蔵王(苅田岳&熊野岳)
- GPS
- 16:00
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 294m
- 下り
- 294m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
【 コメント 】
・ 「第10回磐越高原猪苗代湖ウルトラマラソン」参加のついでに、13年ぶりに蔵王へ立ち寄りました。
・ 「2015東北観光フリーパス」(8・9月除外)金〜日3日間で10,500円(軽)を利用して、東北の観光とマラソンと登山など、3日間を有効に過ごしました。
・ 東日本以北では一昨日から快晴猛暑の天候で、登山には快適な条件で、終日高展望に恵まれました。
・ 前々日の那須フラワーワールドとあぶくま鍾乳洞観光、前日の50キロウルトラマラソン完走とマラソン会場のホテルリステル内のハーブ園散策、野口英世記念館観光後、郡山で宿泊、早朝5時に出発。
・ 火山規制(刈田リフト降り場先の「リフト分岐」〜熊野岳山頂南東の「三叉路」までの馬ノ背登山道)の為、刈田岳から熊野岳のピストンが出来ないので、苅田岳登山後、座王温泉へ廻っての熊野岳登山になりました。
・ 快適なドライブで、白石ICから国道4号線、県道12号線を通り、7月末迄無料開放中の蔵王エコーラインを走り、大黒天Pにて蔵王山の景色を堪能。
・ 途中のコマクサ平でコマクサの写真撮影後、同ハイラインで非常に広い苅田岳山頂駐車場に到着。
・ 数分で山頂の熊野神社に到着。 五色沼展望所から、鮮やかなエメラルドグリーンの火口湖:御釜がクッキリと見ることが出来、素晴らしさに感動させられました。
・ 展望を満喫後、座王温泉へ向けて出発。約1時間弱で広い無料駐車場に到着。
・ ロープウエイ山麓駅から15分間隔で運転してる山麓線に待たずに乗車、56名乗りに数名乗車。 7分で樹氷高原駅に到着(山頂往復2,600円)。
・ 樹氷高原駅からは3分間隔で巡回発車してる18名乗りのゴンドラに一人乗車。10分で地蔵山頂駅に到着。
・ 山頂駅上にある展望所からの地蔵山西側一帯の、冬季、樹氷が見られるアオモリトドマツが、蛾の幼虫に食い荒らされてしまい枯れて全滅状況で、今、懸命に蛾の幼虫を駆除中。
・ 地蔵尊へお参り後、花が沢山咲いてる、側道経由で熊野岳へ進む。 イワカガミとハクサンチドリ、コバイケイソウ、ウラジロヨウラクなどが満開でしたので、真っ青に晴れ渡った空をバックに写真撮影。
・ チングルマやショウジョウバカマ、ゴゼンタチバナ、シラネアオイ、ギンリョウソウなどは見られませんでした。
・ 登山道は、よく整備された石畳風の緩やかで、ところどころ敷いた石が浮いて、歩きにくい部分が在りましたが、全般的には歩き易いほうで、登りつめると熊野神社がある山頂に到着。
・ 山頂からのパノラマは良好で、後方には飯豊本山〜大朝日岳〜月山が見えました。
・ 近くにはコンクリート創りの避難小屋があり、(4×8m位)内部は綺麗で灯油用のダルマストーブがありました。
・ 火口湖を見に砂礫の火口壁方面へ下ると、両側にコマクサ平より密度の濃いコマクサの群生が現れ感激、じっくりと写真を撮りました。
・ 五色岳に囲まれて眼下に見えた御釜(五色沼)が、エメラルドグリーンで、朝見た苅田岳からとは異なった風景で、印象的でした。
・ この先、馬の背登山道へ通じる場所には自主規制の建看板があり、馬ノ背先の苅田岳へは行けないので、戻ります。(火口周辺警報が解除されたので、馬ノ背を通っている人もいました。)
・ 熊野岳山頂へ戻り、出発点の山頂線地蔵山頂駅目指して下山開始。
・ 下山道は岩場のショートカットの近道を進む。 岩に白色の○ペンキマークが付けられており、マーク通りに進めばメイン登山道に合流。
・ 岩道なのでほとんど高山の花はありませんでしたが、岩場の尾根風で視界が開け赤トンボの大群が乱麻してました。
・ やがてメイン登山道に合流、山頂駅に到着。 待たずにロープウエイに一人で乗車。山麓駅前のスキー場ゲレンデの花壇で写真撮影後、約400kmの高速道を6時間かけて僅かの渋滞だけで無事帰宅。
・ 全コース迷路、特に危険箇所無し。
・ 全行程登山者 : 約100人。
・ 登山口には登山ポスト、トイレあり。
※ 【 参考 】
・ 《蔵王山(ざおうさん)》 1,841m。
・ 蔵王山とは、一帯の山塊の呼称であり、その名称の山は存在しない。
・ 蔵王山という特定の山名はありませんが、北の雁戸山から南の不忘山に至る峰々の連なりを総称して蔵王連峰と呼ばれ、最高峰の熊野岳(1841m)を中心とした山域が蔵王山と呼ばれています。
・ 東北地方の中央を南北に連なる奥羽山脈において、宮城県と山形県の両県南部の県境に位置する連峰である。主峰は山形県側に位置する熊野岳(1,841m)。
・ 玄武岩、安山岩の成層火山群の活火山であり、常時観測対象の47火山に含まれる。火口湖の御釜や噴気口が見られ(いずれも宮城県側)、火山の恩恵である温泉が両県の裾野に数多く存在し、スキー場も多く設置されている。 両県における主要観光地の1つ。
・ 火口湖・御釜を取り巻く熊野岳、刈田岳、名号峰の外輪山および蔵王温泉(高湯爆裂火口)を取り囲む鳥兜山、横倉山、瀧山等々の山々が含まれる。
なかでも熊野岳と刈田岳間の「馬ノ背」と呼ばれる東側一帯は、火山岩や火山礫で覆われる荒涼とした岩原で、樹木の育成を見ない。 わずかに岩陰にコマクサが可憐な花を咲かせている。
・ 山頂へはロープウェイ蔵王山頂駅より45分。
・ 最高峰で百名山の対象となる山は「熊野岳」。 刈田岳レストハウスからの往復だと危険個所もなく、小学生でも余裕。 ・ 刈田嶺神社前より、刈田岳山頂越しにお釜(五色沼)を望みます。刈田岳までレストハウスから石段を歩いて10分前後です。 山頂は眺望も良いので賑やかです。
・ 宮城県からのアクセスがいちばん近くて一般的。 蔵王ハイライン終点に大きな駐車場とレストハウスがあり、そこから頂上まで半日コースでの往復となる。
・ 蔵王の象徴である「お釜」は山形県の蔵王温泉側から熊野岳に目指した場合だと、熊野岳の頂上を行きすぎることになる。
・ 平成27年の蔵王エコーライン」は6月22日開通、「御釜」に通じる「蔵王ハイライン」は、7月31日まで通行料金無料無料開放。
* 《 五色沼:御釜 》 昭和43年の測深時には最大深度27.6m、平均深度17.8m、周囲1,080m、東西径325m、南北径325 mでした。水は強酸性のため生物は生息できません。
水温は表面から10数mの深度で摂氏2度まで下がり、それより深度を増すと温度が高くなる特殊双温水層で、世界でも例がない湖。
太陽光線の当たり方で様々に色を変えるため、「五色湖」とも呼ばれています。南西から流れ出て濁川となり、賽の磧の北側を迂回して太平洋側へ流れ出ています。(蔵王町観光協会)
(〜フリー事典、ヤマレコ、ヤマケイ等より)
【 山名の由来 】 ・・・ 天武9年(680)に僧行願が吉野の金峰山から蔵王権現を不忘山に祭ったことに由来するという。
一般に蔵王といえば熊野岳を中心とした北蔵王を指し、南側の屏風岳や不忘山は南蔵王と呼ばれる。
※ 登山・ガイド ・・・ http://www.momonayama.net/hundred_mt_individually_data/course_data/course_data-018.html
※ トレッキング・ガイド ・・・ http://yamagatakanko.com/log/?l=291524
※ 〃 ・・・ http://www.yamaquest.com/detail/kumanodake-1841/1221.html
※ 蔵王ロープウエイ ・・・ http://zaoropeway.co.jp/ropeway/index.html 難易度レベル: 19 平均斜度:1.3度 歩行時間:4時間15分 歩行距離:9.5km 累積標高差:220m 山頂 標高:1841m.
※ 蔵王の高山植物 http://zaoropeway.co.jp/ropeway/index.html
※ 〃 http://zaochuoropeway.co.jp/jp/summer/flower.php
※ 蔵王山 火山防災情報 / 火山防災情報 ・・・ http://www.town.zao.miyagi.jp/kazan/bousai.html
→ 平成27年4月13日に仙台管区気象台から発表された蔵王山の「火口周辺警報(火口周辺危険)」は、噴火の発生する可能性が低くなったとして、6月16日午前9時に解除されました。
但し、 観光客・登山客等の安全を確保する観点から、想定火口域(馬の背カルデラ)沿いの登山道への立入りを自主的に規制しております。※登山道入口に看板を設置しています。
(蔵王山火山防災協議会<宮城県>)
幀个例 彭仍各擦梁川への降り口〜北蔵王登山道「追分」までの登山道。
◆ヾ田リフト降り場先の「リフト分岐」〜熊野岳山頂南東の「三叉路」までの登山道。
( ※ 警報は4月13日に出され、約2カ月での解除となった。記者会見した仙台管区気象台の永岡利彦・火山防災情報調整官は、5月下旬以降、火山性地震の少ない状態が続き、同17日を最後に火山性微動も観測されていないことなどから「噴火する可能性が低くなった」と解除の理由を説明した。一方で「長期的にみると火山活動はやや高まった状態。想定火口域の馬の背カルデラ内では突発的に火山ガスなどの噴出の可能性がある」などとして、引き続き注意を呼びかけた。)
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