが必要でした。私は1本をアイスアックス、1本をピッケル、アイゼンは横爪を使用して雪壁を通過しました。
 第1雪壁と第2雪壁の間は雪と岩のミックスのガレ場です。雪は少な目なので、この区間は殆どアイゼンを装着したままのガレ場歩行です。ここも転倒に注意しながら慎重に歩きました。
 第2雪壁は第1雪壁と比べて距離は短いですが、ルートが少し斜めになっているので登りよりも下りが難しかったです。奥穂高岳の頂上からの帰りも、第2雪壁の下り始めで少し道迷いをして第2雪壁の下り口の逆側に2メートルほと下がってしまい登り返しをしました。今回のルートで第2雪壁の下りがパスファインドと下りの技術共に1番難しく感じました。
その他周辺情報  今回は下りのルートで、まだ食べたことの無い名物を食べながら下山しました。横尾山荘で醤油ラーメン、明神館で明神カレーを頂きました。どっちも美味しい!もちろん、いつもの明神館のリンゴビールは忘れずに頂きました。帰りのバスの前に小梨の湯でさっぱりとしました。
 またまた来ました上高地。今年のゴールデンウィークは快晴で涸沢、奥穂高方面は期待できそうです。
2024年05月03日 05:41撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 5:41
 またまた来ました上高地。今年のゴールデンウィークは快晴で涸沢、奥穂高方面は期待できそうです。
 早朝の上高地。癒されます。
2024年05月03日 05:46撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 5:46
 早朝の上高地。癒されます。
2024年05月03日 06:22撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 6:22
 明神到着。上高地バスターミナルの早朝は少し寒いくらいでしたが、ここまでくると寒さも和らいできました。
2024年05月03日 06:27撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 6:27
 明神到着。上高地バスターミナルの早朝は少し寒いくらいでしたが、ここまでくると寒さも和らいできました。
 それでも早朝の明神は霜が降りているくらいの気温ですね。
2024年05月03日 06:31撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 6:31
 それでも早朝の明神は霜が降りているくらいの気温ですね。
2024年05月03日 07:04撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 7:04
 明神と徳沢の間、道端に少し残雪があります。
2024年05月03日 07:07撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 7:07
 明神と徳沢の間、道端に少し残雪があります。
 徳沢到着。
2024年05月03日 07:14撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 7:14
 徳沢到着。
 徳沢から横尾まで回り道。
2024年05月03日 07:23撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 7:23
 徳沢から横尾まで回り道。
 徳沢と横尾の間、ここも道端に少し残雪がありますが、上高地から横尾まではスニーカーで十分歩行可能ですね。
2024年05月03日 07:52撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 7:52
 徳沢と横尾の間、ここも道端に少し残雪がありますが、上高地から横尾まではスニーカーで十分歩行可能ですね。
 横尾到着。
2024年05月03日 08:05撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 8:05
 横尾到着。
 横尾大橋にかかる鯉のぼり。ここから雪山用の靴に履き替えていざ涸沢まで。この日は気温が暖かかったので、ハードシェルのズボンはファスナーを開いて登っていきます。
2024年05月03日 08:11撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 8:11
 横尾大橋にかかる鯉のぼり。ここから雪山用の靴に履き替えていざ涸沢まで。この日は気温が暖かかったので、ハードシェルのズボンはファスナーを開いて登っていきます。
 屏風岩。
2024年05月03日 09:26撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 9:26
 屏風岩。
 本谷橋到着。横尾から本谷橋まで、道に雪は無し。アイゼンは不必要でした。また残雪期の晴れの天候のため気温は高めの登り。
 本谷橋右岸(本谷橋を涸沢方面に渡った広い川岸)でアイゼンを装着しました。涸沢まではツボ足で行く人もいましたね。私は涸沢までアイゼン装着、ストック1本で登りました。
2024年05月03日 09:42撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 9:42
 本谷橋到着。横尾から本谷橋まで、道に雪は無し。アイゼンは不必要でした。また残雪期の晴れの天候のため気温は高めの登り。
 本谷橋右岸(本谷橋を涸沢方面に渡った広い川岸)でアイゼンを装着しました。涸沢まではツボ足で行く人もいましたね。私は涸沢までアイゼン装着、ストック1本で登りました。
 本谷橋過ぎて直ぐの雪の状態。
2024年05月03日 09:58撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 9:58
 本谷橋過ぎて直ぐの雪の状態。
 途中青ガレまでの途中に雪と岩の崩れた崩落部がありました。
2024年05月03日 10:04撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 10:04
 途中青ガレまでの途中に雪と岩の崩れた崩落部がありました。
 昔みたいに本谷を涸沢まで谷を詰めて行くのではなく、夏道と同じルートに雪道を切ってくれています。
2024年05月03日 10:22撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 10:22
 昔みたいに本谷を涸沢まで谷を詰めて行くのではなく、夏道と同じルートに雪道を切ってくれています。
 途中、青ガレの辺りですかね。
2024年05月03日 10:46撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 10:46
 途中、青ガレの辺りですかね。
 Sガレ。今年は雪は少なめですね。涸沢ヒュッテが見えて来ました。ヒュッテの鯉のぼりが見えてからが中々着かずにツライ!
2024年05月03日 11:05撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 11:05
 Sガレ。今年は雪は少なめですね。涸沢ヒュッテが見えて来ました。ヒュッテの鯉のぼりが見えてからが中々着かずにツライ!
 残雪期は、本谷橋から涸沢、涸沢から穂高岳山荘とジリジリと日焼けします。日焼け止めは塗りすぎるくらいに塗った方が良いと思います。それに非常に暑いので、安全の範囲でなるべく薄着をお勧めします。ここのルートは日焼け対策と暑さでの体力の消耗を極力抑える暑さ対策に大変でした。
2024年05月03日 11:14撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 11:14
 残雪期は、本谷橋から涸沢、涸沢から穂高岳山荘とジリジリと日焼けします。日焼け止めは塗りすぎるくらいに塗った方が良いと思います。それに非常に暑いので、安全の範囲でなるべく薄着をお勧めします。ここのルートは日焼け対策と暑さでの体力の消耗を極力抑える暑さ対策に大変でした。
 奥穂高岳がキレイに見えてきました。今年のゴールデンウィークは天候に恵まれて、雲が少なく空が青いです。
2024年05月03日 11:15撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 11:15
 奥穂高岳がキレイに見えてきました。今年のゴールデンウィークは天候に恵まれて、雲が少なく空が青いです。
 斜度はこのくらいです。雪面からの照り返しは熱すぎ。熱いし厚い!お肌が焼かれるのが分かるくらい熱いです。さらに照り返しで暑くて体力と水分がもっていかれます。
2024年05月03日 11:28撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 11:28
 斜度はこのくらいです。雪面からの照り返しは熱すぎ。熱いし厚い!お肌が焼かれるのが分かるくらい熱いです。さらに照り返しで暑くて体力と水分がもっていかれます。
 涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐標識。 
2024年05月03日 11:38撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 11:38
 涸沢ヒュッテと涸沢小屋の分岐標識。 
 涸沢ヒュッテ、見えてるのに全然着きません!
2024年05月03日 11:39撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 11:39
 涸沢ヒュッテ、見えてるのに全然着きません!
 もう倒れそう〜。
2024年05月03日 11:47撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 11:47
 もう倒れそう〜。
 ご慈悲を〜。
2024年05月03日 11:47撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 11:47
 ご慈悲を〜。
 やっと到着。お腹ペコペコ。やっとアイゼンを外せます。
2024年05月03日 11:49撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 11:49
 やっと到着。お腹ペコペコ。やっとアイゼンを外せます。
 涸沢ヒュッテに宿泊受付完了。お食事時間です。
2024年05月03日 12:00撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:00
 涸沢ヒュッテに宿泊受付完了。お食事時間です。
 涸沢ヒュッテの全系図。涸沢ヒュッテ近くは、なぜか上手で分かり易いイラスト豊富です。
2024年05月03日 12:00撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:00
 涸沢ヒュッテの全系図。涸沢ヒュッテ近くは、なぜか上手で分かり易いイラスト豊富です。
 上高地の外来入浴情報です。
2024年05月03日 12:00撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:00
 上高地の外来入浴情報です。
 お昼ごはんのお醤油ラーメン。ポテチパンパン(海抜2300m、富士山吉田ルート5合目くらいかな)。
2024年05月03日 12:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:51
 お昼ごはんのお醤油ラーメン。ポテチパンパン(海抜2300m、富士山吉田ルート5合目くらいかな)。
 晴天の涸沢での大パノラマ!
2024年05月03日 12:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:51
 晴天の涸沢での大パノラマ!
 晴天の涸沢での大パノラマ!
2024年05月03日 12:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:51
 晴天の涸沢での大パノラマ!
 晴天の涸沢での大パノラマ!
2024年05月03日 12:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:51
 晴天の涸沢での大パノラマ!
 晴天の涸沢での大パノラマ!
2024年05月03日 12:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:51
 晴天の涸沢での大パノラマ!
 晴天の涸沢での大パノラマ!
2024年05月03日 12:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:51
 晴天の涸沢での大パノラマ!
 晴天の涸沢での大パノラマ!
2024年05月03日 12:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:51
 晴天の涸沢での大パノラマ!
 ぐるっと一周。
2024年05月03日 12:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:51
 ぐるっと一周。
 雪質とルート確認用。
2024年05月03日 12:54撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:54
 雪質とルート確認用。
 雪質とルート確認用。
2024年05月03日 12:54撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:54
 雪質とルート確認用。
 雪質とルート確認用。
2024年05月03日 12:54撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:54
 雪質とルート確認用。
 雪質とルート確認用。明日のルートを偵察。
2024年05月03日 12:55撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:55
 雪質とルート確認用。明日のルートを偵察。
 雪質とルート確認用。明日のルートを偵察。
2024年05月03日 12:55撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:55
 雪質とルート確認用。明日のルートを偵察。
 雪質とルート確認用。明日のルートを偵察。
2024年05月03日 12:57撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:57
 雪質とルート確認用。明日のルートを偵察。
 雪質とルート確認用。明日のルートを偵察。
2024年05月03日 12:57撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 12:57
 雪質とルート確認用。明日のルートを偵察。
 涸沢ヒュッテのメニュー等。
2024年05月03日 13:32撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 13:32
 涸沢ヒュッテのメニュー等。
 涸沢ヒュッテのメニュー等。
2024年05月03日 13:32撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 13:32
 涸沢ヒュッテのメニュー等。
 たぬき岩。横から見たトトロにも見えますね。
2024年05月03日 13:39撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 13:39
 たぬき岩。横から見たトトロにも見えますね。
 登りも下りも補給させて頂きました、ありがたや〜。
2024年05月03日 13:48撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 13:48
 登りも下りも補給させて頂きました、ありがたや〜。
 涸沢ヒュッテの宿泊者はお湯とお茶も頂けます。
2024年05月03日 14:58撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 14:58
 涸沢ヒュッテの宿泊者はお湯とお茶も頂けます。
 涸沢ヒュッテの晩御飯。美味しかった〜、特にサバの煮付けが美味しかったです。
2024年05月03日 17:00撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 17:00
 涸沢ヒュッテの晩御飯。美味しかった〜、特にサバの煮付けが美味しかったです。
 凄い手すり。
2024年05月03日 17:37撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 17:37
 凄い手すり。
 美しく咲きほこるテントたち!
2024年05月03日 17:58撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 17:58
 美しく咲きほこるテントたち!
 涸沢ヒュッテの全景。
2024年05月03日 18:01撮影 by  SH-41A, SHARP
5/3 18:01
 涸沢ヒュッテの全景。
 早朝、出発前のルートと雪質、雪崩れの状況の再確認。
2024年05月04日 04:31撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 4:31
 早朝、出発前のルートと雪質、雪崩れの状況の再確認。
 少しだけモルゲンロート。
2024年05月04日 05:02撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 5:02
 少しだけモルゲンロート。
 ザイテンへ向けて、しんどい登りです。
2024年05月04日 05:30撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 5:30
 ザイテンへ向けて、しんどい登りです。
 落石多し!
2024年05月04日 05:45撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 5:45
 落石多し!
 「ラーク!!」の注意喚起が飛び交います。怖い!
2024年05月04日 06:19撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 6:19
 「ラーク!!」の注意喚起が飛び交います。怖い!
 急登で体力を大分奪われながら、やっと穂高岳山荘に到着。
2024年05月04日 07:30撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 7:30
 急登で体力を大分奪われながら、やっと穂高岳山荘に到着。
 奥穂高岳への核心部。
2024年05月04日 07:30撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 7:30
 奥穂高岳への核心部。
 コースの偵察用。
2024年05月04日 07:45撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 7:45
 コースの偵察用。
 コースの偵察用。
2024年05月04日 07:45撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 7:45
 コースの偵察用。
 涸沢から700メートル登ってお腹ペコペコ。雪壁の前にまずは補給します。
2024年05月04日 07:50撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 7:50
 涸沢から700メートル登ってお腹ペコペコ。雪壁の前にまずは補給します。
 カードは使用可能。
2024年05月04日 08:11撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 8:11
 カードは使用可能。
 宿泊の受付と食事時間。
2024年05月04日 08:11撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 8:11
 宿泊の受付と食事時間。
 1泊2食と翌朝に受け取り可能の朴葉弁当もお願いしました。
2024年05月04日 08:11撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 8:11
 1泊2食と翌朝に受け取り可能の朴葉弁当もお願いしました。
 早朝の売店メニュー。お食事はお飲み物だけで、カップラーメンはお湯付きで食事可能です。
2024年05月04日 08:11撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 8:11
 早朝の売店メニュー。お食事はお飲み物だけで、カップラーメンはお湯付きで食事可能です。
 売店の営業時間と消灯時間。
2024年05月04日 08:12撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 8:12
 売店の営業時間と消灯時間。
 何度もルートの偵察。
2024年05月04日 08:21撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 8:21
 何度もルートの偵察。
 涸沢岳に登ろうか考え中。
2024年05月04日 08:24撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 8:24
 涸沢岳に登ろうか考え中。
2024年05月04日 08:26撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 8:26
 前穂高岳。
2024年05月04日 08:26撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 8:26
 前穂高岳。
 甘いものとコーヒーで、涸沢からの登りの疲れがやっと回復してきました。休憩と補給の大切さを痛感しました。
2024年05月04日 08:40撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 8:40
 甘いものとコーヒーで、涸沢からの登りの疲れがやっと回復してきました。休憩と補給の大切さを痛感しました。
 なかなか出発の決断がつきません。ビビッてます。
2024年05月04日 09:21撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 9:21
 なかなか出発の決断がつきません。ビビッてます。
 やっと奥穂高岳へ出発。振り返ると槍ヶ岳。
2024年05月04日 10:39撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 10:39
 やっと奥穂高岳へ出発。振り返ると槍ヶ岳。
2024年05月04日 10:39撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 10:39
2024年05月04日 10:39撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 10:39
2024年05月04日 10:39撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 10:39
2024年05月04日 10:40撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 10:40
2024年05月04日 10:40撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 10:40
 第2雪壁。第1雪壁をクリアして少しずつ余裕が出て来ました。第1雪壁から第2雪壁までのガレ場のアイゼン歩行も大分慣れてきました。
2024年05月04日 10:49撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 10:49
 第2雪壁。第1雪壁をクリアして少しずつ余裕が出て来ました。第1雪壁から第2雪壁までのガレ場のアイゼン歩行も大分慣れてきました。
2024年05月04日 10:49撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 10:49
 ジャンダルム!
2024年05月04日 11:10撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 11:10
 ジャンダルム!
 よく見るとジャンダルムの上に人がいます。ひょえ〜!
2024年05月04日 11:10撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 11:10
 よく見るとジャンダルムの上に人がいます。ひょえ〜!
2024年05月04日 11:10撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 11:10
2024年05月04日 11:10撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 11:10
 なんとか第1雪壁、第2雪壁登りきりました。雪壁の間をアイゼンでガレ場を歩行しましたが、アイゼンでこんなに長距離のガレ場を歩いたのは正直初めての体験でした。行程の半分くらいからアイゼンでもガレ場歩行のコツもつかめてきました。
 残雪期の奥穂高岳の登頂を成功しましたが、この時点では全然嬉しくありませんでした。なぜなら登りはなんとか必死に登りきりましたが、この後滑落や転落せずに2つの雪壁と核心部を無事に下山することができるのか?という不安と恐怖感で頭がいっぱいでした。
2024年05月04日 11:17撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 11:17
 なんとか第1雪壁、第2雪壁登りきりました。雪壁の間をアイゼンでガレ場を歩行しましたが、アイゼンでこんなに長距離のガレ場を歩いたのは正直初めての体験でした。行程の半分くらいからアイゼンでもガレ場歩行のコツもつかめてきました。
 残雪期の奥穂高岳の登頂を成功しましたが、この時点では全然嬉しくありませんでした。なぜなら登りはなんとか必死に登りきりましたが、この後滑落や転落せずに2つの雪壁と核心部を無事に下山することができるのか?という不安と恐怖感で頭がいっぱいでした。
 素晴らしい景色。
2024年05月04日 11:26撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 11:26
 素晴らしい景色。
2024年05月04日 11:26撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 11:26
2024年05月04日 11:26撮影 by  SH-41A, SHARP
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2024年05月04日 11:28撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 11:28
2024年05月04日 11:28撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 11:28
 もうすぐ穂高岳山荘、少し余裕が出て来ました。この時点で全てのポカリと行動食は底を尽きました。
2024年05月04日 12:41撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 12:41
 もうすぐ穂高岳山荘、少し余裕が出て来ました。この時点で全てのポカリと行動食は底を尽きました。
 やっと生きた心地がして膝が抜けそうな感じでした。力を出し切ってクタクタになりながら、無事に登りきった達成感がこみ上げて来ました。
2024年05月04日 12:46撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 12:46
 やっと生きた心地がして膝が抜けそうな感じでした。力を出し切ってクタクタになりながら、無事に登りきった達成感がこみ上げて来ました。
 涸沢岳も登りたいですが、もう余力がありません。また来年!
2024年05月04日 12:46撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 12:46
 涸沢岳も登りたいですが、もう余力がありません。また来年!
 残雪期の奥穂高岳登りきったぞ〜!
2024年05月04日 12:46撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 12:46
 残雪期の奥穂高岳登りきったぞ〜!
2024年05月04日 12:48撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 12:48
 お腹がすいていますが、お昼御飯が入りません。もちろんビールも入りません。コーラとアミノバイタルのお昼御飯。
2024年05月04日 13:15撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 13:15
 お腹がすいていますが、お昼御飯が入りません。もちろんビールも入りません。コーラとアミノバイタルのお昼御飯。
 太陽のロビーと談話室が最高に癒されます。3000メートルとは思えない快適さ。重太郎さんの賜物ですね。
2024年05月04日 15:41撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 15:41
 太陽のロビーと談話室が最高に癒されます。3000メートルとは思えない快適さ。重太郎さんの賜物ですね。
 コロッケも熱々サクサクで美味しい!
2024年05月04日 17:01撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 17:01
 コロッケも熱々サクサクで美味しい!
 穂高岳山荘から見て岐阜側にしずむ美しい夕日。今日の業を成し遂げた夕日です。
2024年05月04日 18:40撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 18:40
 穂高岳山荘から見て岐阜側にしずむ美しい夕日。今日の業を成し遂げた夕日です。
 ありがとう奥穂高岳。
2024年05月04日 18:43撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 18:43
 ありがとう奥穂高岳。
 穂高岳山荘の裏からジャンダルムが見放題でした。
2024年05月04日 18:45撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 18:45
 穂高岳山荘の裏からジャンダルムが見放題でした。
2024年05月04日 18:45撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 18:45
2024年05月04日 18:45撮影 by  SH-41A, SHARP
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 おトイレの個室。
2024年05月04日 18:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 18:51
 おトイレの個室。
 おトイレの個室。
2024年05月04日 18:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 18:51
 おトイレの個室。
 おトイレの個室。憧れのエベレストとK2を使用させて頂きました。
2024年05月04日 18:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/4 18:51
 おトイレの個室。憧れのエベレストとK2を使用させて頂きました。
 最高の夜空なんですけども、スマホの限界ですね。星が多すぎで星座が分からない。
2024年05月05日 03:16撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 3:16
 最高の夜空なんですけども、スマホの限界ですね。星が多すぎで星座が分からない。
 セルフのお飲み物。早朝や売店の閉店後にもコーヒー等を楽しむことが出来ます。
2024年05月05日 03:21撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 3:21
 セルフのお飲み物。早朝や売店の閉店後にもコーヒー等を楽しむことが出来ます。
 朝御飯。穂高岳山荘名物の朴葉味噌の田楽がメチャクチャ美味しい。
2024年05月05日 05:56撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 5:56
 朝御飯。穂高岳山荘名物の朴葉味噌の田楽がメチャクチャ美味しい。
 ありがとう穂高岳山荘。
2024年05月05日 07:13撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 7:13
 ありがとう穂高岳山荘。
 雪質は悪くありません。
2024年05月05日 07:13撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 7:13
 雪質は悪くありません。
2024年05月05日 07:23撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 7:23
2024年05月05日 07:31撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 7:31
2024年05月05日 07:49撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 7:49
2024年05月05日 07:49撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 7:49
2024年05月05日 07:51撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 7:51
2024年05月05日 07:54撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 7:54
 恐怖の落石。
2024年05月05日 08:00撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:00
 恐怖の落石。
 小豆沢方面のデブリ。
2024年05月05日 08:00撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:00
 小豆沢方面のデブリ。
 3日間最高の天気に恵まれました。
2024年05月05日 08:08撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:08
 3日間最高の天気に恵まれました。
2024年05月05日 08:09撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:09
2024年05月05日 08:09撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:09
2024年05月05日 08:10撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:10
2024年05月05日 08:12撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:12
2024年05月05日 08:17撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:17
2024年05月05日 08:17撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:17
2024年05月05日 08:23撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:23
 涸沢まで帰還。
2024年05月05日 08:26撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:26
 涸沢まで帰還。
2024年05月05日 08:28撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:28
2024年05月05日 08:32撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 8:32
 涸沢ヒュッテを後にして。
2024年05月05日 09:05撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 9:05
 涸沢ヒュッテを後にして。
 最後まで事故なく慎重に。大分疲れが蓄積しています。
2024年05月05日 09:05撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 9:05
 最後まで事故なく慎重に。大分疲れが蓄積しています。
2024年05月05日 09:25撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 9:25
 やっと本谷橋右岸。ここでアイゼンを脱着しました。
2024年05月05日 09:55撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 9:55
 やっと本谷橋右岸。ここでアイゼンを脱着しました。
 横尾大橋。
2024年05月05日 10:53撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 10:53
 横尾大橋。
 横尾山荘名物の醤油ラーメンを頂きます。お腹ペコペコ、喉もカラカラでスープまで全て頂きました。
2024年05月05日 11:06撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 11:06
 横尾山荘名物の醤油ラーメンを頂きます。お腹ペコペコ、喉もカラカラでスープまで全て頂きました。
 今だけ限定の徳沢と横尾間の河沿いの迂回路ですが、ここの景色が最高に心奪われます。特に横尾から徳沢までの帰り道。
2024年05月05日 11:41撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 11:41
 今だけ限定の徳沢と横尾間の河沿いの迂回路ですが、ここの景色が最高に心奪われます。特に横尾から徳沢までの帰り道。
2024年05月05日 12:05撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 12:05
2024年05月05日 12:05撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 12:05
 明神館で名物明神カレーを食べたいので、道草カレーは今回はパス。
2024年05月05日 12:11撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 12:11
 明神館で名物明神カレーを食べたいので、道草カレーは今回はパス。
2024年05月05日 12:16撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 12:16
2024年05月05日 12:29撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 12:29
2024年05月05日 12:32撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 12:32
2024年05月05日 12:32撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 12:32
 ニリンソウが満開に咲き誇っています。
2024年05月05日 12:32撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 12:32
 ニリンソウが満開に咲き誇っています。
 明神館到着。
2024年05月05日 12:54撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 12:54
 明神館到着。
 いつものリンゴビールと前から食べたかった、名物の明神カレー。美味しい!大盛りにすれば良かったです。
2024年05月05日 13:04撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 13:04
 いつものリンゴビールと前から食べたかった、名物の明神カレー。美味しい!大盛りにすれば良かったです。
 樹上のお猿さんの大群。
2024年05月05日 13:33撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 13:33
 樹上のお猿さんの大群。
 近〜い。
2024年05月05日 13:34撮影 by  SH-41A, SHARP
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 近〜い。
 赤ちゃんカワイイ。
2024年05月05日 13:36撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 13:36
 赤ちゃんカワイイ。
2024年05月05日 13:36撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 13:36
2024年05月05日 13:36撮影 by  SH-41A, SHARP
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 食べすぎ。
2024年05月05日 15:04撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 15:04
 食べすぎ。
 生きて無事に下山できた喜びと、今回は成長したな〜という余韻に浸りながら。
2024年05月05日 15:28撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 15:28
 生きて無事に下山できた喜びと、今回は成長したな〜という余韻に浸りながら。
 帰りの高速バスで穂高岳山荘名物の朴葉弁当と頂きながら、日本酒「上高地」を頂きます。ホントに食べすぎ呑みすぎ。無事下山、これにてお開き△
2024年05月05日 17:30撮影 by  SH-41A, SHARP
5/5 17:30
 帰りの高速バスで穂高岳山荘名物の朴葉弁当と頂きながら、日本酒「上高地」を頂きます。ホントに食べすぎ呑みすぎ。無事下山、これにてお開き△
撮影機器:

装備

個人装備
GPSMAP 67i ゴーグル 長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え ザック アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ヘルメット

感想

 以下は次回の山行のための参考と反省点と感想です。今回はいつも以上にダラダラと書きなぐります(それだけ反省点と成長が多い山行でした)。上高地から横尾まで、快晴のため、特にSガレから照り返しが強く日焼け止めをタップリ塗っても肌が火照るくらい熱かったです。青ガレからでも良いので日焼け止めの2度塗りを推奨します。2度塗りをしても肌が火照る感じでした(実際は日焼けはしっかりと防ぐことは出来ていました)。直射日光と雪斜面からの照り返し対策として、次回からは帽子の後ろにつけるタレのような物を装着しようと思います(ハードシェルやソフトシェルのフードを被ると熱がりの私はバテてしまいます)。
 快晴のため涸沢ヒュッテからの景色は控え目に言って最高でした。快晴の一面パノラマ。北穂高、奥穂高、前穂高、など雲も少なく美しい稜線もバッチリ。遠くパノラマ銀座もしっかり、常念もクッキリ見えました。今回の山行は3日間快晴で最高の山行でした。神様ありがとうm(_ _)m
 涸沢に着いて翌日の奥穂高登山のために情報収集と偵察をしました。実は去年も涸小屋まで登りましたが、奥穂高方面、北穂高方面共に雪崩がひどくて2日目はそれ以上登らずに撤退した苦い経験があります(去年も天気は良かったのに)。
 雪の状態を観察すると、ザイテングラート取り付き部分からザイテングラートの涸沢から見て左側(奥穂高岳側)の小豆沢は相変わらず雪崩れていて今回のコースから外しました。登りのコースはザイテングラート取り付き部分からザイテングラートの涸沢から見て右側(涸沢岳側)の斜面に決定しました。
 今回の2番目に怖かった核心部は、この涸沢から穂高岳山荘までの斜面だと思いました。なにせ落石が多かったです。落石も直径30〜50センチくらい、厚さ15センチくらいの円盤状のノコギリの刃の様な落石が登山者をぶった切る勢いで猛スピードで落ちてきます。ここの登りは標高2300メートルを越える急斜面なので、ついつい下を向いて登りがちですが、上に登っている方の「ラーク!!」の声に常に耳を傾けながら、斜面の上側を見ながら登る必要がありました。3回大きいラークがあって本当に怖かったです。次回は朝の3時くらいからヘッドランプをつけて登ろうかと計画しています(気分はアコンカグア登山!)。
 今回の登山では、残雪期の奥穂高岳登頂は初めてでした。第1雪壁、第2雪壁の情報はネット情報だけでした(今回はソロでコースも未経験)。私は、アイゼンは横爪(ペツルのバサック)。ピッケルは右手にアイスアックス(ペツルのノミック)、左手にベントした52センチの登山用ピッケル(ペツルのサミット)のダブルアックス(正確にはシングルアックスとシングルピッケル状態)で登りました。私はアイスクライミングを今年の1月から始めたアイスクライミング初心者ですが、当たり前ですが、アイスアックスは登り下りが非常に楽でした。しかし、これまた当たり前ですが、アイスアックスではザイテンなどの普通の斜面は登りにくいので、次回からの対策として右手にアイスアックス(ペツルのノミック)、左手にアイスクライミング用のピックが着いたピッケル(具体的にはペツルのサミテック)で登ろうと思いました。下山後にサミテックを買ってしまいました。私のテクニックが未熟なせいですが、アイスアックスのピック部分の雪面への刺さり易さと抜け難さは心強いです。特に雪壁の下りの安心感は段違いでした。(アイスアックスに比べて当たり前なのですが)登山用の通常のピッケルは雪壁に刺さり難く抜け易かったです。もちろん半分くらいの登山者はシングルピッケル(通常の登山用ピッケル)と横爪のアイゼンで安全に残雪期の奥穂高岳を楽しまれていました(半分くらいの登山者は手に2本持たれていた感じでした)。あくまでも未熟者のへっぽこ登山者での感想としてお読み下さい。アイゼンは横爪でも大丈夫だと思います。皆さんの装備を観察していると、3人くらいの方が縦爪のアイゼン(ペツルのダートなど)で登っていました。私の感想として、逆に氷壁では縦爪は良いが、雪壁では雪を切ってしまって登れるのかな?と疑問でした(でも実際に安全に雪壁を攻略されていたので大丈夫なんでしょうね)。で、これまた下山後に前から気になっていたペツルのサルケン(基本は横爪ですが縦爪と横爪のハーフのようなアイゼンです)を買ってしまいました(棚卸しセールでお得!と言い訳をしながら)。前から厳冬期の木曽駒ケ岳の八丁坂で横爪のアイゼンの場合、硬い雪の急斜面で爪の刺さりに不満を持っていて、サルケンが気になっていました。厳冬期の八丁坂も、今回の第1雪壁、第2雪壁も慎重に1歩のステップに2回キックステップをしました(重ね重ね私の技術の未熟さゆえです)。正直今回の穂高岳山荘から奥穂高岳山頂までの往復は、私の120パーセントの心技体を出し切りました。登山人生の中で非常に満足した山行きでした。でしたが、非っ常〜に疲れました。疲れすぎて12時30分に穂高岳山荘に帰り着いてからお昼ご飯を食べることが出来ないくらいに疲れました。
 穂高岳山荘に着いたら休憩し、しっかりと補給と準備をしてイザ核心部と雪壁にチャレンジしました。実際は穂高岳山荘で、奥穂高岳山頂へチェレンジするか涸沢岳にルンルン登山をするかを2時間悩みました。昨日の涸沢ヒュッテでも、夕食を食べながら、更には夕食後の談話で多くの登山者と情報交換をしました。私と同じ雪の奥穂高岳未経験者の方は、同じように奥穂高岳の雪壁にチャレンジするか、やっぱり安全に涸沢岳を楽しもうか悩まれていました。多くの登山者と一緒に悩みながら多くの山のお話をできて、今回の山行の1番の宝物になりました。やっぱり山小屋での出会いは良いな〜。正直私を含めて皆さん精神的にナーバスになっていましたね。
 最終的には去年も天候に恵まれていたのに雪崩れのために涸沢からの登りを諦めた事、今回の雪壁のためにアイスアックスやアイゼンその他装備の準備をしっかりとしてきた事、まだまだ初心者ですがアイスクライミングでの経験(良いガイドさんにしっかりとレクチャーをして頂きました)、いつもの雪山での経験上良い天候の状態が雪山にとって非常に大切な事、全ての条件を鑑みて慎重に自分の全てを出し切って頑張ろうと決めて(もちろんダメそうだったら雪山の経験上アッサリ撤退することを事前に心得て)チャレンジしました。結果、クッタクタになりましたが本当に疲れましたが非常に成長したと思います今回は。
 あとの反省点としては、今回は仕事の関係上2週間の内に立山、蝶ヶ岳、奥穂高岳とタイトな山行をしてしまったとこと(その間に夜勤が4日間)。穂高岳山荘に宿泊したかったので涸沢から白出しのコルまで荷物を多めに背負ってしまったこと。穂高岳山荘到着の時点で大分体力を消耗していました。来年は涸沢小屋かヒュッテに2泊して軽い荷物でアタックですね。でも、さすが重太郎さんの山小屋、良かったです〜、ありがとう重太郎さん!朴葉味噌の朝御飯も大満足でした。追加の朝受け取りのお弁当も美味しかったです(帰りのバスで頂きました)。山頂アタック前の穂高岳山荘での、自分の命を賭けた2時間の綿密なシミュレート、そして冷静に決断できた事は一生涯忘れません。

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