北岳(縦走撤退)
- GPS
- 32:39
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 2,144m
- 下り
- 2,148m
コースタイム
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 9:15
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 2:49
- 合計
- 9:48
天候 | 初日:曇り後、一時晴れ 2日目:午前中 霧時々雨 暴風雨 午後 曇り後🌞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八本歯コル周辺は、ざれていて歩行注意 |
その他周辺情報 | ◯芦安温泉 「白雲荘」 http://hakuunso.com ◯浜松の鰻 「納涼亭」 https://www.noryotei.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
計画書
ファーストエイドキット
|
感想
今年の夏山は、久しぶりの南アルプスで白峰三山縦走に、北岳は24-25年ぶりでしょうか。初日は、乗合バスに運よく乗れてスムーズに広河原に到着。曇り気味の中、急登を登り、白根御池小屋、草すべり経由で北岳肩の小屋まで何とか到達。ガスに覆われ、北岳の展望は無理かと思いつつ、頂上を目指すと雲が切れて、頂上では富士山の展望、雲の合間から甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山などの大展望。テント泊から変更した北岳山荘に宿泊。
翌日、快晴の縦走を期待しましたが、残念ながら霧と暴風雨の中、天気は回復するとの見通しから間ノ岳を目指すも、台風並みの風と雨も振り出し撤退して北岳山荘で待機。回復してこないので八本歯コル経由で下山開始。お花畑を楽しみながらでしたが、強風もありなかなかハードな岩場の下山路。なんとか、二俣の雪溪付近で晴れてきて、壮大な雪溪を展望しながら、無事に下山。急遽、宿泊も麓の観光案内所でご紹介頂き、温泉宿に宿泊、疲れが取れました。案内所の皆さんにはお世話になりました。
今回の夏山は、色々とハプニングもあり、縦走はできませんでしたが、結果的には北岳の大展望やスムーズに乗合バスに乗れたり、宿が取れたりで満足の山旅でした。やはり、南アルプスは奥が深く、急変する山の天気の怖さも体験できて、撤退ルートの確保や天候への判断の大切さを改めて感じました。
初めての南アルプス、そして、初めての3000m峰。草すべりコースの急登に耐え、北岳の肩でのガスガスにも耐え、何とか辿り着いた北岳山頂の景色は格別のものでした。数多の山々を眼下に従え、遠くに富士山も拝むことが出来ました。また、北岳の下りから見えた、北岳山荘から間ノ岳へと続く稜線は本当に素晴らしい眺めでした。本当に来て良かった。
北岳山荘ではイビキにも負けず、翌日の間ノ岳、農鳥岳への稜線歩きを楽しみに眠りについていたのですが、翌朝は暴風雨。場所によっては立っていられないぐらいの風。そんな中で取りあえず間ノ岳を目指しますが、雨も強くなり視界も悪く途中で撤退。一旦、山荘に戻り装備を整え、八本歯のコルを目指し下山するも暴風雨は変わらず、訓練のような山行が続いた。雪渓に出た辺りから日が差し始め、何とか下山。山の怖さを思い知らされた二日目でした。白峰会館でお風呂と食事を頂き、宿もご紹介頂いたお陰で疲れを癒し翌日安全に帰路につけました。
高山での天候急変に対する備え(装備、ルート、判断力)が如何に大切かを思い知らされた山行となりました。
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