ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7087777
全員に公開
沢登り
谷川・武尊

万太郎谷 本谷

2024年08月01日(木) ~ 2024年08月02日(金)
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
18:16
距離
13.3km
登り
1,449m
下り
730m

コースタイム

1日目
山行
8:07
休憩
0:24
合計
8:31
距離 8.0km 登り 597m 下り 35m
8:56
47
9:50
10:04
3
入渓(+沢装備準備)
10:07
41
スリット堰堤(万太郎谷第4号砂防堰堤)
10:48
6
魚止メ滝下
10:54
23
魚止メ滝上
11:17
36
オキドウキョ入口滝下
11:53
20
オキドウキョ出口滝上
12:13
12:23
141
井戸小屋沢出合(+小休憩)
14:44
66
一ノ滝下
15:50
40
一ノ滝上
16:30
8
二ノ滝下
16:38
49
二ノ滝上
17:27
泊地(イシクラ沢出合上流右岸)
2日目
山行
8:55
休憩
0:50
合計
9:45
距離 5.3km 登り 852m 下り 695m
7:09
34
泊地(イシクラ沢出合上流右岸)
7:43
112
三ノ滝下
9:35
38
三ノ滝上
10:13
10:23
75
小休憩
11:38
37
最後の二俣(Co1450)
12:15
12:25
133
小休憩
14:38
12
登山道合流
14:50
15:15
5
15:20
15:23
4
15:27
15:29
85
16:54
ロープウェイ天神平駅
天候 両日共に晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往路:白毛門登山口駐車場→土合駅−[上越線=240円]→土樽駅
復路:天神平駅−[谷川岳ロープウェイ=1,800円]→土合口駅→白毛門登山口駐車場
コース状況/
危険箇所等
計画: https://yamare.co/p3475985

・コンディション: 水量普通、ヌメリ強い
・沢内他パーティ: なし
・参考遡行図:「東北・上信越・日本アルプス 沢登り銘渓62選」P.212-215 (3級/中級)
・携帯電話: 吾策新道登山口までアリ(d/SB/R)、稜線付近Co1800からあり(d/R)
・登山届: Compass, 車ダッシュボード提示, 土樽駅登山ポスト, 山岳仲間共有

去年に天気が整わず行けなかった万太郎本谷。今年は平日も含めて検討したところここに。お陰で両日共にピーカンの最高の沢行に!

「谷川連峰に万太郎谷あり」と有名な名溪だが、今年はまだあまり遡行パーティが入っていないのか、踏み跡薄く、蜘蛛の巣多く、泊地も見つかりづらく、とすこし自然に還った状態の沢を堪能できた。ずっと開けていて、白い岩盤で、非常に気持ちの良い遡行になった。

沢全体を通して、最初から最後までヌメリが核心になることが多かった。ラバーソールでの遡行だったこともあるが、乾いていても濡れた靴で踏むと滑ったり、小滝やゴーロ歩きでも気が抜けない沢だった。

3つある大滝の登攀では、一ノ滝左壁を核心に感じた。ラバー+荷アリでリードしたのが難しく感じた主な理由かもしれない。その次が三ノ滝上段からの細い枝沢で、こちらは単純にヌメリ核心。

2日目の特に詰めはSLの体力不足によりかなりペースが遅くなったが、ロープウェイの最終にギリギリ間に合ったので、終わりよければ全てヨシ!

◇1日目
朝は始発電車(土合8:37→土樽8:45)合わせで少し遅めの山行開始に。
去年に支流の井戸小屋沢を本谷から遡行している(記録: https://yamare.co/5976066 )ため、そこまでは知っている渓相なので気楽。オキドウキョは出口最後の4m滝だけ右岸から高巻いた。一ノ滝までの小滝が連続する泳ぎゴルジュがSLには難しかったようで、CLが先に登ってお助けスリングなどを整備して突破した。
一ノ滝はCLが水流左壁の登攀リード。荷アリだったためか非常に難しく感じた(+)。いくつか登っている記録はあるがほとんどが空荷だった。残置ハーケンなども少なく潅木がメインの中間支点となった。
二ノ滝は右壁が階段状で非常に登りやすい、フリーでサクッと登れた。
地味に時間がかかったのはイシクラ沢出合付近の泊地探し。ヤマレコのみんなの足跡が少し沢から逸れているところを30分ほどかけて重点的に探したところ、右岸から3mほど登ったところに過去に整地されたであろう焚き火跡もある極上物件をSLが発見。だいぶ荒れていたため、草取りや小石除去などをして整地しなおした。入り口にケルンも積んでおきました。ここ以外は増水にも耐えられる泊地跡はなさそう。

◇2日目
朝は少し寝坊して予定より1時間遅れぐらいの出発。
出発してすぐに三ノ滝。下段は残置ハーケン多めで簡単に登れた()。上段は水流を斜上するバンドを水流を浴びながら上り、そのまま右の細いスラブ状枝沢を登った(+)。ここはヌメリ分が"+"という感じ。タワシが大活躍。そのまま30mぐらい登った水流左の潅木でピッチを切って、そこから潅木ヤブを落口までコンテで無理矢理トラバースしたところ、綺麗に落口に出ることができた。
三ノ滝上を少しいくと、泊地跡がいくつかあったが、どれも増水には耐えられなさそう。とはいえここまで上流ならそこまで増水も強くないので大丈夫そう。
そこから上はいくつか二俣があるが全て右に行けば迷うことはない。迷うことはないがただただ長く辛い。最後の二俣(Co1450)を過ぎ水が枯れてからが意外と長い。振り向いて見える景色だけが癒し。
その他周辺情報 ラストコンビニ: セブンイレブン 群馬みなかみ町店
谷川岳肩ノ小屋: 缶ジュース(350円)
下山後温泉/晩飯: 鈴森の湯
到着時の白毛門登山口駐車場。平日は空いてる
2024年08月01日 07:25撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 7:25
到着時の白毛門登山口駐車場。平日は空いてる
土合駅
2024年08月01日 07:57撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 7:57
土合駅
土合駅の地下トイレは使えない。改札外にあるトイレのみ。めちゃくちゃ綺麗なトイレだった
2024年08月01日 08:00撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 8:00
土合駅の地下トイレは使えない。改札外にあるトイレのみ。めちゃくちゃ綺麗なトイレだった
土合駅は無人駅なので乗車証明書を取って改札を通る
2024年08月01日 08:08撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 8:08
土合駅は無人駅なので乗車証明書を取って改札を通る
白毛門登山口駐車場から土合駅まで来た道の上を通る高架を通って
2024年08月01日 08:18撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 8:18
白毛門登山口駐車場から土合駅まで来た道の上を通る高架を通って
有名なモグラ階段を下っていく
2024年08月01日 08:21撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 8:21
有名なモグラ階段を下っていく
電車は意外にホームの奥の方に停まるので注意
2024年08月01日 08:36撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 8:36
電車は意外にホームの奥の方に停まるので注意
土樽駅ホームに到着
2024年08月01日 08:46撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 8:46
土樽駅ホームに到着
土樽駅
2024年08月01日 08:52撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 8:52
土樽駅
土樽駅を出たところにある登山ポストに登山届を提出
2024年08月01日 08:53撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 8:53
土樽駅を出たところにある登山ポストに登山届を提出
土樽PA(下り)の横を通る舗装路を歩いて登山口へ
2024年08月01日 09:23撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 9:23
土樽PA(下り)の横を通る舗装路を歩いて登山口へ
この舗装路が割と長い
2024年08月01日 09:30撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 9:30
この舗装路が割と長い
吾策新道口駐車スペース
2024年08月01日 09:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 9:37
吾策新道口駐車スペース
吾策新道入口(右側)。このまま舗装路をいく
2024年08月01日 09:43撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 9:43
吾策新道入口(右側)。このまま舗装路をいく
入渓点のスリット堰堤が見えてくる
2024年08月01日 09:47撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 9:47
入渓点のスリット堰堤が見えてくる
舗装路の終点。ここから簡単に沢に入渓できる
2024年08月01日 09:48撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 9:48
舗装路の終点。ここから簡単に沢に入渓できる
入渓点。スリット堰堤下。ここで沢装備の準備をした
2024年08月01日 09:51撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
8/1 9:51
入渓点。スリット堰堤下。ここで沢装備の準備をした
スリット堰堤は簡単に歩いて入ることができた
2024年08月01日 10:06撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 10:06
スリット堰堤は簡単に歩いて入ることができた
スリット堰堤出口らへん。詰まっている潅木なども少なく容易
2024年08月01日 10:07撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 10:07
スリット堰堤出口らへん。詰まっている潅木なども少なく容易
しばらくゴーロを歩く
2024年08月01日 10:21撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 10:21
しばらくゴーロを歩く
この辺りからナメ帯が始まる
2024年08月01日 10:25撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 10:25
この辺りからナメ帯が始まる
2024年08月01日 10:30撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/1 10:30
2024年08月01日 10:33撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
8/1 10:33
2024年08月01日 10:36撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
8/1 10:36
魚留ノ滝。一泳ぎして左壁から登った
2
魚留ノ滝。一泳ぎして左壁から登った
魚留ノ滝上の大きなポットホール。360度カメラを入れてみたが特に面白いものはなかったw
2024年08月01日 10:56撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/1 10:56
魚留ノ滝上の大きなポットホール。360度カメラを入れてみたが特に面白いものはなかったw
関越トンネルの換気塔が見えてくる
2024年08月01日 11:00撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 11:00
関越トンネルの換気塔が見えてくる
関越トンネルの換気塔(万太郎たて坑)
2024年08月01日 11:10撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
2
8/1 11:10
関越トンネルの換気塔(万太郎たて坑)
大きな釜を持つオキドウキョ入口滝
2024年08月01日 11:17撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 11:17
大きな釜を持つオキドウキョ入口滝
オキドウキョ。右からオキドウキョ沢が流れ込んでいる
2024年08月01日 11:27撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
8/1 11:27
オキドウキョ。右からオキドウキョ沢が流れ込んでいる
右岸をヘツり、一瞬泳いで左岸へ渡る
2024年08月01日 11:30撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/1 11:30
右岸をヘツり、一瞬泳いで左岸へ渡る
オキドウキョは本当に美しい渓相
2024年08月01日 11:38撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
2
8/1 11:38
オキドウキョは本当に美しい渓相
オキドウキョ出口滝が奥に見える。ここは右岸から高巻いた
2024年08月01日 11:47撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/1 11:47
オキドウキョ出口滝が奥に見える。ここは右岸から高巻いた
オキドウキョ出口滝上から
2024年08月01日 11:53撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 11:53
オキドウキョ出口滝上から
ここも大きな釜の2条3m。右岸から登った
2024年08月01日 11:57撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 11:57
ここも大きな釜の2条3m。右岸から登った
ナメ小滝。滑らないようにそーっと
2024年08月01日 12:09撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 12:09
ナメ小滝。滑らないようにそーっと
井戸小屋沢出合。左が本谷
2024年08月01日 12:13撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 12:13
井戸小屋沢出合。左が本谷
しばらくゴーロ
2024年08月01日 12:25撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 12:25
しばらくゴーロ
水が綺麗!
2024年08月01日 12:29撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 12:29
水が綺麗!
2024年08月01日 12:38撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 12:38
ここからプチゴルジュが始まる
2024年08月01日 12:44撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 12:44
ここからプチゴルジュが始まる
プチゴルジュ
2024年08月01日 12:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 12:45
プチゴルジュ
ヘツリ+泳いで取り付く
2024年08月01日 12:47撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/1 12:47
ヘツリ+泳いで取り付く
プチゴルジュ出口滝。CLが水線から上がってくる
2024年08月01日 13:06撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
2
8/1 13:06
プチゴルジュ出口滝。CLが水線から上がってくる
プチゴルジュ上から。おそらく右岸から高巻きもできそう
2024年08月01日 13:08撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 13:08
プチゴルジュ上から。おそらく右岸から高巻きもできそう
ヒョングリ滝3m。水流右から直登トライはしたがヌメリで悪く、左岸から小さく巻いた
2024年08月01日 13:12撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 13:12
ヒョングリ滝3m。水流右から直登トライはしたがヌメリで悪く、左岸から小さく巻いた
ドピーカン!雲ひとつない!
2024年08月01日 13:26撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
8/1 13:26
ドピーカン!雲ひとつない!
6m。左から簡単に巻ける
2024年08月01日 13:30撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 13:30
6m。左から簡単に巻ける
この辺りからナメ地形になってくる
2024年08月01日 13:33撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 13:33
この辺りからナメ地形になってくる
右から流れ込むのが大粟沢
2024年08月01日 13:39撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 13:39
右から流れ込むのが大粟沢
茂倉岳方面の稜線が綺麗に見える
2024年08月01日 13:40撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/1 13:40
茂倉岳方面の稜線が綺麗に見える
さらに右からナメの枝沢が流れ込む
2024年08月01日 13:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
8/1 13:42
さらに右からナメの枝沢が流れ込む
2024年08月01日 13:43撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/1 13:43
乾いたところを上手く踏んでいく
2024年08月01日 13:51撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 13:51
乾いたところを上手く踏んでいく
2024年08月01日 13:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 13:53
小滝がどんどん出てくる
2024年08月01日 14:10撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 14:10
小滝がどんどん出てくる
2024年08月01日 14:16撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/1 14:16
ヌメリは水流が一番少ないので、水線をいくのが安心できる
2024年08月01日 14:28撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/1 14:28
ヌメリは水流が一番少ないので、水線をいくのが安心できる
詰まった丸太を足場にして進んだ
2024年08月01日 14:36撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 14:36
詰まった丸太を足場にして進んだ
沢が少し左に折れていきなり登場するのが
2024年08月01日 14:42撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 14:42
沢が少し左に折れていきなり登場するのが
一ノ滝30m
2024年08月01日 14:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
8/1 14:42
一ノ滝30m
左壁の乾いた部分をロープを出して登った
2024年08月01日 14:46撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
2
8/1 14:46
左壁の乾いた部分をロープを出して登った
一ノ滝上から。最後のスラブが悪いが潅木を掴める
2024年08月01日 15:50撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 15:50
一ノ滝上から。最後のスラブが悪いが潅木を掴める
一ノ滝上は穏やかな渓相
2024年08月01日 15:50撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/1 15:50
一ノ滝上は穏やかな渓相
2024年08月01日 16:04撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 16:04
2024年08月01日 16:26撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 16:26
二ノ滝。目寸で14mぐらい?
2024年08月01日 16:30撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
8/1 16:30
二ノ滝。目寸で14mぐらい?
二ノ滝は右壁が階段状になっていて簡単に登れる
2024年08月01日 16:31撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 16:31
二ノ滝は右壁が階段状になっていて簡単に登れる
二ノ滝上より登ってくるSL
2024年08月01日 16:35撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 16:35
二ノ滝上より登ってくるSL
小滝が連続する綺麗な場所
2024年08月01日 16:44撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/1 16:44
小滝が連続する綺麗な場所
2024年08月01日 16:45撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 16:45
この大岩の向こうがイシクラ沢出合
2024年08月01日 16:55撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 16:55
この大岩の向こうがイシクラ沢出合
イシクラ沢(=左)出合。両谷とも沢形が大きいので、右岸を登っていたらイシクラ沢に入ってしまい少し戻った
2024年08月01日 17:09撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 17:09
イシクラ沢(=左)出合。両谷とも沢形が大きいので、右岸を登っていたらイシクラ沢に入ってしまい少し戻った
右岸にあった極上ビバーク地。ここを探すのにだいぶ時間がかかってしまった。ヤマレコの「みんなの足跡」機能のおかげ。入口にケルン積んでおきました
2024年08月01日 18:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 18:42
右岸にあった極上ビバーク地。ここを探すのにだいぶ時間がかかってしまった。ヤマレコの「みんなの足跡」機能のおかげ。入口にケルン積んでおきました
ビバーク地セットアップ
2024年08月01日 18:41撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 18:41
ビバーク地セットアップ
日暮まで大きな雲もなくずっと快晴の一日だった
2024年08月01日 18:42撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 18:42
日暮まで大きな雲もなくずっと快晴の一日だった
夕飯献立は、尾西白米、麻婆春雨(+野菜&大豆ミート)、卵スープ、キュウリと大根のお漬物。初めて持ってきた大豆ミートが完全に肉でよかった。お腹いっぱいになりました
2024年08月01日 19:49撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
2
8/1 19:49
夕飯献立は、尾西白米、麻婆春雨(+野菜&大豆ミート)、卵スープ、キュウリと大根のお漬物。初めて持ってきた大豆ミートが完全に肉でよかった。お腹いっぱいになりました
寝る前に見えた星空。夜も快晴で最高の晩酌ができた
2024年08月01日 20:48撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/1 20:48
寝る前に見えた星空。夜も快晴で最高の晩酌ができた
おはようございます!(予定よりも1時間ぐらい寝坊した)
2024年08月02日 05:36撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 5:36
おはようございます!(予定よりも1時間ぐらい寝坊した)
朝飯はマルタイラーメンにうずらの煮卵トッピング。このあとコーヒーと紅茶を飲んだ
2024年08月02日 06:05撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 6:05
朝飯はマルタイラーメンにうずらの煮卵トッピング。このあとコーヒーと紅茶を飲んだ
出発前のビバーク地。残置ナシ!
2024年08月02日 07:04撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 7:04
出発前のビバーク地。残置ナシ!
出発。早朝は方角的にまだ谷は日陰
2024年08月02日 07:10撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 7:10
出発。早朝は方角的にまだ谷は日陰
ここの右岸にもビバーク跡地のような場所があったが狭い
2024年08月02日 07:14撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 7:14
ここの右岸にもビバーク跡地のような場所があったが狭い
朝イチ+陽がないので水は冷たいが頑張っていきましょう
2024年08月02日 07:25撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 7:25
朝イチ+陽がないので水は冷たいが頑張っていきましょう
簡単に越えられる小滝をいくつか越えていくと
2024年08月02日 07:34撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 7:34
簡単に越えられる小滝をいくつか越えていくと
三ノ滝沢出合と三ノ滝。写真だとどうしても分かりにくいのだが、沢形をそのまま進んで右に曲がっていくのが支流の三ノ滝沢で、写真中央左に落ちる滝が三ノ滝の下段=こちらが本流
2024年08月02日 07:37撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/2 7:37
三ノ滝沢出合と三ノ滝。写真だとどうしても分かりにくいのだが、沢形をそのまま進んで右に曲がっていくのが支流の三ノ滝沢で、写真中央左に落ちる滝が三ノ滝の下段=こちらが本流
三ノ滝2段40mを正面から
2024年08月02日 07:39撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
2
8/2 7:39
三ノ滝2段40mを正面から
写真左が三ノ滝の下段。CLがいる辺りから乾いた右壁を登って落口まで上がる
2024年08月02日 07:39撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 7:39
写真左が三ノ滝の下段。CLがいる辺りから乾いた右壁を登って落口まで上がる
三ノ滝の下段登攀準備中
2024年08月02日 07:42撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 7:42
三ノ滝の下段登攀準備中
三ノ滝下段上の広いテラスから上段。水流真ん中からバンドを左から右へ斜上トラバースして、そのまま右の細い枝沢を登った
1
三ノ滝下段上の広いテラスから上段。水流真ん中からバンドを左から右へ斜上トラバースして、そのまま右の細い枝沢を登った
三ノ滝の上段を滝下から
2024年08月02日 08:13撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 8:13
三ノ滝の上段を滝下から
CLがリード後の下部登攀ロープライン
2024年08月02日 08:42撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 8:42
CLがリード後の下部登攀ロープライン
CLがリード後の枝沢登攀ロープライン。こっちがヌメリ核心でしんどかった
2024年08月02日 08:42撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 8:42
CLがリード後の枝沢登攀ロープライン。こっちがヌメリ核心でしんどかった
潅木でピッチを切った枝沢途中を上から。薮の中に踏み跡があるかと思ったが特になく、ここから強引に落口までコンテでトラバースした
潅木でピッチを切った枝沢途中を上から。薮の中に踏み跡があるかと思ったが特になく、ここから強引に落口までコンテでトラバースした
薮の中から見える三ノ滝落口
2024年08月02日 09:11撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 9:11
薮の中から見える三ノ滝落口
ドンピシャで三ノ滝落口上に出れた。フォローで出てくるSL
ドンピシャで三ノ滝落口上に出れた。フォローで出てくるSL
3段トイ状ナメ滝。三ノ滝上からは陽があたり気持ち良い
2024年08月02日 09:38撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
8/2 9:38
3段トイ状ナメ滝。三ノ滝上からは陽があたり気持ち良い
稜線が見えてくる
2024年08月02日 09:54撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 9:54
稜線が見えてくる
まだまだ水量は多く小滝が続く
2024年08月02日 10:06撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 10:06
まだまだ水量は多く小滝が続く
2024年08月02日 10:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 10:37
水線をガンガンいくのが気持ちが良い
2024年08月02日 10:45撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 10:45
水線をガンガンいくのが気持ちが良い
2024年08月02日 10:51撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 10:51
ちょっと処理が面倒な小滝もいくつか出てくる
2024年08月02日 11:06撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 11:06
ちょっと処理が面倒な小滝もいくつか出てくる
小滝でどんどん高度を上げていく
2024年08月02日 11:17撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 11:17
小滝でどんどん高度を上げていく
この右側が参考遡行図にある「4m黒い滝」かな。岩盤が黒く特徴的だった
2024年08月02日 11:35撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 11:35
この右側が参考遡行図にある「4m黒い滝」かな。岩盤が黒く特徴的だった
参考遡行図にある1:1二俣
2024年08月02日 11:39撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 11:39
参考遡行図にある1:1二俣
振り返ると登ってきた谷筋がくっきり
2024年08月02日 11:43撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
8/2 11:43
振り返ると登ってきた谷筋がくっきり
まだまだ小滝は続く
2024年08月02日 11:45撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/2 11:45
まだまだ小滝は続く
2024年08月02日 12:28撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 12:28
だいぶ登ってきた
2024年08月02日 12:30撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 12:30
だいぶ登ってきた
薮と岩盤帯が交互に出てくる
2024年08月02日 12:35撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 12:35
薮と岩盤帯が交互に出てくる
岩盤帯は開けてるが地味にしんどい
2024年08月02日 12:51撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 12:51
岩盤帯は開けてるが地味にしんどい
ちょくちょくお花畑
2024年08月02日 13:06撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/2 13:06
ちょくちょくお花畑
稜線がすぐそこに見えるがここからが長い
2024年08月02日 13:09撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 13:09
稜線がすぐそこに見えるがここからが長い
アザミが多い核心
2024年08月02日 13:19撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
1
8/2 13:19
アザミが多い核心
ここでまだまだ新しいプラティパスのソフトボトル(水入り)が落ちていた。おそらく予備水だったと思うが大丈夫だっただろうか。水は捨て、ボトルは全然使えそうなのでありがたくいただきました
2024年08月02日 13:25撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 13:25
ここでまだまだ新しいプラティパスのソフトボトル(水入り)が落ちていた。おそらく予備水だったと思うが大丈夫だっただろうか。水は捨て、ボトルは全然使えそうなのでありがたくいただきました
だいぶ上がってきました
2024年08月02日 13:41撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 13:41
だいぶ上がってきました
昨日横を通った関越トンネルの換気口が見える
2024年08月02日 13:41撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 13:41
昨日横を通った関越トンネルの換気口が見える
2024年08月02日 13:57撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 13:57
意外と肩の小屋は全然見えないまま登っていく
2024年08月02日 14:00撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 14:00
意外と肩の小屋は全然見えないまま登っていく
最高の景色。ここからもうひと登り!
2024年08月02日 14:17撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3
8/2 14:17
最高の景色。ここからもうひと登り!
登山道合流!上がってくるSL。この直前でようやく肩の小屋が見えた
2024年08月02日 14:37撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 14:37
登山道合流!上がってくるSL。この直前でようやく肩の小屋が見えた
肩の小屋から平標山方面稜線
2024年08月02日 14:44撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/2 14:44
肩の小屋から平標山方面稜線
肩の小屋から土合方面
2024年08月02日 14:44撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 14:44
肩の小屋から土合方面
肩の小屋で買ったジュースで乾杯!
2024年08月02日 15:05撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 15:05
肩の小屋で買ったジュースで乾杯!
肩の小屋に荷物をデポし、往復10分でトマの耳へ
2024年08月02日 15:21撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
2
8/2 15:21
肩の小屋に荷物をデポし、往復10分でトマの耳へ
登ってきた万太郎谷をトマの耳から。感慨深い
2024年08月02日 15:22撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 15:22
登ってきた万太郎谷をトマの耳から。感慨深い
ロープウェイの最終に向けて急いで肩の小屋に戻る
2024年08月02日 15:23撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 15:23
ロープウェイの最終に向けて急いで肩の小屋に戻る
下山開始すると鎖場がいくつか出てくる
2024年08月02日 15:59撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 15:59
下山開始すると鎖場がいくつか出てくる
熊穴沢避難小屋
2024年08月02日 16:19撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 16:19
熊穴沢避難小屋
ロープウェイ天神平駅
2024年08月02日 16:53撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 16:53
ロープウェイ天神平駅
最終17:00のロープウェイにマジでギリギリ間に合った
2024年08月02日 16:57撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8/2 16:57
最終17:00のロープウェイにマジでギリギリ間に合った
ロープウェイ土合口駅。我々の乗ったロープウェイが本当に最終で停止したところ
2024年08月02日 17:10撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 17:10
ロープウェイ土合口駅。我々の乗ったロープウェイが本当に最終で停止したところ
白毛門登山口駐車場に戻ったのは17:32
白毛門登山口駐車場に戻ったのは17:32
下山後は鈴森の湯に
2024年08月02日 18:12撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
8/2 18:12
下山後は鈴森の湯に
夕飯も鈴森の湯で岩魚塩焼き定食(1,700円)
2024年08月02日 19:17撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
1
8/2 19:17
夕飯も鈴森の湯で岩魚塩焼き定食(1,700円)
最高のタンパク質が補給できました!
2024年08月02日 19:19撮影 by  iPhone 15 Pro Max, Apple
3
8/2 19:19
最高のタンパク質が補給できました!

装備

MYアイテム
やっくん
重量:-kg
個人装備
ココヘリ 特小無線機 グローブ/純綿軍手 雨具 食x3/行動食x10/非常食x2 ハイドレーション(2L) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット/常備薬 免許証/保険証 スマホ(兼GPS) 時計 タオル ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ スリング セルフビレイコード(PAS) 参考遡行図 地形図 ハンマー/バイル サングラス ナイフ シュラフ スリーピングマット/枕 着替え サンダル 携帯トイレ/トイレットペーパー 虫除け
共同装備
ロープ(7.1mm50m) クイックドローx4 ハーケンx4 セルフジャミングプーリー(スポック) バーナー コッヘル/食器 調理器具 ライター 食材/調味料 ODガス缶x2 浄水器 ツェルト テント inReach Mini2(GPS共有オン) 着火剤 シュラフカバー

感想

去年の今頃からずっと行きたいなと思っていた、万太郎本谷。去年は週末だけを狙っていたので、天気の都合が合わず叶わなかったが、今年は平日もターゲットに入れたことで、完璧な天気の日に遡行が叶った!

全遡行を通じて、一昨年に登った湯檜曽川本谷(記録: https://yamare.co/4750962 )を思い出すことが多い遡行だった。岩盤の質感、ヌメり、沢の規模感などでやはり同じ山域なだけあって似ている部分が多い。滝登攀の難易度ではこちら、渓相のバリエーションで言うと湯檜曽かな、という感じ。登山としては湯檜曽は下山、こちらは最後の詰めが特に精神的な核心に感じます。

CLとしてはそこまで難しいところは特になく、体力的にも余裕のある山行になった。この内容とペースなら、もう1泊山行できるぐらいの余裕があることが確認できたのが良かった。
また、泊まり沢用に新調したアルパインザック(Rab Ascendor 45:50)を今回卸したのだが、これが今まで不満だった点を全て解消してくれて、本当に快適な遡行ができた。良い相棒に出会えた感じがして嬉しい。

計画としては、沢行自体に大きな問題はなかったが、実は、肩の小屋からロープウェイの駅までの時間をあまり把握しておらず、なんか〜こう〜30分ぐらい?とか思っていたら全然違ったのを肩の小屋で会った方から教えてもらい助かりました。それでも時間ギリギリで最後の最後に全力下山体力勝負になり、そこが最も疲れた感じになってしまった。一般登山にあまり興味がないのが仇になった形なんだが、ここは反省。

SLは体調の関係で去年よりもだいぶ体力が落ちているところ、頑張ってついてきてくれて良かった。少し予定より時間はかかったけれど、結果的にロープウェイ最終にも間に合ったので何の問題もないでしょう。最高のパフォーマンスでした、お疲れ様でした!

しっかし、我々2人で沢に泊まると、朝、若干寝すぎるのは何なんだろう……
でもせっかくの自然の中、アラームとかで起きたくはないので、、、よく休息が取れてると言うことでヨシとしますかw

そんなこんなで「谷川岳、沢からしか登ったことないんですよ」実績解除しました。次は一ノ倉沢らへんから登りたいな。おつかれさまでした!

憧れの万太郎谷本谷!
去年9月に井戸小屋沢右俣を遡行したとき出合で本谷の上流を眺めて「この先が本谷か~」とワクワク見ていた沢にやっとやっと来られました!
天気予報ドンピシャで二日間とも快晴。沢日和な暑くて気持ちいい日に憧れの沢に来られて本当に嬉しかったです!!
とにかく壮大でカッコイイ!
岩も水流も遠くに見える稜線も全部綺麗。
期待と緊張でものすごくドキドキしました。見えるもの全部に感動。

自分にとって第一関門はオキドウキョ。
右岸から対岸に泳いで渡らないといけない場所。足がつかないところがもともと苦手でめっちゃ気合を入れて飛び込こんだら自分的には結構スムーズに渡れました!!!嬉しい!(去年は水流に流されてなかなか対岸に辿り着けない私を別パーティのuchikenさんとhirosioさんにめっちゃ応援していただいて嬉しかったです!その節はありがとうございました!)
でもそのあと井戸小屋沢出合を過ぎて本谷の、遡行図にも特に記載がないゴルジュでは一ミリも手が見つけられなくて押し流され、やっくんにお助け紐を出してもらってなんとか通過できました。オキドウキョよりも自分には難しかったです。へつりながら泳ぐの下手くそだなぁ。

一ノ滝・三ノ滝はどちらもフォローで。
一ノ滝は手足が遠かったのが苦戦したのと、上部のスラブ面のヌメリがひどくてヒヤヒヤ。フォローなのに足滑らせて落ちたのが笑えます(笑えない)。
三ノ滝は一段目はそんなに難しくはなく、二段目が朝イチ激寒シャワーを受けながらヌメヌメトラバースしていくのがしんどかったです。枝沢もヌメヌメ。あと、朝イチの三ノ滝はずーっと日陰で寒かった。
二ノ滝含めて大滝三本全てが大迫力で、ずっと眺めていたくなる美しさでした。遡行した人にしか見られない、とっておきのご褒美です。

万太郎谷はけっこう上部まで水量あり、ヌメリもあり。
水が枯れ木が減って、草と岩肌の斜面になると一面お花畑が広がりとてもメルヘンな景色を堪能できました。この時期はピンクのお花が多かったです。長くてしんどい詰めもお花を眺めて気分転換。
時折り振り返って、歩いてきた万太郎谷を眺めると感慨深いものがあります。関越トンネルの換気口が遠くに小さく見えると、昨日のことなのにとっても懐かしい気分になったりしました。

書きたいこと沢山あるけどうまくまとまらないや。
私一人では全行程とうていクリアすることは無理でした。特に大きい沢に来ると「リーチ、詰んだ……(涙目)」となります。やっくんありがとう!!
最高のお天気の中、2人でこの景色が見られて、初めての谷川岳にも登れて、100点満点!言う事なしです!!
万太郎谷本谷、いい沢でした!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:595人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら