北岳・間ノ岳テント泊ハイク

2015年08月01日(土) ~ 2015年08月02日(日)

• GPS: 32:33
• 距離: 39.8km
• 登り: 3,766m
• 下り: 2,677m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 2:17
• 合計: 9:47

距離 25.7km 登り 3,074m 下り 643m

6:43 御勅使バス停
6:43 広河原インフォメーションセンター
6:43 広河原・吊り橋分岐
6:43 6:46 広河原山荘
6:59 白根御池分岐
9:16 9:37 白根御池小屋
11:58 12:48 草すべり分岐
13:05 13:15 小太郎尾根分岐
13:55 14:25 北岳肩ノ小屋
14:46 14:55 両俣分岐
15:23 15:31 北岳
15:53 15:54 吊尾根分岐
16:08 16:13 トラバースルート分岐
16:30 北岳山荘

2日目

• 山行: 8:15
• 休憩: 2:02
• 合計: 10:17

距離 14.1km 登り 704m 下り 2,034m

5:00 北岳山荘
5:57 6:18 中白根山
7:29 7:44 間ノ岳
8:42 8:45 中白根山
9:07 9:51 北岳山荘
10:23 トラバースルート分岐
11:00 11:01 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
11:19 11:20 八本歯のコル
13:10 13:42 二俣
14:54 白根御池分岐
15:01 広河原山荘
15:05 15:10 広河原インフォメーションセンター
15:17 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

芦安駐車場からバスで広河原まで

コース状況／危険箇所等

八本歯のコルから北岳山荘までのトラバース道。小さい子供連れは要注意。

写真

8/1 5:05

芦安から始発バスに乗って広河原まで。この日は夏休みの影響か混んでいました

8/1 6:34

広河原インフォメーションセンターに到着

8/1 6:36

今日登る北岳もバッチリ見える。テンション上がります

8/1 6:37

吊り橋を渡って広河原山荘へ

8/1 6:45

ネットで申請を忘れたので紙で提出。行ってきます。

8/1 6:49

いざ出発！

8/1 7:41

バス酔いの影響もあって、ちょっと辛そう。睡眠不足もあり、いつもより口数が少ない。。

8/1 7:58

幼稚園児、頑張って歩いてます。そこまで遅いペースじゃないので、マイペースで進みます。標高差1700mもあるので、後半に脚を残しておかないとね。。

8/1 9:14

途中の分岐で白根御池小屋方面のルートへ

8/1 9:25

2時間半くらい歩いて白根御池小屋に到着。早くはないけど遅くもない良いペースだった。

8/1 9:18

やっぱり食べるよね。桃ソフト、甘くて冷たくて美味しかったです

8/1 9:27

トイレも綺麗でした

8/1 9:38

御池と北岳。ここのテン場も気持ち良さそうだなー

8/1 9:38

ソフトクリームも食べて、しっかりと休憩も取ったので、草すべり行ってみますか！肩の小屋まで3時間20分。

8/1 9:44

これが草すべりか。遮るものがないので、暑そう...。日焼け対策、熱中症対策は万全に

8/1 10:00

たまに出てくる木陰で休んだりしながらゆっくり進みます。

8/1 11:29

ひたすら急斜面を登っていきます。この先で、上から落石。目の前で止まったから良かったけど、めちゃ怖かった。自分も落石させないように気をつけなきゃ。

8/1 12:56

右俣ルートとの合流付近。標高は2800mくらい。ここでソウタに眠気。高山病でしょう。いつも頭痛や吐き気は出ないので、横になって眠らせました。10分くらい休んだかな。なんとか回復して再出発。

8/1 13:13

稜線に出ることができました

8/1 13:15

目の前に仙丈ヶ岳がドーン！

8/1 13:18

お花を見たり、写真を撮りながら楽しく歩けました。いつものソウタに戻ってきましたね。

8/1 13:19

8/1 13:28

小屋まで平坦な稜線をイメージしてたけど、意外と険しかったw

8/1 13:31

歩いて来た道を振り返る。No.2へ向かう稜線にはたくさんの登山者がいました。

8/1 13:53

肩の小屋に到着。7時間かけてたどり着きました

8/1 13:58

気がつけば3000m。ここまでよく頑張った

8/1 13:59

肩の小屋テン場の風景

8/1 14:02

小屋でラーメンをいただくことにします。@900円。
ソウタとシェア。ナルトがなくてショック受けてました（笑）

8/1 14:46

当初の予定では北岳に登って、北岳山荘まで。でも、厳しいかな？と思ってここでテン泊覚悟してましたが、ラーメン食べて休んだら回復。
・・・ということで北岳にアタック開始！
ここまでリカバリーできたソウタの精神力はすごい。

8/1 14:50

両俣小屋分岐に到着。山頂まで20分って、もうすぐじゃん

8/1 15:05

あれが頂上？」な〜んて会話をしながら。余裕すら感じる。偽ピークなんだけどねw

8/1 15:12

少し歩いたら、反対側の稜線が見えました。
今日の目的地、北岳山荘がちっさく見えます。

8/1 15:14

ついにピークを目視できる場所まで来ました

8/1 15:19

No.2北岳へのビクトリーロード

8/1 15:19

肩の小屋方面の登山道を振り返る。よく歩いてきたね。

8/1 15:25

日本で二番目のお山、北岳（3193m）に到着しました！おめでとう！！！

8/1 15:24

ここまで8時間半かかったけど、無事に到着できて良かった(^^

8/1 15:31

まだ幼稚園の6歳児。本当によく諦めなかったなぁ。パパは誇らしく思う

8/1 15:38

感慨に浸りたいところだけど、山荘到着が遅くなるのは嫌だったので写真を撮ったらすぐに出発

8/1 15:52

吊尾根分岐点。北岳山荘まで50分。なかなか簡単には到着できないね

8/1 15:52

危険箇所はそれほどではないけど、小さい子供なので手を繋いで下りました

8/1 15:53

北岳山荘が徐々に近づいてきた。それでもこの高低差w
自分たちが凄い場所から降りてきてる事を実感する。

8/1 16:10

肩の小屋からエンジンがかかり、絶好調になったソウタも自分のペースでガンガン進んでます

8/1 16:15

間ノ岳へと続く稜線。なんとか挑戦権を確保できたので、明日が楽しみ。

8/1 17:05

無事に北岳山荘へ到着。出発してから約10時間かかりました。道中、追い越された方々に拍手で迎えていただき、恥ずかしいような、でも嬉しかったです。

8/1 17:06

先行していた友人家族と一緒に夕飯を食べました

8/1 18:06

ハイマツに溶けこむ我が家。今回はテラノバレーザーコンペティション2

8/1 17:29

疲れてないのかな？元気に遊んでました

8/1 18:08

北岳山荘のテン場。これは一部で小屋の裏にもたくさん張られてました。

8/1 18:29

気温は9度。夏なのになかなか涼しい

8/1 18:35

持参した高山植物の図鑑と本物のお花を見ながらお勉強。チシマギキョウとイワギキョウの違いとトウヤクリンドウなど、いくつか覚えたね。

8/1 23:42

0時に目が覚めたのでテントの外を見たら、満月がめちゃくちゃ綺麗でした。
風もなく、とっても快適な夜。明日も期待できそうだね。

8/2 4:38

テントを開けたらこの景色が目に飛び込んできました。テント泊の楽しみ

8/2 4:39

富士山。来年は長男とリベンジを...

8/2 4:40

朝は4度でした

8/2 4:52

ボーコン沢ノ頭方面から太陽が昇ってきました。ソウタを起こして一緒に眺めます。今日も一日、無事に歩けますように。

8/2 4:58

やっぱり太陽の力って凄いよね。エネルギーが満ち溢れてきました。

8/2 4:58

雲一つない青空。小屋泊の方々もテント泊の方々も既に動き出していました。さぁ、我々も行きますか！

8/2 5:10

間ノ岳へ向け出発。
朝は寒かったので、ソウタはダウン上下を着てスタートしてます

8/2 5:14

前方に見えるピークは中白峰山。まずはこちらまで進みます。

8/2 5:15

友人家族

8/2 5:19

富士山がずーっと見えていました。

8/2 5:19

間ノ岳へ続く稜線。これを歩くんですねー。ワクワクします

8/2 5:52

最初のピークまであと少し。

8/2 5:53

芝生でゴロリン。気持ち良さそう〜。あ、植物のないところですよ、念のためw

8/2 5:55

雷鳥さんを発見！見たいと思っていたのでソウタも大興奮でした〜♪

8/2 5:56

中白峰山（3055m）に到着。ここでも3000mオーバー...

8/2 6:19

右手に見えるのが間ノ岳。
トラバースの道が続くので、子供連れの自分はちょっと緊張してきました。

8/2 6:19

ものすごき気持ち良い。天気が良いし最高

8/2 6:22

慎重に歩きます

8/2 6:28

振り返ると北岳と北岳山荘

8/2 6:35

岩場が続きます。足元に注意してゆっくりと確実に

8/2 6:32

落ちないようにね。。

8/2 6:57

途中のケルン。一番上の石はソウタが積んだもの。

8/2 7:09

中白峰山から半分くらい歩いてきたでしょうか

8/2 7:17

テントに帽子を忘れて濡れたハンカチを頭に乗せてます

8/2 8:18

間ノ岳のピークが見えてきました。
この先だったかな、岩を巻いて行く場所があって、そこが一番緊張しました(^^;;

8/2 7:25

No.3へのビクトリーロード。最後の坂を登れば・・・

8/2 7:30

間ノ岳（3190m）、登頂！おめでとう〜！
昨日の北岳に続き、No.2とNo.3を一気に制覇しました。素晴らしい！

8/2 7:30

パパと二人で

8/2 7:38

山頂は朝早くから賑わってました

8/2 7:40

富士山が正面に見えます

8/2 7:40

農鳥岳方面。白峰三山縦走は次の宿題ということで今日はここまで

8/2 7:40

塩見岳かな？

8/2 7:40

南アルプスの南部。来年歩きたいな

8/2 7:43

天気良くて、このまま縦走したい気分だけど引き返します

8/2 7:44

北岳山荘へ戻ります

8/2 7:47

3000mの稜線歩き。名残惜しいけど、景色を味わいながら・・・

8/2 7:44

中央アルプス

8/2 7:51

北アルプス方面。槍ヶ岳、キレット、穂高が見えました。

8/2 7:47

仙丈ヶ岳

8/2 7:48

甲斐駒ヶ岳

8/2 7:55

昨日登ったNo.2の北岳。やっぱりかっこいいなぁ

8/2 7:50

右から、北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳を目の前にして歩ける幸せ。
そして山の晴れは絶対正義！ということを改めて感じました（笑）

8/2 8:06

気持ち良い稜線歩きは続きます。

8/2 8:28

間ノ岳まで来て本当に良かった。

8/2 8:29

北岳山荘が見えるところまで戻ってきました。北岳をバックに

8/2 8:31

影で遊んだり

8/2 8:31

8/2 8:47

北岳の真似。似てるね。

8/2 8:52

自然とテンションも上がって、踊りながら走ってました

8/2 8:52

北岳の大きさがわかる。

8/2 9:03

出発してから約4時間。小さいながら頑張りました。

8/2 9:05

撤収作業して、広河原まで下山しましょう。

8/2 9:59

トラバース道を進みます。

8/2 10:15

登りはもうないかなーと思ってたけど、八本歯まで結構な登りだったw

8/2 10:17

このあたりはものすごいお花畑。

8/2 10:23

キタダケソウには出会えなかった。

8/2 10:17

この壮大な景色とお別れする寂しさと、下界に降りられる安心感が入り混じる複雑な心境。

8/2 10:35

ここから緊張する箇所が続きます。

8/2 10:38

登山道自体は整備されてるので問題ないです。子連れだと気を使います。

8/2 10:38

滑落注意で慎重に進みます。

8/2 10:49

八本歯のコル手前に到着。なんとかクリア。ふぅ

8/2 10:48

でも、ここから八本歯のコルまで、岩場、崖、ハシゴなど、まだ気を抜けない箇所ばかりでした。。

8/2 10:58

岩場を下りていたら、「もしかして、ソウタくんですか？」と声をかけていただきました。ブログを読んでくれているようです。ありがとうございます。

8/2 11:06

この時間から登ってくる人も多いですね

8/2 11:06

北岳バットレス

8/2 11:17

広河原まで3時間。ムムム、まだあるぞ。。

8/2 11:18

5月に歩いた鳳凰三山。ソウタは今回の方が疲れたって。そりゃーそうだ。

8/2 11:31

梯子がなかなか終わりません。勘弁してくださいw

8/2 11:57

ザレ道でで歩きにくかったなぁ。ソウタと二人で何度も転び、傷だらけになりながら、必死に下りました

8/2 12:20

雪渓まで降りてきました。

8/2 12:23

少し涼みます。

8/2 13:41

二俣到着。バイオトイレあります

8/2 14:16

ここからは急いで降ります。CT2時間のところ1時間で行きたいな。

8/2 14:32

8/2 14:40

8/2 15:01

目標通り、二俣から1時間で下山

8/2 15:01

トイレに急ぐソウタ。元気だね〜。走ったおかげか、15時のバスに乗車できて芦安まで戻れました。疲れた〜

8/2 23:23

宝物が一気に二つ増えて大喜びのソウタ。百名山2座制覇！本当におめでとう

8/3 17:43

撮影機器：

PENTAX MX-1 PENTAX RICOH IMAGING

感想

norikazu10

高山病と眠気で辛かったと思うけど、諦めず先に進んだこと。全てはこれに尽きます。
そばで見ていて、彼のスイッチが入った瞬間がわかりました。
諦めなかったからこそ見えた景色、出会えた花や鳥、目標達成（登頂）だと思います。

体力はもちろんだけど、精神的にも成長しているんだね(^^
この時の事を忘れずに、何事にも諦めず頑張って欲しいなぁと父は思うのでした。

行きも帰りも、本当に沢山の方に声を掛けいただきました。「すごいなぁ、がんばれよ〜！」という声援が彼にどこまで力を与えたのかわかりませんが、やっぱり嬉しいし、力になったと思います。感謝感謝です。



ブログにも書いてます。
北岳：http://extreme-freak.blogspot.jp/2015/08/kitadake.html
間ノ岳：http://extreme-freak.blogspot.jp/2015/08/ainodake.html