伊奈前岳→宝剣岳→空木岳
- GPS
- 12:57
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 3,180m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:09
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:42
天候 | 1日目:晴れ→大雨→曇り 2日目:曇り→晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
先週行った北岳の縦走がいい感じだったので、中央アルプスも縦走してみた。
千畳敷までロープウェイで登って、宝剣岳→空木岳→菅ノ台駐車場の周回ルート。
木曽駒ヶ岳は前に冬に行ったことあるのでスルー。
前日に檜尾小屋に電話したらキャンセルでテント場も小屋も空きがあった。
小屋は最近立て直して綺麗になっているらしいので、小屋泊にしてみた。
ただし、寝具はレンタル別途3000円なので、寝袋マット枕は持っていくことに。
食事の提供もないので、飯とバーナーも持参。
テントが無いだけで、テント泊と装備は変わらん。
■1日目
駐車場に夜中到着して、車中泊。
最近はチケットがオンライン購入できるようになっていたので、その場で購入。
バス乗り場列に並べばいいだけになっていた。
前は2つ列作らないといけなくて大変だったので、便利になったもんだ。
その分、バス列には早めに荷物置いて確保しておかないと、行列がすごいことになる。
4時に荷物置いたが、それでもバス3台目になってしまった。
サクッと千畳敷に到着。すごく晴れている。
前回北岳で高山病になったので、30分くらいダラダラしてみる。
千畳敷のトイレはウォシュレットでとても綺麗で数も多い。
駐車場のトイレは男子1個しかなくて酷かった。
乗越浄土までひとまず登る。
ジグザグに道や階段があって登りやすい。冬の直登より楽。
そこから荷物を置いて、伊奈前岳に行ってみる。お手軽な稜線歩き。
途中に親子の雷鳥がいたので撮影会。
次は宝剣岳に向かう。
冬は恐ろしそうなのでスルーしたが、夏は鎖等もしっかりしていてそんなに危ないところもなくサクッと登頂。下りの方が怖そう。
山頂ではとんがった岩にみんな登っていたので、登ってみる。
登りは手がかりもしっかりしていてサクッと登れる。上に立つと流石に怖いけど。
降りる時は足場が見えづらく、結構怖かった。
山頂から空木岳方面に降りていく。結構な岩場。
途中のトロルの舌?に行ってみる。先端まで行くのはいいけど、戻るときに後ろを振り向くのが怖い。
その後はアップダウンを繰り返しながら稜線を進んでいく。
極楽平を超えたあたりから人が少なくなる。
途中結構岩場や鎖場があり疲れる。
昼前にはガスってきて、昼過ぎから雨が降り始めた。
檜尾岳のあたりまで来ていたので、走って小屋までいく。
その後大雨になったので、間一髪。
ひとまず小屋で受付。クレジットカードが使えると書いてあるけど、曇ってて空が見えないと使えないので、現金も持っていった方がいい。
受付後、2階のハシゴ登ったところのスペースを割り当てられた。
2人分のスペースがあり広いが、2階は屋根直下で暑く、照明もなく暗く、ハシゴ横はカーテンで仕切れず丸見え。
2階の別の場所はカーテンで仕切れる。1階は窓もあって明るくカーテンで仕切れる。
1階もチェックインした時には空いてたけど、なぜあの場所にアサインされたのだろう?予約した順でいいとこから割り当てられる?
寝具は持参したが、貸し出し用のものを見ると、マットはかなり分厚いもので快適そうだった。マットだけ借りるのが良さそう。
雨が止んだタイミングで水を汲みにいく。
小屋から5分くらい下るとある。結構な急坂でサンダルでは行けない。
水の量は豊富。
次の日は3時行動開始なので、19時には寝る。寝具はテントと一緒だが、小屋だけあって風とかなくてテントより熟睡できた。
■2日目
2時に起きて3時に出発。他にもその時間に出発する人がいた。
真っ暗でガスっていてなんも見えない。
岩場も多く、暗いと道間違えしやすいところも結構あるので、夜間の行動はおすすめできない。
途中に闇テンいくつかいた。ここの稜線テン場少ないし予約制だからなぁ。
東岳あたりでやっと明るくなってきた。ただ雲がかなり多い。
時々晴れるので、そのタイミングで撮影。
東岳と空木岳の間はかなりのキレット。すんごい下ってすんごい登る。きつい。
空木岳の山頂は下から見えない。見えるところまで登るとまた奥にピークがあって心を折ってくる。
ちょいちょい激し目の岩場もある。濡れてて滑る。
登りは問題ないけど、下りは怖そう。
山頂ではちょっと晴れたのでよかった。
ここから長い下りが始まる。
山頂直下の小屋で準備を整える。
最初は気持ちの良い稜線だが、すぐに樹林帯に入って急な下りが続く。
途中、大小地獄のところで鎖場があるが、しっかりしているので大したことはない。
それ以外はよくある樹林帯の道。
池山尾根の水場はしっかり出ていた。
黙々と下り続けてゴール。午後から雨予報だったので、午前中に降りれてよかった。
■感想
空木岳に行くに当たって、登りが少ない千畳敷からの縦走を選んでみたが、縦走路が結構な岩場で危ないし疲れるので、そんなに楽ではなかったかもしれない。
菅ノ台から空木岳のルートは危険箇所もほとんどないので、空木岳行くだけならここのピストンの方が安全で楽かも。樹林帯ばかりで楽しくないかもしれんけど。
空木岳→千畳敷はだいぶ辛そう。縦走路の岩場はこっちの向きの方が危なそうに感じた。テント場まで遠いので、テント派の人は厳しいかも。
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