北ア最北部ー久恋の朝日岳、雪倉岳、白馬岳縦走

2015年08月14日(金) ~ 2015年08月15日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 31.0km
• 登り: 2,760m
• 下り: 2,669m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:13
• 休憩: 0:15
• 合計: 6:28

5:20 蓮華温泉駐車場
7:05 7:10 白高地沢鉄橋
8:19 8:20 花園三角点
10:34 10:40 吹上のコル
11:10 11:13 朝日岳
11:48 朝日小屋

2日目

• 山行: 10:10
• 休憩: 1:18
• 合計: 11:28

4:00 朝日小屋
5:02 0:00 水平道分岐
7:21 7:38 雪倉岳
8:00 8:05 雪倉岳避難小屋
9:30 9:35 三国境
10:10 10:13 白馬岳
10:21 10:43 白馬山荘スカイプラザ
11:00 11:04 白馬岳
12:03 12:13 小蓮華山
12:47 12:50 船越ノ頭
13:24 13:33 白馬大池山荘
15:28 蓮華温泉駐車場

8/14（1日目）
3:30蓮華温泉駐車場5:20
5:51兵馬の平
6:17瀬戸川鉄橋
7:05白高地沢鉄橋7:10
8:19花園三角点8:20
8:26水場8:35
9:07五輪の森
10:34吹上のコル10:40
11:10朝日岳11:13
11:48朝日小屋

8/15（2日目）
朝日小屋4:00
5:02水平道分岐
7:21雪倉岳7:38
8:00雪倉岳避難小屋8:05
8:50鉱山道分岐
9:30三国境9:35
10:10白馬岳10:13
10:21白馬山荘スカイプラザ10:43
11:00白馬岳11:04
11:29三国境
12:03小蓮華山12:13
12:47船越ノ頭12:50
13:24白馬大池山荘13:33
14:20天狗の庭
15:28蓮華温泉駐車場

天候

1日目雨、2日目晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

全ルート良く歩かれている登山道であり、早朝の雪渓トラバース以外に危険と感じられる所はありませんでした。

その他周辺情報

蓮華温泉はもちろん下山後すぐにでも入りたかったのですが、携帯が通じず、小谷の道の駅まで下りてから、併設の温泉￥620で汗を流しました。

写真

8/14 5:15

3:30蓮華温泉駐車場に到着後、明るくなるまで車で待機する
不穏な空です

8/14 5:22

5:20いよいよスタートする
蓮華温泉ロッジです

8/14 5:30

キャンプ場入り口

8/14 5:30

キャンプ場横が登山道入り口です
このような木道がずっと整備されていました

8/14 5:35

鉱山道分岐

8/14 5:44

アヤメ平

8/14 5:45

雪倉岳でしょうか

8/14 5:45

今日は高山植物を楽しむとしましょう

8/14 5:51

兵馬の平湿原の標柱

8/14 5:51

兵馬の平湿原

8/14 5:51

トリカブト

8/14 5:52

雨でも癒されます

8/14 5:54

かもしか展望台への分岐
朝日岳へ向かいます

8/14 6:11

ソバナ？

8/14 6:17

瀬戸川鉄橋

8/14 7:05

白高地沢鉄橋
ここを渡るといよいよカモシカ坂と呼ばれる急登になります

8/14 7:19

8/14 8:19

一気に花園三角点へ上がる
早くも大腿四頭筋が重いです

8/14 8:24

木道がつづきます
この辺りから本格的な雨降りに

8/14 8:25

オタカラコウ？

8/14 8:26

水場
こんなに美味しい水があるでしょうか

8/14 8:39

ニッコウキスゲが咲いていました

8/14 8:39

雨に濡れた姿も美しい

8/14 8:45

ハクサンチドリ

8/14 8:51

ヒオウギアヤメ

8/14 8:53

マツムシソウ

8/14 8:53

8/14 8:56

青ザク
青い石のザクザクした登りです

8/14 9:07

五輪の森
風景がないので標識ばかり撮っています

8/14 9:34

水場はいくらでもあります

8/14 9:41

こんなに木道が続くルートは初めてです

8/14 9:44

この水場はいいですね
1Lほど調達しました

8/14 9:50

ミヤマキンポウゲ

8/14 9:50

8/14 9:50

ハクサンコザクラ

8/14 9:52

シナノキンバイ

8/14 9:56

滝のように流れる沢

8/14 9:57

晴れていたら最高でしょうね

8/14 10:05

雪渓が出てきました

8/14 10:09

でかいカタツムリ

8/14 10:21

花と雪渓
これに青空があれば

8/14 10:24

池塘もあります

8/14 10:34

吹上のコルへ上がりました
少し休みたいところですが、稜線上は寒くて長居できません

8/14 10:34

でも雨のおかげで登りでも暑くなりませんでした
大腿四頭筋もいつの間にか軽くなり、膝も痛まず、ここまで快調に登って来られました

8/14 11:10

11:10朝日岳2,418mに登頂

8/14 11:10

立派な展望指示盤
まわりは何も見えないので、小屋へ急ぎます

8/14 11:24

シナノキンバイ

8/14 11:34

朝日平まであと0.5km

8/14 11:40

水平道との分岐が見えてきました

8/14 11:41

水平道分岐
明日のルートになります

8/14 11:47

朝日平に到着
朝日神社に無事を祈願します

8/14 11:48

11:48朝日小屋に到着しました

8/14 12:08

ようやくランチです
左のバナナクリーム＆ホイップサンドは最高

8/14 13:30

2階の201号室
大部屋で本日は14人になりました

8/14 14:06

少し明るくなってきたので小屋前広場に出る
快適そうなテント場と前朝日

8/14 16:56

待ちに待った夕食タイム

8/14 16:56

これが有名な朝日小屋の夕食
富山湾産のホタルイカなど超美味でした

8/14 17:33

受付です
名物女将の後ろ姿が見えます

8/14 17:34

左側が食堂
正面階段で2階へ上がります

8/14 17:35

いろいろなグッズが売られています
朝日岳のバッジ￥600を購入しました
この後19:00には就寝しました

8/15 4:51

15日3:00起床、4:00ジャスト出発
今日は長丁場
すでに水平道へ入っています

8/15 4:54

水平道のアップダウンはわずかで、基本的に楽です

8/15 5:02

水平道分岐に到着
朝日岳越えに比べると、時間の短縮になると思われます

8/15 5:05

空が明るくなってきました
期待が膨らみます

8/15 5:05

振り返ると初めて見る朝日岳が

8/15 5:11

まだ遥か遠くに見える雪倉岳

8/15 5:12

清水岳に陽が当たる

8/15 5:18

振り返ると朝日岳も朝日に照らされて

8/15 5:21

小桜ヶ原の標柱

8/15 5:21

小桜ヶ原はこんな感じ
花はあまりありませんでした

8/15 5:24

なんとまだミズバショウが

8/15 5:24

8月に見るのは初めてかな

8/15 5:24

いつもお揃いのリュウキンカ

8/15 5:36

ツバメ岩
この時はガスガスで、今日もダメかと不安がよぎる

8/15 5:48

一転して晴天に

8/15 5:57

この青空を待っていました

8/15 6:01

ミネウスユキソウ
花もより美しく見えます

8/15 6:01

ダイモンジソウ

8/15 6:04

8/15 6:04

8/15 6:06

お花畑と山の風景

8/15 6:25

雲が流れる朝日岳

8/15 6:25

昨日泊まった朝日小屋をアップ

8/15 6:32

やはり雪渓には青空が似合います

8/15 6:34

何度も振り返り見る朝日岳

8/15 6:43

山名同定できません

8/15 6:43

富山湾が見えますか

8/15 7:21

雪倉岳2,611mに到達

8/15 7:21

小蓮華山〜白馬岳
最高です

8/15 7:22

白馬〜旭岳
これぞ北アルプス

8/15 7:22

清水尾根の向こうに剱の勇姿が

8/15 7:22

白馬〜旭岳アップ
感動しかありません

8/15 7:22

遥か遠い剱もアップ
昨日の苦労が吹き飛びました

8/15 7:22

朝日岳が遠くなりました

8/15 7:25

小屋の朝食はやめて、お弁当に
最高に美味しく、正解でした

8/15 7:38

名残り惜しいですが、先は長く出発です

8/15 7:46

ライチョウの雛
親鳥は足が速く、撮れませんでした

8/15 7:54

トウヤクリンドウ

8/15 8:00

雪倉岳避難小屋

8/15 8:00

小蓮華山〜白馬岳
さあ歩みを進めます

8/15 8:26

シナノキンバイ

8/15 8:28

雪倉岳を振り返る

8/15 8:39

いくつか雪渓をトラバースします
この雪渓で水を1.5L補給しました

8/15 8:43

旭岳の勇姿
残念ながら今回登る予定はありません

8/15 8:50

鉱山道分岐

8/15 8:57

マツムシソウと旭岳

8/15 8:57

マツムシソウは今が盛り

8/15 9:01

長池を見下ろす

8/15 9:01

鉢ヶ岳〜雪倉岳を振り返る

8/15 9:13

小蓮華山へ伸びる尾根

8/15 9:13

ザレた道を三国境へ

8/15 9:30

9:30三国境へ到着
目標タイムより早く、今日中に下山することを決めました

8/15 9:31

ずいぶんと歩いてきました
ここの標識に朝日岳から10kmとありました

8/15 9:51

神戸大学ワンゲル女子？

8/15 9:57

イワギキョウですか？

8/15 10:06

ガスに巻かれる白馬山頂

8/15 10:08

白馬山頂が見えてきました

8/15 10:10

大賑わいの白馬岳2,932m頂上（4回目）
1977年6月の大雪渓スキーで初めて登頂しました

8/15 10:10

左（東）側は断崖絶壁

8/15 10:16

何としても白馬山荘へ行きたい訳が

8/15 10:16

もう一度剱が勇姿を見せてくれました

8/15 10:21

白馬山荘のスカイプラザ白馬

8/15 10:27

窓越しに杓子と白馬鑓
手前に何か見えますね

8/15 10:28

これです!!
このためだけに山荘まで下りた垂涎の生ビール￥850

8/15 10:29

スカイプラザ内の売店風景

8/15 10:36

杓子〜白馬鑓の縦走路
1977年7月今は亡き父と唐松まで縦走しました

8/15 10:36

旭岳2,867m
いつか登ってみたいが

8/15 10:37

白馬山荘2号館前広場
auが繋がる可能性ありと聞くもダメでした

8/15 10:43

白馬近辺の案内板
さあ白馬山頂へ登り返しましょう

8/15 11:00

再び白馬山頂へ
一等三角点と展望指示盤
生ビールがきいて心臓バクバクでした

8/15 11:01

いつ来ても人がたくさんいます
1979年6月の大雪渓スキー以来36年ぶりです

8/15 11:29

三国境へ戻りました
設定時間をクリアできています

8/15 11:53

小蓮華山へつづく登山道

8/15 12:03

小蓮華山頂上はすぐそこ

8/15 12:04

小蓮華山2,766mに到着
雲が湧いてきて、この後はもう展望がききませんでした

8/15 12:16

ハクサンフウロ
いつ見てもきれい

8/15 12:42

最後のピーク船越ノ頭

8/15 12:47

船越ノ頭

8/15 12:47

振り返りますが、白馬はもう雲の中

8/15 12:48

皆さん名残り惜しそうです

8/15 12:57

白馬大池が見えてきました

8/15 12:57

小蓮華山へつづく道を振り返る
NHK「坂の上の雲」タイトルバックに使われたとか

8/15 13:10

近づいてきました

8/15 13:17

池畔に立つ白馬大池山荘

8/15 13:17

名前のとおり本当に大きな池です

8/15 13:19

花あり、雪渓あり、池ありで最高のロケーション

8/15 13:23

チングルマ

8/15 13:24

白馬大池山荘に到着

8/15 13:25

色とりどりのテントが張られています
皆さん楽しそうでした
下りるのが寂しくなります

8/15 13:37

ハクサンイチゲ

8/15 13:38

まるで雲ノ平のギリシア庭園のようです

8/15 14:17

天狗の庭

8/15 14:18

天狗の庭

8/15 14:20

これでもか天狗の庭

8/15 14:22

8/15 14:23

8/15 15:08

蓮華の森

8/15 15:22

ロッジの建物が見えてきました

8/15 15:25

蓮華温泉ロッジです

8/15 15:28

無事下山

撮影機器：

iPhone 5s Apple

感想

hkyagi

10数年前、「山と渓谷」誌に白馬〜朝日岳のコースが紹介されているのを見ました。
その時の案内図をコピーして、いつか歩きたいとずっと心に温めていました。
ついにその時が来ました。
天気予報は最悪に近い状態になりつつありました。
1日目は予報どおり終日雨また雨。
しかし、負け惜しみで言うと、涼しくてバテずにすんだかなと。
また、痛めていた左膝もまったく問題ありませんでした。
朝日小屋の夕食はこれ以上ないくらいの美味しさでした。
2日目は快晴。地獄から天国へと一変しました。
憧れの朝日岳から雪倉岳、白馬岳へと稜線上は花また花の楽園。
青空と雪渓も合わせ、涼風も吹き渡り、感動のプロムナードでした。
36年ぶりに白馬山頂に立つと、たまらなくなって白馬山荘スカイプラザへ。
何がなんでも飲みたかった生ビールをゲット、至福のひとときでした。
白馬の登り返しは心臓バクバクでしたが、後はひたすら下山。
何とか15:30には蓮華温泉に下り立ちました。
道の駅小谷の温泉は達成感も相まって最高の気分でした。