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Yamareco

記録ID: 676315
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

霞沢岳

2015年07月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
22.0km
登り
1,620m
下り
1,611m

コースタイム

日帰り
山行
11:03
休憩
0:30
合計
11:33
5:06
49
スタート地点
10:51
40
11:31
11:56
27
12:23
117
15:54
15:59
40
16:39
ゴール地点
上高地BT 0505-06
明神 0551
明神分岐 0555
休憩 0604-14
林道終点 0622
一本目の沢 0700-11
水場 0721
徳本峠下分岐 0739
休憩2180 0757-0809
JP 0839
コル 0907
休憩 0910-20
P2 0925
K1下2425 1023-33
K1 1051
K2 1109
霞沢岳 1131-55
K1 1223
崩壊地上2400m 1252-59
P2 1329
コル上2270 1345-53
JP 1420
徳本峠西分岐 1446
徳本峠下分岐 1449
水場 1501-10
一本目の沢 1516
明神分岐 1554-59
明神 1602
上高地BT 1639-55
天候 終日ほぼ快晴
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
沢渡に駐車。タクシーで上高地入り。帰りはバス。
コース状況/
危険箇所等
残雪が3ヶ所あったが特に問題なし。2、3日前に草刈りされた模様で快適。
朝の上高地
明神より
モミジカラマツ
オオバミゾホオヅキ
オオバミゾホオヅキ
前穂見え始める
一本目の沢から
JPへの登り。2180m付近
JPへの登り。2180m付近
JPへの登り途中で
1
JPへの登り途中で
穂高〜大天井〜常念。槍は見えません
穂高〜大天井〜常念。槍は見えません
モミジカラマツ
イワカガミ
JPより東側
遠景は高妻戸隠と飯綱か?
遠景は高妻戸隠と飯綱か?
山頂方面
サンカヨウ
カラマツソウ
大崩壊地
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
西穂奥穂前穂
オオバキスミレ
ミヤマクロユリ
キヌガサソウ
K1への登りは苦しい
K1への登りは苦しい
K1下より。
K1より山頂方面
笠はK1で初めて見える
笠はK1で初めて見える
オヤマソバ
K2より穂高
K2より山頂。あと一息
K2より山頂。あと一息
K2より焼岳。遠くは白山
K2より焼岳。遠くは白山
キバナシャクナゲ。赤が混じっているのが多かった
キバナシャクナゲ。赤が混じっているのが多かった
ミヤマナナカマド
ミヤマナナカマド
キジムシロ
コバイケイソウ
ミヤマキンバイ
ハクサンチドリ
シナノキンバイ
ハクサンフウロ
シナノキンバイ
ハクサンイチゲ
ようやく山頂に
笠。こうやって見ると雲の平あたりからの姿の裏返し。って当たり前か
笠。こうやって見ると雲の平あたりからの姿の裏返し。って当たり前か
山頂から穂高
少し右に振って蝶あたりまで
少し右に振って蝶あたりまで
東方向。遠くは美ヶ原か?
東方向。遠くは美ヶ原か?
御嶽と乗鞍
岩と雪と花
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
イワウメはこの一輪だけ
イワウメはこの一輪だけ
帰路はしばらく絶景に向かって
1
帰路はしばらく絶景に向かって
遠かった山頂におわかれを...
遠かった山頂におわかれを...
タカネザクラだと思います
タカネザクラだと思います
タカネ?ニガナ
穂高方面最後の展望。上高地でまた見えますが
穂高方面最後の展望。上高地でまた見えますが

感想

道の駅風穴の里で車中泊し、沢渡バスターミナルで相乗りを探して
朝一番で上高地へ。快晴で天候に関しては暑すぎる以外に心配はない。
明神で左折して徳本峠へ向かう。花はモミジカラマツとオオバミゾホオヅキ、
あとは実になったサンカヨウとエンレイソウが多い。
一本目の沢で水を補給するが、少し鉄くさかった。この辺りから穂高が
見え始め、朝日を浴びたその姿は素晴らしい。
徳本峠からわずかに登った展望台からの景色は素晴らしいのは判っていたし、
ロスする時間もわずかなはずだが、時間的に余裕がないため割愛する。
前泊のためかなり調子は良いのだが、その割にタイムが短縮できていない。
JPは東側だけ展望が開けている。朝から虫が多い。
JPから少し降りたあたりが風が通っていたが、なんとなくそのまま
進んでしまい、コルは手前に大きな池があって虫が多そうだったので、
その先少し登ってから休憩。風が通らずいまいち。
大きな崩壊地上を通り過ぎると、植生に変化が出てきて、シナノキンバイ等、
残雪周りの花々が多くなる。中でもキヌガサソウに会えたのは良かった。
K1への登りあたりから、朝徳本小屋を発った人たちとぼちぼちすれ違う。
この登りは苦しかった。しかしK1からの景色は素晴らしい。穂高はそれまでも
時折は見えていたのだが、笠ヶ岳、焼岳、白山も姿を現す。
霞沢岳よりこちらのほうが高く見えるが...、しかしなおかつ途中に
もう一つピークがある。
K1から先は完全に高山帯となり、花はキバナシャクナゲが多い。大雪山以外で
こんなに多く咲いていたのは初めてかも。時期的なものもあるのだろうが。
1131霞沢岳着。これだけ良い調子で来たのに予定より30分しか早くないのは
なぜだろうか?
ともあれ、最高点からの展望は素晴らしい。先ほどのK1もずいぶん低く見える。
ピークは虫が凄まじいので少し戻って残雪の近くで店を広げ、水を補給する。
(この残雪がなかったら徳本までの間で水不足になったかもしれない。この日の
水消費量は4l近かった)
帰路は暑かった。虫がわんさかいるのも不愉快。時折風も通る場所もあるのだが、
なぜか、往路同様に休憩場所の選定を毎度毎度誤ったりして、体力を余計に
消耗した。特にJPへの登り返しがつらかった。
それでも、上高地の混雑が頭にあり、JP以降は徳本下の水場で水を補給した他は、
明神分岐で5分程休んだのみで、かなり飛ばして歩いた。
(結局、混雑は知れたものだったが)

途中不可解だった、時間が短縮できなかった理由には、バスの中で気づいた。
この山行の大元の計画は数年前に作っていたのだが、最初からコースタイムの
×0.9で予定を立てていたためである。
今回は結果オーライで済んだわけだが、これに類する勘違いは自滅を招く。
体力も下降線だが脳みそもボケはじめている。気を付けなければと思う。

ともあれ、目いっぱいつらい山行ではあったが、とっておきの大展望を
花にも囲まれて楽しめた。

花リスト
徳本峠まで:
モミジカラマツ、キバナノヤマオダマキ(少)、サンカヨウ(実)、エンレイソウ(実)、オオバミゾホオズキ、クルマユリ(少)
徳本峠-崩壊地:
ゴゼンタチバナ、マイヅルソウ、ツマトリソウ、バイカオウレン、イワカガミ、モミジカラマツ、カラマツソウ、サンカヨウ、ショウジョウバカマ(少)、ミツバオウレン、ハクサンフウロ、ニッコウキスゲ(一輪のみ)、タカネ?ニガナ(少)
崩壊地-K1:
シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ショウジョウバカマ、オオバキスミレ、ミヤマクロユリ(少)、ゴゼンタチバナ、キヌガサソウ、タカネザクラ?(少)
K1-山頂:
キバナシャクナゲ、キジムシロ、イワカガミ、オヤマソバ、ミヤマキンバイ、ハクサンフウロ、ハクサンチドリ、ハクサンイチゲ、コバイケイソウ(少)、シナノキンバイ、ミヤマダイコンソウ、イワウメ(少)、イワツメクサ(少)、ヨツバシオガマ(少)

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