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Yamareco

記録ID: 69893
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ハイキング
尾瀬・奥利根

尾瀬ヶ原から燧ヶ岳(山開き)

2010年07月03日(土) ~ 2010年07月04日(日)
情報量の目安: A
都道府県 福島県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
13:48
距離
30.7km
登り
1,206m
下り
1,414m

コースタイム

【1日目】
7:00 御池-(バス)-7:15沼山峠7:23-8:23長蔵小屋-8:40三平下-9:37沼尻
10:41見晴(テント設営昼食)11:41-12:10東電小屋-12:24ヨッピ橋
12:58中田代三叉路-13:29龍宮小屋-13:54見晴

【2日目】
6:19見晴-6:34見晴新道分岐-9:31温泉小屋ルート分岐(閉鎖)-9:51柴安
10:19爼-10:42雪渓上端-10:52雪渓下端-11:17熊沢田代-11:57広沢田代
12:37御池
天候 7月3日 晴れ 午後からくもり一時雨 夜は雨
7月4日 くもりのち雨
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御池までいわきから4時間 駐車場は5割程度の空き バス 御池7:00→沼山峠
コース状況/
危険箇所等
 御池から沼山峠への始発は7:00です。今年の確認はしていませんが、シーズン中は臨時便が出ていたと思います。

 大江湿原では、ワタスゲ、タテヤマリンドウ、ハクサンチドリ、レンゲツツジなどがピークで、ニッコウキスゲは1株(本当に)しか咲いていませんでした。
 尾瀬ヶ原もニッコウキスゲはほとんど見られませんでした。

 見晴キャンプ場は、トイレの浄化槽工事のため公衆トイレは使えず、仮設のトイレがキャンプ場内に設置されています。そのため、テント設営場所も狭くなっています。

 燧ヶ岳へ向かう見晴新道は、雨のため取り付きは沢のようになっていました。
 1900m付近から旧温泉小屋ルート分岐まではガレた急坂を登っていきます。登りよりも下りが大変そうです。
 燧ヶ岳から御池への下りには長さ240m・高低差100mの雪渓が残っています。夏道よりはある着やすいと思いますが、締まった雪で斜めにステップが切られているため、思ったより歩きづらい感じでした。むしろステップのないところを新たにキックステップで下りた方が楽でした。
【1日目】御池駐車場
7時前の段階で半分程度埋まっていました。
今日は雨を覚悟していたのですが、奇跡の晴れ間が・・・
2010年07月03日 06:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 6:56
【1日目】御池駐車場
7時前の段階で半分程度埋まっていました。
今日は雨を覚悟していたのですが、奇跡の晴れ間が・・・
ゴゼンタチバナ
湿原以外のすべてのルートで一番多く見られた花です。
2010年07月03日 07:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 7:43
ゴゼンタチバナ
湿原以外のすべてのルートで一番多く見られた花です。
アカモノ
2010年07月03日 07:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 7:50
アカモノ
大江湿原
ニッコウキスゲは、1株だけ咲いていましたがつぼみも小さく、まだまだ時間がかかりそうです。
2010年07月03日 07:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 7:58
大江湿原
ニッコウキスゲは、1株だけ咲いていましたがつぼみも小さく、まだまだ時間がかかりそうです。
大江湿原のワタスゲ 全域の湿原でワタスゲ・タテヤマリンドウが見られました。
 
2010年07月03日 08:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 8:01
大江湿原のワタスゲ 全域の湿原でワタスゲ・タテヤマリンドウが見られました。
 
三本唐松
2010年07月03日 08:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 8:09
三本唐松
平野家の墓所から見た燧ヶ岳。
雨が降らないだけでもラッキーと思っていたのですが、すっかり晴れてきました。
2010年07月03日 08:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 8:11
平野家の墓所から見た燧ヶ岳。
雨が降らないだけでもラッキーと思っていたのですが、すっかり晴れてきました。
コバイケイソウ
2010年07月03日 08:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 8:12
コバイケイソウ
ハクサンチドリ
2010年07月03日 08:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 8:16
ハクサンチドリ
尾瀬沼山荘から見た逆さ燧
2010年07月03日 08:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 8:40
尾瀬沼山荘から見た逆さ燧
ギンリョウソウ
2010年07月03日 09:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 9:02
ギンリョウソウ
コヨウラクツツジ
湿原やその周辺では、ウラジロヨウラクが満開です。
2010年07月03日 09:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 9:22
コヨウラクツツジ
湿原やその周辺では、ウラジロヨウラクが満開です。
ナガバノモウセンゴケ
2010年07月03日 09:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 9:28
ナガバノモウセンゴケ
ショウキラン
2010年07月03日 10:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 10:16
ショウキラン
見晴野営場の仮設トイレ。公衆トイレが浄化槽工事のため使用できず、仮設トイレがテントサイトに設置されていました。
2010年07月03日 11:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 11:03
見晴野営場の仮設トイレ。公衆トイレが浄化槽工事のため使用できず、仮設トイレがテントサイトに設置されていました。
雨に備えてできるだけ周囲より高いところを探したのですが、トイレ周辺を避けるとこの場所に落ち着きました。
時間が早いので、まだ2張しかありません。
2010年07月03日 11:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 11:03
雨に備えてできるだけ周囲より高いところを探したのですが、トイレ周辺を避けるとこの場所に落ち着きました。
時間が早いので、まだ2張しかありません。
少しずつ雲に覆われてきましたが、まだ至仏山は見えています。
テント設営後、尾瀬ヶ原周回ルートを散策しました。ぽつりぽつり雨が降り始めましたが、ビニル傘で十分な雨量でした。
2010年07月03日 11:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 11:45
少しずつ雲に覆われてきましたが、まだ至仏山は見えています。
テント設営後、尾瀬ヶ原周回ルートを散策しました。ぽつりぽつり雨が降り始めましたが、ビニル傘で十分な雨量でした。
3人の歩荷とすれ違いました。50kgプロパンガスボンベ(業務用のでかいやつ)を背負った人もいましたが、満タン90kg以上ある(空荷でも40kg以上)ボンベを平気で担いでいました。
2010年07月03日 12:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 12:00
3人の歩荷とすれ違いました。50kgプロパンガスボンベ(業務用のでかいやつ)を背負った人もいましたが、満タン90kg以上ある(空荷でも40kg以上)ボンベを平気で担いでいました。
東電尾瀬橋から眺めた只見川。水量は豊富です。
2010年07月03日 12:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 12:03
東電尾瀬橋から眺めた只見川。水量は豊富です。
ヨシッ堀田代
2010年07月03日 12:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 12:14
ヨシッ堀田代
ワタスゲの群生
2010年07月03日 12:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 12:18
ワタスゲの群生
ヨッピ吊橋
2010年07月03日 12:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 12:24
ヨッピ吊橋
水平をとったつもりでも傾いてる・・・
2010年07月03日 12:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 12:34
水平をとったつもりでも傾いてる・・・
わずかに咲いていたニッコウキスゲ。
2010年07月03日 12:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 12:37
わずかに咲いていたニッコウキスゲ。
中田代三叉路 どこかの大学の環境関連学科の実習のようです。ビデオ撮影スタッフ付です。
2010年07月03日 12:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 12:58
中田代三叉路 どこかの大学の環境関連学科の実習のようです。ビデオ撮影スタッフ付です。
2010年07月03日 13:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 13:14
2010年07月03日 13:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 13:16
ヒツジグサ
2010年07月03日 13:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 13:19
ヒツジグサ
龍宮小屋
2010年07月03日 13:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 13:30
龍宮小屋
見晴遠望
2010年07月03日 13:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 13:45
見晴遠望
尾瀬ヶ原暮色
2010年07月03日 18:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/3 18:56
尾瀬ヶ原暮色
【2日目】朝靄の尾瀬ヶ原
夜通し降っていた雨も朝方には小降りになりました。
2010年07月04日 04:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 4:20
【2日目】朝靄の尾瀬ヶ原
夜通し降っていた雨も朝方には小降りになりました。
朝は燧ヶ岳も見えていたのですが・・・
2010年07月04日 04:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 4:21
朝は燧ヶ岳も見えていたのですが・・・
巨大なナメクジ
前日にも見かけたので、けっこう棲息しているのでしょうね。
2010年07月04日 06:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 6:30
巨大なナメクジ
前日にも見かけたので、けっこう棲息しているのでしょうね。
カタツムリもでかい!
2010年07月04日 06:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 6:33
カタツムリもでかい!
見晴新道取り付き
昨夜の雨で、登山道には沢のように水が流れています。
しばらくすると雨が降り始めました。
2010年07月04日 06:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 6:34
見晴新道取り付き
昨夜の雨で、登山道には沢のように水が流れています。
しばらくすると雨が降り始めました。
トガクシショウマ
2010年07月04日 07:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 7:25
トガクシショウマ
見晴新道は1800m付近から傾斜が急になり、2200m付近まで、岩の多いガレた登山道を上っていきます。
ようやく視界が開けたところで、カメラを取り出しました。
2010年07月04日 09:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 9:23
見晴新道は1800m付近から傾斜が急になり、2200m付近まで、岩の多いガレた登山道を上っていきます。
ようやく視界が開けたところで、カメラを取り出しました。
温泉小屋ルート分岐
廃道となっており、ロープが張られていました。
2010年07月04日 09:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 9:31
温泉小屋ルート分岐
廃道となっており、ロープが張られていました。
コケモモ
2010年07月04日 09:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 9:44
コケモモ
燧ヶ岳(柴安)山頂
何も見えません。
2010年07月04日 09:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 9:56
燧ヶ岳(柴安)山頂
何も見えません。
爼山頂
ここで記念バッジを配っていましたが、ごらんの通りの天候で係の人が一般登山者と区別がつかず、はじめは配っていたのがわかりませんでした。
2010年07月04日 10:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 10:19
爼山頂
ここで記念バッジを配っていましたが、ごらんの通りの天候で係の人が一般登山者と区別がつかず、はじめは配っていたのがわかりませんでした。
御池に下るルートは、標高差100mの雪渓が残っていました。
2010年07月04日 10:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 10:43
御池に下るルートは、標高差100mの雪渓が残っていました。
ミツバオウレン
2010年07月04日 11:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 11:06
ミツバオウレン
イワカガミとチングルマ
2010年07月04日 11:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 11:08
イワカガミとチングルマ
ヒメシャクナゲ
2010年07月04日 11:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 11:15
ヒメシャクナゲ
熊沢田代の池塘
2010年07月04日 11:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 11:17
熊沢田代の池塘
濃い霧のため数十メートル先の見通しがききません。
2010年07月04日 11:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 11:22
濃い霧のため数十メートル先の見通しがききません。
御池駐車場
到着した頃は、6・7割程度が車で埋まっていました。
2010年07月04日 12:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 12:50
御池駐車場
到着した頃は、6・7割程度が車で埋まっていました。
山開き記念バッジ
2010年07月04日 21:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 930 IS, Canon
7/4 21:32
山開き記念バッジ

感想

 見晴でテント泊して燧ヶ岳に登りましたが、何日目に登るかは意見の分かれるところでしょう。
 今回は、当初の天気予報が2日目の方が安定してたこと山開きということで、2日目に登りましたが、結果的には2日目の方が悪天候になりました。
 見晴新道ですれ違ったパーティーにも、「どちらから登った方がいいんだい?」なんてきかれましたが、下りは間違いなく見晴新道が大変だと思います。登りはたいした違いはないとおもいますが、見晴新道はほとんどが樹林帯なので、それが辛いかもしれません。

いずれにしても、今回はテントと食料を背負っての行動だったため、それだけでも大変でした。

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1/5
体力レベル
4/5

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