光岳〜聖岳 易老渡から周回コース
- GPS
- 32:00
- 距離
- 37.1km
- 登り
- 3,967m
- 下り
- 3,965m
コースタイム
- 山行
- 15:30
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 15:50
天候 | 1日目=曇りのち雨 2日目=晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道152号線を南下して、旧南信濃村 和田地区 から林道赤石線に入り、 下栗の里 を経て、聖光小屋のある「便ヶ島」に駐車します。 光岳の登山口となる「易老渡」は便ヶ島の手前約1kmにありますが、 ここの駐車場は少し傾斜している上にトイレが貧相です。 聖岳の登山口である便ヶ島は、広い駐車場としっかりしたトイレがありますが 聖光小屋に駐車代金を支払わなければなりません。 また、聖光小屋の管理人さんは無愛想なおじさんで、 夕方になると大型犬を駐車場内に放して散歩させます。 2014年現在ですが、林道赤石線は時間通行止めが実施されており 夜間(17:00〜)は通行することができません。 台風などが来るとがけ崩れが起きるのは当たり前で、 毎年臨時の通行止めが敷かれます。 国道と林道赤石線の分岐付近に、 「梨元ていしゃば」という無料休憩所があります。 2013年までは、ここから乗り合いタクシーが出ていましたが、 2014年はそのタクシーは廃止になったようです。 http://nashi-moto.jugem.jp/?month=201507 |
写真
感想
奥聖岳で日の出を待ちます。
聖岳名物の「西沢渡し」。
橋が架かっていることもあるようですが、
橋がない時は、下の動画のようにして
自力で籠を動かして沢を渡ります。
これが一番疲れたかも(笑)
登山口まで、急ぎました!
2014年8月当時、林道赤石線は夜間通行止めを行っており、
夕方5時になるとゲートが閉まり通行できないことになっていたのです。
飯田市内のスーパーで食料を調達し、三遠南信自動車道を通って国道152号線に。
林道赤石線の入り口を目指していましたが、これが予想よりも遠かった!
夕方5時にはゲートを通過しないと、登山開始が大きく遅れてしまう…。
大雨などでしょっちゅう崩壊する林道です。
結局、ゲートがどこにあったのかも分からないまま、
何とか易老渡に到着しました。もっと時間に余裕があれば
「日本のチロル」と言われる下栗の里を観光したりできたのに(笑)
当初の予定では、易老渡で車中泊をして翌朝 車を便ヶ島に移動。
易老渡まで徒歩で戻ってそこから登山開始、というつもりでしたが、
易老渡の駐車場にトイレが見当たらなかった(実際はあります)ので
夕方のうちに便ヶ島に移動して、そちらで車中泊をすることにしました。
便ヶ島に到着。車を停めてから聖光小屋で手続きをします。
ここのおじさんが、なんとも個性的(詳しくは書けません)な方で、
他の前夜泊の方々も苦笑いでした。
まあ「山男」はあんな感じが普通なのかもしれませんがw
ゆっくりご飯を食べて、麓で買ってきたビールを飲んで…。
翌朝の登山開始に備えて就寝するはずでしたが、どうしたわけか寝られない。
特に体調が悪かったわけでもないのに、寝られない。
おかしいなぁ…と思いながら、時刻はすでに23時。
ついには嘔吐してしましました。
「こんなんで寝られるわけがない」
というわけで、もう夜は寝ないで登り始めることにしました。
光岳に着く頃には明るくなっているはず。
易老岳のJCTを越えて光岳。光石を見学して再び易老岳に戻り、
今度はJCTを上河内岳方面に。この頃から雨が降り始め、
結局 宿泊地の聖平小屋に着くまでずーっと雨に降られました。
聖平小屋では素泊まり用の棟に泊まりました。
当初は、光小屋と聖平小屋でそれぞれテント泊の2泊3日の
プランを立てていたのですが、体調が万全でないと判断して
テントは駐車場の車の中に置いてきたのです。
聖平小屋は、素泊まりの場合 寝袋を持参すれば、
宿泊料金が1000円割引になります。
寝袋をザックに入れてきたつもりでしたが、小屋に着いてザックを開けてみると
なんと寝袋が入っていない!寝袋もテントと一緒に車に置いてきたらしいorz
結局 素泊まりの通常料金を支払い、小屋の寝袋を借りて寝ました。
翌朝は、「02:00に起きて 晴れていたら聖岳で御来光を見る」という計画で
2時にこっそり起床しました。外に出てみると、星は見えないものの
雨はなく霧が出ていました。
「これは晴れるかもしれない!」そう思って、予定通り出発。
小聖岳を通過するころには、僕は満天の星空の下を歩いていました。
聖岳山頂に着いて、そこから より東側にある「奥聖岳」に向かう。
そこで寒さに震えながら日の出を待って、やっと御来光!
…と思ったら、太陽が顔を出した瞬間、奥聖岳の山頂はガスに覆われ
太陽の姿を隠してしまったのです(@_@;)
白く赤い霧に包まれ、僕は奥聖岳の山頂を後にしました。
聖岳山頂に戻ってきた頃に、ガスが少しだけ晴れて
綺麗な雲海を見せてくれました。…一瞬だけ。
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