尾瀬に行こおぜ！（ナデッ窪～燧ヶ岳、翌日至仏山）

2024年08月10日(土) ~ 2024年08月12日(月)

• GPS: 22:13
• 距離: 37.7km
• 登り: 2,147m
• 下り: 1,940m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:53
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:54

13:16 スタート地点
13:19 鳩待峠
14:18 山ノ鼻
15:03 牛首分岐
15:36 15:37 竜宮十字路
15:40 龍宮小屋
16:10 見晴キャンプ場

2日目

• 山行: 9:20
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:30

5:05 宿泊地
5:15 5:16 見晴新道分岐
6:24 白砂峠
6:54 7:11 沼尻平
10:33 11:04 俎��
11:28 11:37 燧ヶ岳
11:51 温泉小屋道・見晴新道 分岐
14:03 見晴新道分岐
14:15 14:27 見晴キャンプ場
14:53 弥四郎小屋
15:09 東電分岐
15:18 東電尾瀬橋
15:35 東電小屋

3日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 1:19
• 合計: 8:49

6:11 東電小屋
6:27 ヨッピ吊橋
7:09 7:10 牛首分岐
7:53 8:03 山ノ鼻
11:06 11:17 高天ヶ原
11:41 12:38 至仏山
13:27 小至仏山
13:46 笠ヶ岳分岐
14:16 原見岩
15:00 鳩待峠
15:00 ゴール地点

天候

1日目　尾瀬は晴れ
2日目　尾瀬は晴れ　燧ヶ岳はガスガス
3日目　朝曇り　至仏山ガスガス　尾瀬は晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

燧ヶ岳：ナデッ窪コースはよく滑る。登りはノーストック派の僕は、7割方四足歩行。

至仏山（山の鼻～山頂）：蛇紋岩はよく滑る。でも昨夜の雨で普通の岩もよく滑る笑。
至仏山（山頂～鳩待峠）：蛇紋岩地帯以外は快適。高速道路でした。

写真

8/10 11:33

なぜか食レポからスタート。
愛知県を4時半に出発して、沼田市内の「そば陣」で昼食。おそばも舞茸の天ぷらも美味でした。

8/10 13:19

尾瀬戸倉の駐車場からあっという間に鳩待峠。初日はほぼ平行移動です。

8/10 13:28

カニコウモリ

8/10 13:56

マルバダケブキ。確かに葉っぱがフキでした。

8/10 14:05

上から読んでも下から読んでも川上川。山本山の親戚ですな笑。

8/10 14:13

オオウバユリの種。デカい。花も見たい。

8/10 14:19

山の鼻にあった看板。ここから先が憧れの尾瀬。

8/10 14:23

ミズギク。その名のとおり、湿地に生えるキクです。

8/10 14:24

至仏山がキレイに見えます。山頂まで見えたのはこの日のみ。

8/10 14:26

🎵夏が来れば思い出す。遥かな尾瀬、遠い空🎵
思わず歌いたくなります。

8/10 14:27

ツリガネニンジン？

8/10 14:31

この線香花火っぽいのはGoogle先生も判別が苦手そうでした笑。

8/10 14:32

サワギキョウ。この花が一番目立ちました。

8/10 14:36

池塘に青空が映えます。

8/10 14:37

何気なく自撮りしたら、タニジャコウソウという初耳の花のよう。半信半疑ですが。

8/10 14:42

ヒツジクサ。

8/10 14:43

ヒツジクサの拡大。この花は午後にしか咲かないそうです。ラッキー✌️

8/10 14:43

池塘好きにはたまらん❤️

8/10 14:49

池塘にさざなみが立ってます。

8/10 14:49

至仏山をバックにご満悦な自分！

8/10 14:50

映える写真を撮るのに夢中です。

8/10 14:52

ノリウツギ。

8/10 15:30

ここから水が伏流してます。竜宮現象と言うらしい。でこの辺りの地名は竜宮とな。

8/10 15:32

ミゾソバ。可愛い花でした。

8/10 15:32

ドクゼリ。

8/10 15:39

コオニユリ。

8/10 15:42

なぜかここだけ紅葉が！？

8/10 15:51

尾瀬のシンボル水芭蕉の葉。花が見たければ5月に来るべし。ちなみに花は熊の好物らしく、跡形もありません。

8/10 15:52

風情がありますね。

8/10 16:11

そして見晴地区へ。ここは山小屋が密集していて、リゾートタウンの雰囲気。師匠のみテント泊を選択しました。

8/10 17:32

夕食。ミョウガ入りの蕎麦と舞茸ご飯がグッド👍でした。

8/11 4:13

2日目の朝。弁当を部屋で食べる人にはお味噌汁がサービスされます。ありがとうございます😊

8/11 5:16

本日は尾瀬沼に立ち寄ってから登ります。

8/11 5:19

白砂峠に向かって。

8/11 5:23

ブナの大木。この辺りの紅葉は見事でしょうね。

8/11 5:33

川を越え。

8/11 5:50

キツリフネ。

8/11 6:30

峠を越えたら小沼湿原。

8/11 6:37

尾瀬ブルー。

8/11 6:40

モウセンゴケ。食虫植物です。初めて見た。
ナガハとマルハがあるらしく、これはナガハ。

8/11 6:41

ワレモコウ。つくしの赤いやつと覚えましょう。

8/11 6:53

尾瀬沼が見えてきました！

8/11 6:53

アブラガヤだがや。思わず名古屋弁笑。

8/11 6:55

いいっすねー。

8/11 7:11

ナデッ窪コースから登ります。

8/11 7:24

このコースは荒れてます。こんな感じ。

8/11 8:38

大岩。このコースは岩だらけ。尾根に上がるまではほぼ四足歩行でした。ストックは邪魔になることのが多そう。

8/11 8:49

赤トンボ。尾瀬の赤トンボはなぜか人間の方に寄ってくる。

8/11 8:53

エンレイソウの実。

8/11 8:59

アキノキリンソウ。

8/11 9:07

シナノオトギリ。

8/11 9:19

尾瀬ブルー🩵

8/11 9:39

尾瀬沼を一望。でもこの辺りから少しずつガスってきた。

8/11 9:40

サンカヨウの実。

8/11 9:52

リンドウ。細かい種類はGoogle先生もわからない笑。

8/11 9:56

イタドリ。

8/11 10:00

これもイタドリ。

8/11 10:01

燧ヶ岳は火山。凹んでいるから旧火口かも。

8/11 10:02

ゴールまであと少し。

8/11 10:37

ゼーゼーヒーヒー俎（まないた）グラにとうちゃこ！

8/11 10:39

2本指は2日目！の意。

8/11 11:24

そこから20分で、燧ヶ岳山頂（柴安グラ）。ガスで展望は無し。

8/11 13:43

見晴新道も泥濘が多くよく滑りました。

8/11 14:42

ようやく見晴地区に戻り、昼食を兼ねてかき氷🍧
山友6号さんにもらった羊羹をトッピングしてみました。気づいたU氏がビックリ‼️

8/11 15:00

しかし本日のゴールはまだ先。再び尾瀬ヶ原へ。
ワタスゲ。

8/11 15:01

アザミ。
今回のメンバーは全員「アザミ嬢のララバイ」知ってました笑。

8/11 15:07

イワショウブ。

8/11 15:07

ヤマハタザオ？

8/11 15:17

本日の宿の東電小屋は、尾瀬ヶ原の北端の樹林帯の中にあります。

8/11 17:34

東電小屋の夕食。なかなかのボリューム。
本日もきのこが美味しかった。

8/12 6:11

3日目。師匠は見晴のテント場から東電小屋まで来てくれました。

8/12 6:25

ここの木道はやや高いところにあり、熊が下を通るとのこと。

8/12 6:26

ヨッピ吊橋

8/12 6:28

ピンクのミゾソバ。

8/12 6:37

アザミは美しいが棘がある。ゆえに中島みゆきは唄ったのか。

8/12 6:40

東京電力のマークが入った木道。
尾瀬は周辺の村の入会地だったが、固定資産税支払に悩んだ村に対して、水源確保のために尾瀬ヶ原一帯に購入を持ちかけたらしい（その後ダム建設は中止）。
なるほど、尾瀬を保護すれば企業イメージ向上にもなるし一石二鳥ですね。

8/12 6:42

なんとかギボウシ。

8/12 6:48

ピンクが鮮やか。タニジャコウソウ！

8/12 6:48

トリカブトを撮影中のI氏を撮ってみた笑。

8/12 6:49

水がキレイ。

8/12 7:16

と、突然木道に巨大なフンが。まだ湯気が出てました！　ひょっとして熊？

8/12 7:22

朝、6時台は尾瀬ヶ原をほぼ貸切です。

8/12 7:40

ガスっていた至仏山が少し見えてきました。もうこれは登るしかないですね。

8/12 8:02

ここが登山口。ここから山頂までは下り禁止のため、途中で引き返すことはできません。

8/12 8:04

覚悟はできましたか？

8/12 8:45

ホツツジ。初見。

8/12 9:06

真ん中から出ているめしべがユニーク。

8/12 9:21

至仏山を代表する花、ウスユキソウ！
エーデルワイスの仲間です。

8/12 9:24

蛇紋岩。変成岩の一種で、風化しやすく、脆くて崩れやすい。滑りやすいので、受験生は注意！

8/12 9:34

蛇紋岩ゴーロゴロ。

8/12 9:49

蛇紋岩の大きいの。鎖があって助かりました。

8/12 9:51

「蛇紋岩じゃもん」と言いながら登るI氏。

8/12 9:52

タカネトウウチソウ！初見！
至仏山は花の百名山！だと帰宅してから知りました（笑）。

8/12 10:13

蛇紋岩がガンガン出てきます。

8/12 10:30

ツリガネニンジン！　ジャコウソウかも！

8/12 10:54

ウメバチソウ。

8/12 11:44

至仏山とうちゃこ（2,228m）！

8/12 11:50

師匠！大丈夫ですか？

8/12 11:52

今回唯一の集合写真。仏様に感謝🙏

8/12 13:14

小至仏山経由で鳩待峠を目指します。
途中に見たモアイ像。

8/12 13:19

仏様に感謝！小至仏山

8/12 13:32

キンコウカ。

8/12 13:32

ハクサンフウロ。

8/12 13:47

ここにも湿原！　尾瀬には湿原が多い！　僕には失言が多い！
オヤマ沢田代。

8/12 14:09

オオカメノキの実かな？

8/12 14:13

尾瀬も見納めです。

8/12 15:00

鳩待峠到着。こちらのルートの下りは、高速道路でした。

8/12 15:05

下山のご褒美花豆ソフト。

帰りに老神温泉東明館（餃子の満州が経営）の立ち寄り入浴で汗を流しました。700円。

感想

nakanoma

「夏が来れば思い出す～　遥かな尾瀬遠い空」の憧れの尾瀬に行ってきました。
愛知県から車で6時間かけてみれば、
いつも見ている山々とは別の風景が広がってました。

そして、ゴミ持ち帰り運動、自動車乗り入れ制限、木道の複線化など、日本の自然保護運動の先駆けの地としても知られています。

そんな別世界で、濃密な3日間を過ごすことができました。岩と泥との戦いでかつガスガスで展望無しのだった燧ヶ岳ですが、この山のおかげで尾瀬沼や尾瀬ヶ原ができたと思うと感謝です。

至仏山は蛇紋岩という特色ある岩登りで、山登り経験値を上げることができました。尾瀬とは異なる花との出会いも楽しかったです。

いつかまた違う季節に再訪したいと思いつつ、老神温泉で汗を流し、帰路につきました。