念願の愛宕山（樒原登山口→清滝）

2024年06月16日(日) [日帰り]

• GPS: 03:46
• 距離: 11.1km
• 登り: 627m
• 下り: 969m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:59
• 休憩: 0:40
• 合計: 3:39

9:16 愛宕山樒原登山口
10:18 10:20 愛宕山三角点
10:32 10:32 展望広場
10:40 10:45 愛宕山
10:55 10:56 愛宕神社社務所
11:02 11:02 黒門
11:18 11:18 花売り場
11:28 11:38 ケーブル愛宕駅跡
11:43 11:49 水尾分かれ
11:52 11:55 ツツジ尾根方面分岐
12:31 12:32 お助け水
12:38 12:42 愛宕神社二の鳥居
12:43 12:50 渡猿橋
12:54 12:55 清滝バス停
12:55 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

　
★スタート地点
JR山陰本線 八木駅（バスに乗り換え）
京阪京都交通バス 原バス停すぐ。

★ゴール地点
京都交通 清滝バス停すぐ。
　

コース状況／危険箇所等

　　
愛宕山にはいくつかルートがありますが、
表口である清滝からだと高低差が830mあって大変ですが、
今回のルートは450mから登り始めるので比較的楽です。

登り口から少しの間は倒木など若干荒れてる感じはありました。
ピークまでは急登がありますが表口のような階段はありません。
車が通れるような広さや路盤があって歩きやすい印象です。

愛宕山から清滝へは階段状が続く急な下り坂でした。
過去に愛宕ケーブルがあったのもわかる気がしました。
　
八木駅からのバスは1日に数本あって片道700円ほどでした。
今回はお試し乗車券があったので無料で乗れました。
　

その他周辺情報

　　
原バス停付近には自販機がないように見えました。
愛宕神社には自販機があります。
　
清滝周辺には飲食店は数軒あるようですが、
バス停そばの一文字屋茶屋は休業でした。
うどん屋は少しお高めでした。
　

写真

6/16 8:16

八木駅前。改札を出て階段を下りてすぐの場所が乗り場です。終点の原バス停付近にはトイレがなかったと思うので乗り換えは余裕があったほうが良いかもしれません。

6/16 9:11

原バス停付近。地名の由来は「しきみ」が自生する七谷川水源を開拓した場所ということから。

6/16 9:11

愛宕信仰が広まるにつれ清滝道の表参道に対して裏参道と言われたのが樒原口からのルートで丹波・丹後・摂津国辺りからの利用に便利だったそうです。

6/16 9:11

鳥居前。かつては茶屋や旅籠、酒屋などがあったといいます。

6/16 9:13

注意看板。山頂との温度差は10℃近く。これは期待せずにはいられません。

6/16 9:15

倒木は何か所かありましたがこれは伐採によるものでしょうか？

6/16 9:17

左へ。ここから4WDの車が通れるほどの歩きやすい道となります。

6/16 9:22

広いものの急登が続きます。

6/16 9:32

青空が見えると嬉しいですね。

6/16 9:37

ずっと木陰の中なので涼しいです。

6/16 9:42

標高が上がれば木陰がない所も出てきますが外気温が低いので依然快適なままでした。

6/16 9:44

これは亀岡あたりですかね？

6/16 9:58

この低木加減が標高が高いことを実感させられますね。

6/16 10:02

霧が出てきました。この日は予報では昼から雨だったので雨が降ってないだけマシかーという思いで先を急ぎました。

6/16 10:09

ぬかるんだ場所も。

6/16 10:18

愛宕山三角点に寄り道。残念ながら視界は開けず。

6/16 10:28

地蔵型道標。不思議なことに登山口からここまで石仏を見かけませんでした。表参道にあるような丁石もなかったですし・・・。

6/16 10:36

ここで表参道と合流。久しぶりに人を見ました。

6/16 10:38

気温は14度でした。一気に汗がひく快適さ。

6/16 10:56

常夜灯がずらっと並ぶ姿を見ると清滝口がメインであったことがよくわかります。

6/16 10:57

鳥居跡ですかね？

6/16 10:58

少し大きめの常夜灯。明和年間のもの。なんとなく小ぶりが多いのは山上だからなのでしょうか？

6/16 11:00

歴史ある参詣道らしい佇まいを感じます。

6/16 11:04

黒門。

6/16 11:13

所々で崩れはありました。

6/16 11:18

ハナ売り場。

6/16 11:28

少し寄り道して愛宕ケーブル跡を見学。

6/16 11:29

立ち入り禁止にはなってなく出入り自由っぽいですが・・・。

6/16 11:30

この鉄筋むき出しの柱は怖かったですね。

6/16 11:36

2階は食堂だったみたいですよ。昭和4年開業で昭和19年廃止。

6/16 11:38

鍾乳石化はなはだしい。

6/16 11:44

水尾との別れ。

6/16 12:03

丁石があるのは嬉しいですね。ただでさえ表参道は登りばかりですから目印は昔の人も重宝したことでしょう。

6/16 12:04

京都市街がよく見えました。見事に晴れてくれてますラッキー！

6/16 12:06

水口屋跡。かつては参道に茶屋がいくつかありましたがケーブルの開業を機に移転または廃業となっています。もしケーブルが作られてなければ今と違った状況があったかもしれませんね。

6/16 12:21

一文字屋跡。バス停横に移転したお店ですね。先ほどのケーブルの駅の2階でも食堂をやっていたそうです。

6/16 12:27

昔の賑わいを感じさせる石積み群。

6/16 12:31

水はひんやり。持っていたタオルを濡らして首に巻きました。

6/16 12:38

伊勢に七度というのは5年に一度みたいな感覚でしょうかね。 でもこれは”たとえ”で信心深いこと、信心はどんなに深くしても限りはないことの意味のようです。

6/16 12:38

二の鳥居まで来ると汗だくに。先ほどまでの天然クーラーはどこへやらです。

6/16 12:40

ケーブル清滝駅跡。

6/16 12:41

清流が流れる景色が美しい清滝。避暑地としても人気で鉄道（ケーブル）開通以前から茶屋や旅籠も多く二の鳥居前としての賑わいがあったそうです。

6/16 12:47

この通りは鉄道駅とケーブル駅を行き来する人も多く利用したことからそれを当て込んだ店も多くあったようです。バス停（旧鉄道駅）には自販機はあるもののトイレはなく一文字屋も休業中で寂しい雰囲気がありました。

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 GPS 携帯 サングラス タオル

感想

yaonyaosuke2

　
街道歩きで宿場町の出入り口に多く見かけるのが
火除けのまじないの意味を持った愛宕さん。
かねてから総本宮に行ってみたいと思っていたところ、
先日のバス祭りでバス無料券を頂けたので登ることにしました。

バス祭り直後の週末なので無料券の人が多いと思っていたところ、
結局、お客は地元の人1人と私1人という状況でした。
表口に比べると楽に登れるはずなのに・・・どうして？
と、不思議でしたが恐らくは金銭的なものなのでしょうか。
結局、すれ違った人はゼロでした（人気がないのかな？）

愛宕神社に参拝後、ケーブル跡を見学して
12：30のバスに乗ろうと急ぎ足で下りたものの
ギリ間に合わなく1時間後のバスに乗れはしましたが、
ペース配分など今後の山行きでの課題となりました。

久々の単独での山行きでしたが街道歩きと違う面白さがありますね。
次は鳥居本と一の鳥居も含めた愛宕詣をしたいものです。