後袈裟丸山、中袈裟丸山、奥袈裟丸山、袈裟丸山。関東百名山獲得は非常にキビシー!!
- GPS
- 09:31
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,232m
コースタイム
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 9:40
天候 | 晴れ ほぼ半袖でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
後袈裟丸山から先は整備されておらず。笹漕ぎ、松漕ぎ、石楠花漕ぎになることもあるが、予想よりもきつくはなかった。植物がさらに勢いを増したら登りにくいんだろうなあ。 |
その他周辺情報 | 道の駅「くろほね、やまびこ」 |
写真
感想
関東百名山の袈裟丸山に行く計画を昨年から立てていた。今残っている関東百名山は難山揃いだ。その中でも5月の袈裟丸山に登らなければならないと思っていたのである。そう、袈裟丸山は5月限定の山だと思っている。
袈裟丸山塊は、前、後、中、奥、そして袈裟丸山と5つのピークを持っている。そして、私が行きたいのは一番標高が高い袈裟丸山だ、となると選択肢は県界尾根から後袈裟丸山に登り、そこから中、奥、袈裟丸山と縦走しピストンで戻ってくるのだ。前袈裟丸山を絡めようとすると、立ち入り禁止であるところを通らなければならない。なので、来年以降前袈裟丸山に行こう。一等三角点百名山にも選ばれいているので登りたい山ではあるのだ。
後袈裟丸山からの縦走路は、笹狩りなどの整備は行われていないようで、6月も中盤になるともうレコは上がらない、植物が伸びてしまって歩くことが困難になるからだろう。そう、袈裟丸山は5月に登る山だ。
金曜日、仕事が終わり6時半ごろ職場を出発、湾岸から東北道に入り、道の駅「くろほね・やまびこ」で就寝。4時台から動き始め、5時台に駐車場に到着した。5台分のうちの2台目に入ることができた。6時前にはもう5台満杯になっていた。
この山はコースタイムも長いので朝一から出発することが必要、5時台に歩き始めることができました。ほぼ同じペースで隣の車のベテランさんと抜きつ抜かれつ歩きます。そして、途中で3名と一匹(犬)が私を追い抜いて行きました。
8時半ごろに後袈裟丸山に到着、ベテランさんはここで下るようです。「奥まで行ったことあるんだけど、面白いのはここまでよ。あとは痛くて面白くないんだから。」と、ザックからいろいろ出して朝食?パーティ?のよう、「あなたもここまでにしたら?」と言われますが、せっかくここまで来たのにその手はありません。おにぎり一つをアクエリアスで流し込み、縦走路に飛び出しました。
もちろん、笹漕ぎ、松漕ぎ、石楠花漕ぎの道ですが、その割合は3割程度。それ以外は整備されていない登山道という感じです。ただ、広尾根に登山道が縦横無尽にあるようで、どの踏み跡を辿っていいか迷います。やっぱり、そういう時はヤマレコマップで確認しながら歩かなければなりません。中袈裟丸山までは約30分、そこからまた下って登り始めます。
写真撮影に使う気力はありませんでしたね。奥袈裟丸山近くまでカメラを気にすることなく夢中で歩き続けました。三角点を撮影し、さらに最高峰に向かいます。
ここが一番石楠花漕ぎが激しかったですね。両腕、両肩にバシバシと石楠花の枝があたります。本当に痛い、本来ならば長袖必須、ヘルメットあると良い、ストックは避けた方が良いのでしょうが、私はすべて逆をいっていました。しかも、私は肩幅が広いせいか、両方の肩や腕が引っかかるんですね。本当に厳しい道でした。
それでも10時台に袈裟丸山に到着、最高峰で水分補給。感慨深いですね。その時一緒に山頂にいたペアのハイカーさんと少々話をしました。ここを取って関東百名山は残り4つ、飛龍山、朝日岳、日留賀岳、帳付山ですね。次にどこにどのタイミングで行くか悩みます。
さて、下るためには後袈裟丸山に戻らなければなりません。中袈裟丸山、後袈裟丸山と登り返しが結構きつく、ここで足の筋肉に限界が来つつありました。左足太ももの吊りもありましてスローダウン、それでも粘りながら着実に登り返して行きます。まあ、16時までに下れればいいでしょう。と思い、コースとペースを考えながら下ってきました。私が下っている時にも続々と登ってきており、日没ギリギリの人もいるのだろうなあという感じでした。
後袈裟丸山からは整備されている道で快調に下ってきました。この間は誰ともスライドせず、抜かされもせず、無事に登山口へ戻ってきました。
なかなかきつい山でしたが、登ってくることができて充実感はありました。
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