天気よし絶景の赤岳〜横岳〜硫黄岳周回 ツクモグサとホテイラン
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- GPS
- 09:49
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,626m
- 下り
- 1,458m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:20
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 5:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
横岳周辺は岩場、はしご、鎖場などありますが、昔より整備されているように感じました。 |
その他周辺情報 | もみの湯 650円 |
写真
感想
今回の目的はツクモグサ。モフモフの花を一度見てみたかった。
正確に言うと、以前に7月の北海道で見たことはあるけどそのときもう花はほぼおしまいの状態。
なのでどうしてもヒヨコみたいなやつがみたかったのです。
美濃戸口からの赤岳展望荘1泊コース。ゆっくりできるし、展望荘は名の通り展望抜群。稜線上の山小屋の中でも、ここは東西両方の展望がいいので日の出日の入り両方見られます。今回は入れなかったけど、五右衛門風呂に入れることもあります。
11時ころ赤岳山荘着。
南沢を歩き、まずは1つ目のお目当てホテイラン。見るのは初めて。妖精のような妖しい花。コケの中にぽつぽつ小さく咲いています。自生地にはロープが張られているのですぐに見つかります。
行者小屋は営業準備中。地蔵尾根は、たぶん登るの初めて。久しぶりの山行のためか、鎖場やはしごはかなり緊張しました。なんでだろう?
途中、結構高度のある場所の岩場に水が流れていて少しびっくり。
そして15時前に展望荘へ。
まだ時間あるので赤岳山頂へ。誰もいませんでした。
しばらくいるとだんだん晴れて富士山も南アルプスもよく見えてきました。ブロッケンの妖怪も!
そういえば、ここは何度も登頂しているのに景色の記憶があまりないのは、だいたいガスっていたから。ここは、南北中央アルプス、乗鞍、御嶽、北信五岳、浅間山、金峰・甲武信、富士山までかなりの山が見渡せる場所。ちょっと遠いけどこれだけたくさん見られるのはすごい。
気温はそれほど低くなかったけど、風を通す服で外にしばらくいたら、のどをちょっとやられてしまったみたい。気づかぬうちに体温下がってるので反省。
17時夕食。宿泊客は15人くらいか?2食つきで13,000円だけどモンベル割引500円はありがたい。
ほうじ茶、コーヒー、お湯が飲み放題。水は有料販売なので、熱い飲料可のポット持参すると、活用できるかも。
食事後、談話室のマッサージ器で体ほぐして、就寝。
翌朝はみなさん早い。自分は日の出直前にのろのろ起きて、室内からの日の出鑑賞。
雲海もばっちりできていて、荘厳な朝を迎えました。朝食は5時。その前に日の出を見に赤岳行ってきた人もいました。
そして2日目はツクモグサ目指して稜線を北上。
とにかく景色がいい。そして空気も澄んでいる。さっさと歩いてしまうのはもったいない景色。風もない。最高の稜線歩きでした。
ツクモグサ、咲いているエリアに行けばすぐ見つかります。これ目当ての人も多いのでみんな写真撮ってます。
崖付近に咲いていることが多いですが、すぐ近くまで寄れる場所もあります。
一番印象的だったのは、登山道すぐわきの5つ子ちゃん。
今思うと、写真ばかり撮っていて実物をよく見ていなかった気もします・・・。
北海道以外では、白馬岳とここ八ヶ岳付近にのみ分布するというツクモグサ。同じようにウルップソウもそう。氷河時代の生き残りなのか、不思議な感じがします。
今回、北上ルートにしたのは、逆ルートだとずっとまぶしすぎると思ったから。
でも今回の場合ツクモグサエリアを早朝に通ることになる。この時間に通ると、まだ花が開いていないことも多いので、今度はもっと遅い時間に通過する行程を考えようと思います。
硫黄岳までの道は鎖場・はしごなどたくさんありますが、あまり高度感はなく、地蔵尾根よりは怖く感じなかったです(個人的感想)。
それにしても大展望。本当に景色の良い尾根。
昔の記録を見ると、硫黄岳山荘前にウルップソウありましたが、今回スルーしてしまいました。ちなみにコマクサエリアはもちろんまだ小さな葉っぱのみ。
硫黄岳を経て、赤岳鉱泉へ。展望荘で一緒だった外国人女性2人が、かなり速く前を歩いていたと思いましたがここで休んでいました。オーストリアのインスブルックから来ているとのこと。その後道中何度も出会い、話を聞くと車で寝泊まりしながら6か月も日本に滞在中とのこと。漢字も読めないと言っていたが、なかなかの行動力。
今回、小屋迫1泊で荷物も少なめでしたがももの筋肉がつり気味なのは去年と一緒。トレーニングしておかないと、3泊テント縦走がきつくなりそう・・・。
八ヶ岳、最高でした。
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