塩見岳→北岳
- GPS
- 29:50
- 距離
- 44.7km
- 登り
- 4,247m
- 下り
- 4,391m
コースタイム
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 3:03
- 合計
- 11:58
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:14
天候 | 7/20(土) 曇り☁️→雨☔→晴れ🌞 ・7時頃から☔。10時頃どしゃ降り。11時頃止む ・稜線は歩くとヨレる暴風雨 7/21(日) 晴れ🌞。ただし朝の塩見岳山頂はガス。 7/22(月) 晴れ🌞。ただし朝の稜線はガスの中。9時頃~ガス晴れた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
🚌夜行登山バス 毎日あるぺん号 東京竹橋 (金)23:07→伊那大島駅3:20 🚕相乗タクシー (あるぺん号とセット申込) 伊那大島駅3:25→鳥倉林道ゲート4:40 ■復路 🚌路線バス 山梨交通 広河原16:40→甲府駅18:51 (21分遅) 🚃JR中央本線 甲府19:02→新宿20:39(特急) |
写真
感想
南アルプスで、未踏の百高山のピークハントと赤線つなぎを目的に、塩見岳から北岳・広河原まで縦走してきました。
7/20(土)は、毎日あるぺん号と相乗タクシーで鳥倉ゲートに入り、5時前に出発。
この日は三伏峠まで上がり、小河内岳まで往復してから塩見小屋に入る計画でした。
ところが、予報は外れて三伏峠に着く直前から雨。
雨天フル装備で小河内岳に向かったものの、烏帽子岳から先の稜線は暴風雨。ポール使った四足歩行でも体が揺さぶられる。メガネもすぐ曇って1分毎に拭わないと前が見えない。崖の縁の狭い道に至り、こりゃもうヤバいと撤退。
その後、三伏峠に戻ってしばし雨宿り。11時前には雨は止んだので、塩見小屋に向けて再出発。天候は急回復し晴れ間も。14時頃に塩見小屋に到着。
小河内岳断念で時間ができたので、塩見岳へピストン。
ただ、久々の3000m級だったせいか、多分高度順応できてなくて、息絶え絶え。時間かかってなんとか登頂。
山頂はまだ雲がかかって眺望は今一つでしたが、高山植物はたくさん見られたし、また珍しくも塩見岳のライチョウに会えました。
7/21(日)。まず塩見岳に再び登頂。
北からガスが吹き付け、前日にも増して眺望は微妙でしたが、東へ少し下ると雲が消えて、きれいな富士山が。
この日最初の目標は蝙蝠岳で、分岐点からピストン。
最初の北俣岳までは面倒な岩尾根でしたが、それを過ぎると木々のない幅広い尾根歩きになり、左前方には富士山、右前には荒川岳を眺めながら気持ちよく歩けました。
マイナーな山と思ってましたが、意外にたくさんの人が歩いててびっくり。20人位の人に会ったと思います。
分岐に戻った後は、仙塩ルートを北上。
最初ガレガレな急斜面を怖々下りましたが、その後は、さわやかオープンな稜線歩き。
北荒川岳山頂も草木のない崖の上で、眺望が素晴らしかったです。
その後は樹林帯の中が多く、また、新蛇抜山と安倍荒倉岳も縦走路の脇の、おまけピークという感じで微妙でしたが、まずは踏破。
7/22(月)。朝5時に出発し、強風とガスの中、まずは三峰岳へ登る。
今回、高度障害でやたら息切れてペースが上がらず、北沢峠の最終バスに間に合うか微妙だったので、仙塩尾根踏破を断念。間ノ岳へエスケープ。(→北岳経由で広河原下山) 前日ヘッドランプをどこかで失い、夜明け前行動ができなかったのも大きい。
間ノ岳はガスに覆われ真っ白。
ただ、そこからの下りでは元気いっぱいのライチョウを見れたのが慰め。
北岳山荘に下る頃にはガスも晴れ、北岳の登り返しでは、これまた息切れで苦労しましたが、無事登頂。
前回登頂した時は、眺望よくなかったので、リベンジにもなりました。
結局、目標の百高山5峰のうち小河内岳は踏めず、また、仙塩尾根も踏破できなかったけれど、時間の余裕ができたせいで、北岳山頂では1時間以上まったりできたし、下山後も新しい広河原山荘でビール飲んでのんびりできたし、雷鳥と高山植物もたっぷり見られたので、これはこれでよかったのでは? と自分を慰めています。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する