花の蔵王・朝のエコーライン利用 熊野岳～御田の神

2024年06月16日(日) [日帰り]

• GPS: 05:11
• 距離: 9.0km
• 登り: 357m
• 下り: 356m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:19
• 休憩: 0:53
• 合計: 5:12

距離 9.0km 登り 357m 下り 356m

4:24 スタート地点
4:26 4:27 刈田駐車場
5:02 5:03 蔵王山頂レストハウス
5:12 5:13 刈田岳
5:41 5:42 馬の背
5:56 馬の背分岐
6:05 6:08 大高山分岐
6:13 6:14 熊野岳避難小屋
6:24 6:56 蔵王山
7:09 馬の背分岐
7:22 馬の背
8:08 8:11 刈田駐車場
8:52 9:02 お田神避難小屋
9:36 刈田駐車場

天候

曇りのち晴れ。微風。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

遊歩道です。御田の神湿原内は，完全木道化されてます。

その他周辺情報

・人気のコース・時期にて，この前後にほとんど／まったく同じコースを歩かれた方も多くおられ，結果，撮った写真の被写体がまったく同じ，という例が多々生じたようです(^^;)。あしからずです...
・熊野岳山頂近くのコマクサ群生地は，非常にていねいにロープが張られ，歩いて良い場所が明示されています。宮城県ＧＪです。馬の背周辺も，以前に比べれば立ち入り可否の境界がはっきり示されるようになってよかったと思います。あとはそれを守れる人のモラル・啓発の問題か...
・かつては上級者によく登られていたロバの耳岩コースは，今は火山規制でカモシカ温泉跡地も含めて立ち入り禁止区域内です。ヤマレコではかなり以前の三件の記録がありました（さすがです）。

写真

6/16 4:12

駐車場に日の出の時刻に着きました。空のあちこちに雲あります。朝日も飯豊も見えてるんでともかく刈田岳をめざします。まだ色のない空。

6/16 4:54

そうこうしているうちに朝日の上の雲がとれてビーナスベルト出現。

6/16 4:54

引きで。頭上は曇りですが，あの晴れ間がこっちに移ってくる予報です。

6/16 4:59

稜線に出ると宮城側は雲海(@_@)。

6/16 5:01

うひょ。光がすごいことに。映画のオープニングか。

6/16 5:05

うひょひょ。

6/16 5:11

神社にお参りします。「標識を左」の構図しか撮りませんでした(^^;)。

6/16 5:12

ビーナスベルトは薄れてきました。朝日も飯豊も，

6/16 5:12

全見えでエキサイト。風はほとんどありません。犬の散歩の方もじゃんじゃん駐車場から上がってこられます。

6/16 5:40

馬の背に進む途中でコレ。タトゥイーンですか。火星ですか。

6/16 6:02

熊野岳の手前で南蔵王も一緒の定番構図。

6/16 6:11

北蔵王縦走路の分岐です。標識の右「ロバの耳岩」はきわめてクラシックなルート名。いまは火山規制で立ち入り禁止です。

6/16 6:09

そして奥羽山脈のパノラマどどーん。船形連峰より向こうには，新庄神室，栗駒山，早池峰山。雁戸山も面白山も激シブ。八方平の避難小屋がぽつんと写ってます。

6/16 6:09

葉山の向こうの鳥海山は，上半分がモヤで見えず，幽玄な感じ？　そうして，

6/16 6:13

大朝日に朝日があたってきました♪ きゃっほうです。

6/16 6:18

月山様にもです。

6/16 6:19

鳥海山から以東岳まで。こうやって大観すると，火山っていかに一個一個がでかいか，わかります。月山でかいし，おまけに雪もだんとつ。

6/16 6:16

古い蔵王大権現様の碑を通過して，

6/16 6:30

順光の三角点と茂吉さん。

6/16 6:31

逆光の茂吉さんと神社さん。山頂で30分ほどのんびりしている間に，絶景をあちこちタンノウします。

6/16 6:38

雁戸山と三峰山の向こうに，くっきり早池峰山。

朝日連峰は葉山・祝瓶山から大越まで全部。

6/16 6:38

ワシ岩と一緒に。

6/16 6:38

白鷹山のレーダーが大朝日を拝んでるみたいに見えます。その間に割ってはいって頭殿山。

6/16 6:37

アップにしたくなる堂々の障子ヶ岳ファミリー。朝日自然観のゲレンデも見えます。

そして祝瓶山は，どアップにすると一の塔から続く五つのピークが見えました。山頂直下の北東面の岩壁は遠目にもえぐいですね・・

6/16 6:53

村山盆地をとりまく山々を拝みつつ，下山です。

6/16 7:06

西からきた晴れ間は，すっかりの青空を頭上に連れてきました。

6/16 7:09

ハイマツとガンコウランがまだらに覆う馬の背の向こうに安達太良連山，吾妻小富士，一切経山，からの西吾妻山まで。

6/16 7:12

御釜に日が射してきました。

6/16 7:28

光ってます。

6/16 7:28

モスグリーン。

6/16 7:29

モスバーガー食べたくなってきました。

6/16 8:16

リフト撤去跡が今は噴火時避難路・冬道に，とmaruiti さんのレコで教わりました。ありがとうございます。

6/16 8:56

御田の神様の祠と避難小屋。御田の神付近は完全木道化されてます。

6/16 9:17

慰霊碑にお参りでそろそろ漫歩時間も終わりです。5時間以上遊ばせていただきました。ありがとう蔵王山です。

ワタスゲはいい感じでした。

場所によりたくさん。

ここも。

ほやほやと，

銀色に光ってやまない。

そこだけなにかが舞い降りてるかのよう。

熊野岳の前景をいろどる。

自生のヤマオダマキを初めて見ました。園芸種じゃないんですよねコレ...

なんたる華やかさ。

距の先端が巻き込む「オオヤマオダマキ型」（東北に多いとされる）です。

こんなにたくさん普通に咲いてるとは予想外でした。

コマクサはほとんどまだつぼみで，

ごく稀に咲き始めていました。咲いたばかりのコマクサ見るの初めてかも。

イワカガミはほかの近隣の山々と同様，最盛期です。

マイヅルソウはどっちかというとまだ咲き始め。丸いつぼみが激かわ。

ツマトリソウは最盛期。二輪目がこっそり咲きそうになってて良き。

こちらは二輪目の開花中。

以上の三種のアソート。

ヒナザクラと

ミツバオウレンはほぼ終わってました。

このへんのチングルマは株の枝張りがしっかりしてて，チングルマって「木」（潅木）なんだなとよくわかります。

アップで。時期は終わってます。

のびてきたコバイケイソウの花芽。ほとんどの株はまだ葉を伸ばす段階でした。

散り終わったミネザクラ。

ナナカマドはこれからです。

ここからツツジ科四題。ミネズオウ，

コメバツガザクラ，

ウラジロヨウラク，

ムラサキヤシオ。初夏のツツジ科は華やかです。

ムラサキヤシオは森のアクセントになってました。

ハイマツの赤っぽい雄花と，

二年目の熟した球果。ハイマツの実は高カロリーで，いろんな動物の好物になっているそうです。

アオモリトドマツの葉芽。ほんのりピンク。

刈田岳周辺はハクサンチドリにまみれていました。

こんなに多いとは，です。

ノビネチドリもはっけん。

集まってました。

ノビネチドリはしばしば白っぽくもなるようです。

撮影機器：

DMC-GF5 Panasonic

E-PL2 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone SE (1st generation) Apple

感想

blueblu

お花の盛んな時期に蔵王に来たのは初めてかも。いや初めてです。早朝のエコーライン周辺にはそこそこの人がおられて，蔵王山は皆に活動の場を与えてくれ，劇的な景色もたくさんのお花もみせてくれます。ありがたやです。

コメント

kamisugirunner

御釜の色が神秘的なグリーンできれいですね初めて見ました
ロバの耳コースですがひょっとすると火山規制が見直されて開通するかもしれませんね
栗駒の須川コースは通れるようになるそうです（こちらは硫化水素ですが）
ロバの耳は別に難しいルートではないんですよ
他のルートとは全く違う景観が見えます
できればかもしか温泉も復活するといいですね

blueblu

kamisugirunnerさんコメントありがとうございます(^^)/。火山規制は見直し検討中なのですね。...宮城県庁の資料を見ましたところ，今後の規制手順を吟味決定した上で，早ければH7年中に解除（or部分解除），の流れのように読めました。なるほどですー。ロバの耳岩あたりの景観は写真で見るだけもすごいですね。