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Yamareco

記録ID: 713114
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

裏銀座縦走 ブナ立尾根〜水晶岳〜鷲羽岳〜槍ヶ岳(テントを担ぐ)

2015年09月04日(金) ~ 2015年09月07日(月)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
52.0km
登り
4,262m
下り
4,025m

コースタイム

1日目
山行
7:35
休憩
0:35
合計
8:10
6:20
6:20
100
ブナ立尾根登山口
8:00
8:10
35
6番
8:45
8:50
80
4番
10:10
10:30
210
2日目
山行
8:10
休憩
2:05
合計
10:15
4:10
30
4:40
4:50
40
5:30
5:30
70
6:40
6:55
35
7:30
7:45
30
8:15
8:35
25
9:00
9:20
30
9:50
9:50
10
10:00
10:00
50
10:50
11:05
45
11:50
12:10
45
12:55
13:05
65
14:10
14:10
15
14:25
3日目
山行
8:40
休憩
1:20
合計
10:00
4:05
40
4:45
4:45
100
6:25
6:40
80
左俣乗越
8:00
8:20
75
9:35
9:45
15
槍ヶ岳山荘
10:00
10:15
15
10:30
10:50
95
12:25
12:25
85
13:50
13:50
15
14:05
4日目
山行
6:45
休憩
1:15
合計
8:00
6:30
20
6:50
6:50
100
8:30
8:45
30
9:15
9:15
40
9:55
10:15
70
11:25
11:45
45
12:30
12:40
50
13:30
13:40
40
14:20
14:20
10
天候 4日 曇り時々霧雨
5日 晴れ後曇り
6日 曇り後雨
7日 雨後曇り
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
行き:信濃大町まで高速バス→七倉山荘までタクシー利用
帰り:上高地→平湯温泉→高速バス
コース状況/
危険箇所等
・野口五郎岳周辺が二重稜線のようになっており、ヘッドランプ装着でペンキマークを見逃し別のピークに行ってしまった。ここはガスが出ると迷いやすいかもしれない
その他周辺情報 ・前日夜に七倉山荘のテント場にテント泊
小屋の方のご厚意で「20:00ごろまで到着すれば」とのことで設営許可してくださった(ただし風呂は入れない)。
・2015版「山と高原地図:槍ヶ岳・穂高岳」は、ブナ立尾根をカバーしているためこの1冊だけでオーケー。
七倉山荘
テン場に前泊させていただいた
2015年09月04日 05:07撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/4 5:07
七倉山荘
テン場に前泊させていただいた
七倉山荘のテント場
平坦な砂場で10張りくらいいけそう
2015年09月04日 05:07撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
9/4 5:07
七倉山荘のテント場
平坦な砂場で10張りくらいいけそう
高瀬ダム湖
2015年09月04日 05:41撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/4 5:41
高瀬ダム湖
つり橋を渡る
2015年09月04日 06:03撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
3
9/4 6:03
つり橋を渡る
砂の堆積のため毎日トラックで運び出しているそう
「国立公園内のため浚渫した砂は廃棄するしかない」とタクシーの運転手さん談
2015年09月04日 06:09撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/4 6:09
砂の堆積のため毎日トラックで運び出しているそう
「国立公園内のため浚渫した砂は廃棄するしかない」とタクシーの運転手さん談
ブナ立尾根の登り口
2015年09月04日 06:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 6:18
ブナ立尾根の登り口
12〜0までの指標
2015年09月04日 06:19撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 6:19
12〜0までの指標
「8」は少し広い空間
2015年09月04日 07:19撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 7:19
「8」は少し広い空間
「4」には三角点がある
2015年09月04日 08:48撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 8:48
「4」には三角点がある
崩落している
2015年09月04日 09:13撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 9:13
崩落している
崩落部分を上からのぞく
今後登山道が崩落しない事を望む
2015年09月04日 09:17撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
9/4 9:17
崩落部分を上からのぞく
今後登山道が崩落しない事を望む
烏帽子小屋の標識にほっとする
2015年09月04日 10:06撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 10:06
烏帽子小屋の標識にほっとする
烏帽子小屋
2015年09月04日 10:09撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 10:09
烏帽子小屋
烏帽子小屋のテント場
本当はここにテントを張るはずだったが、時間があったので野口五郎小屋に向かった
2015年09月04日 10:34撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
3
9/4 10:34
烏帽子小屋のテント場
本当はここにテントを張るはずだったが、時間があったので野口五郎小屋に向かった
池のほとり
ここにもテントを張ることができる様子
2015年09月04日 10:42撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 10:42
池のほとり
ここにもテントを張ることができる様子
烏帽子岳方面はガスにつつまれていた
2015年09月04日 10:45撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
3
9/4 10:45
烏帽子岳方面はガスにつつまれていた
これから歩く稜線
風が強い
2015年09月04日 11:25撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/4 11:25
これから歩く稜線
風が強い
三つ岳周辺
2015年09月04日 11:39撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 11:39
三つ岳周辺
歩きやすい道だが右下からの風が強く横に振られる
2015年09月04日 11:53撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 11:53
歩きやすい道だが右下からの風が強く横に振られる
風のない「お花畑」コースを選択
2015年09月04日 12:04撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 12:04
風のない「お花畑」コースを選択
進行方向はガスで見通しが悪い
2015年09月04日 12:36撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 12:36
進行方向はガスで見通しが悪い
一瞬の晴れ間
烏帽子岳方面か
2015年09月04日 12:36撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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9/4 12:36
一瞬の晴れ間
烏帽子岳方面か
小屋まで500m
2015年09月04日 13:06撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 13:06
小屋まで500m
100メートル先の小屋はここから見えない
本当にあるのか?と不安になる
2015年09月04日 13:21撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/4 13:21
100メートル先の小屋はここから見えない
本当にあるのか?と不安になる
無事野口五郎小屋に到着
小屋のご夫婦はとても親切だった
『どうもありがとうございました!』
2015年09月04日 13:25撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5
9/4 13:25
無事野口五郎小屋に到着
小屋のご夫婦はとても親切だった
『どうもありがとうございました!』
ガスが切れ高瀬ダム方面が見えた
2015年09月04日 14:21撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
9/4 14:21
ガスが切れ高瀬ダム方面が見えた
野口五郎小屋の自炊場 
快適であった
2015年09月04日 17:13撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4
9/4 17:13
野口五郎小屋の自炊場 
快適であった
野口五郎岳
別のピークに迷いこみ不安になった
ルートは谷筋についていた
2015年09月05日 04:43撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/5 4:43
野口五郎岳
別のピークに迷いこみ不安になった
ルートは谷筋についていた
朝焼けと月
2015年09月05日 04:45撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
6
9/5 4:45
朝焼けと月
これから向かう鷲羽岳方面の稜線
2015年09月05日 05:08撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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9/5 5:08
これから向かう鷲羽岳方面の稜線
鷲羽岳とワリモ岳
2015年09月05日 05:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
9/5 5:18
鷲羽岳とワリモ岳
赤く染まる鷲羽岳
2015年09月05日 05:23撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8
9/5 5:23
赤く染まる鷲羽岳
朝焼けの水晶岳
2015年09月05日 05:23撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8
9/5 5:23
朝焼けの水晶岳
稜線が赤く染まる
2015年09月05日 05:24撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 5:24
稜線が赤く染まる
赤い赤牛岳
2015年09月05日 05:26撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8
9/5 5:26
赤い赤牛岳
槍ヶ岳も朝日を浴びている
2015年09月05日 05:27撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
9/5 5:27
槍ヶ岳も朝日を浴びている
湯俣温泉への分岐
2015年09月05日 05:28撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 5:28
湯俣温泉への分岐
水晶岳
2015年09月05日 06:28撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/5 6:28
水晶岳
この稜線を登って水晶小屋に行く
思ったほど危険ではなかった
2015年09月05日 07:14撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/5 7:14
この稜線を登って水晶小屋に行く
思ったほど危険ではなかった
水晶小屋から歩いてきた稜線を振り返る
2015年09月05日 07:41撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 7:41
水晶小屋から歩いてきた稜線を振り返る
水晶小屋
2015年09月05日 07:41撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 7:41
水晶小屋
水晶岳への稜線
2015年09月05日 07:49撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
9/5 7:49
水晶岳への稜線
雲の平と黒部五郎岳
2015年09月05日 07:59撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5
9/5 7:59
雲の平と黒部五郎岳
笠ヶ岳の「笠」の形が見事
2015年09月05日 08:02撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
5
9/5 8:02
笠ヶ岳の「笠」の形が見事
水晶岳に向かう途中のハシゴ
2015年09月05日 08:02撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 8:02
水晶岳に向かう途中のハシゴ
水晶岳山頂
360度どこを見ても「ヤマ」また「ヤマ」
2015年09月05日 08:16撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
3
9/5 8:16
水晶岳山頂
360度どこを見ても「ヤマ」また「ヤマ」
ここからは笠ヶ岳の稜線も見える
2015年09月05日 08:16撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 8:16
ここからは笠ヶ岳の稜線も見える
槍穂方面
2015年09月05日 08:17撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/5 8:17
槍穂方面
赤牛岳から読売新道への稜線
本日ここを下る強者ご夫婦がいた
いつか行きたい!
2015年09月05日 08:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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9/5 8:18
赤牛岳から読売新道への稜線
本日ここを下る強者ご夫婦がいた
いつか行きたい!
黒部湖の向こうに白馬岳が見える
2015年09月05日 08:19撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 8:19
黒部湖の向こうに白馬岳が見える
圧倒的な存在感の薬師岳
2015年09月05日 08:34撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
3
9/5 8:34
圧倒的な存在感の薬師岳
これから向かう鷲羽岳への稜線
笠ヶ岳も見える
2015年09月05日 08:57撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 8:57
これから向かう鷲羽岳への稜線
笠ヶ岳も見える
皆さんここにデポって水晶岳に向かっている様子
2015年09月05日 09:50撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
9/5 9:50
皆さんここにデポって水晶岳に向かっている様子
ワリモ岳のロープ
2015年09月05日 10:14撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 10:14
ワリモ岳のロープ
鷲羽岳への稜線
何度見てもかっこいい
2015年09月05日 10:17撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
6
9/5 10:17
鷲羽岳への稜線
何度見てもかっこいい
2年ぶりの鷲羽岳山頂
2015年09月05日 10:48撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
9/5 10:48
2年ぶりの鷲羽岳山頂
黒部五郎岳アップ
2015年09月05日 10:50撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
9/5 10:50
黒部五郎岳アップ
槍ヶ岳も近づいた
2015年09月05日 10:53撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/5 10:53
槍ヶ岳も近づいた
三俣蓮華岳から双六岳の稜線
向こうに笠ヶ岳も見える
2015年09月05日 10:53撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/5 10:53
三俣蓮華岳から双六岳の稜線
向こうに笠ヶ岳も見える
左に水晶岳、右に野口五郎岳
今日歩いてきた道を一望する
2015年09月05日 10:54撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/5 10:54
左に水晶岳、右に野口五郎岳
今日歩いてきた道を一望する
鷲羽池と槍ヶ岳
2015年09月05日 11:08撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
3
9/5 11:08
鷲羽池と槍ヶ岳
三俣山荘
2015年09月05日 11:55撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 11:55
三俣山荘
三俣峠からの鷲羽岳
2015年09月05日 12:59撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/5 12:59
三俣峠からの鷲羽岳
三俣蓮華岳への登り
ガスが出始め稜線上は風が吹いていそう
疲れもあり巻き道ルートを選択
2015年09月05日 13:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 13:00
三俣蓮華岳への登り
ガスが出始め稜線上は風が吹いていそう
疲れもあり巻き道ルートを選択
巻き道ルート方面
槍ヶ岳も見える
2015年09月05日 13:03撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 13:03
巻き道ルート方面
槍ヶ岳も見える
途中の水場
ここで顔を洗う
2015年09月05日 13:42撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 13:42
途中の水場
ここで顔を洗う
山頂ルートと巻き道ルートの分岐
小屋は近い
2015年09月05日 14:22撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 14:22
山頂ルートと巻き道ルートの分岐
小屋は近い
双六小屋
2015年09月05日 14:36撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/5 14:36
双六小屋
我が家
この日は池方向からの風が強く設営に手間取った
2015年09月05日 17:31撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
7
9/5 17:31
我が家
この日は池方向からの風が強く設営に手間取った
早朝の樅沢岳
2015年09月06日 04:49撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/6 4:49
早朝の樅沢岳
硫黄乗越
このあたりは雨だった
2015年09月06日 05:38撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/6 5:38
硫黄乗越
このあたりは雨だった
ガスが無くなり槍ヶ岳が姿を現した
2015年09月06日 06:12撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
4
9/6 6:12
ガスが無くなり槍ヶ岳が姿を現した
徐々に近づく槍ヶ岳
2015年09月06日 06:26撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/6 6:26
徐々に近づく槍ヶ岳
左俣乗越
2015年09月06日 06:29撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/6 6:29
左俣乗越
槍ヶ岳に向かう稜線
2015年09月06日 07:05撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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9/6 7:05
槍ヶ岳に向かう稜線
ガレ場の鎖
2015年09月06日 07:30撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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9/6 7:30
ガレ場の鎖
痩せた稜線を行く
2015年09月06日 07:36撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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痩せた稜線を行く
槍と小槍
2015年09月06日 07:57撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/6 7:57
槍と小槍
千丈乗越
直進すれば槍ヶ岳、右に下ると槍平小屋
2015年09月06日 08:04撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/6 8:04
千丈乗越
直進すれば槍ヶ岳、右に下ると槍平小屋
もう一息
2015年09月06日 08:40撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/6 8:40
もう一息
なかなかつかない
2015年09月06日 09:12撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/6 9:12
なかなかつかない
小槍に人が登っていた
2015年09月06日 09:33撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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小槍に人が登っていた
槍ヶ岳山荘到着!
2015年09月06日 09:38撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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槍ヶ岳山荘到着!
ここを登る
2015年09月06日 09:46撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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ここを登る
ホールドは豊富
ハシゴもある
2015年09月06日 09:51撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/6 9:51
ホールドは豊富
ハシゴもある
登りと下りのハシゴ
2015年09月06日 10:00撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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9/6 10:00
登りと下りのハシゴ
槍ヶ岳山頂から
大喰岳、中岳、その先には奥穂高岳方面
実はこれで見納めとなってしまった
2015年09月06日 10:03撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
9/6 10:03
槍ヶ岳山頂から
大喰岳、中岳、その先には奥穂高岳方面
実はこれで見納めとなってしまった
今日歩いてきた稜線もこの時はくっきり見えていた
2015年09月06日 10:06撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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9/6 10:06
今日歩いてきた稜線もこの時はくっきり見えていた
穂高岳山荘を上から見る
狭い場所によく建てた
2015年09月06日 10:12撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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9/6 10:12
穂高岳山荘を上から見る
狭い場所によく建てた
中岳に向かう道
白いペンキマークが心強い
2015年09月06日 12:11撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/6 12:11
中岳に向かう道
白いペンキマークが心強い
中岳に向かう途中のハシゴ
2015年09月06日 12:21撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/6 12:21
中岳に向かう途中のハシゴ
中岳山頂
2015年09月06日 12:25撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
9/6 12:25
中岳山頂
南岳小屋前
直進すると言わずと知れた「大キレット」
右に行くと南岳新道
2015年09月06日 13:57撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/6 13:57
南岳小屋前
直進すると言わずと知れた「大キレット」
右に行くと南岳新道
何とか南岳小屋に辿りついた!
小屋のご主人のご厚意に感謝
『どうもありがとうございました!』
この後カメラが壊れ撮影できず。山行最後の一枚となった
2015年09月06日 13:58撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
9/6 13:58
何とか南岳小屋に辿りついた!
小屋のご主人のご厚意に感謝
『どうもありがとうございました!』
この後カメラが壊れ撮影できず。山行最後の一枚となった
撮影機器:

感想

「裏銀座を縦走して西穂まで行きたい」これが今回の計画であった。
残念ながら、天候に恵まれず(体力的にもきつかった)南岳小屋から上高地へ下山する事となった。

9月3日
本来はこの日の夜行バスに乗るはずであったが、予約を怠り気がついた時は満席。そこで、七倉山荘に前日からテント泊とした。
テント場は平らな砂地で、この夜は私一人。10張程は張れそうであった。

9月4日
3:30起床し5:00にテントの撤収含め準備完了。
宿泊者のために山荘の方がタクシーの順番をとっておいてくださった。
私含めて4名が乗車。5:30ゲートオープンと同時にスタートし高瀬ダムへ向かった。
高瀬ダムから歩行開始。つり橋と木製の橋を渡るとブナ立尾根の取り付きに到着した。
写真の通り、ブナ立尾根は12番から0番までほ数字が減っていく仕組みになっている。結構急な登山道ではあるが、数字が減っていくのに励まされ、順調に烏帽子小屋に到着した。
この時点でまだ10:00過ぎ。本日はここにテント設営し、烏帽子岳までピストンするはずであったが、烏帽子岳はガスの中。そこで、明日からの行程を楽にするため、烏帽子岳をパスし野口五郎岳に向かうこととした。
稜線上に出ると風が強くとても寒い。またガスで景色も見えず。黙々と稜線上を歩き野口五郎小屋に到着した。
ここはテン場がないので本日は小屋に素泊まりとした。

9月5日
2:30に起床し4:10スタート。
本日は双六小屋を目指す。
月と星がよく見え、晴天が期待された。
ヘッドランプを照らしながら野口五郎岳に向かったが、途中でルートをロスト。どうやら二重稜線のもう一方の山の方に向かってしまったらしい。稜線間の谷間にルートを見つけて本来の道に戻ることができ、ほどなくして野口五郎岳に到着。
ここはガスっている時など迷いそうな地形であると感じた。
真砂岳をトラバースしているあたりで夜明けを迎えた。鷲羽岳や水晶岳が上の方から徐々に赤くなっていく様子に感動。これから向かう稜線もくっきり見えテンションが上がる。
水晶小屋にザックをデポして水晶岳に向かった。2年前に是非登りたいと切に思っていた水晶岳に到着。360度の展望にひたすら感動。ここからは薬師岳の存在感がハンパない。また、槍穂はもちろんのこと、遠く笠ヶ岳に向かう稜線もはっきりと見える。
そして赤牛岳から読売新道方面。いずれ行ってみたいところである。
ワリモ北分岐からは2年前に通った道。鷲羽岳への上りの稜線はきつかったが、山頂の景色に疲れも飛ぶ。
三俣山荘から三俣峠までの登りは2年前同様つらい登りとなり、峠に着くころには双六岳方面からガスが上がってくるのが見えた。さすがに疲労がきていたことと、昨日のように風に吹かれるのを嫌い、巻き道ルートを選択し双六小屋に到着した。
テン場は池からの風が強く、テント設営に苦労した。本日は土曜日であったが、天気が良くないためか20張程度しかなかった。

9月6日
寒さのため1:40頃に目が覚めた。
そのため、のんびり食事やパッキング等を行い4:10スタート。
本日は槍ヶ岳を登り南岳小屋を目指す。
樅沢岳を通過したあたりから雨が降り始め、上下レインウエアを装着。硫黄乗越付近でガスが晴れて槍ヶ岳が姿を現した。槍への稜線もくっきり見えてテンションが上がる。ほどなくして雨も上がった。歩くにつれて徐々に槍ヶ岳が大きくなっていく様子は裏銀座縦走路の醍醐味である。
千丈乗越を過ぎると勾配がきつくなった。槍ヶ岳山荘も見えてきたが、なかなか到着できない。息を切らしながら何とか槍ヶ岳山荘に到着した。
山荘前のベンチにザックをデポし、この日のために用意したヘルメットを装着して槍ヶ岳へ向かった。
槍ヶ岳への上りは人が少なく渋滞もなし。拍子抜けするほどあっさり頂上に到着した。ここに来るのは20数年振り。その時はガスって景色は全く見えなかったが、この日は、これまで歩いてきた裏銀座縦走路や表銀座縦走路、大喰岳や中岳、その向こうに奥穂高岳なども見えていた。しかしだんだんガスが上がってきたため早々に下山した。
槍ヶ岳山荘に着くと雨が降り始めた。天気予報はこれからずっと雨。ここで、3時間の稜線を歩き南岳小屋に行くか、4時間下って槍平小屋に下山するか非常に迷った。
疲れはあるが、あわよくば天気が持てばキレットに行けるかもという誘惑に勝てず、またせっかく休暇を取ったのだからもっとヤマにいたいという思いもあり、南岳小屋を目指すことにした。
槍ヶ岳山荘をスタートした時点で雨はやみそうになく、風も出てきた。稜線はガスって大喰岳は全く見えない状態で、山頂もどこなのかはっきりわからなかった。それでも中岳までは無事到着することができた。
しかし、ここから風が一層強くなった。防水仕様の手袋は内側から濡れて手が寒い。また、中に着ていたフリースは汗で濡れ、強風が吹き付けるとレインウエアを着ていても身体全体が寒くなってきた。ここから南岳小屋まではコースタイムから逆算すると1時間程はある。ここにきて稜線上を歩く決断をしたことを後悔した。
寒さをしのぐには歩くしかない。そのため、エネルギーを切らさないようレインウエアのポケットにナッツやドライフルーツ等を入れ、立ち止まるごとに口に入れるようにした。ガスって展望がないため、南岳がどこかわからない。緩やかな登りが続くが、なかなか頂上にたどり着かない。しかし、焦ってつまずかないよう慎重に歩き、時間はかかったもののようやく南岳に到着。少し下ると南岳小屋が見えてきた。何とか生きてたどり着けたと安堵した。雨風が強くなっておりテントを張る事はできそうにない。また、濡れたウエアやザック、靴等を乾かす必要があり、本日は南岳小屋で素泊まりとした。
南岳小屋のご主人から、「宿泊カードは後で記入してくれればいいから乾燥室で濡れたものを乾かしておいで」と助言をいただき乾燥室に。ここで冷えた体を温めることができた。

9月7日
高山地方の予報は、本日は曇りで昼から雨。また、翌日以降は雨。
キレットを越え、北穂高岳から涸沢に下りようかと思ったが、外を見ると霧雨とガスで岩場の通過は危険。また、昨日の教訓もあり、欲は出さず天狗原経由で上高地に下山する事とした。
天狗池への尾根は痩せた稜線の急坂で、クサリやハシゴがあり楽しむ事が出来た。その後はごろごろした岩場を天狗池から天狗原分岐まで歩いた。ここで槍沢からの道に合流。後は沢沿いをひたすら歩き槍沢ロッジへ到着。横尾を越えると平坦な道を一路上高地へ向かった。
上高地からは、バスで平湯温泉へ。バスセンター内の温泉で4日分の垢と汗を流した後高速バスで帰宅した。

全体を通して
・ブナ立尾根を登るため黒戸尾根を登った経験は、ペース配分や登りの歩き方等とても役に立った。
・裏銀座縦走路は、槍ヶ岳を目指すとても整備された道であった。また、稜線上ながら要所に小屋があり、心強かった。
・稜線上は風の影響を受けやすい。雨の場合などは頻繁にウエアを脱ぎ着できない。今回のように、気温が低い場合でもレインウエアを着た状態で歩けば汗をかくわけで、それが冷えると体温が奪われる。今後工夫が必要であると切に感じた。
・山小屋のありがたさを痛感した山行であった。特に南岳小屋では、強力な乾燥室のおかげで濡れていたもの全てを乾かす事ができた。また、南岳新道の注意点を教えていただけるなど本当に助かった。
・一瞬の判断ミスは命取りである事を実感した。「ヤマは逃げない」を再確認した。

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コメント

ゲスト
野口五郎小屋で
おそらくですが、野口五郎小屋で同室させて頂いた者です。
いろいろお話させて頂き楽しかったです。
2日目は良い天気で眺望も良かったですね!
またどこかでお会いできればと思っております。
2015/9/10 20:59
Re: 野口五郎小屋で
chomyさんこんにちは!
ご指摘の通り野口五郎小屋で同室させていただいた者だと思います。
あの日は水晶や鷲羽からの眺めを堪能できました。
道中2度程お会いできてよかったです。
各地の山を日帰り中心に登られているお話はとても参考になりました。
また、快調に歩みを進められている姿が印象的でした。
まだお若い方のようですので、今後のご活躍を楽しみにさせていただきます。
2015/9/10 22:42
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