光岳〜聖岳
- GPS
- 27:24
- 距離
- 46.1km
- 登り
- 4,172m
- 下り
- 4,185m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 9:47
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:31
天候 | 1日目 晴れのち山頂付近はガス 2日目 晴れ(早朝は強風でしたが、午後には止んでいました) 3日目 晴れ(早朝、小聖岳付近は爆風でしたが、本邦取りつきは陰になっていたためか無風状態でした。山頂は強風でした。下山して小聖岳に到着時点で風はありませんでした。) |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
光岳〜茶臼岳は、南アルプスの深南部を思い出させる樹林帯、お花はあまり期待できない 茶臼岳〜聖岳 アルプスに来たって感じで、気持ちはルンルン気分になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
芝沢ゲート手前の道路は、一部アスファルト舗装されていますが、大きな穴ぼこが多数あり、調子こいてスピードを出すとタイヤバーストのおそれがあります。 樹林帯では、アブが活動しています。特に面平から易老岳までにかけて奇襲攻撃してきます。全体的に樹林帯ではアブがたかってくるので注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 光岳小屋 宿泊代 12,000円、夕食と朝弁当代 3,500円、シュラフレンタル 1,500円 合計17,000円でした。 ウエルカムドリンク(イオン水) 無料 水 無料 充電 100円、 男子トイレ 小1(匂いあり、ハエが10匹ほどたかっている) 大1(匂い無し、和式) 聖平小屋 宿泊代 9,000円(食事提供無し)シュラフ付き 充電 300円、缶ビールは売り切れていましたが、缶酎ハイ等はありました 蛇口から出る水が飲めます。 トイレは、小屋から5〜60メートル離れた場所にあります。 洋式で水洗、確か4,5部屋あったと思います。 光岳小屋、聖平小屋ともに、小屋で購入した商品でも、ゴミは全てお持ち帰り |
写真
感想
当初、この日は、東北地方の山を登る予定でしたが、またしても天候不良により断念し、代替案として浮上したのが、今回の山でした。
実は、今月中旬に登る予定でしたが、
西沢渡付近が一部通行止め
ヒルの被害が多い
下山で使用するゴンドラが途中で動かなくなってしまう不安
等の理由から、通行止めが解除されるのを待つことにしました。
しかしほかの方のレポを拝見すると、
・問い合わせをしたところ、登山者さんの安全確保のため通行止めにしているが、自己責任で安全に通行していただければ通れますとの事。
・ヒルを見かけなかったというレポが多くみられた
・ゴンドラを使用せず、靴を脱いでジャバジャバすればいいのでは
ということや、運よく小屋の予約もできたことから行ってきました。
自分的には、易老岳の急登の登りを避けて、下山で使いたかったことから、今回とは反対周りの、聖岳から光岳に周回が良かったのですが、登りではよく立ち止まる私にとって、ヒルの絶好の餌食になることや、序盤のゴンドラで体力を使い切ってしまう恐れがあったことから、光岳〜聖岳の周回になりました。
〇初日
芝沢ゲートのトイレが使えないことから、道の駅に前泊し、3時半ころ到着しましたが、既に満杯で、仕方がないので少し下った空き地にとめました。
本来なら易老渡まで自転車を使用するつもりでしたが、禁止ということもあり、長い林道歩きは疲れました。
その疲れた体に、今度は易老岳まで、5時間かけての急登で、さらに体がフラフラになり、追い打ちをかけるように、永遠と続くガレ場の急登で、体はヨレヨレ状態でした。小屋が見えた時は本当にうれしかったです。ただ易老岳手前で、注意されていたにもかかわらずアブに刺されてしまいました。
小屋からは、大阪からみえた男性の方と山談議になり、翌朝まで退屈せずにすみました。
〇二日目
翌日は、前日見れなかった富士山が、早朝から見られ、茶臼岳を登る時は、富士山を見ながら登れる贅沢な気分でしたし、その辺から本格的なアルプスの感じが味わえます。
予定より早く聖平小屋に到着したので、聖岳に行こうかとも思いましたが、相向かいの2人組の女性から、「今の暑い時間帯に登るより、明日の早朝の涼しい時間帯に登った方がいいよ。」とアドバイスをもらい、そのまま翌朝まで休憩
〇最終日
早朝4時に出発。おそらく小屋泊のなかで一番かと思いますが、薊畑で荷物をデポして、ラスボスに挑みますが、自分以外に誰もおらず、時折吹く暴風がとても心細かったです。特に小聖岳に到着したときは、暴風がひどく、この先どうなることかとも思いましたが、幸い聖岳取りつきからの登山道は、風の陰になっているのか、ほぼ無風状態で助かりました。
下山では、心配していたヒルに遭遇することもなく、さらには、勇気をもってゴンドラに乗ったところ、中央過ぎたあたりで、救世主(力強そうな男性登山者)が現れ、引っ張ってくれたこともあり、なんとかクリアできました。
救世主の方、本当にありがとうございました。
便ヶ島からの長い林道歩きはとても疲れ、自転車のありがたみを感じました。
今回の山歩きにあたっては、yamapのoniraさんから、大変貴重な情報をいただき、感謝しています。この場をお借りしてお礼申し上げますが、あれほどアブには注意するよう言われたにもかかわらず、右足ふくらはぎ付近をやられてしまいました。
ただ、アドバイスとおり、帽子とザックに「オニヤンマ君」を装着し、さらには虫よけもしましたが、奴らは、どういうわけか足、しかも見えない後ろ側を攻撃してきます。
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