大天荘小屋開け

2024年06月14日(金) ~ 2024年06月16日(日)

• GPS: 18:01
• 距離: 26.7km
• 登り: 2,446m
• 下り: 2,443m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:45
• 休憩: 2:43
• 合計: 7:28

7:48 中房温泉登山口
8:21 8:27 第１ベンチ
8:56 8:57 第２ベンチ
9:21 9:23 第３ベンチ
9:49 9:54 富士見ベンチ
10:32 10:52 合戦小屋
11:07 11:08 合戦山
11:51 13:41 燕山荘
13:45 13:46 いるか岩
13:59 13:59 めがね岩
14:07 14:21 燕岳
14:38 14:40 北燕岳
14:53 14:53 燕岳
14:57 14:58 めがね岩
15:09 15:09 いるか岩
15:16 燕山荘

2日目

• 山行: 3:58
• 休憩: 3:11
• 合計: 7:09

6:27 燕山荘
6:57 6:58 蛙岩
7:11 7:17 大下りの頭
8:25 8:26 小林喜作レリーフ
8:33 8:34 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
8:56 10:03 大天荘
10:13 10:33 大天井岳
10:40 12:01 大天荘
12:42 12:56 東天井岳
13:36 大天荘

3日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:02

6:24 宿泊地
6:35 6:35 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
6:38 6:38 小林喜作レリーフ
7:53 7:59 大下りの頭
8:16 8:16 蛙岩
8:48 9:29 燕山荘
9:56 9:57 合戦山
10:07 10:09 合戦小屋
10:31 10:32 富士見ベンチ
10:53 10:59 第３ベンチ
11:20 11:20 第２ベンチ
11:40 11:42 第１ベンチ
12:13 12:14 中房温泉登山口
12:26 有明荘

天候

1日目　晴れ，2日目 晴れ．3日目 3時頃風雨あり．出発の6時頃には霧雨に．大天井岳から離れると曇りと晴れ．

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

途中，雪渓のトラバースがあるもよく整備されていて，技術的には問題ないが，落ちると危なそう．

その他周辺情報

有明荘

写真

6/14 7:45

いつもの通りここから出発

6/14 8:22

第一ベンチ．疲れている下りでは注意が必要ですが登りはサクサクいけます．細かいところを再チェック．日焼け止めや，虫除けも塗り直しました．

6/14 8:52

第二ベンチ．ここも普通に通過．

6/14 9:17

イワカガミ

6/14 9:19

第3ベンチも黙々とのぽっていれば，すぐ着きます

6/14 9:49

富士見ベンチ

6/14 9:50

残念ながら，富士山は見えませんでした．

6/14 10:06

明日泊まる大天荘が見えました．トラバースのコースも見えます．うーんあの雪渓渡るのかぁ．落ちたら絶対死ぬぅ．

6/14 10:26

夏の定番，安曇野のすいかに到着．

6/14 10:26

このベンチで，だれか知っている人上がってこないかなぁと思って待っていました．

6/14 10:26

スイカと合戦小屋

6/14 10:59

合戦小屋を越えれば後少し．ここから槍が見え始めます．

6/14 11:00

遠くに浅間山．

6/14 11:06

合戦沢の頭

6/14 11:07

本日のお宿の燕山荘．最後のトラバースにはまだ少し雪があり，テン場は完全に雪に埋まっています。

6/14 11:16

有明山

6/14 11:18

またまた槍方面．槍の穂はあまり大きくないので，遠くにいると目立ちませんが，これぐらい近づくと威風堂々です．
槍の手前の坂は大下りかな？綺麗なコルになっています．

6/14 11:37

ここから雪なしサイン．ここまでも登山靴なら，滑り止めなしで大丈夫．

6/14 11:37

ここで滑り止めを外せるようにベンチまで用意してある，天上の帝国ホテル燕山荘の超高級おもてなし．

6/14 11:38

6/14 11:38

こっちは夏道．

6/14 11:38

こっちを上ります．

6/14 11:40

有雪期とは雰囲気が違いますが，なんとなく見覚えのある景色を見ながら上がっていきます．

6/14 11:43

ヤマザクラ

6/14 11:48

つきました！雪が多いときはこっちに進み，燕山荘を時計回りに玄関に行きます．

6/14 11:48

6/14 11:48

今日はこっち．こっち側初めて来ました．

6/14 11:48

燕山荘から槍穂高方面．

6/14 11:48

黒部方面．

6/14 11:48

6/14 11:50

よく見るアングル．

6/14 12:12

チェックインを済ませてすぐビール．本当はチューハイの方が好きだけど，こういうときはビール

6/14 12:12

燕の砦

6/14 12:13

6/14 12:15

これ初めて撮った！

6/14 13:27

6/14 13:45

ミヤマキンバイ

6/14 13:47

山頂に行く途中にもちょっとだけ雪

6/14 13:56

ハクサンイチゲが花盛りでした．

6/14 13:58

コマクサ

6/14 13:59

メガネ岩

6/14 14:04

花崗岩の岩を登って行きます．

6/14 14:08

ついたー．毎度思うけどこの木の標識，なんで飛んで行っちゃわないの？

6/14 14:18

今日は北燕岳にも行くつもり

6/14 14:18

これあってるのかな？

6/14 14:18

黒部方面はいつか行きたいです

6/14 14:18

6/14 14:19

伊藤新道？

6/14 14:23

6/14 14:43

北燕岳は気軽にいくと，最後にアスレチーックなところが有ります．一見左から上がった方が楽そうに見えますが，正解は右側．私は間違えて泣きそうになりました．上がると広場があります．
若干ザレ気味な所もあるので，下りは注意して降りました．

6/14 14:37

北燕岳の山頂，寂しいです．

6/14 14:48

北燕を振り返ります．
この場所，北燕から帰ってきて，燕山頂に向かう道と燕山荘への巻き道の分岐で撮りましたが，とても広くて居心地がよいです．写真撮り忘れましたが，景色も最高です．

6/14 15:08

イルカイワ

6/14 15:13

6/14 18:12

ライチョウ♀．太って見えるのは，タマゴを持っているから？

6/14 18:12

ライチョウ♂

6/15 4:03

5℃．暖かい朝です．

6/15 4:38

雲の上に朝日が上がってきました．

裏銀座が若干燃えています．

6/15 6:29

6/15 6:29

6/15 6:29

6/15 6:33

6/15 6:33

こんな感じです

6/15 6:41

6/15 6:42

こんな景色が2時間ぐらい続きます．

6/15 6:45

燕山荘に別れを告げます．

6/15 6:46

燕にも「行ってきまーす」

6/15 7:00

6/15 7:01

6/15 7:10

6/15 7:12

大下りの頭は小広くなっています．

6/15 7:16

6/15 7:23

いよいよ雪が出てきました．

6/15 7:28

6/15 7:44

ここ，ザレているうえに，谷側に傾いているので，怖かったです．

6/15 7:44

またまた雪．

6/15 7:45

しっかり雪切りしてあります．大天荘の皆さんに感謝です

6/15 7:45

ステップも作ってくれてます．

6/15 7:46

6/15 7:46

6/15 7:52

6/15 7:55

6/15 7:56

大天井岳と手前の雪渓が近づいてきました．安曇野側から霧がわいてきました．

6/15 8:04

倒れかけている杭が見えますが夏になるとロープを通して，両側のコマクサを守る荘です．

6/15 8:10

6/15 8:16

6/15 8:21

本日唯一の鎖場．

6/15 8:22

喜作レリーフ

6/15 8:22

ここからわっさわっさと登ります．

6/15 8:28

大天ヒュッテとの分岐

6/15 8:28

このあたりから急になります．

6/15 8:28

広いところを，つづら折れしながら上がっていきます．

6/15 8:32

もうすぐかな？と思うけど結構あります．でも，カウントダウンは，本当に励みになります．

6/15 8:33

このあたりに冬道の直登との分岐があるらしいのですが，全然気がつきませんでした

6/15 8:37

あと400m

6/15 8:41

右上の岩の上にライチョウが…

6/15 8:42

頑張ってここまで近づきました．

6/15 8:43

空が明るくなってきました．

6/15 8:47

最初の雪渓トラバース．落ちたらヤバそうなので緊張しますが，実際は結構大丈夫．でも怖い．

6/15 8:49

雪渓を越えるとまた登ります．

6/15 8:52

お，あと100m．

6/15 8:52

最後のトラバース．気を引き締めて進みます．

6/15 8:54

終わったー．

6/15 8:55

あとちょっとです．

6/15 9:11

大天荘につきました．

6/15 9:11

大天荘の前の広場．槍が近いです．

6/15 9:12

前回来たときには真夜中でした．
https://yamap.com/activities/25226291

6/15 10:08

槍，大喰岳，中岳，南岳，大キレ，北穂，奥穂，吊り尾根，前穂まで地図の通り，きれいに見えます．

6/15 10:08

大喰岳と南岳の間に綺麗な雪渓があります．

6/15 10:08

去年歩いた吊り尾根（の東側）と涸沢カール．

6/15 10:11

お知り合いの皆様と一緒に山頂に向かいました．

6/15 10:18

山頂はあっという間です．

6/15 10:18

6/15 10:13

祠もあります

6/15 10:19

6/15 10:21

股抜き槍ヶ岳．Sさん写真ありがとうございます．

6/15 11:02

お昼は大天荘名物「冷やし中華」．
今日はこれを目当てに頑張りました．

6/15 12:04

たっぷり時間があったので，東大天井までお散歩．

6/15 12:06

6/15 12:06

6/15 12:08

6/15 12:10

6/15 12:14

6/15 12:14

6/15 12:16

6/15 12:25

6/15 12:25

6/15 12:36

ここから縦走路を外れて左手の尾根を東大天井岳の山頂に向かって上がります．

6/15 12:43

東大天井岳からの眺望は最高です．

6/15 12:43

6/15 12:44

6/15 12:44

6/15 12:44

6/15 13:18

6/15 16:34

大天荘の裏にライチョウ

6/15 16:34

6/15 17:04

元は町営だったそうです．

6/15 19:12

ランプタイムです．

6/16 6:36

大天井ヒュッテの分岐まで戻ってきました．

6/16 7:57

谷に虹が架かっています．

6/16 8:16

蛙岩のカエルをはじめて見つけました．

6/16 8:25

燕山荘まで戻ってきましたが，燕は雲の中．

6/16 8:46

ゴリラ岩．

6/16 9:29

いよいよ降ります．

6/16 9:57

6/16 11:20

6/16 12:12

お疲れ様でした．

おつかれ山．

装備

個人装備

La Sportiva approach shoes TX4 Evo GTX

感想

Nouveau_Champ

大天荘が小屋開きに行ってきました．中房登山口から入山，途中燕山荘泊の豪華二泊三日の豪華旅行です．
前日松本に向かう車中で，その旨モーメントに投稿．
するとなんと，2月に安達太良山頂でお会いしたHHさんから，隣の車両にいらっしゃるとのコメントが！デッキでお会いしてご挨拶しました．しかも前泊の松本のお宿も同じとのこと．山でお会いするのも感動的ですが、こういうのも良いものです．宿では知り合いのKさんと会いますが，こちらは常宿を伺っていた，というかこの宿のことを教えてくださったのもこの方なので，想定の範囲内．
翌日，穂高に向かう列車でM夫妻とも合流してパーティーは4人になります．穂高からのバスは満員で出発したので，パーティーはばらばらになりました．バスで隣にたまたま座っていた方が，有明荘で途中下車されましたが，雰囲気的に燕山荘グループのスタッフでした．とてもバタバタしていたので，そんなことを聞く間もなくここでお別れ．
登山口のトイレは二つ洋式に改修されたとのことですが，私は順番で和式になったので、どのように新しくなったのかわかりません．洋式の方は流れが悪いらしく若干トラブってました．ご利用の方はご注意された方が良いかもしれません．
途中第二ベンチぐらいから，バスで隣になった方と一緒になったというか，追いつかれたのでしばらくご同道．先程の疑問を投げかけると，やはりスタッフの方とのこと．これからお世話になることをお伝えして，先に行っていただきます．
今回は雪がないので，1,2,3,富士見ベンチ，合戦小屋とサクサク進みます．合戦小屋から先は冬道と同じだったり，若干ズレていたりするのかなぁと思いますが，景色が全然違うので、どこがどう違うかいまいちよくわかりません．冬道は完全に尾根道なので，右側を歩いているのかな？という感じです．最後は急な方の尾根を上がりました．
燕山荘はいつもの通り最高のサービスで受け入れてくださりとても嬉しかったです．先程お会いしたスタッフの方の話をすると，「会うかもしれませんね♪」との（燕山荘としては）薄塩対応．燕山荘はある意味巨大ホテルなので全スタッフと会うわけないと納得しました．その後，荷物を下ろして燕岳へ．さらに、初めての北燕岳に向かいました．燕岳のピークから北燕岳に向かうべく降りたところの広場の黒部方面の景色が最高でした．北燕岳にはサクサクアプローチできますが、最後の最後に楽しいところがあって泣きそうになりました．でも楽しみました．
その後、燕山荘に帰り雷鳥を見たりした後，夕食をいただきました．当日のオーナーの講話はビデオ，ホルンの生演奏はお休みでした．
この日のお部屋はとても暖かくて，毛布はいりませんでした．
翌日、6:30に燕山荘を出て，大天井岳方面へ向かいました．昨年はじめてパノラマ銀座に来たときは天候不良で燕山荘に停滞した結果，このルートはナイトハイクでした．月に照らされる夜景もオツですが，やはり青空のもとの表銀座は最高で，槍穂高・黒部方面の景色を楽しみながら進みました．雪も時々あり，初めてのローカットだったのでドキドキしましたが，底の硬い靴でつま先も踵も入ったので全然問題ありませんでした．水が入ってくることを一番心配していましたが，問題なし．帰りに踏み抜きもあり，ちょっと入ってきましたが，すぐ乾きました．
はじめての大天荘にチェクインして荷物を整理した後，知り合いの皆さんと山頂に行きました，前回行った時は夜でしたが，今回は昼間の大天井岳を堪能しました．小屋に帰って昼食を食べたあと，東大天井岳まで散歩しました．一年前，初めて北アルプスに来た時にご来光を見た場所だったので感無量でした．山頂標識も三角点もない小ピークですが，景色はいいし，メインルートからそんなに離れていないのでおすすめです．大天井岳方面に行く時，正規のルートは遠回りになりますが，ショートカットはガレていますし，メインの登山道にラクをするのでやめた方が良いと思います．
大天荘小屋開けの夜はとても楽しかったです．
帰りは中房まで直行ですが，途中燕山荘でケーキを食べたり，遊びながら帰りました．
最後は，有明荘でお風呂をいただき、さっぱりして帰りました．

コメント

chemist

お疲れ様でした🗻
偶然も必然も出逢いがたくさんあったんですね😊
燕山荘から大天荘までの縦走はいつ歩いても楽しいので記録を拝見して羨ましくなりました✨
また、必然的に逢いましょう😉👍

Nouveau_Champ

丁寧にお読みいただきありがとうございました．
本当に偶然の出会いはビックリしました．
必然の皆さんは井村さんの小屋開きに行かれるみたいで，私一人行けないのは残念ですが，大天荘の小屋締めを楽しみにしてちょこちょこ登って行こうとおもいます．それでは11月に…