悪沢岳〜赤石岳 椹島から周回コース
- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 3,108m
- 下り
- 3,101m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
畑薙第一ダムの夏季臨時駐車場で車中泊。 翌朝、東海フォレストの運行する登山バスに乗って椹島に入る。 椹島に下山して、自家用車を停めた駐車場まで 同じく東海フォレストのバスで帰ります。 バス乗り場で、指導員の方に見守られながら 登山届を提出しました。 下山後も同じバスに揺られて椹島に帰着。 指導員の方に見守られながら下山届を記入して、 やっと解放してもらいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
7月のこの時期、赤石岳からの東尾根のトラバース道、 ところどころ雪が残っており、踏み抜く危険がある箇所があります。 個人的にですが、標高差2000mをノンストップで降りてきたら 膝に痛みが出ました。翌々日の富士登山(下り)に支障をきたしました。 |
写真
感想
このコースは、東海フォレストの登山バスを使わないと
椹島や二軒小屋に入れないというとても意地悪なコースです。
しかも、バスの運行時間が中途半端で、明るいうちに
宿泊地に到着しようとすると、標準タイムではなかなか先に進めない。
とても商業的な悪意を感じるバス縛りと時刻表で、
好感を持てるものではありません。
まあ私有地なのだから仕方がないのだけれど。
初日の宿泊地、千枚小屋までは、際立った急登ではないのですが、
ずいぶんと体力を消耗しました。やはり年のせいなのか…。
宿泊した百枚小屋はいわゆる避難小屋で、
先住民のハエを退治するのに約1時間を要しました。
キンチョールを持っていけばよかった(笑)
2日目は 雨こそ降らなかったものの、ずっとガスに覆われていました。
素晴らしい稜線を歩いていたはずなのに…と思うと、
もう一度行ってやろう、という気持ちも沸いてきます。
体力的につらかったはずなのに、「のど元」を過ぎたわけですね(笑)
2日目は赤石小屋でテント泊の予定でしたが、
そこはスルーしてそのまま下山してしまいました。
これは天候が要因の1つでもあります。
もっと天候が良ければ、いろんなところで立ち止まって
いろんな角度で写真を撮って、もっといろんなものに感動して…。
ガスで何も見えなかったからです。
何も見えなくて、写真の対象にも出会わなくて、
淡々と下ってきてしまったために、赤石小屋を通過したのが10:15。
この時間から宿泊しようとは思いませんよね?
今回も、せっかく担いで登ったテントは出番なしでした。
赤石小屋での宿泊をキャンセルして
標高差2000mを下ってきたせいか、
膝に疲労性の痛みを出してしましました。
おかげで2日後の富士登山では
下りで随分と醜態をさらしてしまいました。
やはり気分での強引な予定変更はいけませんね。
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