塩見岳・間ノ岳・北岳 南アルプス

2015年09月13日(日) ~ 2015年09月15日(火)

• GPS: 51:22
• 距離: 35.9km
• 登り: 3,258m
• 下り: 3,400m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:14
• 合計: 3:18

距離 6.7km 登り 1,053m 下り 134m

12:53 鳥倉林道ゲート（駐車場）
13:28 13:34 鳥倉林道登山口
14:32 豊口山のコル
15:15 水場
15:45 15:53 塩川・鳥倉ルート合流点
16:11 三伏峠小屋

2日目

• 山行: 8:56
• 休憩: 1:13
• 合計: 10:09

距離 15.5km 登り 1,130m 下り 1,120m

4:41 宿泊地
4:57 三伏山
5:45 5:51 本谷山
7:27 7:42 塩見小屋
8:59 9:06 塩見岳
9:08 9:21 塩見岳東峰
9:53 9:59 北俣岳分岐
11:22 北荒川岳キャンプ場跡地
11:27 11:50 北荒川岳
13:07 13:08 新蛇抜山
13:32 13:33 竜尾見晴
14:18 14:19 安倍荒倉岳
14:50 熊の平小屋

3日目

• 山行: 9:46
• 休憩: 1:29
• 合計: 11:15

距離 13.7km 登り 1,091m 下り 2,149m

4:58 熊の平小屋
5:44 三国平
6:55 6:57 三峰岳
7:54 8:17 間ノ岳
9:20 9:23 中白根山
9:54 10:03 北岳山荘
10:25 10:29 トラバースルート分岐
10:49 10:55 吊尾根分岐
11:13 11:28 北岳
11:47 吊尾根分岐
12:07 12:09 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
12:24 12:40 八本歯のコル
14:12 14:20 二俣
15:52 白根御池分岐
16:02 16:03 広河原山荘
16:06 広河原・吊り橋分岐
16:11 広河原インフォメーションセンター
16:13 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 飛行機

9/12
田川後藤寺駅　⇒　小倉　⇒　高速夜行バスロイヤルエクスプレス　⇒　名古屋　
9/13
名鉄BC　高速バス　⇒　飯田駅 ⇒　伊那大島　⇒登山バスは8月までのためタクシーで鳥倉（豊口）登山口まで　12，000円　
鳥倉登山口から歩行距離3.4Kmで三伏峠小屋泊
9/14
三伏峠小屋から歩行距離14Km、10時間予定　塩見岳を経て熊の平小屋泊　
9/15火
熊の平小屋から　15Km、11時間の予定で間ノ岳、北岳を経て広河原登山口
広河原16：40発の南アルプス登山バスで　⇒　甲府駅　⇒特急かいじ122号・新宿　⇒　羽田国内線第一ビルのカプセルホテルファーストキャビン泊　
9/16
羽田　⇒　北九州空港

コース状況／危険箇所等

登山届箱：　鳥倉登山口
駐車場の情報：鳥倉登山口に50台
トイレ：鳥倉登山口、三伏峠小屋、熊の平小屋、北岳山荘、大樺沢二俣、広河原登山口にあります　　
コース状況：コースは全行程で明瞭、標識も多く、分岐さえ間違わなければ迷うことはありません。
危険個所：　
●鳥倉登山口〜三伏峠小屋は一部でやや足元の悪い橋や階段があります。
●三伏峠小屋〜塩見岳間は塩見小屋から先で急な岩歩きのため注意が必要です。
●塩見岳〜北荒川岳　北俣岳分岐から仙塩尾根分岐まで、急なザレ場の長い下りで左側が深いガケですので慎重に下ります。
●熊の平小屋〜間ノ岳　三峰岳手前が岩稜となっており、注意が必要です。
●間ノ岳〜北岳　テレビでよく見る3000mの稜線歩きです。
●北岳〜八本歯のコル〜大樺沢左俣ルート〜広河原間は長い丸太階段の下りが続き、大樺沢に出てからは下流で流れに架かる橋を何度も渡ります。晴天でも道は水が流れています。

水場：　豊口山分岐手前、三伏峠小屋、熊の平小屋、他各山荘でペットボトルを販売しています。

写真

9/13 12:52

JR伊那大島駅からの登山バスは8月までのためタクシーで鳥倉（豊口）登山口手前の駐車場に到着しました。

9/13 12:52

登山届を出します。ここにはトイレと水場があります。

9/13 12:53

登山バスはこのゲートを通れますがタクシーは通れません

9/13 12:57

舗装路を歩きます

9/13 13:09

結構な滝を見ながらしばらく歩くと

9/13 13:23

舗装路は終わります

9/13 13:34

バスはここの登山口まで来ます。ここにもトイレがあります。

9/13 13:34

今夜の宿泊地まで3時間

9/13 13:37

樹林帯からスタートです

9/13 13:38

たいした花ではありませんが

9/13 13:46

なぜかすべての木の根元にこういうものが巻きつけられています

9/13 13:51

小屋までの合目標識です

9/13 14:07

9/13 14:29

豊口山の稜線が過ぎるころから緩やかな登りになります。

9/13 14:46

こんな木段や

9/13 14:48

岩場もあります

9/13 15:00

木段は半分壊れかかっています

9/13 15:21

立派なコケとコケの花

9/13 15:44

美味しそうな？キノコ

9/13 16:12

三伏峠小屋に到着

9/13 16:13

今夜はここに宿泊です。

9/14 4:56

翌朝5時過ぎに出発し、三伏山を通ります

9/14 4:56

夜明け直前の塩見岳

9/14 5:45

本谷山もまだ闇の中です。

9/14 5:49

これは何アルプス？

9/14 6:07

朝日がさし始める

9/14 6:20

樹林帯を進みます

9/14 8:05

振り返って工事中の塩見小屋です

9/14 8:13

まず天狗岩

9/14 8:31

かなりの岩場です

9/14 8:44

振り返って天狗岩からの鞍部

9/14 8:45

もちろん気を付けます

9/14 9:05

左は仙丈ヶ岳、その右は駒ヶ岳その右は間岳

9/14 9:05

塩見岳西峰に到着です。

9/14 9:12

すぐそばに東峰があります

9/14 9:18

雲上の富士山もクッキリ

9/14 9:19

これから進む仙塩尾根、左から甲斐駒ヶ岳、間ノ岳、農鳥岳

9/14 9:49

足幅ほどの細い滑る道。左手はガケです。

9/14 10:02

ザレ道の急降下が長い間続きます。滑ると左手は深い谷です

9/14 11:04

かつてのキャンプ場跡地。小屋だけ残されています。

9/14 12:42

樹林帯

9/14 13:25

馬の背の岩稜を超えていきます

9/14 14:48

しばらくで熊の平小屋です

9/14 14:50

本日の宿泊者は4名。テント場に2名です

9/15 5:30

翌朝　今日もいい天気です

9/15 5:39

目の前は間の岳

9/15 5:57

西農鳥岳の横から富士山

9/15 6:17

三峰岳手前の岩稜地帯　

9/15 6:22

怖いです

9/15 6:27

馬の背です

9/15 6:53

ところどころにケルンがあります

9/15 6:54

三峰岳山頂に到着しました

9/15 7:53

次は間ノ岳山頂にたどりつきました

9/15 7:54

10人くらいの人がヘリコプターを待っています

9/15 7:54

富士山もいいですね

9/15 7:54

此方は今から行く北岳です

9/15 8:10

ヘリコプターが山頂標識の交換材料を運んできました

9/15 8:31

北岳に向かって出発します

9/15 9:05

アップダウンのある3000mの稜線歩き。天気に恵まれ風も無くラッキーです

9/15 9:23

中白峰山です

9/15 9:49

花はないので、葉っぱでも

9/15 9:52

黒川紀章氏設計の北岳山荘です

9/15 9:56

天候に恵まれたので、集中的に資材の搬入です。

9/15 10:37

登りがつらい、なかなか山頂に到着しません

9/15 11:15

ついに北岳山頂に到着

9/15 11:16

10人くらいの登山者が食事をしています

9/15 11:48

八本歯のコル経由で下ります

9/15 12:20

地獄の階段！

9/15 13:30

八本歯のコルから大樺沢二俣まで、1時間と書いてましたが絶対ムリです

9/15 13:44

大樺沢には残雪がまだあります。解けないまま次の雪となるのでしょう

9/15 14:43

歩きにくい岩道が続きます

9/15 14:52

渡渉も数多く、橋もたくさん渡ります

9/15 15:19

癒しの

9/15 15:27

花です

9/15 16:05

16時最終バスに間に合いました

撮影機器：

PENTAX Optio W80 PENTAX

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

papitoccs

畑仕事も一区切りついたので、南アルプスの3山縦走を計画しました。
日本の標高16位の塩見岳 3,046m、3位の間ノ岳 3,190m、2位の北岳 3,193mを縦走します。　　 　　　
特に間ノ岳から北岳の稜線は3000mあり、天気が良ければ富士山を見ながらの稜線歩きで、テレビで何度も見た光景が目に浮かびます。

最初の計画では一日早いスタートでしたが、NHK・Yahoo・山の天気を検討したところ最善は一日遅らせて9月13日に鳥倉登山口出発としました。
12日夜の夜行バスはやはり眠れません。
三伏峠小屋に到着する頃はふらふらしていました。
4時30分の夕食後は何もすることがないので、早く布団に入りましたが熟睡はできずウトウトするうちに4時になったので、起きて5時前に出発しました。

登りがつらいです。
おまけに岩稜地帯が多く気を抜けません。
何とか塩見岳に到着しましたが、ゆっくり休む間もなく熊ノ平に向けて下ります。
この下りが今回一番緊張したザレ場の長い下りで、片方は深い谷。とにかく滑らないように場所によっては後ろ向きに手をつきながらのヘッピリ腰です。
熊ノ平まで遠い道を歩いて午後3時やっと、熊ノ平小屋に到着しました。
見知らぬ同宿者4名で焼酎をあおり、午後5時夕食です。

やはり熟睡はできず朝を迎えます。
これでよく歩けるなと思いながら間の岳に向かいます。
幸い天候に恵まれ、間の岳から北岳間を絶景を楽しみながら歩きました。
北岳山頂で友人の訃報が届きましたので、葬儀に間に合わせるべく、何とか下山して16時40分の最終バスに間に合わせたいと、せっせと歩きました。
予定では山中でもう一泊しても良いと思っていたのですが、自分ながら良く体力がもったと思います。

コメント

cafe_mocha

おつかれさまです
何日も熟睡できないままでこのルート、
さぞかししんどかったでしょう
ほんとにお疲れさまでした。

でもさすが晴れ男のぱぴさん！
きれいな景色見せていただいてありがとうございました

でも、写真39とか見るとゾッとしますね

papitoccs

Re: おつかれさまです
もかさん
おはようございます。

スリル満点でしたよ〜
山小屋到着の時間に追われ・・・
登山バスの時間に追われ・・・
時間に追われるのが嫌いな私なのに・・・
足の遅い私は苦労します。

雪の積もる前のアルプスを探して
明日からまた楽しい山行計画を
練ります。

もかさんたちも　いつも楽しい山行きですね。

malten

ぱぴーとさん。
遅ればせながら、のこのことレコを見にやってきました。。。

しかし、晴天に恵まれた良い山行だったんですね〜
無風に近いとも書いてあるし、アルプスでこんな天気だなんてホント羨ましいです！

自分も3,000mの稜線歩きをしてみたいと妄想してますが、まだまだ先になりそう。。。
歩行速度、体力的にも、まだ行っちゃいけないエリアだと思ってます

「足が遅い」とコメント返信に書かれてますが、コースタイム通りに歩ける方は、全く問題ないですよ〜
⇒自分らの方が超鈍足で、だいたいコースタイムの1.3倍くらい掛かって

次はどこのお山に行かれるんですかね〜！？
レコが上がるのを楽しみにしときます

papitoccs

Re: ぱぴーとさん。
まるてんさん　こんにちは

晴天や風に恵まれるのは天気予報をギリギリまで見て決めるからです。
無職のありがたさですね。

今回、広河原のバス乗り場でストックを忘れてきました。

というわけで、次はですね鳳凰三山から甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳を縦走して帰りは
広河原を通りますので、運が良ければストックを回収できるかなと期待しています。

明日は障害者を連れて宝満山に行きます。

jambosana39

晴れ男なんですね？
知りませんでした。晴れ男だとは、私は雨男ですか。

papitoccs

Re: 晴れ男なんですね？
そうです。あなたは雨男です。