唐松岳→五竜岳→鹿島槍ヶ岳→爺ヶ岳
- GPS
- 44:33
- 距離
- 25.8km
- 登り
- 2,787m
- 下り
- 3,204m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 5:09
- 山行
- 10:55
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 11:41
天候 | 晴れ→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:扇沢よりバス |
写真
感想
今回は夏休みを利用し北アルプス縦走に挑戦しました。コースは2泊3日で唐松岳から爺ヶ岳までの縦走路、難所も多いので少しでも荷物を軽くするため、山小屋を利用します。
・・・で山小屋を予約はしてみたものの、7月後半はずっと天候が安定しない💦 ルートがルートだけに天気によっては中止やコース変更も思案する所だが、縦走メインとなる2日目はなんとか好天が期待できそうだったので、当初予定のコースで決行しました。
Day1
この日は八方アルペンラインを使って八方池山荘まで上がり、三百名山の唐松岳を登って、五竜山荘までのコース。八方までは長野駅からの特急バスを使う。10:30に八方池山荘をスタート。ここから八方池までは「八方尾根自然研究路」と呼ばれるハイキングコースになっており、登山装備なしで歩けて白馬の絶景が楽しめるとあって、平日ながら多くの観光客で賑わっています。🌼の開花も進んでますね。天気が良ければ白馬三山が拝めるはずだが、今日は頂上部はガスがかかってて下の方しか見えませんでした・・・(´;ω;`)
八方池から先は本格的な登山道となる。午後から天気は回復基調のはずだが、唐松岳山頂はガスがかかってるな・・・。ガスガスの中、八方尾根の中心峰である唐松岳山頂到着。時折薄日も差したが残念ながらこの日眺望ゼロ・・・(´-ω-`)明日の好天を期待することにする。唐松山荘を経て五竜山荘へと向かう。この間の牛首という難所を通る。岩稜地帯を鎖をつかんでトラバースしていく。五竜側を向いて右側は切れ落ちている。あんまり崖下見るとヤバイな・・(/_;)
牛首を越えて五竜山荘に到着。五竜岳もガスに隠れてるな・・・明日大丈夫だろうか・・・この日の五竜山荘は空いていて上段の1部屋貸し切りでした。夕食のカレー(おかわり自由)がめちゃおいしかったΣ(・ω・ノ)ノ!
Day2
この日は朝から快晴。五竜岳も昨日見えなかった唐松岳もはっきり見える!(^^)! まずは五竜岳を目指す。山頂付近は岩場や鎖場が続き、気が抜けない。1時間ほどで山頂到着。南側には次に向かう鹿島槍ヶ岳の双耳峰、西側には立山連峰・剱岳も見える。ここ数週間の天候を考えれば、この好天はラッキーという他ない。前日に山荘で見た天気予報だと夕方からまた天気下り坂なので先を急ぐ。
ここから鹿島槍ヶ岳にたどり着くまでの道のりがとにかく険しかった。五竜岳南側の険しい岩場を下り、G5を目指す。目の前にG4ーG5の岩稜が近づいてきた。まるでゴジラの背びれのような岩場にとりつく。ほぼ垂直の⛓もあり高度感あるが、”背びれ”の上はちゃんと道がついてる。北尾根の頭を越えてキレット小屋に到着。ビビりなので五竜岳から約3時間半かかった (;´Д`)
キレット小屋から先も難所が続く。まずは八峰キレット。北アルプス3大キレットの1つだが、難易度は一番低いらしい。確かに高度感あり、核心部と呼ばれる区域は思ってたより短い。ハイシーズンは渋滞も発生するそうで、ここで人とすれ違うのはかなり怖いものがあるが、幸いこの日はすれ違いはなかった。
キレットから先は厳しい急登が続く。⛓場はもちろん、⛓のないところでも、両手を使わないと登れない岩場が何か所も出てくる。ここまで来ると縦走装備の重さがのしかかってくる・・・(◎_◎;) 激登りの末、北峰への分岐に到着。北峰はピストンなのでザックを分岐点にデポして登る。折り返してきて、最後これまた岩場の急登を登り切り、鹿島槍ヶ岳南峰に到着。五竜岳からの所要時間は6時間半。まだまだ体力が足りんな・・・(>_<)
鹿島槍ヶ岳から爺ヶ岳へと続く山道はそれまでとは一変して歩きやすい道になった。冷池山荘を経由して、最後の目標の爺ヶ岳を目指す。冷池山荘を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなり、爺ヶ岳手前から☔が降り出した。マズい!急がないと!(; ・`д・´) 雨足が強まる中、爺ヶ岳最高峰の中峰に到着。さすがに眺望はもうない。爺ヶ岳南峰を経由して、この日の宿泊予定地の種池山荘へ急ぐ。16:00過ぎ、予定より1時間遅れで山荘到着。この夜、更に雨足が強まった。
Day3
この日は扇沢への下山のみ。朝から小雨模様だったが、爺ヶ岳は望めた。扇沢発の始発に乗るためAM5時前に山荘出発。扇沢に近づくにつれ、登山者が次々と上がってくる。この後は、なんとなく晴れそうな雰囲気なので登山客多いのかもしれない。AM7:00、扇沢バス停に無事到着。
今回のコースは五竜岳ー鹿島槍ヶ岳間が特に険しかったです。体力的に余裕をもっていくならキレット小屋泊が良いのでしょうね。実際、すれ違った人のほとんどはキレット小屋から出発してきたか、キレット小屋に泊まる予定かのどちらかでした。次の北アルプス来るときは体力つけて、もう少しペース上げられるようにしたいです。
百名山(25)(26)
三百名山(14)(15)
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