夏旅!憧れの雲ノ平へ(新穂高から双六岳〜三俣蓮華岳〜鷲羽岳)
- GPS
- 76:50
- 距離
- 69.3km
- 登り
- 4,446m
- 下り
- 4,525m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 8:36
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 6:28
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 6:49
天候 | 10日 晴れのち曇り 11日 晴れ時々曇り 12日 晴れ時々曇り 13日 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備されていて危険なところ等ありません。北アルプスのメジャールートです。 |
写真
感想
当初の予定は述べ5泊で雲ノ平をベースに高天原温泉〜水晶岳も周り予定でしたが木曜、金曜の天気があまりよくない感じだったので後半の2泊をカットし高天原と水晶岳をあきらめる行程となりました。
現地で散々迷ったのですが雲ノ平あたりで悪天で足止め食らうと下山もままならないので苦渋の決断でした。
まず初日ですが夏の好天により登り出しから暑さとの戦いでした。
意外ときつい小池新道。ですが途中で秩父沢の水場があったり鏡平小屋でかき氷などの水分補給が出来たりと登山者には助かるエイドステーション的な個所があるのが助かります。
弓折乗越を超え双六小屋が見えたときは「やっと着いた」という気持ちでいっぱいでした。
双六のテント場でウロウロしていると知り合いに遭遇。山でまさかの出会いに感激しますね。
夕方時間ほど夕立があり夕食はテント内で。雨が上がるころには日も沈み始めそのまま就寝しました。
二日目はいよいよ雲ノ平へ。まずは双六岳を目指します。丸っこくて優しい山容のイメージの双六岳ですが朝一の体には多少堪えます。雲一つない槍ヶ岳と一本道も見ることが出来て満足しつつ山頂へ。申し分ない展望。朝の清々しい空気。何とも言えない気持ちですね。そのままアップダウンを繰り返しながら三俣蓮華岳へ。
途中、山の中腹に熊を発見。初めて山で熊と遭遇しました。登山道からは遠く離れているので問題はありませんでしたし熊も人間を気にしてる様子もありませんでした。
三俣蓮華岳山頂も素晴らしい大パノラマ。特に真横にある鷲羽岳の存在感は圧巻でした。
三俣山荘まで下りここで休憩。ずっと来たかった三俣山荘。ようやく来れました。雰囲気の良い食堂で軽く昼食。お腹も満たしたところで出発。ここからがほんときつかった。一旦黒部川の源流までひたすら降りてそこからまた激登り。へたり気味のハイカーもちらほら。お互い鼓舞しながらなんとか登り終えると今までの雰囲気とは一転。雲ノ平の入り口という表現でいいのかわかりませんが、賽の河原を彷彿させる場所でした。すぐに木道が現れハイマツ帯を進みやがて雲ノ平の全貌が望めます。「ついに来た」その気持ちでいっぱいでした。丸二日かかってようやく来れる日本最後の秘境。まさにそんな感じです。そんな秘境を求めてかテント場はすでに大盛況。ここだけは秘境というより涸沢あたりをイメージさせます。何とかテントを張るスペースを見つけ設営。ここのテント場は広い割にテントを張れる部分が少なく後から来る人はかなり難儀されてました。
少し離れた山荘まで散歩がてら向かいます。テントの受け付けも山荘なので20分ほど歩くことになります。でもここは雲ノ平。そんな移動も苦になりません。受付後ビールを買って山荘のテラスでまずは乾杯。650円と高めで冷えてもいないですが最高のビールでした。
テント場まで戻り明日からの行程を確認。ただ天気予報では下り坂。予定通り連泊して雨に打たれその後の予定が分からなくなるか手堅く双六あたりまで戻り臨機応変に対応出来るようにするか散々迷います。
三日目の朝、意を決して双六まで戻ることにしました。高天原、水晶岳をカットし鷲羽岳経由で三俣山荘へ。
この日も朝からまずまずの天気で本当に天気が崩れるのか半信半疑の中まずは祖父岳へ。ここからの薬師岳はかっこよかった。次回は折立から入って薬師岳経由で雲ノ平に来たい。この辺りは登山者も少なく静かな稜線歩きが楽しめます。岩苔乗越〜ワリモ北分岐と進みいよいよ百名山でもある鷲羽岳へ。一度ワリモ岳を登り返して山頂に到着。三日目ともなると体も慣れて来たのか多少の急登でもそんなに堪えなかったです。ここからの展望も圧巻。槍、穂高はもちろん遠く白馬の後立山からずらっと北アルプスの峰々が見渡せ、その奥には八ヶ岳や富士山も見えます。ここまで歩いてきて本当によかった。そしてやっぱり山は素晴らしく雄大で時には険しくなんかもういろんな気持ちが込み上げてきました。
山頂から三俣山荘へは激下り。山荘でオムライスとケーキセットを頂き再び双六山荘へ向かいました。
最終日は昨夜10時頃から降り出した雨が朝も降り続き、わずかな雨の止んだ時期を見計らってテント撤収。その後強く降ったり小降りになったり繰り返す中下山。ほぼ休憩なしでわさび平小屋へ。朝飯抜きだったので暖かいうどんを注文し最後の林道を下山しました。
今回ほぼ2年ぶりとなる夏の大縦走。初日こそ寝不足なので体力の消耗激しかったですがその後は大きなトラブルや怪我などなく歩くことができました。
予定していたコース通りにはいきませんでしたが、とても満足のいく山旅となりました。次回は折立から入って薬師岳〜雲の平、もしくは裏銀座から水晶岳〜高天原でリベンジはしたいと思います。
【主な装備】
テント/ニーモ オビ1P
ザック/テラノバ クエーサー55
靴/モントレイル マウンテンマゾヒストoutdry
シュラフ/モンベル ダウンハガー800FP #5
ウェア類/パタゴニア ノースフェイス モンベル
ソロ、テンパク、縦走最高ですね!
雨を嫌い計画変更余儀なくされたのは残念ですが次なるコースが
見えてますね( ̄ー ̄)
実はあっしも12日から新穂高入りの予定でしたが持病の左足裏痛が出てしまい当日キャンセルとなってしまいました。
キャンセルなかったら双六のテン場でお会いしていたかもしれませんね。
それにしてもコンパクトなパッキングですね!高齢な自分は見習わないといけませんね(笑)
最後の飛騨牛、ボンビー父ちゃんには食えないぞーーーーー!(笑)
昨年のリベンジをしてまいりました(笑)
やはりテン泊縦走は最高です!
持病の方はお加減いかがですか??もしかしたらどこかでお会いできるかな?とテント場でキョロキョロ探してみたりしてました(^^;
やはり予定は立ててらしたんですね。残念です。来年はまたどこかでお会いできればと思います。
パッキング・・・ 目標は10kg未満でしたが5日分ともなると食材が嵩んで結果11圓曚匹砲覆蠅泙靴拭まだまだ修行が足りないようです(笑)
下山後の肉はカットした2日分のテント泊代、ビール代をつぎ込んだだけですよ(^^)/
またもニアミス、私も行ってました 。11日の12時まで稜線におり、太郎平小屋から折立に下山しました。
やっぱり北アルプスは違いますね。
天気で予定を変えられる柔軟さ・判断は素晴らしいです。安全第一ですもんね
ほんと数時間のニアミスですね!!残念です
北アルプスはほんと違います。なんだろう?人を引き付ける魅力は他の山とは比べ物にならないくらい圧倒的なパワーが感じられますね(笑)
基本的に僕の山でのモットーは無理をしないなので予定変更は想定内です(^^;
またどこかの山でお会いでいきるのを楽しみにしてます!
12日に双六でテント泊していました。そしてテントの位置がすごく近かったみたいでちゃっかり写り込んでいただのでついコメントしてしまいました笑
私は12INだったのでその後散々で、雨で携帯は壊れて写真は撮れないわ計画は狂うわで散々でしたが、小屋泊に切り替えて事なきを得ました。
天候不良で水晶岳に行き逃したので、またリベンジ予定です!
悪天候の中、お疲れ様でした!
はじめまして。テント写りこんでましたか、すいません(^-^;
13日からの雨はほんと参りましたね。こちらも水晶岳に行きそびれたのでいつかリベンジしたいと思います!
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