黒部五郎岳(新穂高温泉→双六小屋→三俣蓮華岳→黒部五郎岳→太郎平小屋→折立)
- GPS
- --:--
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 2,895m
- 下り
- 2,676m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:05
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:35
- 山行
- 2:00
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:05
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
松本→平湯温泉(アルピコ交通)\2,370 平湯温泉→新穂高温泉(濃飛バス)\890 折立→有峰口(富山地鉄バス)\2,450 有峰口→電鉄富山\1,020 富山→橋本\6,800+新幹線指定席(富山→大宮)\6,240 |
写真
感想
百名山77座目です。区切りのよい数字で北アルプス残り2座の1つ、黒部五郎を目指します。コースは新穂高〜双六〜三俣〜太郎〜折立というのはほぼ決まっていたのですが、これには1泊目双六、2泊目太郎平が必須で、朝自宅を出ると始発でも松本着8:32.一方、高山行き始バスは8:35と僅か3分。これ乗れないと次は新穂高直通の10:00発。歩き出し12:00で、これで双六たどり着けるのか。それが不安すぎて車使おうかとか、夜行バス使おうかとか迷いに迷いましたが意を決して金曜朝出発。
すっかり慣れた橋本始発です。電車乗るときには8:35はもうあきらめていたのですが、電車の中で一考。ネタとして走って乗れるかチャレンジしてみようと。橋本で松本までの切符は買えなかったし、乗り越し精算も来なかったので松本での精算こみとさらに困難になります。でも諦めず走って走ってターミナルの切符売り場には寄らずバスへ直行したら、乗れちゃいました。運転手さんに現金で運賃払ってはいOK。これで出発が45分くらい違うのは大きいと思います。
この先は写真もあるので短く。新穂高からの林道歩きは暑くて相当応えました。それでも小池新道はさほどきつくはないし、水場も多いのでなんとか乗り切れた感じです。疲れた体に最後の弓折の登りがきつい。小屋には結局5時半着。初日に双六までは甘くはありませんでした。小屋は布団2枚で3人の混雑でした。
2日目。4時起きで準備してたら荷物が1個見当たらなくなってしまい探しまくって10分以上ロス。おかげでご来光見損ねるという最悪のスタートでしたが、双六岳から見える大笠に感動。三俣蓮華も遮るもののない展望でした。そこから黒部五郎小舎まで相当下るのでびっくり。500m登り返しは大変ではありますが、カールは水もあって休み休み登れます。そして黒部五郎は本当に見事な展望。展望も感動的ですが、見える範囲に結構登っている自分の登山歴にちょっとうれしくなってしまいました。ここまでくるとそれなりに体に来ていて、北ノ俣の100m程度の登りでもしんどくなります。何とかたどり着いた大展望の北ノ俣。前後お花畑も見事でした。太郎平小屋には2時半到着。前回来た時よりも光があって周囲の展望が見事です。ここも布団2枚に3人の混雑でした。
3日目。ご来光待つも5時になっても昇らないので諦め。東一面山ですから仕方ないのかな。下りはとても良い道で有峰湖と鉢伏山を見ながら歩いていくと意外に早く2時間で着いてしまいました。8時半のバスは乗客15人程度。予約しなくても問題なさそうでした。降りた有峰口での絶望的な猛暑。がっくりくるものはありましたが最後の楽しみ、北陸新幹線。山好きとしてはかがやきよりもはくたかです。最初くらい堪能したいと珍しく指定席。富山でほぼ一杯でした。まだブームは続いていますかね。
今回は文句あるはずがありません。最高でした。
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