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Yamareco

記録ID: 680320
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【常念山脈縦走】冷たい北アの女王と、梅雨明け晴れの常念岳(中房温泉〜燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳〜上高地)

2015年07月18日(土) ~ 2015年07月20日(月)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
52:58
距離
49.1km
登り
4,150m
下り
4,096m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:17
休憩
1:06
合計
4:23
12:16
32
12:48
12:49
24
13:13
13:17
27
13:44
14:00
21
14:21
14:32
28
15:00
15:28
17
15:45
15:51
48
16:39
2日目
山行
6:27
休憩
1:57
合計
8:24
6:36
4
6:40
6:40
12
6:52
6:56
6
7:02
7:07
3
7:10
7:11
14
7:25
7:26
4
7:30
8:19
31
8:50
8:54
19
9:13
9:14
85
10:39
10:47
13
11:32
12:04
10
12:14
12:15
8
12:23
12:28
55
13:23
13:23
97
15:00
3日目
山行
9:52
休憩
0:59
合計
10:51
6:20
83
7:43
8:01
211
11:32
11:49
5
11:54
11:54
5
12:32
12:38
6
12:44
12:44
5
12:49
12:56
2
12:58
13:00
15
13:15
13:15
7
13:22
13:23
68
14:31
14:33
56
15:29
15:35
46
16:21
16:21
4
16:25
16:25
32
17:04
17:04
7
天候 ■1日目(7/18:土)
雨・・・

■2日目(7/19:日)
雨→晴れ→曇り→雨
明け方は雨。
午前中は一時的に日が差すときがあるも曇りがち。
午後からは再び雨。
夜は雨と強風。雨は夜半過ぎに上がるも、風は明け方まで。

■3日目(7/20:月)
晴れ!
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■行き
新宿発07:30のあずさ3号に乗車、穂高10:45着。
指定席は満席、新宿で10分前くらいから並んでいましたが、なんとか座ることができた状態。新宿からすでに立っている人あり。
穂高発10:55の中房温泉行のバスに乗車、バスは補助席をひとつ出して全員が座れる程度。11:50頃に中房温泉着。

■帰り
上高地発17:25のバスで新島々へ、18:30頃に新島々着。
新島々18:42発の松本行きの松本電鉄に乗り換え、19:11に松本着。
慌ただしく切符を購入し、松本発19:21のあずさ36号に乗り込み新宿へ、22:07新宿着。
指定席は満席。始発だったこともあり、自由席はそれなりに空いていました。
コース状況/
危険箇所等
全体に危険個所なし。
ただし、岩場が多く滑るところはあります。特に雨の際には注意が必要かと。
一ヶ所、危険を感じたところがありましたが、コースアウトの道迷いでした・・・

■中房温泉〜燕山荘(合戦尾根)
北ア三大急登と言われていますが、登っている間はそこまでの急登だとは感じませんでした。
クサリもありますが、タテ方向のクサリではなく、危険は感じませんでした。

■燕山荘〜大天井岳
2,600m超の縦走路。向かいに水晶岳、鷲羽岳等を見ながら歩くことができる、気持ちのよい道です。
槍・常念分岐の手前にクサリ・ハシゴがありますが、普通に注意すれば問題なし。
大天荘に向かう最後の登りは、結構、キツかったです・・・

■大天井岳〜常念小屋
気持ちのよい稜線歩き。なんだろうなあ、晴れていたら・・・
雨が降っていたため、サクサクと歩き、あまり印象には残っていません。

■常念小屋〜蝶ヶ岳
個人的には、常念小屋から常念岳への登りが、今回の道中で一番、キツかったです。

常念岳から蝶槍に向かう途中のピークを巻く道で、コースを外してしまいました。
すぐに落石を起こすようなガレ場で、危険な道でした。
かなり足跡も多かったので、同じように道を間違える人も多かったのかもしれません。

蝶槍への登り返しは急で、結構、きつく感じます。
蝶槍を超えると、なだらかな稜線歩き。

■蝶ヶ岳〜徳沢
基本的にずっと下り。登り返しは長塀山のあたりだけ。
下部は木製のハシゴ(あまり好きではない・・・)が多くあります。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
満員のバスを降りて、雨の中をスタートです。
2015年07月18日 12:14撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 12:14
満員のバスを降りて、雨の中をスタートです。
第2ベンチ手前で荷揚げ用のケーブルカーをくぐる。
ホント、運んで行ってほしいですよね。
2015年07月18日 13:17撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/18 13:17
第2ベンチ手前で荷揚げ用のケーブルカーをくぐる。
ホント、運んで行ってほしいですよね。
ギンリョウソウ。
2015年07月18日 13:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 13:32
ギンリョウソウ。
ウサギギク。
2015年07月18日 15:02撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 15:02
ウサギギク。
ゴゼンタチバナ。
2015年07月18日 15:03撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 15:03
ゴゼンタチバナ。
モミジカラマツかな。
2015年07月18日 15:03撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 15:03
モミジカラマツかな。
合戦小屋。
寒かったのでスイカは食べずに山菜キノコうどんで。
2015年07月18日 15:28撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/18 15:28
合戦小屋。
寒かったのでスイカは食べずに山菜キノコうどんで。
2015年07月18日 15:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 15:43
合戦小屋を少し超えると、植生が変わって森林限界を超えます。
2015年07月18日 15:43撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 15:43
合戦小屋を少し超えると、植生が変わって森林限界を超えます。
ミヤマキンポウゲ。
2015年07月18日 15:46撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 15:46
ミヤマキンポウゲ。
トリアシショウマ(かな?)。
2015年07月18日 16:07撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 16:07
トリアシショウマ(かな?)。
クサリ場。といっても、危ない感じではありません。
2015年07月18日 16:21撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 16:21
クサリ場。といっても、危ない感じではありません。
燕山荘直下では、シナノキンバイが群生。
2015年07月18日 16:40撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 16:40
燕山荘直下では、シナノキンバイが群生。
シナノキンバイアップで。
雨も降っていたので、これが1日目最後の写真。
2015年07月18日 16:40撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/18 16:40
シナノキンバイアップで。
雨も降っていたので、これが1日目最後の写真。
2日目の朝。
前日の天気予報だと晴れだったのですが・・・
2015年07月19日 06:34撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/19 6:34
2日目の朝。
前日の天気予報だと晴れだったのですが・・・
イワギキョウ。
2015年07月19日 06:49撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 6:49
イワギキョウ。
メガネ岩。
2015年07月19日 06:57撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/19 6:57
メガネ岩。
コマクサ。
2015年07月19日 06:59撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 6:59
コマクサ。
燕岳山頂。ガスガスで展望はまったくないため、すぐに下山します。
2015年07月19日 07:08撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/19 7:08
燕岳山頂。ガスガスで展望はまったくないため、すぐに下山します。
イワハゼ。
2015年07月19日 07:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 7:22
イワハゼ。
シャクナゲ。
2015年07月19日 07:23撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 7:23
シャクナゲ。
ハクサンフウロ。
2015年07月19日 07:25撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 7:25
ハクサンフウロ。
イルカもガスの中。
2015年07月19日 07:28撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/19 7:28
イルカもガスの中。
燕山荘を出ると、晴れ間ものぞいてきた!
2015年07月19日 08:40撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/19 8:40
燕山荘を出ると、晴れ間ものぞいてきた!
蛙岩。かな・・・
2015年07月19日 08:54撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 8:54
蛙岩。かな・・・
オオバキスミレ。
2015年07月19日 09:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 9:10
オオバキスミレ。
アオノツガザクラ。
2015年07月19日 09:10撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 9:10
アオノツガザクラ。
ハクサンチドリ。
2015年07月19日 09:12撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 9:12
ハクサンチドリ。
シナノキンバイが群生。
2015年07月19日 09:14撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 9:14
シナノキンバイが群生。
これから歩く稜線。きれいに片側だけ雲。
2015年07月19日 09:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/19 9:22
これから歩く稜線。きれいに片側だけ雲。
ナナカマド。
2015年07月19日 09:24撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 9:24
ナナカマド。
歩いてきた稜線。
2015年07月19日 09:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
7/19 9:37
歩いてきた稜線。
2015年07月19日 09:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 9:38
2015年07月19日 09:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 9:45
ニッコウキスゲ。
2015年07月19日 09:53撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 9:53
ニッコウキスゲ。
この辺でもコマクサ。
2015年07月19日 09:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 9:58
この辺でもコマクサ。
2015年07月19日 10:24撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 10:24
大天井岳分岐手前のクサリ場とハシゴ。慎重に。
2015年07月19日 10:44撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 10:44
大天井岳分岐手前のクサリ場とハシゴ。慎重に。
ミヤマクワガタ。
2015年07月19日 10:48撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 10:48
ミヤマクワガタ。
チングルマの群生。
2015年07月19日 11:19撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/19 11:19
チングルマの群生。
大天井岳山頂。やっぱりガスガス。ちょうど山頂についたころに雨も降り始めたので、すぐに撤収。
2015年07月19日 12:17撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/19 12:17
大天井岳山頂。やっぱりガスガス。ちょうど山頂についたころに雨も降り始めたので、すぐに撤収。
時おり、雲が晴れることもあるのですが・・・
2015年07月19日 12:50撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/19 12:50
時おり、雲が晴れることもあるのですが・・・
2日目はこれが最後。
雨が強くなってきており、カメラを出すのもめんどくさい。。。
2015年07月19日 14:08撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/19 14:08
2日目はこれが最後。
雨が強くなってきており、カメラを出すのもめんどくさい。。。
3日目にして、ようやくすっきりとした晴れ!
常念に登る人もいっぱい。
2015年07月20日 06:23撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
7/20 6:23
3日目にして、ようやくすっきりとした晴れ!
常念に登る人もいっぱい。
八ヶ岳方面。
2015年07月20日 06:25撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 6:25
八ヶ岳方面。
振り返って。この時間になると、テントもかなり撤収済み。
2015年07月20日 06:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
5
7/20 6:38
振り返って。この時間になると、テントもかなり撤収済み。
奥は妙高方面。
2015年07月20日 06:56撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
7/20 6:56
奥は妙高方面。
槍は雲がかかりがちですが、時おり穂先まで見えます。
2015年07月20日 06:57撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
7/20 6:57
槍は雲がかかりがちですが、時おり穂先まで見えます。
常念岳山頂方面。あと一息。
2015年07月20日 07:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 7:30
常念岳山頂方面。あと一息。
雲が多いのが残念ですが、槍が近い。
2015年07月20日 07:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
7/20 7:30
雲が多いのが残念ですが、槍が近い。
振り返って昨日まで歩いてきた縦走路。
左側に高く見えるのが大天井岳かな?
2015年07月20日 07:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
7/20 7:41
振り返って昨日まで歩いてきた縦走路。
左側に高く見えるのが大天井岳かな?
常念岳山頂。
2015年07月20日 07:57撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 7:57
常念岳山頂。
山頂からは富士山も!
2015年07月20日 07:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 7:58
山頂からは富士山も!
八ヶ岳。
2015年07月20日 07:59撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 7:59
八ヶ岳。
これから歩いていく稜線。
蝶ヶ岳はまだまだ、先の方。
2015年07月20日 08:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
7/20 8:00
これから歩いていく稜線。
蝶ヶ岳はまだまだ、先の方。
穂高は雲の中。結局、稜線を歩いている間は、ずっと姿を現すことはありませんでした。
2015年07月20日 08:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 8:00
穂高は雲の中。結局、稜線を歩いている間は、ずっと姿を現すことはありませんでした。
ところどころ、雲があがってきています。
2015年07月20日 08:12撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
7/20 8:12
ところどころ、雲があがってきています。
山頂を振り返る。結構な急坂です。
2015年07月20日 08:13撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 8:13
山頂を振り返る。結構な急坂です。
きれいな山に、きれいな夏空です。
2015年07月20日 08:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
7/20 8:38
きれいな山に、きれいな夏空です。
すぐに崩れるガレ場の急登。かなり落石が危険な個所。
と思っていたら、コースを外れてしまっていました。。。
2015年07月20日 08:56撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 8:56
すぐに崩れるガレ場の急登。かなり落石が危険な個所。
と思っていたら、コースを外れてしまっていました。。。
高度を下げていくと、少しずつ見せる姿を変えていきます。
2015年07月20日 09:26撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
7/20 9:26
高度を下げていくと、少しずつ見せる姿を変えていきます。
途中のピークの手前で、オコジョ発見!
2匹、チョロチョロとしていました。
2015年07月20日 09:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4
7/20 9:30
途中のピークの手前で、オコジョ発見!
2匹、チョロチョロとしていました。
2日ぶりに森林限界の下、森の中へ。
2015年07月20日 09:38撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 9:38
2日ぶりに森林限界の下、森の中へ。
2015年07月20日 09:49撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 9:49
ミヤマキンポウゲ。
2015年07月20日 09:49撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 9:49
ミヤマキンポウゲ。
この辺りでもハクサンチドリ。
2015年07月20日 10:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 10:22
この辺りでもハクサンチドリ。
蝶槍。
山頂だけ見れば確かに槍ですが、山全体を見るとおっぱい山に近い気が。
2015年07月20日 10:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
7/20 10:22
蝶槍。
山頂だけ見れば確かに槍ですが、山全体を見るとおっぱい山に近い気が。
木の間から常念岳。
2015年07月20日 10:31撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 10:31
木の間から常念岳。
ハクサンフウロ。
2015年07月20日 10:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 10:33
ハクサンフウロ。
ニッコウキスゲ。
2015年07月20日 10:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 10:33
ニッコウキスゲ。
開けた箇所で、常念から大天井への稜線。
2015年07月20日 11:16撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 11:16
開けた箇所で、常念から大天井への稜線。
蝶槍から蝶ヶ岳方面。
ここから先は、なだらかな稜線歩き。
2015年07月20日 11:50撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 11:50
蝶槍から蝶ヶ岳方面。
ここから先は、なだらかな稜線歩き。
イワギキョウ。
2015年07月20日 12:09撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 12:09
イワギキョウ。
イワツメクサ。
2015年07月20日 12:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 12:22
イワツメクサ。
蝶ヶ岳山頂近くに来ると、焼岳も姿を見せます。
2015年07月20日 12:44撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 12:44
蝶ヶ岳山頂近くに来ると、焼岳も姿を見せます。
蝶ヶ岳山頂。
2015年07月20日 12:46撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 12:46
蝶ヶ岳山頂。
蝶ヶ岳ヒュッテを見下ろすと、すでに数張りのテント。
2015年07月20日 12:47撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 12:47
蝶ヶ岳ヒュッテを見下ろすと、すでに数張りのテント。
上高地に下り始めます。
2015年07月20日 12:52撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 12:52
上高地に下り始めます。
2015年07月20日 12:55撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 12:55
2015年07月20日 12:55撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 12:55
シナノキンバイ。
2015年07月20日 12:57撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 12:57
シナノキンバイ。
2015年07月20日 12:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 12:58
イワカガミ。
2015年07月20日 12:59撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 12:59
イワカガミ。
2015年07月20日 13:00撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 13:00
2015年07月20日 13:02撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 13:02
少しでも、登り返しがあるとツライ・・・
2015年07月20日 13:20撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
7/20 13:20
少しでも、登り返しがあるとツライ・・・
下山途中にもギンリョウソウ。
今回の山行、最初の花も、最後の花もギンリョウソウでした。
2015年07月20日 14:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 14:05
下山途中にもギンリョウソウ。
今回の山行、最初の花も、最後の花もギンリョウソウでした。
ようやく徳沢の施設が見えてきた。
2015年07月20日 15:31撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 15:31
ようやく徳沢の施設が見えてきた。
ここまで降りてきて、ようやく穂高も雲が取れてきた。
2015年07月20日 15:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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7/20 15:45
ここまで降りてきて、ようやく穂高も雲が取れてきた。
おサルの行軍。襲ってもきませんが、人になれているのか、逃げもしません。
目を合わせないようにしながら、すれ違います。
2015年07月20日 16:20撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7/20 16:20
おサルの行軍。襲ってもきませんが、人になれているのか、逃げもしません。
目を合わせないようにしながら、すれ違います。
明神橋手前からの前穂。
2015年07月20日 16:28撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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7/20 16:28
明神橋手前からの前穂。
河童橋まで歩いてきて、お約束構図の河童橋越しの焼岳。
2015年07月20日 17:07撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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7/20 17:07
河童橋まで歩いてきて、お約束構図の河童橋越しの焼岳。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ 酒(ウィスキー500ml)

感想

■前日まで
青春18きっぷが使える時期になり、テント泊での安上がり山行を狙って3連休での2泊3日コースということで、燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳と、常念山脈の縦走へ。
今年初のテントを背負っての山行です。

出発前日に青春18きっぷを購入。ここで注意書きを読んで、利用開始日が7月20日だったことに気が付く・・・
しょうがないので、行きは特急利用に切り替え。

準備をして、ザックの重さを測ると水を入れない状態で18kg。今回のコースは水場も少ないため、4ℓ持っていくつもりで水を入れると22kg。
一眼レフを持っていくと、それだけで2kg。どうしても重くなりがちになるのですが、他はそれほど荷物が多いとも思わず。なんとか減らせないものか。みなさん、どうしているのでしょうね?

■1日目(7/18:土)
朝、起きて天気予報を見ると、この日の予報はイマイチ。
雨の中を歩くのはイヤなので、行こうか迷いましたが、日曜、月曜はそれなりに天気がいい予報。
この日は移動日と割り切って、出かけます。

穂高駅から中房温泉に向かうバスでは、しゃくなげ荘で下車するというおばあさん。
色々と話をしている中で、「学生さん?」と。
あらやだもう、40過ぎのオッサン捕まえて。どこをどう見たら、学生に見えたのだろうか。

中房温泉に着くと、登り始めから雨の中。最初からレインウェアを着込んでスタートです。
「北アの3大急登」にビビッていましたが、確かに急登ではあるものの、思っていたほどではありません。

スイカが有名な合戦小屋ですが、思いのほか寒かったため暖かいものがほしくなり、山菜キノコうどんを食します。

合戦小屋を越えると、山頂までは1時間少し。
燕山荘でもやっぱり雨。それでも、テントの方々は意外と多く、それほど空きスペースは残っていません。
上から二段目に場所を確保してテントを張ります。
その後はもう、ビールと食事、つまみの世界。一通りいい気分になって、20時には就寝。

■2日目(7/19:日)
目が覚めたのは3時頃。外はまだ、雨が降り続いています。
天気予報をチェックすると、5時から6時には雨があがりそうな感じ。
2日続けて雨に濡れたくなかったので、食事をして、雨があがるのを待ちます。

結局、雨があがったのは6時過ぎ。まずは空身で燕岳に向かいます。
が、燕岳まで降られることはなかったものの、終始ガスガスで展望なし。
花だけ愛でて、すぐに折り返してテントを撤収します。

テントをたたみながら、先に進むか、このまま下山するかで迷います。
燕山荘に向かって天気予報を見ると、午前中は晴れるも夕方には雨の予報。
ところが近辺は晴れる様子もなかったため、迷っていると、山小屋の親父さんが「ガスはこの辺だけだな。晴れるよ。」と言っているのが聞こえます。
なぜ、わかるのか不思議に思いながらも、その言葉を信じて大天井岳方面に向かいます。

歩を進めて10分も立たないうちに、なんと、本当に雲が晴れてきた!!!
向かいには裏銀座縦走コースの稜線。
多少、雲が多めではあるものの、2,500mの稜線歩きを楽しみます。
この稜線は景色だけでなく、花も楽しめる気分のよい道です。

大天井岳への分岐を過ぎて、きつい登りを登っているころには、また、雲が増えてきます。
大天荘に到着するころには、すっかりガスの中。大天井岳の山頂を望むこともできません。

大天荘で昼食。
途中で、ここはナンとカレーが名物だと話をしているのが聞こえたため、私もナンとカレーを注文。
確かに、おいしゅうございました。ただ、チャイもついてきたのですが、私はあんまりチャイは好きではないので・・・

昼食後はとりあえず、大天井岳山頂に向かいます。
大天井岳はガスガスで展望なし。さらに、山頂にいる間に雨が降り始めます。
急いで大天荘に戻り、常念小屋に向かいます。
が、途中からは本降り。途中からはだいぶ風も強くなってきます。
常念小屋につくころには、ちょうど風の吹き抜け場所ということもあり、かなりの強風。

2日続けて雨歩きだったため、乾かしたくて小屋泊まりにしようと思っていましたが、この日は混雑予想で1畳に2名と。確かに、中を見ると、すでにかなりの混雑具合。
それなら多少、濡れていてもテントでノンビリの方がマシだろうと、結局、テント泊を選択。
当然、テン場もそれなりに混雑しており、すでにいい場所は取られてしまっています。
少し傾いているところに場所を確保。

この日も小屋で買ったビールと、持ってきたウィスキーでノンビリと。そして、やっぱり20時には就寝。
外は風がうるさくて眠れないなあ、と思っていたのもつかの間(だった模様)。あっさりと就寝。こういうときには、どこでも寝ることができる体質(?)なのは助かります。

■3日目(7/20:月)
強風の影響でテントがだいぶ揺れて、夜中に何度か目が覚めます。
0時過ぎの目が覚めたタイミングで外をのぞいてみると、風は強いものの、雨はあがっています。このまま天気が持つことを期待して、また、そのまま就寝。

ぱっちりと目が覚めて時計を見ると02:48。このまま起きて活動開始すれば、04:00頃には登山開始できるなあ、と思っていたら、次に時計を見るともう05:00前。なぜだ・・・
予定に比べると完全に寝坊。

結局、出発したのは6時過ぎで、予定よりは2時間遅れ。まずは常念岳に向かいます。
小屋前からは、すでに登っている人、下り始めている人が多く見えます。
常念岳に向かう登りは、結構な急坂。寝起きでいきなりはつらい。個人的には、合戦尾根よりもよっぽど堪えました。

地図に記載のコースタイムよりも、かなり時間を要して常念岳山頂へ。
登っている人が多かったので、予想はしていましたが、山頂直下の道は山頂での写真撮影渋滞。前の方には小さい子供の姿も見えます。
しばらく待って、ようやく山頂に。写真だけ撮って少し下ったところで一息入れます。
この日は天気もよく、槍・穂高方面は雲が多かったものの、八ヶ岳、富士山、南アルプスははっきり姿が見えました。
2日目の朝は、燕岳から帰ってしまおうかとも思っていましたが、このまま来てよかった・・・

山頂からの下りは、岩場の急登。慎重に降りていきます。
後ろを振り返ると、山頂で見た子供もスイスイと降りてきます。子供は身軽なので、早いですよね。

鞍部で少し、息を入れていると先の親子に追いつかれます。
話を聞いてみると6歳。しかも6歳になったばかりで小学校に入る前。先週は白馬岳、その前の週は白山に登っており、3週連続ということ。
長野・岐阜あたりの方なのでしょうか、うらやましい。

歩を先に進め、あるピークを巻いたところで、前に進むご夫婦を追いかけて進みます。急なところに差し掛かる前に道を譲っていただくと、ガレ場の急な下りに。
このガレ場、かなり足場が悪くて足を進めると落石も起こしてしまいます。上からの落石もかなり怖い道。
常念岳って危険個所は山だと思っていたので、一般道でこんな場所があったのはびっくり。後から来る子供が、こんなところを通ると大変だなあ、と思いながら、坂を下りていきます。
急な部分を降り切って、周りを見渡すと、左の方に稜線が見えます。そこには人が歩いているのも見えます。
ん?ひょっとして、道を間違えた???と気づいたのは、このときでした。
同じように道を間違える人も多いのか、左の方に続く足跡も見えます。
後ろから来るご夫婦に声をかけ、ハイマツ帯を越えて無事に稜線に戻ります。少し、後ろのご夫婦も待って、無事に戻ってきたのを確認します。
一歩、間違えばケガに結びつきますので、気を付けないといけないですね・・・

再び稜線に戻り、途中のピーク手前でオコジョとも出会いながら、先を進みます。
蝶ヶ岳手前のピークで小休止。
ここで同じく休憩していた方とお話すると、その方は前日に三俣から常念小屋でテン泊。この日は蝶ヶ岳でやはりテン泊ということ。
私が上高地までを予定しているというと、かなりびっくりされました。確かにもう一泊したいけど、火曜からびっちり仕事が入っておりますので・・・

蝶槍まではいったん下って、その後は200mくらいの登り返し。
ソコソコ急な道で、荷物が減っているとはいえおそらくは20kg弱。この荷物を背負っての登りはやっぱり堪えます・・・
蝶槍で休んでいると、先ほどのピークでお会いした方が、後ろから登ってきます。しばらく歓談しながら休憩。

しばらく経つと、下の方から子供の声が。あらびっくり、常念ヶ岳で見た6歳の子が登ってきました。
こちらもそれほど早くはなかったとはいえ、ソコソコのペース。空身とはいえ、小学校に入る前の子が大人と同じようなペースで登ってくるのにビックリです。

蝶槍を下る道、しばらく親子連れとご一緒に。ここに来ても子供は元気、稜線(しかも登り)を駆け回っています・・・
こちらの親子は三俣〜常念小屋泊〜蝶ヶ岳ヒュッテ泊〜三俣予定。常念小屋は結局、6畳一間に10人だったということでした(それでも狭いですが・・・)。
私の予定をお話すると、子連れだと車移動になってしまうので、気ままな縦走がうらやましいと。
我が家も昨年までは次男を連れて歩いていましたが、中学生になって部活の予定が忙しく、連れて歩くことができなくなっています。そんな事情をお話しながら、あと6年は子供と一緒に歩くことができるのを、うらやましく思います。

写真をお撮りになっている間に先に進み、蝶ヶ岳ヒュッテへ。ちょっと遅めのお昼ご飯で、この日はうどん。
待っている間に、途中でお話をした方々が続々と。
みなさんは蝶ヶ岳ヒュッテ(あるいはテント)泊ですが、私はこれから上高地まで下山せねばなりません。さっさと食べて、ご挨拶だけして先に進みます。

蝶ヶ岳の頂を踏んでからは、上高地へ下山。途中、多少の登り返しはありますが、基本的には下りの一本道。樹林帯の道で、展望はまったくありません。
早く下りたいところではありますが、あまり急ぐと後から足に来てしまうため、はやる気持ちを抑えて極力、普通のペースで。

徳沢まで降りると、後は上高地までの散策路。
私は上高地、初めてだったのですが、バスの時間を考えるとノンビリ探索しているヒマもありません。
上高地のバス停までは速足で。狙っていた17:25発のバスの10分少し前に、下山することができました。

最初の2日間は天気に恵まれなかったものの、最後の日の天気と出会いでそんなことは忘れてしまうくらいのいい気分。不思議ですよね・・・
今回は、天気と面白い出会いに恵まれたことに感謝です。
とはいえ・・・
やはり晴れてこその山ですので、また今度、天気のいいときにリベンジしたい!!!

そして、、、
帰りは青春18きっぷ予定だったのが、時間も遅かったため結局、往復とも特急で。
帰京して、新宿で降りた時のもわっとした暑さにびっくりです。。。
また、すぐにでも山に戻りたい!!!

# 花名がわからないものがあります。追って確認する予定です。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
技術レベル
3/5
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5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
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2/5
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4/5

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