白峰三山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,446m
- 下り
- 3,136m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:08
- 山行
- 13:21
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 15:09
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田〜広河原 始発5:30発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原インフォメーションへ登山計画書を提出。 |
その他周辺情報 | .瀬爐ら奈良田の登山口まで、工事の為迂回コースを通ります。 広河原インフォメーションでは、南アルプス北部の百名山の登山バッジが一通り揃っています。(私は去年、七丈小屋で甲斐駒ケ岳のバッジを買いそびれたので助かりました) |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック55L
ザックカバー
行動食
調理用食材3日分
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(アプリ)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
三脚
|
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備考 | 地図は電子機器よりも、紙の方が強いです。(反省) |
感想
今回の山行は、本当なら黒戸尾根から駒ケ岳に向う筈だったのですが、初テント泊で分量が分からず刃渡り前でハイドレーションの水が尽き、あえなく道の駅に引き返しました。
その後、元々三日の縦走予定で二日の余裕がったので、予定を変えて近場で行けそうな場所を探していたらこのルートを思い付きました。
場所は初めてで少し不安でしたが、南アルプス北部で一番有名なルートで、水場や人気も多く、道具も揃っていたので直ぐに決めました。
当日は、昼頃には肩の小屋に着く予定でしたので、奈良田駐車場から始発のバスに乗ってからはマイペースに行きます。
途中の白根御池小屋から肩の小屋への坂道は少しバテましたが、尾根に出た瞬間に去年登頂した駒ケ岳や仙丈ケ岳の山体が見えたときは疲れが一瞬で吹き飛びました。
小屋では、テントを組み立ててからはすることも無かったので景色を楽しんでし、夕方から食事の用意をしました。
その際、米をこぼして拾える分は拾って残った分を炊飯したのですが、減った分カレーに二日間で残った材料を詰め込んで美味しく食べれました。
ネットではよくインスタントラーメンを紹介していますが、私は直ぐに飽きます。
人にも依りますが、やっぱりレトルトよりも多少料理ができる方ならお米ぐらい焚いて無難なおかずを作った方が良いと思います。
翌日は、よくBS放送で北岳を紹介する時は必ずクライマックスで出てくる御来光と雲海の富士山を拝むために、日の出の一時間前には肩の小屋を後にしました。
ここで大きな失敗をしてしまったのですが、まだ日が出ていない時間帯の尾根は強風でテントを片づけるのに手間取って、ずっと後になって気が付いたのですがペグを入れた袋を置いてきてしまいました。
私もテントを設置する際に、軽く見て石を重しに置いていたのですが、初テン泊でこの失敗は気持ち的に良くないです。
他にいないと思いますが、この記事を偶然見ている方は尾根小屋や強風時は気を付けてテントを片づけて下さい。
そして、肝心の御来光と富士山は気持ち良く撮影できました。
暗闇なのでピントをMFで調整し、5〜10秒のスローシャッターで日の出の時刻までカメラで遊んでいました。
そして、撮影が済んだら北岳の看板をMFのまま撮影してしまいました。
気が付いた時はもう北岳山荘です。
今回の山行の主役が、初のテン泊百名山なのにピントがボケた思い出になってしまいました。
…まぁ、目の前にはどこかのポスターや雑誌で一度は目にしたことが有る山岳風景が広がっていて、今までの山行の中でも一番景色を楽しんでいますが、少しだけ悲しいです。
来年、もし登るのならここか甲斐駒ケ岳にもう一度挑戦しようと思います。
そのまま尾根道を進んで、農鳥岳を過ぎると尾根も終り樹林帯になっていきます。
道も下り中心ですが、広河原よりも急で多少はこけました。
農鳥小屋にも張り紙がしてありましたが、小屋を十時までに通過できれば普通の方なら日没までには奈良田へ帰れます。
私は車で来ていたので、バスの時刻は気にしていなかったのでゆっくり行きましたがバスで帰る方は少し気を付けた方がいいと思います。
最後に大門沢小屋でトイレと水場をお借りして、奈良田駐車場まで無事に帰れました。
去年、南アルプスを登った際は怪我をしたり軽い遭難にあったりで山の怖い部分を学んできましたが、今回は多少失敗はありましたが無事に日暮れまでに下山できてホッとしています。
これからも暇が有ったら、またテン泊登山をして行きます。
【帰宅後】
今回、山行の際にテント内に食事を溢したり、道具が泥だらけになったので合羽と寝袋以外一通り洗うことにしました。
そしたら、半日以上かかり準備以上に労力がかかりました。
よく見かける、七日以上の縦走をしている方はどんな手入れをしているか気になります。
また、山行も一日二泊なら汚れも気になりませんが、二日三泊だと一気に汚くなることが分かりました。
まだ、私の経験ではそんなに日数をかけると途中で行き詰まってしまいましたが、下山後も手入れは気を付けて行いたいです。
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