表銀座変形(大天井岳・赤岩岳・赤沢山・西岳・槍ヶ岳)


- GPS
- 37:58
- 距離
- 42.1km
- 登り
- 3,312m
- 下り
- 3,254m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 8:53
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 10:09
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 8:39
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 9:31
天候 | 1日目:晴れのち曇り一時雨のち晴れ 2日目:快晴のち一時曇り 3日目:快晴 4日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
(帰路)上高地(アルピコバス+松本電鉄)⇒松本駅(JR)⇒穂高駅(車回収) |
コース状況/ 危険箇所等 |
実践ルートは特段危険を感じる場面は無いが、東鎌尾根は時折急降下のハシゴなどあるので慎重に。 槍ヶ岳は3回目だが、昼前10:30に取り付いて降りてきたのが12:30と2時間要した。 最後のハシゴ部分で初心者多く時間が掛かっている印象。朝一5:00から登った方も2時間要したとおっしゃていた。 <赤岩岳(百高山)> 実践ルートから50m程の登りを往復するが、滑りやすい急登で、枝や草を複数本掴みながら登降する感じ。手を離すとズリ落ちるので慎重に。 <赤沢山(百高山)> ヒュッテ西岳のテン場から南へ進むと降下地点に出るので、のっけから急降下ときおり藪漕ぎを進む。ピンテは少ないが、ルートは明瞭なのでホワイトアウトでも視界10mほどあれば大丈夫と感じた。核心部は最初の急降下。ここも枝や一部ロープを持ちながら慎重に下る。赤沢山の稜線へは一部細いトラバースや藪漕ぎチックな箇所が続くが踏み跡明瞭で迷うことはないと感じた。赤沢山の稜線に出れば、アップダウンの少ない歩き(一部藪っぽい箇所あり)で山頂に到着。 ここの往復はガッツリ歩いた感の残るルートであった。 <西岳(百高山)> ヒュッテ西岳から往復半時間弱。 よく整備されているルートで歩きやすい。 |
その他周辺情報 | <明神館から河童橋は崩壊で梓川の対岸を迂回する> 小梨平の温泉は待ち5人程度と電話で確認できたが、明神館から河童橋迄は崩壊によ り梓川右岸に付け変わっている。 <上高地発バス> ・さわんど駐車場行のバスは予約できないので、当日は河童橋まで待ち列が伸びていた。こんな長い行列は初めて。自家用車の方は要注意。 ・我々は、松本駅行のバス(+新島々から電車)は今年は「発車オーライネットで予約可能」。松本駅から穂高駅まで行き車回収。 <日帰り温泉> ビレッジ安曇野(550円/人)の日帰り施設を利用。 市の公共施設のようだが綺麗に掃除され格安で悪くないと感じた。 https://vil-azumino.jp/facility なお、さわんど駐車場へのバスは予約不要ながら、河童橋まで長蛇の列(驚!)。 |
写真
感想
西岳周辺に取りこぼした百高山3座の回収に出かけました。
山の会の表銀座を歩きたいという新人を連れてテント縦走。
大天井から槍ケ岳の東鎌尾根は11年振り、槍ヶ岳自体は5年振り3回目。
天気予報では初日と2日目は午後から少し雨予報でしたが、直前にいい方に変わってくれ、初日に12時過ぎに表銀座で15分ほど降られただけで好天に回復。
2日目もほぼ全日快晴に変わってくれ、3,4日目の好天続きと、このところ不安定な天気だったにも関わらず素晴らしく好天の4日間に恵まれました。
ただし、2日目午後の天候を気にして東天井岳までの往復は割愛したのと、
槍ヶ岳に2時間かかったので、その後の南岳までの縦走は取りやめ、殺生ヒュッテでテン泊にエスケープしました。
昨年から降圧剤を飲み始めて、あきらかに馬力の出ない体になっていますが、
今後は山行スタイルを修正しつつ、壊れかけた股関節、膝、足首をいたわりながら、まだまだ歩きたいと思います。
大天井から槍ケ岳の東鎌尾根(11年前)のレコ:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-349200.html
槍ヶ岳(5年前)のレコ:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1968293.html
燕山荘から大天井ヒュッテまでは想像の上を行く素晴らしい行程でした。天井を歩いているが如くであり、疲れが吹き飛ぶ素晴らしい景色を見ながらの歩きで来てよかったと改めて実感。名前さえ知らなかった赤沢山、赤岩山では久々に手に汗握る登攀、草木を掴んでの急勾配でそれを乗り越えた時の達成感は、自分も結構やれるなと自信になりました。高所の登山より低山の登山の方が危険が孕んでいる事も勉強なりました。槍ヶ岳では長蛇の列で閉口しましたが好天に恵まれた登頂部ではここがいつも見ているあの先っぽかと360°の景観に圧倒されました。下山後のCCレモンの乾杯が一際美味しかった。急遽殺生ヒュッテにテン泊しましたが、巨大な槍を終始見ながらのご飯時の山談議、忘れられない一時になりました。涸沢の様だと感じまたここでテント泊したい欲求が湧きました。帰りの槍沢の水場から水を家へ持ち帰りましたが、家で呑むと更に水の旨さを、実感できました。しかし帰りの行程は長い長い本当に長かった。相棒様有難うございました。今度は、岐阜方面から登ってみたいな。
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