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Yamareco

記録ID: 6975756
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

鳥海山(万助ルート~湯の台ルート)

2024年06月28日(金) ~ 2024年06月29日(土)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
13:43
距離
21.0km
登り
2,083m
下り
1,864m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:19
休憩
0:01
合計
2:20
距離 4.7km 登り 704m 下り 13m
10:31
55
スタート地点
11:35
11:35
37
12:12
12:12
40
12:52
2日目
山行
10:01
休憩
1:11
合計
11:12
距離 16.4km 登り 1,379m 下り 1,852m
12:52
54
5:56
6:02
25
6:26
6:33
23
6:55
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7:37
33
8:10
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8:31
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14
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13:24
70
14:34
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15:08
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24
15:32
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35
16:08
16:08
13
16:21
天候 Day1 薄曇
Day2 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー
万助口登山口までは遊佐駅からタクシーで約3,200円。
幸い、遊佐駅前で迎車中のタクシー運転手が連絡をしてくれ、すぐにタクシーを手配頂けたが、事前に予約しておいた方がよさそう。

帰路は鳥海山荘に宿泊し、翌日無料送迎バスで酒田駅まで。
コース状況/
危険箇所等
万助ルートは万助小屋までは草刈りがされ整備されている。そこから鳥ノ海分岐までは未整備。
雪渓もほぼノートレース。

湯の台ルートは小雪渓、大雪渓が繋がって大大雪渓に。トレースは多少あるが視界が悪いとかなり迷いやすい。

滝の小屋から横堂は未整備で藪漕ぎあり、さながらバリエーションルート。
酒田駅前のホテルの部屋から鳥海山どーん
2024年06月28日 05:20撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 5:20
酒田駅前のホテルの部屋から鳥海山どーん
万助ルート登山口
2024年06月28日 10:28撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 10:28
万助ルート登山口
最近草刈り整備されたもよう、ありがたや
2024年06月28日 10:49撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 10:49
最近草刈り整備されたもよう、ありがたや
分岐にはしっかり看板あり
2024年06月28日 11:20撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 11:20
分岐にはしっかり看板あり
沢が美しい
2024年06月28日 11:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 11:47
沢が美しい
万助小屋手前の沢で喉を潤す
2024年06月28日 12:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 12:50
万助小屋手前の沢で喉を潤す
万助小屋とおちゃーく!
2024年06月28日 12:52撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 12:52
万助小屋とおちゃーく!
だるまストーブが鎮座し、ご綺麗
2024年06月28日 12:53撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 12:53
だるまストーブが鎮座し、ご綺麗
日差したっぷり、毛布もあります
2024年06月28日 12:53撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 12:53
日差したっぷり、毛布もあります
ランプも素敵(使い方わかんなかったけど)
2024年06月28日 12:54撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 12:54
ランプも素敵(使い方わかんなかったけど)
2024年06月28日 12:56撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 12:56
暖簾も素敵
2024年06月28日 12:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 12:57
暖簾も素敵
宴会始めますかぁ〜
2024年06月28日 13:20撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/28 13:20
宴会始めますかぁ〜
2024年06月29日 05:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 5:06
チングルマが群生
2024年06月29日 05:56撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 5:56
チングルマが群生
万助小屋からの急登を抜け、鳥海山が見えてきた
2024年06月29日 06:23撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 6:23
万助小屋からの急登を抜け、鳥海山が見えてきた
雪渓はじまりますね
2024年06月29日 07:13撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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雪渓はじまりますね
鳥ノ海分岐に到着!絶景かな
2024年06月29日 07:29撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 7:29
鳥ノ海分岐に到着!絶景かな
人気ルートって歩きやすいのね
2024年06月29日 08:10撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 8:10
人気ルートって歩きやすいのね
千蛇谷手前の分岐、山頂ギザギザが見えてきた〜
2024年06月29日 08:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 8:30
千蛇谷手前の分岐、山頂ギザギザが見えてきた〜
千蛇谷の雪渓、テンションあがっちゃう
2024年06月29日 08:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 8:57
千蛇谷の雪渓、テンションあがっちゃう
御堂から山頂を臨む。山頂まであと少しだ!
2024年06月29日 09:55撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 9:55
御堂から山頂を臨む。山頂まであと少しだ!
今回も絶景拝めましたー!
2024年06月29日 10:26撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 10:26
今回も絶景拝めましたー!
外輪山も素敵
2024年06月29日 11:26撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 11:26
外輪山も素敵
霧が出てきた湯の台ルートへ
2024年06月29日 11:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 11:48
霧が出てきた湯の台ルートへ
大雪渓どーん
2024年06月29日 12:29撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 12:29
大雪渓どーん
河原宿に到着。雪渓怖かった〜
2024年06月29日 13:23撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 13:23
河原宿に到着。雪渓怖かった〜
滝ノ小屋より先はアドベンチャー
2024年06月29日 14:07撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 14:07
滝ノ小屋より先はアドベンチャー
もはや道見えませんけど…
2024年06月29日 15:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 15:30
もはや道見えませんけど…
思ったより随分遠かったね
2024年06月29日 16:20撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 16:20
思ったより随分遠かったね
支配人一押し頂いて、山行コンプリート
2024年06月29日 18:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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6/29 18:30
支配人一押し頂いて、山行コンプリート
撮影機器:

感想

珍しく山形出張が入ったので有休を取って1泊2日で鳥海山へ。
数年前に一番人気の鉾立ルートから登ったことがあったので、今回は①往路と復路で別ルートを使う、②山中で一泊する、③できるだけ標高が低い所から登り始める、という希望を叶えるべく、万助ルート-万助避難小屋泊-登頂-湯の台ルート-下山(鳥海山荘泊) という鳥海山大満喫ルートを敢行。

前日は酒田駅前のホテルに宿泊し、JRで遊佐駅まで。遊佐駅からはタクシーで15分程度、3,200円。

登山口から万助小屋までは草が刈られて整備されている。途中の笹藪でグルル~と哺乳類が唸るような音が聞こえて全身鳥肌。なにか、いる。笹のむこう側に、なにか、、、いる、、、
恐ろしくてその方向も向けず、熊鈴をガンガン鳴らして早歩きで立ち去る。
分岐は看板も出ておりルートは明快、途中からは尾根歩きになり眺望は臨めないものの風が吹いて気持ち良い。
コッヘルが置いてある渓流で喉を潤したらほどなく一日目の宿、万助山荘へ到着。

今回の山行はどうしても山の中で宿泊したく、いろいろ調べた結果見つけたのがこの小屋。こじんまりながら毛布やテーブルがあり、とても清潔感のある小屋でした。たくさん運んできたお酒やおつまみで一人宴会、この日は他の宿泊者はおらず広々と使わせて頂きました。避難小屋って、これまでどんな方々がどんな時間を過ごしたんだろうと想像するだけでロマンがあって楽しい。

2日目は快晴、5時に出発。
ここから人気ルートへの合流点である鳥ノ海分岐は草刈りもまだで未整備。前日とはうってかわって荒れた山道で眺望もない急登を進む。トレースのない雪渓を2つ超えたら鳥ノ海分岐。仙人平からは絶景の鳥海山が一望できた。

分岐からは鉾立ルートに合流するので一気に登山者が増える。石畳で整備された登山道はさすが百名山と感じる。ほっとするけど、ちょっとつまらない。

そしてお楽しみの千蛇谷の雪渓歩き。快晴で目の前に山頂どーん!前後のソロハイカーさんたちとワイワイ写真を撮り合いながら山頂へ。雪渓終わりから御堂までの地味な登りは暑くてキツい。。

御堂で小休憩を取ったら空身で山頂へ。岩場に慣れていないハイカーさんたちで山頂付近は渋滞していた。山頂は雲のない絶景!梅雨の晴れ間でなんてラッキーなんだ!!と感激。

御堂に戻ったらすぐに荷物を担いで先を急ぐ。そう、2日目はまだまだ終わらないのだ。

外輪山を途中まで歩き、湯の台ルートに入る。一気にハイカーが減る。程なく目の前に大雪渓が広がる。
すれ違った地元ハイカーさんより、ここは例年大雪渓と小雪渓の2つあるが、今年は雪が多く2つの雪渓が繋がっている。アイゼンがあれば使った方がよいとのアドバイスを頂いていたので、迷うことなく装着。初めてのルートで終わりの見えない雪渓は緊張します、、、
しばらく歩いているとトレースがなくなり、急に霧が出て周りがまったく見えなくなる。GPSはチラ見していたが、歩きやすい方を選んでいたらルートを若干外れてしまっていた。幸い最後は復帰できたが、それなりに斜度がある下りをおりる羽目になり怖い思いをした。残雪のツボ足やチェンスパはまだ経験値が低く、へっぴり腰になってしまう。地元ハイカーさんたちは雪慣れしてて凄い!

河原宿でゆっくりの休憩を取り、ご年配の地元ハイカー3人組とお喋り。万助ルートから入り鳥海山荘まで下りることを伝えるととても驚かれる。
どうやら滝ノ小屋より先を歩く人はほとんどいないらしい。車にのせてあげようか?とありがたいご提案を受けるも、せっかくだからゴールまで歩きたいと辞退。「このルートは熊が出るから気をつけてね。雷のような低い唸り声が聞こえたら熊だから鈴をたくさん鳴らすんだよ」とアドバイスを受ける。
やっぱり昨日の唸り声は熊だったに違いない…

滝ノ小屋から先はこの山行で一番の荒廃具合。藪漕ぎして、木枝をくぐって、さながらバリエーションルート。車に乗せてもらえばよかったぁぁ~と心が折れそうになるも、これは私の鳥海山への愛が試されてるのだと、鈴をガンガンならし、藤井風をBGMにドM根性で進む。

アドバイスもあって横堂からは南下ではなく家族村へルートを取る。ここからは再び整備された登山ルート。しばらくすると車道に出た。そこからゴールの鳥海山荘はすぐ。コースタイムを超えて16時過ぎになんとか下山。

人気ルートであれば軽く日帰りできるのに、マイナールートかつ泊まり装備ではかくも違う体験ができるのかと驚いた。100名山ハンターには間違いなく鉾立ルートをお勧めするが、今回のルートは鳥海山の奥深い魅力を存分に感じられる素晴らしいルートでした。熊は怖いけど…また何度も来たくなる、本当に素晴らしい山です。引き続き私の好きな山Top3に君臨しております✨

次はスキーで来たいな!

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