山行記録: TTT 丹沢to高尾

TTT 丹沢 to 高尾に挑戦してみた。
丹沢主脈は以前やったものの、それよりはるかに長いTTTに興味を持った。日が長く、暑くないタイミングで今回の結構とした。
大倉尾根は何度目かわからないが、スタート時間が早いので、闇のなかの光る目に見守られながらのスタートだった。塔ノ岳までは問題なし。稜線に出ると風が強いのでレインジャケットを着た。丹沢山を過ぎたあたりが一番風が強かったので前かがみで進んだ。鬼が岩の下りだけ気にしていたが結果として問題なし。蛭ヶ岳について、ようやく1/4という事実に圧倒された。姫次のあたりの気持ちいい樹林帯を爽快にすすみ、焼山の下の最近つけられたらしい道を軽快に下った。以前はロープに捕まるところもあったが、付け替えられたらしく、今は問題ない。
西野々のコンビニにてしばし補給。登山者だけでなく、ロードバイク、バイクツーリングの拠点になっており、大盛況だった。
石砂山の山頂から少し進み、破線ルートの下り口を覗き見る。大丈夫、これなら引き返せる。そう、この破線ルートのほうが距離が短いのであった。
破線ルートは山頂直下の急降りの後、小ピークを何度か超える。尾根に忠実に行くトレースとトラバースがあった。このトラバースが今山行で一番危ないかもしれない。とくに落ち葉の季節は尾根のほうが無難かもしれない。
牧馬峠の林道までおり、林道沿いに数分進み、今度は石老山の登山口だ。登山口すぐのワイヤーをガイドロープ代わりにする部分以外は歩きやすいトレースだった。
ただもう足が上がらない。休み休み進んだ。
石老山山頂で休んだ後、顕鏡寺参拝経由で国道412号へと進んだ。このあたりは自動販売機が多いので補給に良い。
プレジャーフォレストを迂回して、嵐山を遠慮して相模川超えた。楽しみにしていた猫との触れ合いで最後の登りの鋭気を養った。
さあ小仏城山だ。快適な登山道だが、もう足のエネルギーが残っていない。足が上がらないのでガニ股で進み山頂へ。なめこ汁に後ろ髪を惹かれつつ高尾山方面へ。
高尾山山頂直下で、山頂を迂回するルートを見つけた。でもこれは丹沢to高尾だ。高尾山の山頂は必要だ。執念でのぼり登頂！南を見ると丹沢山が見え、今日はあの山の向こうから来たんだなと感傷にふけった。その後1号路を見物しながら下り、高尾山口駅到着、タイムは13:30ほどだった。
やり遂げた自身がついたと共に、今の自分の実力のベンチマークとなるような山行だった。

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