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Yamareco

記録ID: 676611
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

丹後山〜中ノ岳(池ノ段)・十字峡起点周回縦走

2015年07月12日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
yama-jun その他1人
GPS
--:--
距離
18.0km
登り
2,092m
下り
2,075m

コースタイム

日帰り
山行
12:50
休憩
0:00
合計
12:50
4:30
10
4:40
260
9:20
20
9:40
20
10:00
50
10:50
100
12:30
50
13:20
130
15:30
110
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
中ノ岳より十字峡間、9合目池ノ段から7合目小天上までの間に急傾斜のザレバが点在しています。下山時は特にグリップが効きにくいので慎重な通行が求められます。
その他周辺情報 中ノ岳登山道の1・2合間の水場は流量が減少していました。
早朝。既に満車状態の十字峡登山センターを出発。三国川の渓谷の奥に目指す分水嶺…丹後山の稜線が見える。
2014年06月17日 17:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 17:50
早朝。既に満車状態の十字峡登山センターを出発。三国川の渓谷の奥に目指す分水嶺…丹後山の稜線が見える。
同行はhunnno氏。昨年秋、中ノ岳を登頂した折に、今度は丹後山稜線の周回縦走を果たそうと決めていました。…トンネル側の県道233号は、まだ通行止めが続いていました。
2014年06月17日 17:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 17:52
同行はhunnno氏。昨年秋、中ノ岳を登頂した折に、今度は丹後山稜線の周回縦走を果たそうと決めていました。…トンネル側の県道233号は、まだ通行止めが続いていました。
丹後山の登山口を目指している人は、私達の他は居ませんでした。登山センターから出発した方は、更に早朝出発されたか、避難小屋泊で縦走をしているか…。
2014年06月17日 18:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/17 18:01
丹後山の登山口を目指している人は、私達の他は居ませんでした。登山センターから出発した方は、更に早朝出発されたか、避難小屋泊で縦走をしているか…。
山が御神体ならば、詣でる前に見詰めて心を清めるための水流に丁度いい。
2014年06月17日 18:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 18:06
山が御神体ならば、詣でる前に見詰めて心を清めるための水流に丁度いい。
7月1日の偵察時と変わらない水量。一時の降雨ではなく伏流水による絶えない流れなのか…。
2014年06月17日 18:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 18:07
7月1日の偵察時と変わらない水量。一時の降雨ではなく伏流水による絶えない流れなのか…。
紅葉の季節にも訪ねてみたい。今度は立ち止まってゆっくりと水の流れを見送りたい。
2014年06月17日 18:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 18:07
紅葉の季節にも訪ねてみたい。今度は立ち止まってゆっくりと水の流れを見送りたい。
歩道側の岩棚を見上げる。越後三山域の深成岩の様相を垣間見る。膨大な圧力で大地は隆起し、風雪の浸食で山の様相に削られる。
2014年06月17日 18:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 18:11
歩道側の岩棚を見上げる。越後三山域の深成岩の様相を垣間見る。膨大な圧力で大地は隆起し、風雪の浸食で山の様相に削られる。
柔らかい樹林に覆われて、硬い岩は沈黙を貫く。高山域の土壌の層は、驚くほど薄い。雨水は土、というよりも岩石の亀裂に沿い深く浸透していくのだろうか?
2014年06月17日 18:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 18:16
柔らかい樹林に覆われて、硬い岩は沈黙を貫く。高山域の土壌の層は、驚くほど薄い。雨水は土、というよりも岩石の亀裂に沿い深く浸透していくのだろうか?
今日は利根川水源碑が置かれた大水上山を目指している。そこは利根川の源頭にして…新潟県屈指の清流、魚野川に注ぐ三国川の源頭。太平洋と日本海に雨滴を分ける分水嶺を訪ねます。
2014年06月17日 18:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 18:22
今日は利根川水源碑が置かれた大水上山を目指している。そこは利根川の源頭にして…新潟県屈指の清流、魚野川に注ぐ三国川の源頭。太平洋と日本海に雨滴を分ける分水嶺を訪ねます。
10日程前に訪ねた際には、谷間に巨大なスノーブリッジが架かっていましたが、これも既に崩落していました。新緑の若葉色を在り難く思う季節は過ぎて、山は畏怖すべき濃緑の生物に変わります。
2014年06月17日 18:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/17 18:20
10日程前に訪ねた際には、谷間に巨大なスノーブリッジが架かっていましたが、これも既に崩落していました。新緑の若葉色を在り難く思う季節は過ぎて、山は畏怖すべき濃緑の生物に変わります。
登山開始時では、大水上山を往復するプランAと、中ノ岳を経由して十字峡に周回するプランBを用意。AのCT:往復11時間50分。BのCT:周回16時間40分(逆ルート:15時間20分)。
2014年06月17日 18:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 18:28
登山開始時では、大水上山を往復するプランAと、中ノ岳を経由して十字峡に周回するプランBを用意。AのCT:往復11時間50分。BのCT:周回16時間40分(逆ルート:15時間20分)。
三国川に注ぐ栃ノ木沢。丹後山稜線と兎岳から中ノ岳の稜線に囲まれた谷の水を束ねた渓流です。奥にそっと姿を覗かせる山体は中ノ岳でしょうか?
2014年06月17日 18:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 18:36
三国川に注ぐ栃ノ木沢。丹後山稜線と兎岳から中ノ岳の稜線に囲まれた谷の水を束ねた渓流です。奥にそっと姿を覗かせる山体は中ノ岳でしょうか?
丹後山の登山口に到着。目指す急登の尾根にはカモエダズンネという名前があるそうです。…更に林道の先には本谷山への登山口が有りますが、そこはまた何時の日か。
2014年06月17日 18:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 18:39
丹後山の登山口に到着。目指す急登の尾根にはカモエダズンネという名前があるそうです。…更に林道の先には本谷山への登山口が有りますが、そこはまた何時の日か。
丹後山登山口にて空を見仰ぐ。目指す稜線は隠され、深い森に分け入る感覚。樹木との出会いも、私の山の愉しみの重要要素。
2014年06月17日 18:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/17 18:43
丹後山登山口にて空を見仰ぐ。目指す稜線は隠され、深い森に分け入る感覚。樹木との出会いも、私の山の愉しみの重要要素。
画像提供:hunnno氏。
2015年07月12日 06:07撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/12 6:07
画像提供:hunnno氏。
一合目「鉄砲平」。樹木ひしめく雑木林の雰囲気。予想以上に足元は踏み固められていて、小虫も纏わりつかず快適でした。
2014年06月17日 19:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:06
一合目「鉄砲平」。樹木ひしめく雑木林の雰囲気。予想以上に足元は踏み固められていて、小虫も纏わりつかず快適でした。
但し二合目までは眺望は殆ど有りません。夏の森の匂い濃く、急登を忍耐で乗り切ります。
2014年06月17日 19:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:07
但し二合目までは眺望は殆ど有りません。夏の森の匂い濃く、急登を忍耐で乗り切ります。
時折、立ち枯れの巨樹が枝を落として生まれた空隙に、青空を覘いて呼吸を整えます。今日は青空山行、それだけで嬉しい。
2014年06月17日 19:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:33
時折、立ち枯れの巨樹が枝を落として生まれた空隙に、青空を覘いて呼吸を整えます。今日は青空山行、それだけで嬉しい。
立ち枯れの樹の黒いシルエットに近寄ると、緑の地衣類が繁茂していました。木を大地の様にして生き、そして分解が済んだら本当の大地に一緒に還る。尊い地衣類。
2014年06月17日 19:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:33
立ち枯れの樹の黒いシルエットに近寄ると、緑の地衣類が繁茂していました。木を大地の様にして生き、そして分解が済んだら本当の大地に一緒に還る。尊い地衣類。
幹のウロから不朽が進んでも、その縁は内に捻じれて新たな幹の様に身を支える。ブナの生命力に今日も驚く。
2014年06月17日 19:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:33
幹のウロから不朽が進んでも、その縁は内に捻じれて新たな幹の様に身を支える。ブナの生命力に今日も驚く。
眺望無し…否、全てが森という眺望を今こそ愉しもう。
2014年06月17日 19:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:34
眺望無し…否、全てが森という眺望を今こそ愉しもう。
どのくらい強い力で、その根は岩を抱いているのだろう?
2014年06月17日 19:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:34
どのくらい強い力で、その根は岩を抱いているのだろう?
岩を掴んでいる大樹の根は、ある意味…空を掴んでいる。
2014年06月17日 19:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:35
岩を掴んでいる大樹の根は、ある意味…空を掴んでいる。
その根の寡黙な働きを心中で讃えながら先に進みます。
2014年06月17日 19:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:35
その根の寡黙な働きを心中で讃えながら先に進みます。
急登の傾斜が緩んだ頃、登山道の正面から朝日が森の天蓋を輝かせました。展望が開けるという2合目に漸く到着。
2014年06月17日 19:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:41
急登の傾斜が緩んだ頃、登山道の正面から朝日が森の天蓋を輝かせました。展望が開けるという2合目に漸く到着。
2合目にて中ノ岳の山容を拝みました。中ノ岳は丹後山の2合目からでも1,000M以上の高低差が有ります。周回路の分岐は中ノ岳9合目(池ノ段)に有り、さほど変わらない高低差。この時点では縦走は決めかねていました。
2014年06月17日 19:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:43
2合目にて中ノ岳の山容を拝みました。中ノ岳は丹後山の2合目からでも1,000M以上の高低差が有ります。周回路の分岐は中ノ岳9合目(池ノ段)に有り、さほど変わらない高低差。この時点では縦走は決めかねていました。
そして中ノ岳と反対の南方には、巻機山に至る峰々の稜線…両側の稜線が結ばれるところに在るのは下津川山(標高:1927.7M)でしょうか?
2014年06月17日 20:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 20:11
そして中ノ岳と反対の南方には、巻機山に至る峰々の稜線…両側の稜線が結ばれるところに在るのは下津川山(標高:1927.7M)でしょうか?
2合目を過ぎると登山道を覆う樹林の様相も変化してきました。松とブナの開けた美林。陽射しも注いで鳥の声も一層賑やかに。
2014年06月17日 19:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 19:53
2合目を過ぎると登山道を覆う樹林の様相も変化してきました。松とブナの開けた美林。陽射しも注いで鳥の声も一層賑やかに。
hunnno氏を足止させていた3合目の松の大樹。3本の大樹が混生していて真下で見ると空を埋め尽くす様な樹冠を備えていました。
2014年06月17日 20:20撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 20:20
hunnno氏を足止させていた3合目の松の大樹。3本の大樹が混生していて真下で見ると空を埋め尽くす様な樹冠を備えていました。
空を支える様な枝振りの松の大樹。しかしマツクイムシの食害が進んでいるとhunnno氏が指摘。永く生きてほしいものです。
2014年06月17日 20:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 20:21
空を支える様な枝振りの松の大樹。しかしマツクイムシの食害が進んでいるとhunnno氏が指摘。永く生きてほしいものです。
ブナ林を抜ける登山道は、足元にブナの木の葉が堆積して褐色の絨毯と化している。…この頃、軽やかな鈴の音と共に一人の登山者が現れ、先を御譲りしました。
2014年06月17日 20:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 20:37
ブナ林を抜ける登山道は、足元にブナの木の葉が堆積して褐色の絨毯と化している。…この頃、軽やかな鈴の音と共に一人の登山者が現れ、先を御譲りしました。
1470Mのジャコ平付近から中ノ岳〜十字峡の登山道稜線を見詰める。雨量計測施設が有る5合目の日向山に未だ高さが並ばない。けれど風景には絶え間なく癒されます。
2014年06月17日 20:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 20:54
1470Mのジャコ平付近から中ノ岳〜十字峡の登山道稜線を見詰める。雨量計測施設が有る5合目の日向山に未だ高さが並ばない。けれど風景には絶え間なく癒されます。
最初に目に留まったのは、花ではなくてギンリョウソウ。毎年最初にそれを見た山がなぜか記憶に残る…。昨年は荒沢岳でした。
2014年06月17日 20:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 20:38
最初に目に留まったのは、花ではなくてギンリョウソウ。毎年最初にそれを見た山がなぜか記憶に残る…。昨年は荒沢岳でした。
肩に訪れたヤマツツジの残り花。間に合って良かった。
2014年06月17日 20:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 20:39
肩に訪れたヤマツツジの残り花。間に合って良かった。
ハナニガナ。最初の一輪をありがたく拝見していたら…
2014年06月17日 21:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 21:45
ハナニガナ。最初の一輪をありがたく拝見していたら…
次々にハナニガナと擦れ違い…やがて登山道の両脇を囲むようになりました。
2014年06月17日 21:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 21:50
次々にハナニガナと擦れ違い…やがて登山道の両脇を囲むようになりました。
登山道の6合目は鞍部に。7合目に登り返して向かい、このシシ岩を見仰ぐ稜線に抜ける事になります。
2014年06月17日 21:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 21:57
登山道の6合目は鞍部に。7合目に登り返して向かい、このシシ岩を見仰ぐ稜線に抜ける事になります。
南方の本谷山の稜線の眺望。稜線を遮る高木も無くなり、この後は熊笹に覆われた平野な斜面を歩く事になります。
2014年06月17日 21:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 21:57
南方の本谷山の稜線の眺望。稜線を遮る高木も無くなり、この後は熊笹に覆われた平野な斜面を歩く事になります。
丹後山の柔和な稜線と、対比的な突起のシシ岩。登山の際に、一歩一歩に歓びを感じる時ですね。
2014年06月17日 22:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:02
丹後山の柔和な稜線と、対比的な突起のシシ岩。登山の際に、一歩一歩に歓びを感じる時ですね。
画像提供:hunnno氏。
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画像提供:hunnno氏。
澄み渡る空…初めて訪れる場所だけれど、不思議と懐かしさを感じる。
2014年06月17日 22:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:07
澄み渡る空…初めて訪れる場所だけれど、不思議と懐かしさを感じる。
シシ岩の真下まで来ました。岩陰で見仰ぐ空は一層色濃い。
2014年06月17日 22:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:13
シシ岩の真下まで来ました。岩陰で見仰ぐ空は一層色濃い。
中ノ岳とシシ岩の対峙。丹後山から兎岳までの稜線に他に大きな岩塊の露出は無く、一層モニュメント的に愛おしく思えてしまいます。
2014年06月17日 22:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:15
中ノ岳とシシ岩の対峙。丹後山から兎岳までの稜線に他に大きな岩塊の露出は無く、一層モニュメント的に愛おしく思えてしまいます。
岩の言葉が聴こえて来そうですが、解読出来ません。
2014年06月17日 22:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:13
岩の言葉が聴こえて来そうですが、解読出来ません。
草花と遊ぶヒメシジミ。
2014年06月17日 21:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 21:57
草花と遊ぶヒメシジミ。
遠く十字峡から昇り来た尾根筋をシシ岩の真上から。急登の為、登山口付近は隠れています。
2014年06月17日 22:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:15
遠く十字峡から昇り来た尾根筋をシシ岩の真上から。急登の為、登山口付近は隠れています。
山岳というよりも平和な「丘」の様な夏の丹後山の稜線。この先の大水上山から…
2014年06月17日 22:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:27
山岳というよりも平和な「丘」の様な夏の丹後山の稜線。この先の大水上山から…
丹後山を経て、この稜線の奥の巻機山、そして遥か谷川連峰までが天の雨滴を太平洋と日本海に分ける分水嶺になっています。
2014年06月17日 22:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:27
丹後山を経て、この稜線の奥の巻機山、そして遥か谷川連峰までが天の雨滴を太平洋と日本海に分ける分水嶺になっています。
稜線の9合目は間近。ハナニガナとコバイケイソウの道。
2014年06月17日 22:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:29
稜線の9合目は間近。ハナニガナとコバイケイソウの道。
そして快いのは谷筋から吹いてくる涼風。笹を撫でる音も涼やかで、海の浪の様に草原が揺らぐ様に心癒されます。
2014年06月17日 22:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:33
そして快いのは谷筋から吹いてくる涼風。笹を撫でる音も涼やかで、海の浪の様に草原が揺らぐ様に心癒されます。
ニッコウキスゲも現れました。また一輪で出迎えて後、登山道脇のレギュラー陣となりました。
2014年06月17日 22:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:31
ニッコウキスゲも現れました。また一輪で出迎えて後、登山道脇のレギュラー陣となりました。
控え目に足元を彩るタテヤマリンドウ。
2014年06月17日 22:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:38
控え目に足元を彩るタテヤマリンドウ。
丹後山9合目の稜線分岐点。十字の一方は水場を指しているのですが今回は未確認。
2014年06月17日 22:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:41
丹後山9合目の稜線分岐点。十字の一方は水場を指しているのですが今回は未確認。
巻機山方面には…明瞭な踏み跡は無し。しかしこの稜線を踏破している方もいます。笹草原のラッセルはどんな感覚なのでしょうか?
2014年06月17日 22:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:41
巻機山方面には…明瞭な踏み跡は無し。しかしこの稜線を踏破している方もいます。笹草原のラッセルはどんな感覚なのでしょうか?
ナニカミエタカ〜
2014年06月17日 22:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:34
ナニカミエタカ〜
中ノ岳の南陵の威厳ある姿。一方、八ツ峰の露出を控えて柔和な顔を装う八海山。
2014年06月17日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:44
中ノ岳の南陵の威厳ある姿。一方、八ツ峰の露出を控えて柔和な顔を装う八海山。
そして丹後山のシンボル的な避難小屋に到着。避難小屋前では先を御譲りした先達さんが迎えてくれて、大水上山の解説や、周回縦走のアドバイスを与えてくれました。
2014年06月17日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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そして丹後山のシンボル的な避難小屋に到着。避難小屋前では先を御譲りした先達さんが迎えてくれて、大水上山の解説や、周回縦走のアドバイスを与えてくれました。
丹後山避難小屋から望む会津方面の山並み。小屋の東側にはロープが張られていて植生が保護されています。ワタスゲの揺れている草原に近付きたい気持ちを抑える。
2014年06月17日 22:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 22:50
丹後山避難小屋から望む会津方面の山並み。小屋の東側にはロープが張られていて植生が保護されています。ワタスゲの揺れている草原に近付きたい気持ちを抑える。
丹後山を越えて大水上山に向かいます。遠くに荒沢岳の尖頭が小さく見えてきています。
2014年06月17日 23:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 23:04
丹後山を越えて大水上山に向かいます。遠くに荒沢岳の尖頭が小さく見えてきています。
ハクサンフウロ。日陰で見る色合いは少し妖艶。
2014年06月17日 23:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 23:00
ハクサンフウロ。日陰で見る色合いは少し妖艶。
名前を知らない花。
2014年06月17日 23:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/17 23:17
名前を知らない花。
利根川水源碑に到達しました。
2014年06月17日 23:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 23:24
利根川水源碑に到達しました。
石碑の基台に、座標情報のプレート。
2014年06月17日 23:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 23:22
石碑の基台に、座標情報のプレート。
此処までの道中でお話を交わした先輩登山者に撮影して貰いました。源頭の雪渓も入れて、越後三山の配置も押えて…ガイドさん?
2014年06月17日 23:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 23:23
此処までの道中でお話を交わした先輩登山者に撮影して貰いました。源頭の雪渓も入れて、越後三山の配置も押えて…ガイドさん?
そして水源の雪渓に進み至る…。画像提供:hunnno氏。
2015年07月12日 10:31撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/12 10:31
そして水源の雪渓に進み至る…。画像提供:hunnno氏。
ここに生じる水は浸透と蒸散を繰り返し、太平洋まで注ぎ至る分量がどの程度になるかは検討も付きません。画像提供:hunnno氏。
2015年07月12日 10:26撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/12 10:26
ここに生じる水は浸透と蒸散を繰り返し、太平洋まで注ぎ至る分量がどの程度になるかは検討も付きません。画像提供:hunnno氏。
今日、私の手に触れて融けた水の一滴が…やがて太平洋まで注ぐかも知れないと思う空想をお許しください。
2014年06月17日 23:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 23:32
今日、私の手に触れて融けた水の一滴が…やがて太平洋まで注ぐかも知れないと思う空想をお許しください。
これが利根川の源流域の谷筋。向かい左側の尾根は平ケ岳まで続いています。この尾根は、利根川と只見川の分水嶺になっています(只見川も福島県を経由して日本海に出でる)。即ち太平洋と日本海の分水嶺でもあります。
2014年06月17日 23:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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これが利根川の源流域の谷筋。向かい左側の尾根は平ケ岳まで続いています。この尾根は、利根川と只見川の分水嶺になっています(只見川も福島県を経由して日本海に出でる)。即ち太平洋と日本海の分水嶺でもあります。
大水上山の北峰から兎岳を見詰めるhunnno氏。この時点で兎岳から中ノ岳(池ノ段)を経て十字峡に周回するプランBを選択する事に決定しました。
2014年06月17日 23:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 23:35
大水上山の北峰から兎岳を見詰めるhunnno氏。この時点で兎岳から中ノ岳(池ノ段)を経て十字峡に周回するプランBを選択する事に決定しました。
名残惜しく大水上山・南峰下の三角雪渓を見渡す。遥か太平洋へ。
2014年06月17日 23:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 23:36
名残惜しく大水上山・南峰下の三角雪渓を見渡す。遥か太平洋へ。
反対の西側の渓谷は、三国川ダムを越えて、私の住処の新潟市へ。
2014年06月17日 23:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 23:57
反対の西側の渓谷は、三国川ダムを越えて、私の住処の新潟市へ。
兎岳に歩を進めます。兎岳を目指している時にスライドした登山者さんが最も多かったか…。それでも3・4人、ここに至るまでで5人。刈払いの御方で3人。
2014年06月17日 23:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 23:54
兎岳に歩を進めます。兎岳を目指している時にスライドした登山者さんが最も多かったか…。それでも3・4人、ここに至るまでで5人。刈払いの御方で3人。
兎岳の北東には銀山平の雄峰・荒沢岳に通じる縦走路が伸びています。この区間は避難小屋が無く、テント泊が必要になります。
2014年06月17日 23:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/17 23:53
兎岳の北東には銀山平の雄峰・荒沢岳に通じる縦走路が伸びています。この区間は避難小屋が無く、テント泊が必要になります。
兎岳の手前鞍部から大水上山の北峰を振り返る。大水上山も丘の様ななだらかな山容で、この振り返りのアングルで漸く山の様に見る(失礼)ことができました。
2014年06月18日 00:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 0:01
兎岳の手前鞍部から大水上山の北峰を振り返る。大水上山も丘の様ななだらかな山容で、この振り返りのアングルで漸く山の様に見る(失礼)ことができました。
兎岳に登り返す登山道は、再び花々に囲まれました。心配なことに気温がどんどん上昇。
2014年06月18日 00:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 0:17
兎岳に登り返す登山道は、再び花々に囲まれました。心配なことに気温がどんどん上昇。
兎岳から振り返り見る分水嶺の稜線。hunnno氏が散骨候補地に挙げていたが…利根川源流部自然環境保全地域デス。
2014年06月18日 00:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 0:26
兎岳から振り返り見る分水嶺の稜線。hunnno氏が散骨候補地に挙げていたが…利根川源流部自然環境保全地域デス。
兎岳の山頂標識が見えてきました。流石にここで随分疲労も出てきました…。
2014年06月18日 00:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
6/18 0:26
兎岳の山頂標識が見えてきました。流石にここで随分疲労も出てきました…。
荒沢岳から此処までの道、是非繋げたい。
2014年06月18日 00:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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荒沢岳から此処までの道、是非繋げたい。
兎岳の山頂を過ぎて、中ノ岳に向合うと、登山開始時の大水上山登山の性格が、中ノ岳登山に変貌し始める。それだけ越後三山の最高峰・中ノ岳は心に聳える存在感が有る。
2014年06月18日 00:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 0:37
兎岳の山頂を過ぎて、中ノ岳に向合うと、登山開始時の大水上山登山の性格が、中ノ岳登山に変貌し始める。それだけ越後三山の最高峰・中ノ岳は心に聳える存在感が有る。
あまり中ノ岳を見詰め過ぎていると疲れるので…振り返り見るコバイケイソウと青空。
2014年06月18日 00:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 0:38
あまり中ノ岳を見詰め過ぎていると疲れるので…振り返り見るコバイケイソウと青空。
ハクサンコザクラの子どもみたいな名前を知らない小さな花…。
2014年06月18日 00:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 0:45
ハクサンコザクラの子どもみたいな名前を知らない小さな花…。
暑さに項垂れているような桃色系のショウジョウバカマ。
2014年06月18日 00:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 0:50
暑さに項垂れているような桃色系のショウジョウバカマ。
ハクサンコザクラは兎岳と小兎岳の鞍部にたくさん咲いていました。
2014年06月18日 00:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 0:55
ハクサンコザクラは兎岳と小兎岳の鞍部にたくさん咲いていました。
振り返り見る兎岳(1925.8M)。融け残る残雪に登山道が覆われている箇所が有り、安全な箇所まで降りてからは靴で滑走できます。雪渓遊びも今年は最後かな。
2014年06月18日 00:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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振り返り見る兎岳(1925.8M)。融け残る残雪に登山道が覆われている箇所が有り、安全な箇所まで降りてからは靴で滑走できます。雪渓遊びも今年は最後かな。
小兎岳の山頂域にだけシラビソ?針葉樹の群落が有りました。
2014年06月18日 01:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 1:02
小兎岳の山頂域にだけシラビソ?針葉樹の群落が有りました。
小兎岳を振り返る(※画像提供:hunnno氏)。針葉樹林帯を差し引いた偽高山帯の越後の山…毛足の短い緑色の稜線には愛嬌さえ感じてしまいます。
2015年07月12日 12:10撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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7/12 12:10
小兎岳を振り返る(※画像提供:hunnno氏)。針葉樹林帯を差し引いた偽高山帯の越後の山…毛足の短い緑色の稜線には愛嬌さえ感じてしまいます。
しかし中ノ岳の山体は、雪渓に磨かれた灰色のスラブを露わにし、他の山稜からは突出した存在感を放っています(画像提供:hunnno氏)。
2015年07月12日 12:34撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
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しかし中ノ岳の山体は、雪渓に磨かれた灰色のスラブを露わにし、他の山稜からは突出した存在感を放っています(画像提供:hunnno氏)。
小兎岳と中ノ岳の鞍部周辺には、栃ノ木沢からの涼風が吹き上げ、中ノ岳への登り返しを助けてくれました。風の無い風景画像からは熱気しか感じませんね。
2014年06月18日 01:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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小兎岳と中ノ岳の鞍部周辺には、栃ノ木沢からの涼風が吹き上げ、中ノ岳への登り返しを助けてくれました。風の無い風景画像からは熱気しか感じませんね。
シラネアオイ。彼女にも、初夏から枯れないで生育を続ける山の助けがあるのでしょう。
2014年06月18日 01:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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シラネアオイ。彼女にも、初夏から枯れないで生育を続ける山の助けがあるのでしょう。
銀山平の北ノ又川の源流・滝沢の雪渓。
2014年06月18日 01:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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銀山平の北ノ又川の源流・滝沢の雪渓。
岩影で風に揺れていたゴゼンタチバナ。
2014年06月18日 02:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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岩影で風に揺れていたゴゼンタチバナ。
中ノ岳・9合目池ノ段から兎岳を振り返ると、その先に平ケ岳と尾瀬の燧ケ岳が重なって見えました。実はどちらも未踏の名山。愉しみは尽きません。
2014年06月18日 02:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 2:44
中ノ岳・9合目池ノ段から兎岳を振り返ると、その先に平ケ岳と尾瀬の燧ケ岳が重なって見えました。実はどちらも未踏の名山。愉しみは尽きません。
漸く分岐の池ノ段を捉えました。12:30〜13:30の真上の陽射しの下、登山の核心を重ねてしまいました。
2014年06月18日 02:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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漸く分岐の池ノ段を捉えました。12:30〜13:30の真上の陽射しの下、登山の核心を重ねてしまいました。
稜線を辿るhunnno氏。かなり消耗している様子です。夜勤明の火打山の登山を思わせる状況でしたね。
2014年06月18日 02:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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稜線を辿るhunnno氏。かなり消耗している様子です。夜勤明の火打山の登山を思わせる状況でしたね。
アカモノ。小さな釣鐘さんの数が足らない様な…。
2014年06月18日 02:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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アカモノ。小さな釣鐘さんの数が足らない様な…。
池ノ段の少し手前に、白い3本の帯模様が入った岩石が有り、その岩と中ノ岳の姿を収めた風景が今回のお気に入りです。空にも帯状の雲。帯を成すスラブに山並み。山の愉しみは尽きません。
2014年06月18日 02:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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池ノ段の少し手前に、白い3本の帯模様が入った岩石が有り、その岩と中ノ岳の姿を収めた風景が今回のお気に入りです。空にも帯状の雲。帯を成すスラブに山並み。山の愉しみは尽きません。
岩陰に抽象絵画が飾られていました。
2014年06月18日 02:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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岩陰に抽象絵画が飾られていました。
岩陰に腰を下ろして休息中です。中ノ岳の山頂?前回の登山時に長居して満喫したので、今回は安全な下山に徹しましょう。
2014年06月18日 02:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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岩陰に腰を下ろして休息中です。中ノ岳の山頂?前回の登山時に長居して満喫したので、今回は安全な下山に徹しましょう。
中ノ岳9合目の池ノ段から十字峡への下山を開始します。予定下山時間は、午後5時30分。私達の日帰登山の限界に近い行動量です。
2014年06月18日 03:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 3:11
中ノ岳9合目の池ノ段から十字峡への下山を開始します。予定下山時間は、午後5時30分。私達の日帰登山の限界に近い行動量です。
画像提供:hunnno氏。
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画像提供:hunnno氏。
7合目の小天上の手前で振り返る中ノ岳。雄大な山容…けれど今回、南陵の更に雄々しい彼の一面を覗き込んでしまった。そして更に惹かれる山になりました。
2014年06月18日 03:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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7合目の小天上の手前で振り返る中ノ岳。雄大な山容…けれど今回、南陵の更に雄々しい彼の一面を覗き込んでしまった。そして更に惹かれる山になりました。
下山中に殆どの登山者の瞳を奪い、見詰めさせるオカメノゾキの縦走路。この縦走路と越後駒ヶ岳のグシガハナ登山路は、是非今年挑んでみたいルートです。
2014年06月18日 03:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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下山中に殆どの登山者の瞳を奪い、見詰めさせるオカメノゾキの縦走路。この縦走路と越後駒ヶ岳のグシガハナ登山路は、是非今年挑んでみたいルートです。
6合目の生姜畑はまだ残雪で覆われていました。
2014年06月18日 04:14撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 4:14
6合目の生姜畑はまだ残雪で覆われていました。
そして雪消えの水面の奥には、サンショウウオの卵が潜んでいるではありませんか…。実は実際に出会えたことが有りません。
2014年06月18日 04:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 4:17
そして雪消えの水面の奥には、サンショウウオの卵が潜んでいるではありませんか…。実は実際に出会えたことが有りません。
何処からか、草間に川筋を作って流れる奔流。
2014年06月18日 04:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 4:18
何処からか、草間に川筋を作って流れる奔流。
奥にも雪渓が有るんだね。
2014年06月18日 04:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 4:18
奥にも雪渓が有るんだね。
雨量観測施設の手前まで残雪が残っていました。昨年の春、この辺りで落としたサングラス出てこないかな…。
2014年06月18日 04:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 4:21
雨量観測施設の手前まで残雪が残っていました。昨年の春、この辺りで落としたサングラス出てこないかな…。
5合目の日向山を過ぎては適度に休息を挟んで、黙々と下る。稜線の涼風は殆ど無くなり、熱せられた地面からの輻射熱が気になる。ブナの木陰が救いとなりました。
2014年06月18日 04:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 4:55
5合目の日向山を過ぎては適度に休息を挟んで、黙々と下る。稜線の涼風は殆ど無くなり、熱せられた地面からの輻射熱が気になる。ブナの木陰が救いとなりました。
3合目付近。眺望は良いけれど、陽射しが体力を奪い続ける。ダムの湖面はなかなか近付いてこない。
2014年06月18日 05:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 5:04
3合目付近。眺望は良いけれど、陽射しが体力を奪い続ける。ダムの湖面はなかなか近付いてこない。
下山時に見るネコブ山と、遥か奥に巻機山。特に巻機山のヌクビ沢登山、訪ねてみたい。雪渓の崩落具合を確認してみよう…。
2014年06月18日 05:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 5:04
下山時に見るネコブ山と、遥か奥に巻機山。特に巻機山のヌクビ沢登山、訪ねてみたい。雪渓の崩落具合を確認してみよう…。
十字峡への到着は午後5時20分。十字峡登山センター駐車の最後の1台でした。1・2合目間に有る水場の水量は春や秋と比べて非常に乏しく(水場利用3度目)、ボトルを傾けないと集水出来ませんでした。
2014年06月18日 05:05撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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6/18 5:05
十字峡への到着は午後5時20分。十字峡登山センター駐車の最後の1台でした。1・2合目間に有る水場の水量は春や秋と比べて非常に乏しく(水場利用3度目)、ボトルを傾けないと集水出来ませんでした。
ニンゲンハ・ヤマヲサカノボロウトスル・ツカノマノスイテキニシテ・フシギダネ…(ミヤマカラスアゲハ/水無川にて撮影)
2015年07月13日 12:43撮影 by  DMC-FX100, Panasonic
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7/13 12:43
ニンゲンハ・ヤマヲサカノボロウトスル・ツカノマノスイテキニシテ・フシギダネ…(ミヤマカラスアゲハ/水無川にて撮影)

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール

感想

大河の源流を訪ねる…
山が好きな御方なら、何かしら心を擽るような響きでこの言葉を聴くのかも知れません。山に惹かれるようなってから、自分の暮らしている新潟市の海岸に注ぐ信濃川の源流(甲武信ヶ岳)と、太平洋に注ぐ流域面積日本一の利根川の源流、これが新潟県・群馬県境の大水上山に在ることを知り、この2座の探訪は憧れを以て機会の到来を待ち続けていました。昨年の谷川連峰・万太郎谷周回縦走も、故郷を流れる魚野川の源流がどんな稜線に染み入り、沢筋に束ねられるのかを眺めてみたい動機から実行しました。自分の暮らしに近い風景から、訪ねる山域を定めるのでなかなか県外に行けませんが、それでも充実した山行を与えてくれる新潟の環境を有難く、誇りに思います。
…しかし今回の登山は3ケ月振りの本気の登山で、盛夏の気温の下いきなりの13時間山行。自己の限界を思い知らされました。基礎体力を向上しながら(夏バテ防止の為にも)次回の探訪先を楽しみながら考えたいと思います。


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